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私の旅行記
- 2021年1月12日
- 4 分
スペイン バルセロナ アウグストゥス神殿遺跡
こちらは、カタルーニャ政府庁がある「サンジャウマ広場(Plaça Sant Jaume)」の裏にある「アウグストゥス神殿遺跡(Temple d'August)」です! バルセロナのゴシック地区にローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの神殿の柱4本のみが残っているのは驚きですが、この柱は、紀元前1世紀頃にローマのアウグストゥス帝に捧げた神殿の跡といわれています。 今回はそんな、「アウグストゥス神殿遺跡」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【アウグストゥス神殿遺跡:基本情報】 〖歴史・概要〗 「アウグストゥス神殿遺跡」は、実は19世紀に「カタルーニャ遠足会」という団体(Centre Excursionista de Catalunya)の建物建設の際に発見されたそうです。現在も遺跡を取り囲む建物に本部があり、19世紀末に発足した歴史あるカタルーニャの民俗学団体です。 バルセロナの街が最初に建築されたのはローマ時代の全盛期であったアウグストゥスの時代。ローマ帝政時代のイベリア半島において、ローマ帝国にとっての大事な拠
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私の旅行記
- 2021年1月11日
- 2 分
スペイン バルセロナ セルバンテス公園
こちらは、「ペドラルベス宮殿公園」の隣りにある245品種ものバラに取り囲まれた公園「セルバンテス公園(Parque de Cervantes)」です! 特に5月には、150,000本ものバラの美しさと漂う香りが目だけでなく鼻までも楽しむことができ、また毎年、この時期には最高のバラを決めるコンクールも開かれています。 今回はそんな、「セルバンテス公園」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【セルバンテス公園:基本情報】 〖歴史・概要〗 「セルバンテス公園」は、1965年に「バルセロナ市役所」によって市民公園として企画されました。今では245種11000本のバラが植えられており、地中海気候による暖かいこの土地で、毎年4月から11月まで、市民の目を楽しませてくれています。 この公園のバラの花が咲き誇るピークは5月から6月にかけて。バラの花だけでなく、野の花がほどよく配置されたこの公園は、美しくていれが行き届いており、文字通り市民の憩いの場となっています。 また2000年から毎年5月になるとバルセロナ国際バラのコン
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私の旅行記
- 2021年1月10日
- 5 分
スペイン バルセロナ エロティック・ミュージアム
こちらは、スペインで唯一、官能の世界に関する歴史的記録を展示している博物館「エロティック・ミュージアム(Museo Erótico de Barcelona)」です! 800以上の写真や絵画などが並び、至って真面目にポルノの歴史を学ぶことができます。現代にいたるまでのポルノの歴史を描いた絵画、男性器を模して作られた古墳の写真、スペインで出回った初期のポルノ映画などなど。 中には日本のコーナーもあり、海外では人気の「春画」も多数飾られています。今回はそんな「エロティック・ミュージアム」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【エロティック・ミュージアム:基本情報】 〖住所〗 La Rambla, 96 bis, 08002 Barcelona 〖電話番号〗 +34933189865 〖アクセス〗 「エロティック・ミュージアム」は、バルセロナの代表的な観光地「コロンブスの塔」と「カタルーニャ広場」を繋ぐ、巨大な観光ストリート「ランブラス通り」。この「ランブラス通り」を道に沿って歩いていると大声で「エロティックミュ
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私の旅行記
- 2021年1月9日
- 3 分
スペイン バルセロナ グエル別邸
こちらは、世界的建築家である「アントニオ・ガウディ」が、長年パトロンとして支えてくれた「エウセビ・グエル」氏のために作った邸宅「グエル別邸(Finca Guell)」です! グエル氏の名が冠されたガウディ作品としては他にも「グエル公園」や「グエル邸」などが挙げられますが、最初に手がけたのがこの「グエル別邸」なのです。 今回はそんな、「グエル別邸」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【グエル別邸:基本情報】 〖歴史・概要〗 実業家の「エウセビ・グエル」はバルセロナに家族と休日を過ごす家を作ろうと、後に数々の仕事を依頼することになる「アントニ・ガウディ」に初めて仕事を任せました。1884~1887年に行われたこのプロジェクトで「ガウディ」は、庭を見直した後整備し、管理人の家や厩舎にする目的で門衛所を2つ建設しました。 門衛所はレンガ、タイルを用いた幾何学的なデザインをしており、塔の上は植物をモチーフにしたもので飾られています。建物はイスラム教とキリスト教建築を融合させたムデハル様式を採用しています。尚、今は邸
