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私の旅行記
- 2019年4月20日
- 10 分
アメリカ アリゾナ ロンドン・ブリッジ
こちらは、「アリゾナ州・レイクハバスシティ」の「コロラド川」の途中にある「ハバス湖」から「トンプソンベイ」に至る人造運河に架かる、長さ280mの「ロンドン・ブリッジ(London Bridge)」です! 〖アリゾナ〗と〖カリフォルニア〗の州境に位置する「レイクハバス」に、「イギリス・ロンドン」にあるはずの「ロンドン・ブリッジ」が架かっていることをご存知でしたでしょうか?湖畔にある町「レイクハバス市」の人達は「この町には世界最大の骨董品があるんだ!(We have the world’s largest antique!)」と自慢します。 今回は、〖ロンドン〗からはるか1万キロも離れた「アリゾナ」の地に、どのような経緯で「ロンドン・ブリッジ」が架かることになったのか、その話をご紹介させていただきます。 【マザーグスの童謡:ロンドン橋落ちた】 「ロンドン橋落ちた」の歌を聴いたことはありますでしょうか?英語では「London bridge is falling down」で始まる、「マザーグースの童謡」です。 実際の「ロンドン橋」は名前の通り、「イギリ
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私の旅行記
- 2019年4月20日
- 7 分
アメリカ アリゾナ ピマ・エアー & スペース・ミュージアム
こちらは、「アリゾナ州・ツーソン市」の「デビスモンサン空軍基地」の近くにある、アメリカ西部で最大級の航空博物館「ピマ・エアー & スペース・ミュージアム」です! 「ピマ・エアー & スペース・ミュージアム」の屋内と野外には、1920年代から現代に至るまでの航空機や宇宙船が展示してあります。 退役した軍機やリタイアした航空機、プロベラ、ジェット機など200機以上が展示されており、第一次世界大戦から現在ままでの軍用機が中心で、中には全くみることが出来ない超音速スパイ機SR-70などもあり、飛行機にあまり興味がない方でも楽しむことができます。 日本の戦闘機「隼」も展示されており、原爆投下の「B29」も屋内展示され細部まで見学するこができますよ。 【歴史】 「ピマ・エアー & スペース・ミュージアム」は、1976年5月8日に一般に公開されました。1982年初めに最初の「ハンガー」が完成し、2番目は1987年、3番目は1992年4番目は1994年に建設されました。 2012年に「ピマ・エアー & スペース・ミュージアム」は「The Boneyard Pro
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私の旅行記
- 2019年4月19日
- 5 分
アメリカ アリゾナ トント国立森林公園
こちらは、「ルーズベルト・レイク(Theodore Roosevelt Lake)」のそばにある先住民の遺跡「トント国立森林公園(Tonto National Monument)」です! 昔「サラド(Salado)」という部族がここに住んでおり、彼らが洞穴に立てた土壁の建物が残っています。「ビジターセンター」から住居跡までは約15分の上り坂が続きます。 途中で振り返ると眼下に「ルーズベルト・ダム(Roosevelt Dam)」によりできたコバルトブルーの湖が広がっています。 ここは、坂をあがるのが大変なことを除けば、近くに川も流れているので、生活するには便利な場所であったと考えられます。 「ルーズベルト・レイク(Theodore Roosevelt Lake)」のほとりでは、無料でキャンプすることができ、人気を集めているスポットです! 【歴史】 時代は紀元前8世紀前後、1400人くらいがここに住んでいたとされています。「サラド(Salado)」という部族は、もとは「Hohokam族」の一派で、農耕文化をもつことなど共通点も多いようですが、年月とと
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私の旅行記
- 2019年4月18日
- 5 分
アメリカ アリゾナ ハード美術館
