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アメリカ アリゾナ ウォルナット・キャニオン国定公園

最終更新: 2020年12月28日


こちらは、緑豊かなキャニオンと、岩壁に建てられた数多くの遺跡からなる公園「ウォルナット・キャニオン国立公園」です!

「ウォルナット・キャニオン国定公園」は、「フラッグスタッフ」から30分以内で行ける人気の観光地です。遠くから見ると横に筋の入った段々型の渓谷に見えるのですが、近くで見みるとその筋の部分がかなり深く削られているのが分かります。

実はここ、昔アメリカ先住民のシワナ族が暮らしていた住居であり、「シワナ族」が掘ったものではなく、自然に出来たくぼみをうまく利用して住んでいました。

【歴史】

「ウォルナット・キャニオン国定公園」では、山奥の断崖にある約800年前のアメリカ原住民「シナワ族 (Sinagua)」 の住居跡を見ることができます。 

「シナワ族」は、西暦1125年~1250年の間この地に住んでいたと考えられ、「ウォルナット・キャニオン」の「ウォルナット(Walnut)」は〖クルミ〗を意味します。 ここの谷底にはクルミの木が多く生育していることからこの名前が付けられました。

「シナワ(Sinagua)」はスペイン語で「without water」という意味。 「without water」とは、直訳すると「水なし」ですが、意味は乾燥しており住まいに適さない土地を自分たちの我が家にしてしまう逞しさを称えてこのように呼ばれています。

考古学者は当初、近くにある「サンセットクレーター・ボルケイノ(火山)」の噴火により、この地が肥沃になり「シナワ族」が移り住んできたと考えました。 

しかし、最近の研究では雨が多く降るようになり、さらに少ない水での農耕を可能にする技術の発達、人口の増加などが理由で新たな地を求めてここへ移住したと考えられています。断崖の「石灰岩 (limestone) 層」は、何百万年にもわたる年月の間に雨水で溶け出して自然のくぼみができていたため、住居に作り変えるのが容易だったと見られています。

この断崖の住居に暮らしていた「シナワ族」は西暦1250年頃に「Anderson Mesa」へと移住しました。 理由はまだ明らかになっていませんが、その後「シナワ族」は「Hopi」という部族に吸収されてしまったと考えられています。

19世紀までは、この断崖の住居は荒らされることなく昔の姿をそのまま残してきました。 1880年代になって、鉄道が発達し旅人が押し寄せてきて、断崖の住居に残されていた昔の産物をお土産として持って帰ってしまったそうです。 

これにより、盗難や破壊からこのキャニオンを守ろうとする活動が活発になり、保護していくための国のサポートも受けることができるようになりました。 その後、1915年に「ウォルナット・キャニオン」は国定公園の指定を受けることになりました。

【ビジターセンター】

こちらの「ビジターセンター」の中で、国定公園入園料金を支払います。 16歳以上の入園者は1人8ドル。アメリカの国立公園・国定公園ではクルマの車両単位で料金を支払うケースが多い中、ここでは人数ベースになります。 

また、国立公園の年間パスを持っていれば、パスで入ることができます。 IDの提示を求められる場合もありますので、パスポートなどの身分証明書も忘れずに持って行きましょう!

「ビジターセンター」では、「トレイル」について簡単に説明してもらいましょう。「トレイルマップ」もこちらでゲットすることができます!

また、「ビジターセンター」の一番奥はガラス張りになっており、そこから緑に囲まれたキャニオンを見ることできますので、「トレイル」に行く前に見ておきましょう!

【いざトレイルへ!】

「ウォルナット・キャニオン国定公園」では、観光客が利用できるトレイルは2つあり、道をたどって行くとかなりの数の住居跡を見ることができます。

実際に行ってみると、険しい渓谷で移動も大変な所が多々ありますので、歩きやすい格好で行きましょう!標高約2000メートルのスタート地点から「トレイル」に挑戦してみると、多くの遺跡を間近で見ることができます。

ネイティブインディアンが岩壁に立てた建物は300以上にのぼります。この「トレイル」は長さ自体0.5マイル程度ですが、キャニオンの中程まで273段ある階段を下り続けるため、結構な運動になります。

また、数は多くありませんがところどころにサボテンが生育していたりと、なんとものどかな「トレイル」で趣を感じさせる景色を思う存分堪能することができますよ!

更に、歩いている途中には多くの案内板があり、毎日の生活がどういったものであったか、乾燥地帯の水事情、どのようにして壁が作られたか、どういった暮らしをしていたか、19世紀後半にこの地が荒らされその後1915年に国定公園にしてされるまでのストーリーなど、この地の理解をより一層深めることができますので、お見逃しなく!

【アクセス】

「ウォルナット・キャニオン国定公園」は、「フラッグスタッフ」から車で約20分とすぐの場所にあります。ちなみに、「I-40」に並行して走っている道路は「ルート66」です。

このようにかなりアクセスしやすく、更には「グランドキャニオン」、「セドナ」、「モニュメントバレー」などのアプローチに便利な「フラッグスタッフ」という街に宿泊するのがおすすめです!

いかがでしたでしょうか。

「ウォルナット・キャニオン国定公園」には、未だに人が暮らしていそうな、不思議な雰囲気を感じる場所です。「トレイル」を歩きながら歴史を知ることができ、行って良かったと思える場所です!

「グランドキャニオン」、「セドナ」方面に訪れる際には、是非立ち寄ることをおすすめします!

【基本情報】

ウォルナット・キャニオン国定公園(Walnut Canyon National Monument)

住所:3 Walnut Canyon Rd, Flagstaff, AZ 86004

営業時間・開場時間:8:00 – 17:00 (5月-10月)

入場料:8.00

公式サイト:https://www.nps.gov/waca/index.htm

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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