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- 2021年1月8日
- 6 分
スペイン バルセロナ エンカンツの蚤の市
こちらは、ヨーロッパでももっとも古い蚤の市の一つと言われている「エンカンツの蚤の市(Els ENCANTS BARCELONA)」です! アンティークや中古などのランプ、家具類、骨董品、食器類、絵画、本、アクセサリー、雑貨、コイン、レコード、雑誌、ポストカードなど他あらゆるものが山ずみになって売られており、多い時には一週間で延べ10万人が訪れている人気の市場です。 今回はそんな、「エンカンツの蚤の市」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【エンカンツの蚤の市:基本情報】 〖歴史・概要〗 「エンカンツの蚤の市」の歴史は14世紀まで遡り、その言葉の起源は、もともとノミのわいたような古着が主な商品として扱われていたことに由来するとか、ノミのようにどこからともなく人や物がわき出てくる様子を表現したなどと言われています。 そんな歴史ある蚤の市ですが、周辺の都市開発に伴い2013年に隣接地に移転し、ニュアールオープン。その際、今までの汚らしい雰囲気を一掃し超近代的な建物に変身。また、周りには「デザイン博物館」をはじめ、
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私の旅行記
- 2021年1月7日
- 4 分
スペイン バルセロナ フレデリック・マレー美術館
こちらは、バルセロナの彫刻家「フレデリック・マレー」が収集した作品を展示している美術館「フレデリック・マレー美術館(Museu Frederic Mares)」です! 所蔵されている物は個人のコレクションとしては思えない程の数を誇り、マレー没後バルセロナ市の管理の元「フレデリック・マレー美術館」として一般に公開されています。 今回はそんな、「フレデリック・マレー美術館」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【フレデリック・マレー美術館:基本情報】 〖歴史・概要〗 「フレデリク・マレー」はカタルーニャ生まれの彫刻家。美術館はかつての王宮の一部を利用した物で歴史を感じる建物で、また静かな中庭はこの辺りの旧市街観光の途中に一休みにするのにピッタリの空間です。 こちらの美術館は「フレデリク・マレー」という名が付いていますが、彼の作品をメインに展示している美術館ではありません。彼は自身が芸術家である以上に、コレクターとしても有名で、美術館では彼の彫刻や造形物のコレクションをたっぷりと堪能することができるのです。 その
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私の旅行記
- 2021年1月6日
- 4 分
スペイン バルセロナ カタルーニャ考古学博物館
こちらは、石器時代からローマ時代にいたるまで様々な歴史の資料が展示されている考古学博物館「カタルーニャ考古学博物館(Archaeological Museum of Catalonia)」です! 「カタルーニャ考古学博物館」は「ミロの美術館」・「カタルーニャ美術館」・「オリンピック・スポーツ博物館」・「民俗学博物館」など多くのミュージアムが集まる「モンジュイックの丘」の北側に位置しています。 ここでは古代石器時代からギリシャ時代、そしてローマ時代までの貴重な資料が展示されており、現代に続くカタルーニャのその長い古代史が学ぶ事ができます。 今回はそんな、「カタルーニャ考古学博物館」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【カタルーニャ考古学博物館:基本情報】 〖歴史・概要〗 「カタルーニャ考古学博物館」は、1929年に開催されたバルセロナ万博時に現在の「カタルーニャ美術館」と共に万博用に建設された「ベジャス・アルテス宮殿(Palacio de Artes Gráficas)」。 その建物の利用する形で1935年
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私の旅行記
- 2021年1月5日
- 4 分
スペイン バルセロナ パラウ・サン・ジョルディ