こちらは、「ネイティブアメリカン」の美術が多数収蔵、展示されている美術館「ハード美術館」です! 国際的に高い評価を受けている「ハード美術館」は、南西アメリカの「ネイティブアメリカン」の無数の文化と芸術を体験できる場所のひとつです。ダウンタウン・フェニックスの「セントラルアベニュー」に威厳ある存在感で位置し、年間25万人もの来訪者が訪れます。 また、世界中からやってくる来訪者を元気付けワクワクさせてくれるすばらしいインディアンアートを提供し、ミュージアムの広い展示ギャラリーと美しい屋外の中庭は、伝統的、現代の「ネイティブアメリカンアート」が特徴です。 【歴史】 「ハード美術館」が誕生したのは1929年になります。先駆的開拓者「ドワイト・ハード夫妻」が、「スパニッシュ・コロニアル様式」の建物内に美術館を設け、個人所蔵品の中からアメリカ先住民族の美術品を選んで展示したのが始まりです。 「ドワイト」は完成前に亡くなりましたが、妻の「マイエ」は美術館の館長、学芸員、講演者を20年以上にわたって務め続けました。 現在は、美術館は2カ所に分かれていて、1つは「
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私の旅行記
- 2019年4月16日
- 7 分
アメリカ アリゾナ フォーコーナーズ(四重境界点記念碑)
こちらは、アメリカで唯一4つの州境が交差する場所「フォーコーナーズ(四重境界点記念碑)」です! 交差する州は、〖ユタ州〗・〖アリゾナ州〗・〖ニューメキシコ州〗・〖コロラド州〗の4州。その「フォーコーナーズ」の中心点には、測量に基づいて上の写真のような金属板の「記念碑(Four Corners Monument)」が埋め込まれています。 コロラド州は「山岳ユト族」の居留地で、他の3州の領域は「ナバホ族」の居留地内部に「ホピ族」の居留地があり、記念碑はナバホ政府が管理しています。 訪れる方はみな、ここで四つん這いになるか、境の目印の上に片足立ちになると1度に4つの州に身を置くことができるポーズを撮っています。 【アクセス】 「フォーコーナーズ(四重境界点記念碑)」へのアクセスとしては、「モニュメントバレー」と「メサベルデ」または、「モアブ(アーチーズ、キャニオンランズ国立公園)」間の寄り道になります。 しかし、最も近く寄りやすい「モニュメントバレー」からは、車での移動で走行距離170キロメートル、往復で何と340キロメートルと全く近くありません。周囲
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私の旅行記
- 2019年4月16日
- 4 分
アメリカ アリゾナ サン・ザビエル伝道教会
こちらは、17世紀末に「イエズス会」の牧師が建立した「サン・ザビエル伝道教会(Mission San Xavier Del Bac)」です! 「砂漠の白い鳩」とも呼ばれ、砂漠に建つ400年の歴史があるこの教会は、その建築様式と宗教美術のコレクションで知られ、「ツーソン」で最も歴史のある場所の1つに数えられています。広大な原野の中にポツンと真っ白な大きな立派な教会が建っており、遠くからでも良く目立ちます。 【見どころ!】 1692 年に「イエズス会」の牧師が設立した「サン・ザビエル伝道教会(Mission San Xavier Del Bac)」は、一説によればツーソン最古の欧風建築になります。 1700年初頭に当地より2kmほど北に設立され、現存する教会は1783年に建立されたとのこと。彫刻が施されたファサードと立派な白亜の双塔が、この現役のローマ カトリック教会の姿を周囲の山々や砂漠から浮き上がらせ、劇的な視覚的効果を生んでいます。 「サン・ザビエル伝道教会」は一般に公開されており、無料で入ることができます。時間は、毎日7:00am–5:00p
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私の旅行記
- 2019年4月15日
- 7 分
アメリカ アリゾナ タリアセン・ウエスト
