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アメリカ アリゾナ グランドキャニオン

最終更新: 2020年12月28日


こちらは、1979年に世界遺産に登録されたアメリカのアリゾナ州北西部にある大人気スポット「グランドキャニオン」です!

アメリカでも最も古い国立公園の1つで、20億年から2億5千万年前の地球の地層を観察することができ、世界で最も多くの化石が発見された非常に貴重な場所です。断崖の地層が11層露出しており、最も古い地層は先カンブリア時代のもので、20億年前のものになります。

そこから20億年間の大地の隆起・堆積と「コロラド川」の浸食作用によって現在の「グランドキャニオン」が生み出されました。総面積4900キロ平方メートル(東京都の2倍以上)・長さ446キロ・幅6~29キロ・海抜2100メートル・深さ1800メートルにも達する、世界で最も雄大な峡谷です。

想像を絶するあまりにも壮大なスケールで、まさに「地球の裂け目」という言葉ピッタリな場所です。また、「グランドキャニオン」は国立公園であるため、様々な生物が生息しています。

植物:1500種類以上・鳥類:355種・哺乳類:88種・爬虫類:47種・両生類:9種・魚類:17種生息しています。

ちなみに、「グランドキャニオン」という名は、1540年にスペインの探検家がこの場所に訪れて際名付けたもので、「魔の谷」と恐れられたと言われています。

【ノースリム or サウスリム】

世界中から訪れる人々を魅了する「グランドキャニオン」は、「コロラド川」を隔てて北側には「ノースリム」・南側には「サウスリム」が広がっています。

〖サウスリム〗

「サウスリム」には、ビューポイントが複数ありアクセスも良好なことから、観光客のほとんどは「サウスリム」に訪れます。

「サウスリム」には、レストランやロッジ・展望台などの施設が充実しているため、観光客で最も賑わう場所です!

旅行者が集まる「サウスリム」のメインの観光口は「グランドキャニオンビレッジ」で、ホテルやロッジ・鉄道駅・郵便局・ギフトショップまで、便利な施設が揃っています。

「サウスリム」にあるビジターセンターは観光拠点にもなっていますので、主なビューポイントへ向かう無料シャトルバスが出ており日帰りツアーにも最適です。

〖ノースリム〗

「グランドキャニオン」で、「コロラド川」を挟んで北側にあるのが「ノースリム」です。「ノースリム」は、施設などの開発が進んでいない分、大自然のありのままの姿を見ることができると、通な方たちに人気の場所です!

特に渓谷の端に造られた唯一の宿泊施設「グランドキャニオンロッジ」では、ベンチに座って珈琲を飲みながら最高の景観を楽しめます。観光客で混雑していない分、ゆっくりと大自然の渓谷の美しさを堪能できますよ!

また、「ノースリム」には空港などヘリが着陸できるような場所が無いため、バスかレンタカーでアクセスすることになります。

更に、冬季は凍結のため道路の通行が難しく、唯一の宿「グランドキャニオンロッジ」も11月〜4月の間は閉鎖されてしまいますので、観光に行く際はシーズンにご注意ください!

【おすすめビューポイント】

「グランドキャニオン」にある複数の絶景スポットから特におすすめのビューポイントをご紹介します!

〖マーサポイント〗

「マーサポイント」は、「グランドキャニオン」の中で最も美しい朝日を観ることができる絶好のポイントと言われています。

初代アメリカ国立公園局長「Stephen Tyng Mather」の名を冠したポイントで、数あるビューポイントの中でも「サウスリム」観光の中心的な場所です。

岸壁から突き出した部分が展望台になっており、時間を追うごとに刻々と移り変わっていく、大自然が創り出す美しいアート作品のような景色を観ることができます。

展望台から歩いてすぐの場所にビジターセンターがあり、地図などがもらえる他、無料シャトルバスの乗り場もありますので他のビューポイントへの拠点にもなっています。

〖ヤバパイポイント〗

「ヤバパイポイント」は、美しい夕日を観ることができる絶好のポイントとして人気があります。

14世紀にスペインの遠征隊が西洋人として初めて「グランドキャニオン」を発見した歴史的ポイントでもあり、地質学の博物館もあります。

地質学博物館を兼ねた展望台からは、「グランドキャニオン」渓谷を一望することができ、谷底にあるロッジも見ることができます。また、夏期には雷の撮影スポットとしても人気があります。