こちらは、バルセロナの「モンジュイックの丘」にある屋内競技場「パラウ・サン・ジョルディ(Palau d’Esports Sant Jordi)」です! スポーツでは16500人、コンサートでは24000人を収容し、バルセロナオリンピックでは、体操、バレーボール決勝、ハンドボール決勝などが開催。現在では、バスケットボールやハンドボールなどのスポーツ、コンサートや展示会など、たくさんのイベントで使用されています。 今回はそんな、「パラウ・サン・ジョルディ」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【パラウ・サン・ジョルディ:基本情報】 〖歴史・概要〗 「パラウ・サン・ジョルディ」は、1990年に1992年の「バルセロナオリンピック」のために建設。日本の建築家「磯崎新」氏が設計を担当したことでも有名で、パンタドーム構法という日本で考案された建設方法を用いた、黒の屋根が特徴です。 また、前の広場には磯崎新夫人の宮脇あいこさん作の「うつろい」と言う名のオブジェが置かれています。なお、隣にはスペイン人の著名な建築家「サンテ
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私の旅行記
- 2021年1月4日
- 5 分
スペイン バルセロナ サンタ・カテリーナ市場
こちらは、スペイン北東部にあるカタルーニャ州に位置するバルセロナにおいて、人々から親しまれている食料品を中心とした市場「サンタカタリーナ市場(Mercat de Santa Caterina)」です! ゴシック地区と呼ばれる地区に「バルセロナ大聖堂」が建っており、「サンタカタリーナ市場」はその大聖堂からほど近い場所に位置しています。多くの観光客が訪れて賑わいを見せる「サン・ジョセップ市場」と比べると、「サンタカタリーナ市場」は庶民の暮らしに根差した市場として、地元の人々から利用されることの多い市場です。 今回はそんな、「サンタカタリーナ市場」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【サンタカタリーナ市場:基本情報】 〖歴史・概要〗 「サンタカタリーナ市場」は、「サンタ・カテリーナ修道院跡」に1848年に建てられたバルセロナで「サン・ジュセップ市場」の次に古い市場になります。2005年に世界的に有名な建築家「現代のガウディ」と呼ばれた「エリング・ミラーレス」とパートナーの「ベネデッタ・タリアブーエ」が主宰するバ
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私の旅行記
- 2021年1月3日
- 4 分
スペイン バルセロナ バルセロナ・デザイン美術館
こちらは、2014年12月にオープンしたばかりの真新しいアート・スポット「バルセロナ・デザイン博物館」です! 所蔵品の数はなんと実に7万点以上。というのも、こちらの博物館はもともとバルセロナ市内にあった「陶器博物館」・「装飾美術館」・「テキスタイル・衣装博物館」・「工芸グラフィック美術館」の4つのミュージアムが統合された博物館なのです。そのため、家具や宝石、ドレスから乗り物まで、バルセロナにまつわるありとあらゆるデザインをジャンルも時代も超えて網羅することが可能となりました。 今回はそんな、デザインの過去・現在・未来をたった1か所で縦断できる、とても見応えのある美術館「バルセロナ・デザイン博物館(Museu del Disseny de Barcelona)」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【バルセロナ・デザイン博物館:基本情報】 〖歴史・概要〗 「バルセロナ・デザイン博物館」は、「ペドラルベス宮殿」内にあった「陶器博物館」・「装飾美術館」・「テキスタイル・衣装博物館」・「工芸グラフィック美術館」が一
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私の旅行記
- 2021年1月2日
- 3 分
スペイン バルセロナ コルセローラの塔
こちらは、バルセロナ市を見下ろす「ティビダボ山」の頂にあるテレビ塔「コルセローラの塔(Torre de Collserola)」です! 「コルセローラの塔」は、1992年にバルセロナ・オリンピックの時に建築され、建築家はかの有名な「NORMAN FOSTER(ノーマン・フォスター)」。そのこともあり、建築関係の方も足を運ぶスポットです。 今回はそんな、「コルセローラの塔」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【コルセローラの塔:基本情報】 〖住所〗 Ctra. de Vallvidrera al Tibidabo, S/N, 08017 Barcelona, 〖電話番号〗 +34934069354 〖アクセス〗 【直通シャトルバスT2A】 「コルセローラの塔」のある「ティビダボの丘」への行き方で最もシンプルなのは、「カタルーニャ広場」から出ている「Tibibus(T2)」€3に乗ること。乗り換えがなく間違わずに行けるため、旅行者にとってとても安心です! ただし、「カタルーニャ広場」からのバス乗り場がとてもわ