こちらは、アメリカを代表する建築家「フランク・ロイド・ライト」が、冬の間の居宅として最後まで住んでいた「タリアセン・ウエスト」です! 「旧帝国ホテル」の設計も手がけるなどして、日本でも有名な建築家「フランク・ロイド・ライト」。「タリアセン・ウエスト」は、「フランク・ロイド・ライト」の傑作の一つと評価され、米国の「歴史的建造物」に指定されています。 建物の内部は居住部分をはじめ、劇場や建築家のスタジオ、設計室などとても広く、注目すべきはそのデザインで、一見奇妙な形をしながらも実に美しく、周囲の風景とよく調和しています。「タリアセン・ウエスト」は、一般公開されており、ガイド付きツアーがあります。 【歴史】 「タリアセン・ウエスト」は〖ウィスコンシン州〗にある、夏の家である「タリアセン・イースト」と対称な存在であり、1937年に「スコッツデール」北西部のこの土地を購入した「ライト」は、ここに「タリアセン・ウエスト」を建築し、以後1959年にこの世を去るまでここを冬の間の居宅としていました。 また、「タリアセン」とは「ライト」が弟子たちとともに建設した設
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私の旅行記
- 2019年4月14日
- 4 分
アメリカ アリゾナ カチュナー・キャバーンズ州立公園
こちらは、アメリカに無数に存在する鍾乳洞の頂点 と言っても過言ではない「カチュナー・キャバーンズ州立公園(Kartchner Caverns State Park)」です!「グランドキャニオン」で有名なアメリカ南西部の〖アリゾナ州〗、そして〖ネバダ州〗とも隣接しており、年間を通じて暖かいことで知られています。 そのため、夏の乾燥した暑さは凄まじく、屋外観光なんてとてもじゃないけど無理。と思うほど高温になります。そんな時におすすめなのがここ「カチュナー・キャバーンズ州立公園(Kartchner Caverns State Park)」です! ここには1974年に発見された、何万年もの時を経て形作られた素晴しい鍾乳石が、巨大な地下空間を荘厳な大宮殿のように飾っています。鉱物の一種である方解石からなる地層と岩の数々が、異次元を思わせるような空間を作り上げており、洞窟独特の幻想的な雰囲気を楽しむことができます。 洞窟内は13度に保たれていて快適に観光することができ、地上の「ビジターセンター」から300mの地下までエレベーターがあり、誰でも観光できる設備が
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私の旅行記
- 2019年4月13日
- 5 分
アメリカ アリゾナ チリカワ国定公園
こちらは、アリゾナ南部「ツーソン」から南東方角で約2時間の距離にある、2700万年前の火山爆発の跡地「チリカワ国定公園(Chiricahua National Monument)」です!東隣のニューメキシコ州や南のメキシコと程近いところにあり、2700万年間の火山爆発の際に形成された火山岩層がその後の風化によって奇怪な尖塔となって今に残っています。 ユタ州にある「ブライスキャニオン」の奇岩を思わせる風景ですが、色が全く違い緑がかった褐色で火山岩(流紋岩, Rhyolite)だそうです。この奇岩、もともとは火山岩だったのですが長年の風化により現在ある姿に形を変えてきたのです。 岩と森林のコントラストが何とも言えない雰囲気を醸し出しており、一見岩の色が素っ気ない感じですが、実際に見ると単調な森林に溶け込んでいて、アクセントにもなっています。この地球のものとは思えないような自然の姿を後世に伝えていくために、1924年に「国定公園」に指定されました。 また、「チリカワ国定公園(Chiricahua National Monument)」は、アリゾナ南部に
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私の旅行記
- 2019年4月12日
- 6 分
アメリカ アリゾナ パパゴ・パーク