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私の旅行記
- 2021年1月2日
- 3 分
スペイン バルセロナ サンタ・マリア・ダル・ピ教会
こちらは、バルセロナ・ピ地区にあるゴシック様式の教会「サンタ・マリア・ダル・ピ教会 (Basilica Santa Maria del Pi)」です! 「サンタ・マリア・ダル・ピ教会」は、観光客で賑わう「サンタ・クレウ・イ・サンタ・エウラリア大聖堂(La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulàlia)=バルセロナ大聖堂」や「サンタ・マリア・ダル・マル教会(La església de Santa Maria del Mar)」とは違い、人も少なく、静かで落ち着いています。 今回はそんな、「サンタ・マリア・ダル・ピ教会」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【サンタ・マリア・ダル・ピ教会:基本情報】 〖歴史・概要〗 「サンタ・マリア・ダル・ピ教会」は、5世紀頃に存在した初期キリスト教の教会が起源とされ、1319~1391年に建設されたカタロニアゴシック様式の教会です。その後、1936年の火災を受けて復元されました。また、「サンタ・マリア・ダル・ピ教会」は「松の木」の聖マリ
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私の旅行記
- 2021年1月1日
- 4 分
スペイン バルセロナ モヌメンタル闘牛場
こちらは、アシャンプラ地区の端に位置する20世紀初頭に作られた闘牛場「モヌメンタル闘牛場(PLACA DE TOROS MONUMENTAL)」です! 別名「ラ・モヌメンタル」は、地元で知られているように、カタルーニャでその門を閉める最後の公共闘牛リングでした。現在は闘牛は行われていませんが、特徴的な外観をした闘牛場は建築物としても充分に魅力的!博物館も備わっているため、建築物ファンや歴史に興味のある方はぜひ訪れてほしいスポットです! 今回はそんな、「モヌメンタル闘牛場」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【モヌメンタル闘牛場:基本情報】 〖歴史・概要〗 スペインの伝統芸能といえば、誰しも思い浮かべるのが「闘牛」でしょう。闘牛は何世紀にもわたってスペインの文化において重要な役割を果たしてきており、古代ギリシャ人やローマ人まで文明に存在していたと考えられています。スペインでは、この慣習は「ラコリーダ」として知られています。 獰猛な牛を身軽にかわす闘牛士のパフォーマンスは、強靱さと可憐さを併せ持った美しいもの
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私の旅行記
- 2020年12月31日
- 6 分
スペイン バルセロナ バルセロナ市歴史博物館
こちらは、ゴシック地区の中心部に位置する「王の広場(Placa del Rei)」に面した歴史博物館「バルセロナ市歴史博物館(Museu D'Historia De Barcelona)」です! 「バルセロナ市歴史博物館」は、14世紀のカタルーニャ・ゴシック建築の貴族の邸宅を利用しており、公衆浴場など当時の庶民の生活ぶりが再現されています。また、ローマ時代の遺跡も見どころ! 今回はそんな、「バルセロナ市歴史博物館」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【バルセロナ市歴史博物館:基本情報】 〖歴史・概要〗 「バルセロナ市歴史博物館」は、1492年にアメリカ大陸に到達した「コロンブス」が、パトロンであったカトリック両王「イサベル女王」と「フェルナンド王」に謁見したという歴史の舞台となった場所として有名な、「王の広場」の下にある地底の遺跡をそのまま展示した博物館です。 この遺跡が知られる様になったのはスペイン市民戦争の直前で、博物館として一般公開が始まったのは戦争終結後の1943年。建物は15世紀のゴシック様式の
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私の旅行記
- 2020年12月30日
- 5 分
スペイン バルセロナ バルセロナ海洋博物館
こちらは、バルセロナ一の繁華街ランブラス通りの最南端「コロンブスの塔」にも近い旧王立造船所を利用した博物館「バルセロナ海洋博物館( Museo Marítimo de Barcelona)」です! ゴシック様式の重厚な建物の内部には、200隻を越える船の模型や海洋に関連する資料が展示されており、船ファンや歴史ファンならずとも楽しめる作りになっています。特に全長60メートルもある「レアール号」の原寸大レプリカは必見です! 今回はそんな、「バルセロナ海洋博物館」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【バルセロナ海洋博物館:基本情報】 〖歴史・概要〗 「バルセロナ海洋博物館」は、王立の造船所だった場所に建てられており、この場所はかつて13世紀から18世紀の間にかけて、いずれも海軍のための造船所として利用されてきた場所であり、最も古い記録によると1243年にはこの場所で船を製造していたという記述が残っているそうです。 海洋博物館の建物が最初に建てられたのは、1283年から1328年の間。2度目に建築・改築させられた