こちらは、約1,500万年前に形成されたと考えられている特徴的な地層を生かした砂漠の公園「パパゴ・パーク(Papago Park)」です! 巨大なサグアロサボテンが自生する丘陵は、まさに西部劇の世界感そのものといった風情で、第二次世界大戦下では捕虜収容所として使用されていました。 更には、舗装されたトレイルもあり、ピクニックやハイキング、サイクリング、魚釣りをして自然を楽しむことができる場所です。 また、「パパゴ・パーク」内には「フェニックス動物園」、消防の歴史を取り上げた「ホール・オブ・フレーム消防博物館(Hall of Flame Museum of Firefiting)」、 「アリゾナ州・フェニックス」で1番人気と言っても過言ではない観光スポット「砂漠植物園(desert botanical garden)」 などの文化施設が含まれ、多くの観光客が訪れています。 更には、「フェニックス」に隣接するリゾート地「スコッツデール」の象徴「キャメルバック・マウンテン」を間近で臨むことができますよ! 【見どころ!】 この公園のメインパートは、「ガル
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私の旅行記
- 2019年4月10日
- 10 分
アメリカ アリゾナ バーミリオン・クリフ国定モニュメント
こちらは、〖アリゾナ州〗の乾燥地帯にある「朱色の断崖」という意味を持つ奇岩の宝庫「バーミリオン・クリフ国定モニュメント (Vermillion Cliffs National Monument) 」です! 「バーミリオン・クリフ国定モニュメント」には、多様な地形、地質、風景が広がっており、特に朱色の砂岩の層が波のようにうねる「ザ・ウェーブ」と呼ばれる一帯は、近年日本でも注目度が急上昇中です! しかし、この「ザ・ウェーブ」に訪れるのは容易ではなく、訪問者数が1日たったの20人に制限されているうえ、毎日抽選で決められるというとてもレアな観光スポットなのです。 今回は、秘境とも言える「ザ・ウェーブ」をはじめ、似たような地形を楽しめる穴場「ホワイト・ポケット」がある「バーミリオン・クリフ国定モニュメント」についてご紹介させていただきます。 【歴史】 「バーミリオン・クリフ」は、19世紀に入植者が使用した〖ユタ州〗から〖アリゾナ州〗への重要なルートにありました。この地域は「モルモン」の先駆者であり宣教師の「ヤコブ・ハムブリン(Jacob Hamblin)」
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私の旅行記
- 2019年4月9日
- 7 分
アメリカ アリゾナ フェニックス動物園
こちらは、アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックスの砂漠公園「パパゴ・パーク(Papago Park)」内で、1962年(昭和37年)に開園した「フェニックス動物園(Phoenix zoo)」です! 「フェニックス動物園」は、291種1,400頭の動物たちが暮らしている全米屈指の大規模な動物園です。 「フェニックス動物園」はかつてアリゾナに生息し、野生種はすでに絶滅した「アラビアオリックス(Oryx leucoryx)」の保護にいち早く取り組み、飼育繁殖させて野生に帰す運動でも世界的に知られています。 【歴史】 「フェニックス動物園」の始まりは50年以上前で、フェニックスの住民「ロバート・マイターグ」氏は、地元に動物園を作ろうと資金を集めました。1962年に動物園はオープンしますが、残念なことに「マイターグ」氏はその直前にこの世を去ってしまいます。 公的支援に頼らずに非営利動物園を持つという彼の夢は、今も生き続けており、初めのころは「マイターグ動物園」と呼ばれていましたが、「マイターグ」氏の家族が、フェニックスの人々の一体感を反映させ、「フェニックス
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私の旅行記
- 2019年4月9日
- 7 分
アメリカ アリゾナ ロスト・ダッチマン州立公園
こちらは、アリゾナ州にある「スーパースティション山地」の山麓でハイキングをすることができる州立公園「ロスト・ダッチマン州立公園」です! 後方にそびえる岩山が「スーパースティション山地」で、ふもとに広がる丘陵は、普段は乾燥した砂漠ですが、春にかけて野草が花開く草原となります。 「ロストダッチマン」の地名は、ゴールドラッシュ時代にこの地を探索したドイツ人移民の伝説に由来します。金鉱は見つからないまま、現在は自然公園を抜けるトレイルをハイカーたちが楽しむ自然公園となっています。 【トレイル】 「ロスト・ダッチマン州立公園」には、いくつかの良質なトレイルが走っています。最も簡単なものは「ディスカバリー・トレイル」で、人間の背丈よりはるかに高いサボテンが生えている中を歩くという、実にアリゾナらしいところです。 景色が素晴らしいのは「シフォンドロー・トレイル」であり、「シフォンドロー」と呼ばれるキャニオンの中を歩くとても美しいところです。また、ハイキング以外にもピクニックやキャンプが可能で、夏は非常に暑いですが、それ以外の季節であれば無理なく歩くことができる
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私の旅行記
- 2019年4月8日
- 6 分
アメリカ アリゾナ サンセット・クレーター火山国定公園
こちらは、〖アリゾナ州〗の「 フラッグスタッフ (Flagstaff) 」の北にある サンフランシスコ火山帯で最も新しいクレーター 「サンセット・クレーター火山国定公園」です! 最後の噴火は西暦1085年、最新の研究では現在は「死火山 (extinct)」とされています。「サンセット・クレーター火山国定公園」では、火山の大きなクレーターと溶岩流の跡を見ることができます。 分類上は、「噴石丘 (cinder cone)」といい、なだらかな傾斜を持った大きな火口の火山です。 「プロミネンス(比高)」は304メートルと、近くから眺めてもそれほど高い火山には見えませんが、標高は2,451メートルもあります。 また、「サンセット・クレーター」を保護するため、周辺の広い範囲が国定公園に指定されています。 【歴史】 「サンセット・クレーター」は、知られている限り、サンフランシスコ火山帯で最も新しいクレーターです。 最後の噴火は西暦1085年と、噴火から1,000年ほどしか経っていません。最大の火口は直径10km、ほかの複数の噴火口と一体化し「サンセット・クレー
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私の旅行記
- 2019年4月7日
- 6 分
アメリカ アリゾナ キャメルバック・マウンテン
こちらは、「フェニックス」に隣接するリゾート地「スコッツデール」の象徴「キャメルバック・マウンテン」です! 「キャメルバック」を直訳すると「ラクダの背中」という意味になります。広大な大地にはっきりと突き出た「コブ」からは「太陽の谷」を一望の下に見渡すことができ、「キャメルバック・マウンテン」が横たわる姿は、「ソノラ砂漠」で「ラクダ」が休んでいる姿に似ています。 「ラクダの頭部」に当たる部分は赤いサンドストーンでできており、「背中のコブ」に見える山頂は、海抜824m (2,704 フィート) の高さまでそびえた花崗 (かこう) 岩塊です。 この岩塊部分があるために、「フェニックス」有数の高さとなった「キャメルバック・マウンテン」では、アリゾナ最高峰の展望がある名所で、登りのあるトレイルも含め、半日散策まで楽しむことができます! 【歴史】 「ホホカム族」が紀元1世紀に住みつくまでの数百万年の間、この広大な大地は人の通わない荒地でした。 理由は未だにわかっていませんが、1450年後に「ホホカム族」までこの地を去ってから、発見された洞窟に祭礼跡が見られた
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私の旅行記
- 2019年4月6日
- 5 分
アメリカ アリゾナ グレンキャニオンダム
こちらは、「ホースシューベンド」の少し上流、「パウエル湖」と「コロラド川」を隔てる「グレンキャニオンダム (Glen Canyon Dam) 」です! 「ページ」は、このダムの建設に携わった労働者たちにより作られた町で、「ページ」の北「コロラド川」が流れる途中にある貯水施設です。 〖ユタ州〗と〖アリゾナ州〗をまたぎ、人口貯水池としては全米第二位の規模で、ページを訪れる観光客にも人気の観光スポットです! この「グレンキャニオンダム」が「コロラド川」をせき止め、「レイクパウエル」を作っています。「レイクパウエル」は青い水を湛え、周りの赤茶色の複雑な岩山と組み合わされた絶景! 映画「猿の惑星」など多くの映画、CM、プロモーションビデオの撮影場所でも有名なところでもあります。 【歴史】 「グレンキャニオンダム」は、西部への水の供給と発電を目的として1956年に着工、1966年に完成しました。この大規模なプロジェクトは、米国の西部の水資源と荒野の未来についての大きな論争の時に行われました。 流域を形成する地域には膨大な水が含まれており、キャニオンの壁と基盤