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私の旅行記
- 2020年12月29日
- 4 分
スペイン バルセロナ サン・ジャウマ広場
こちらは、ゴシック地区と呼ばれる旧市街の中心、「フェラン通り」など土産物店で賑わう通りに突き当たる広場「サン・ジャウマ広場(Placa Sant Jaume)」です! 「サン・ジャウマ広場」は、バルセロナにおける行政の中心地でもあり、2000年以上前の古代ローマ時代から常にバルセロナの中心であり続けています。 今回はそんな、「サン・ジャウマ広場」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【サン・ジャウマ広場:基本情報】 〖歴史・概要〗 広場の名前の由来は「サン・ジャウマ教会」が中世以降この場所にあったことに因ります。しかし、教会は1823年に半分を取り壊し、ここに現在の「バルセロナ市庁舎」が建てられています。 広場自体はさほど面積はないものの、長い歴史をもつ無数の建造物に取り囲まれており、クラシカルな雰囲気を漂わせた憩いの場となっています。また、それらの建造物はほとんどが現役で使われており、ここが歴史と現在も進化する文化の交差点だということを強く認識させてくれるスポットなのです。 〖住所〗 Pl. de San
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私の旅行記
- 2020年12月28日
- 4 分
スペイン バルセロナ バルセロナ現代文化センター
こちらは、バルセロナの20世紀の現代アートを代表する、建築、デザインなどの作品常時展示されている文化センター「バルセロナ現代文化センター(Contemporary Culture Centre - CCCB)」です! 地元の人たちの間で人気のアートスポットになっており、現代的な建物とクラシックな建物をミックスした外観も独特で観光客にも人気があります。また、映画やコンサート、フェスティバルなどさまざまなイベントも頻繁に行われています。 今回はそんな、「バルセロナ現代文化センター」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【バルセロナ現代文化センター:基本情報】 〖歴史・概要〗 「バルセロナ現代文化センター」は、「バルセロナ県議会」と「バルセロナ市役所」によって共同運営されており、1994年2月にオープンしました。1802年に創設された「バルセロナ慈善団体(Casa de la Caritat de Barcelona)」の建物を再利用しており、「エリオ・ピニョン」と「アルベルト・ビアプラーナ」の両建築家によって改
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私の旅行記
- 2020年12月27日
- 9 分
スペイン バルセロナ カサ・アマトリェール:魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで徹底ナビ!
こちらは、「カサ・バトリョ」の隣に立つ、ピンク色の可愛らしい建物「カサ・アマトリェール」です! 「カサ・アマトリェール」は、モデルニスモ建築を代表する建築家の一人「ジョセップ・プーチ・イ・カダファルク」の傑作と言われており、バルセロナのチョコレート職人「アントニ・アマトリェール氏」の邸宅として建築されました。 1階にはチョコレートショップとカフェもあり、ガイドツアーも催行されているため、事前申請をすれば内部見学も可能です。今回はそんな、「カサ・アマトリェール」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【カサ・アマトリェール:基本情報】 〖歴史・概要〗 「カサ・アマトリェール(Casa Amatller)」は、「グラシア通り(Passeig de Gràcia)」沿いに建つ1851年建築の建物を「ジュセップ・プッチ・イ・カダファルク(Josep Puig i Cadafalch)」により改装(1898〜1900年)された建物です。設計から内装、家具に至るまで手掛けもらい、残されている全ての領収書を今の相場に換算す
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私の旅行記
- 2020年12月26日
- 9 分
スペイン バルセロナ バルセロナ・パビリオン:魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで徹底ナビ!
こちらは、スペインが誇るモダニズム建築の傑作「バルセロナ・パビリオン」です! 「バルセロナ・パビリオン」は、約100年前に有名なモダニズム建築家によって設計された「バルセロナ万博博覧会」の「ドイツ館」で、現在は設計者である「ミース・ファン・デル・ローエ」の記念館になり、世界各国からの観光客が訪れています。 今回はそんな、「バルセロナ・パビリオン」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【バルセロナ・パビリオン:基本情報】 〖歴史・概要〗 「バルセロナ・パビリオン」は約100年前、19世紀以前の建築様式を批判し、現実に合った建築をつくろうとする近代建築運動により生まれた、鉄・ガラス・石・水面で構成されたモダニズム建築です。それを代表するドイツ人建築家の巨匠「ミース・ファン・デル・ローエ」が1929年にバルセロナで開催された万国博覧会の際にドイツ館としてこの建物を作りました。 しかし、あくまでも万国博覧会の期間限定の仮設の建物だったため、博覧会ののち取り壊され、現在建っているのは二代目で、ミース生誕100周年の1
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私の旅行記
- 2020年12月25日
- 14 分
スペイン バルセロナ コロニア・グエル教会:魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで徹底ナビ!
こちらは、数ある「アントニオ・ガウディ」の作品群の中でも最高傑作とも呼び声の高い「コロニア・グエル教会地下聖堂(Cripta de la Colònia Güell)」です! 「コロニア・グエル教会地下聖堂」は、バルセロナ郊外にある「コロニア・グエル(Colònia Güell)」という場所に建つ半地下の教会で、2005年に【ユネスコ世界文化遺産】に登録。「サグラダファミリア」同様、見完成のままになっていますが、「ガウディ」独自の宇宙的な内部のデザインは健在です。 今回はそんな、「コロニア・グエル教会地下聖堂」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【コロニア・グエル教会:基本情報】 〖歴史・概要〗 1890年にバルセロナ近郊の街「サンタ・クローマ・ダ・サルバリョー」に広大な土地を購入した「グエル」は、共同住宅施設「コロニア・グエル」の建設を計画。この計画は、街の繊維工場で働く労働者のため、住宅、学校、図書館、医療施設などの複合施設を備えたコロニー(共同住宅施設)を建設すると言う大規模なものでした。プロジェク
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私の旅行記
- 2020年12月24日
- 4 分
スペイン バルセロナ ペドラルベス修道院
こちらは、バルセロナ市の北東側「ティビダボ山の麓」に位置している修道院「ペドラルベス修道院」です! 周辺のペドラルベス地区は市内でも屈指の高級住宅地とあって閑静なエリアになっていますが、そんな中でもひときわ森厳な雰囲気を纏っているのが、この「ペドラルベス修道院」なのです。 今回はそんな、「ペドラルベス修道院」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【ペドラルベス修道院:基本情報】 〖歴史・概要〗 「ペドラルベス修道院」の歴史は1327年に遡り、当時の王「Jaime II(ハイメ二世、アラゴン王)」と王妃「Elisenda de Moncada(エリセンダ・デ・モンカダ王妃)」によって創設されました。 「ジャウメ2世」の配偶者であった「エリセンダ女王」の指示により建設が始められた修道院は、当時の建築にしてはとても早いスピードで建築されました。女王がバルセロナのペドラルベス地区の土地に建築を決めたのが1326年、ほぼ一年ですでに修道院の中で生活ができるまでに完成されたのです。 完成した年の終わりに、奇しくも「ジャ
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私の旅行記
- 2020年12月23日
- 4 分
スペイン バルセロナ コスモ・カイシャ自然科学博物館
こちらは、バルセロナ・「ティビダボの麓」にある、子供から大人まで楽しめる科学館「コスモカイシャ自然科学館(Cosmo Caixa)」です! 「コスモカイシャ自然科学館」は、地元の最大手である「Caixa(カイシャ)銀行」が運営する自然科学館で、バルセロナに数ある博物館の中でも最大の規模を誇ります。また、この手の科学博物館としてはヨーロッパでも最も充実していると言われ、子供連れの家族や社会勉強で来ている小中学生が連日訪れ賑わいを魅せています。 今回はそんな、「コスモカイシャ自然科学館」の魅力・見どころ・アクセス方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます! 【コスモカイシャ自然科学館:基本情報】 〖歴史・概要〗 建物の歴史は古く、外から見えるレンガ造りの部分は1904年に建築され、日本人にはほとんど知られていませんが建築家「Josep Domènech i Estapa」氏によるモデルニスモ建築です。 建物の中は外観とは打って変わってモダンな雰囲気で、2004年に現在この博物館を運営している「カイシャ銀行」によってリニューアルされました。50.
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