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私の旅行記
- 2019年4月5日
- 5 分
アメリカ アリゾナ ウォルナット・キャニオン国定公園
こちらは、緑豊かなキャニオンと、岩壁に建てられた数多くの遺跡からなる公園「ウォルナット・キャニオン国立公園」です! 「ウォルナット・キャニオン国定公園」は、「フラッグスタッフ」から30分以内で行ける人気の観光地です。遠くから見ると横に筋の入った段々型の渓谷に見えるのですが、近くで見みるとその筋の部分がかなり深く削られているのが分かります。 実はここ、昔アメリカ先住民のシワナ族が暮らしていた住居であり、「シワナ族」が掘ったものではなく、自然に出来たくぼみをうまく利用して住んでいました。 【歴史】 「ウォルナット・キャニオン国定公園」では、山奥の断崖にある約800年前のアメリカ原住民「シナワ族 (Sinagua)」 の住居跡を見ることができます。 「シナワ族」は、西暦1125年~1250年の間この地に住んでいたと考えられ、「ウォルナット・キャニオン」の「ウォルナット(Walnut)」は〖クルミ〗を意味します。 ここの谷底にはクルミの木が多く生育していることからこの名前が付けられました。 「シナワ(Sinagua)」はスペイン語で「without wa
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私の旅行記
- 2019年4月4日
- 5 分
アメリカ アリゾナ ソノラ砂漠博物館
こちらは、ツーソンにある数々の博物館の中でも特に観光客に人気がある「アリゾナ・ソノラ砂漠博物館(sonora desert museum)」です! 動物園・植物園・水族館も併設されていて、200種類以上の動物・1200種類以上の植物が観ることができる観光スポットとなっています!実は「ソノラ砂漠博物館」は様々なツーソン観光ランキングで1位に輝いています! 「アメリカで最もユニークな博物館(ニューヨークタイムズ)」と言われ高い博物館とだけあって、日夜観光客を魅了し続け、動物園としては世界ベスト7に入る博物館です! そんな「ソノラ砂漠博物館」では、コヨーテやキツネなどが可愛くてとても人気です! 【見どころ!】 「ソノラ砂漠博物館」に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが日本では見られない広大な「カクタスサボテン」の林です! 気軽にこれだけ多くのサボテンを見られる場所はなかなか無いため、アメリカらしい自然が見たい!という方には特におすすめです! また、博物館という名前ですが、サボテンに囲まれた大地で暮らすアリゾナ州の野生動物が観られる動物園スペース
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私の旅行記
- 2019年4月3日
- 5 分
アメリカ アリゾナ ウパトキ国定公園
こちらは、古代アメリカ原住民「プエブロ族」の12~13世紀頃の住居遺跡などを見ることができる「ウパトキ国定公園(Wupatki National Monument)」です!「ビジターセンター」が置かれている場所に残る遺跡には、古代の村集落の多くの機能がそのまま残っています。 12世紀から13世紀にかけて、この「ウパトキ国定公園」には約800ものこの様な住居跡があり、それらの中で「ウパトキプエブロ」には、もっとも大きなもので「アナサジ人」と「シナグア人」300名ぐらいの人々が住んでいたようです。 もっとも大きな「ウパトキプエブロ」は、斜面に作られ3階になっており、はしごを使って上り下りしていたようです。 【歴史】 この辺り一帯は、1064年の冬から1065年にかけて、近くの「サンセットクレーター火山」の噴火により大きな影響を受けました。 13世紀の初めごろから、住民はここから去ってしまい、それ以来廃墟となっています。遠くには、「サンフランシスコピーク」がくっきりと見え、アメリカの壮大な荒野を見渡すことができます。 ちなみに、「ナバホ国定公園」や「ウ
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私の旅行記
- 2019年4月2日
- 9 分
アメリカ アリゾナ メテオクレーター・ナショナル・ランドマーク(アリゾナ大隕石孔)
こちらは、グランドサークル内にある「アリゾナ州・フラッグスタッフ」から南東に約60km程離れた場所にある、約5万年前に地球に衝突した隕石によって作り出された地形「メテオクレーター・ナチュラル・ランドマーク(アリゾナ大隕石孔)」です! ここは、日本で大ヒットした映画「君の名は」のハリウッド実写版でも舞台になった場所としても知られています。この隕石が衝突した時には当時生息していたマンモスを含む、周囲30kmの生物植物全てを死滅に追いやったと言われています。 世界的に見てもこれほどの規模のクレーターが手つかずのまま現存しているのは珍しく、現在地球上にあるクレーターの中では世界最大規模を誇り、人気の観光スポットになっています。日本の中でも様々な呼び方があり、「バリンジャー・クレーター」・「バリンガー・クレーター」・「メテオール・クレーター」・「ミーティア・クレーター】」などと呼ばれています。 【直径約1.2kmの巨大クレーター】 アリゾナ北部の渓谷が地球の大きな胎動によって形成されてきた一方、この「アリゾナ大隕石孔」は、宇宙の力によって誕生しました。 今
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私の旅行記
- 2019年4月1日
- 11 分
アメリカ アリゾナ キャニオン・デ・シェリー国定公園
こちらは、 「モニュメントバレー」と同様に「ナバホ族居留地」にあり、聖地とされている地「キャニオン・デ・シェリー国定公園(Canyon de Chelly National Monument)」です! 「キャニオン・デ・シェリー国定公園(Canyon de Chelly National Monument)」は、アリゾナ州の東北の端の町「チンリー」の近くにあり、峡谷の長さは全長約20km、峡谷の深さは約300mもあります。 更に、その断崖の内側が河川による浸食の影響で削られてV字型になっており、河川の両サイド断崖によって堤防を築いている印象を受けます。そのため、内側には今でも緑が多く特徴的な地形を育んでいます。 「ナバホ族」の聖地とされ、現在は「ナバホ族」の保護区としてアメリカ合衆国政府から認められています。「グランドキャニオン」に比べればずっと規模は小さいですが、とても明るく穏やかな表情をしており、岩壁の茶色と谷底の緑色のコントラストがとても美しいです! 【歴史】 「キャニオン・デ・シェリー国定公園(Canyon de Chelly Natio
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私の旅行記
- 2019年3月31日
- 5 分
アメリカ アリゾナ モンテズマ・キャッスル国定公園
こちらは、「セドナ」の南にあり、約1000年前の古代先住民「シナグア(Sinagua)」の遺跡「モンテズマ・キャッスル国定公園」です! 断崖の窪みに建築されていたため、風化が避けられ、保存状態が良く残っています。遺跡としての価値に加えて、建物の保存状態が良かったため、1906年に国定公園に指定され保存されています。 また、国定公園の飛び地として、モンテズマ・キャッスルの南東にモンテズマ・ウェルという湧水による天然泉があります。石灰岩状の地下洞が崩落してでき、古くから灌漑用の用水として使われ現在でもその跡が残っています。 ネイティブ・アメリカンの中で有名な「ホピ族」が、この「モンテズマ・ウェル」より地底から現れたという伝説も言い伝えられています。この公園のメインは、岸壁の中に石を積み上げた断崖タイプの住居跡です。 遠くから眺めるので小さく見えますが、断崖の洞窟内に建てられた住居跡は5階建てで20部屋があります。ちなみに、白い岸壁は石灰岩でできています。遺跡やネイティブ・アメリカンに興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。 【歴史・特徴】 1
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