「マーサポイント」からも近く、無料シャトルバスの「カイバブルート」に乗るとアクセスできます。

〖リパンポイント〗

「リパンポイント」は、「コロラド川」を眼下に観ることができる迫力あるポイントです。「サウスリム」の中でも東側にある「イーストリム」にあるポイントで、標高が高い位置にあることから最もダイナミックな景観を楽しむことができます。

また、視界を遮るものがなく、左右に大きく開けており「グランドキャニオン」らしさを堪能できるポイントとしても人気があります。

「リパンポイント」へのアクセスにはシャトルバスの運行がないため、ツアーに参加するかレンタカーで来ることになります。

〖デザートビューポイント〗

「デザートビューポイント」は見張り塔からの眺めが素晴らしいポイントです。

「サウスリム」の中でも東側にある「イーストリム」にあるポイントで、断崖の向こうには美しい砂漠の地平線を見渡すことができます。ここには「ネイティブアメリカン」の見張り塔を再現して1932年に造られた「ウォッチタワー」があります。

また、伝統的な織物「ナバホラグ」などのお土産が販売されている他、内部の壁面や天井にはホピの神話などの絵が描かれています。屋上に上がることもでき、そこからの景色は「コロラド川」の含む壮大な景色が広がっています。

「デザートビューポイント」へのアクセスにはシャトルバスの運行がないため、ツアーに参加するかレンタカーで来ることになります。

〖ホピポイント〗

「ホピポイント」は、「グランドキャニオン」の「サウスリム」の東側にある、ビューポイントです。

数ある「グランドキャニオン」の中でも、夕日を見るなら「ホピポイント」といわれるぐらい素晴らしい夕日の景色が見れることで有名です。

雄大な「グランドキャニオン」を一望することができ、そこに沈む夕日は言葉にできないほど美しい景色を醸し出します。また、3月~11月は無料シャトルバスで行くことができ、冬場でもレンタカーなど車で行くことが可能です。

ただし、屋外のため無料シャトルバスで行く場合は天気に気を付けましょう。レンタカーで行けば、小雨であれば車の中から景色を楽しむことができます。

【アクセス】

「グランドキャニオン」への観光は、旅行会社のツアーに参加するのが一般的です。

レンタカーを利用する場合は、スケジュールに余裕を持つことをおすすめします。

また、「グランドキャニオン鉄道(Grand Canyon Railway)」を利用する方法もあります。

ラスベガス~「グランドキャニオン」〗

「ラスベガス」から「グランドキャニオン」までの距離は、「東京」〜「大阪」間に匹敵するほど遠いため、移動手段によって時間もコストも大きく変わってきます。

バス・飛行機・ヘリなどを利用した日帰りツアーなどが多数でており、料金の目安は150~400ドル程度です。

どれを使って行くのがベストなのか、メリット・デメリットおさえて、比較していきます!

【レンタカー】

ラスベガス」から「グランドキャニオン」までは、車で約4時間30分~5時間です。

長く続く一本道を走る気分はとても最高で、途中のハイウェイスポットで休憩しながらマイペースに行動できる自由さが魅力です!時間を自由にアレンジできるので、日帰りにこだわらず朝日やサンセットにも遭遇することができますね!

更に時間に余裕があれば、アメリカの旧国道「ルート66」にも立ち寄ってみるのも良いでしょう。「レンタカー」でのアクセスは、ドライブ好き、広大なアメリカのハイウェイを体験したい方におすすめです!

【サウスリム】:

「ラスベガス」〜「サウスリム」:443km

所要時間:約4時間半

※メジャーなルートなので道が分かりやすく、「ルート66」にも立ち寄れる。

【ノースリム】:

「ラスベガス」〜「ノースリム」:436km

所要時間:約5時間半

※「サウスリム」へ行くルートよりも距離は短いですが、途中から高速道路が無くなるため移動に時間がかかります。道も少し複雑で、冬場は道が閉鎖される箇所もあります。

【レンタルの際に必要なもの】:

・日本の免許証

・国際免許証

・パスポート

・クレジットカード

【レンタル料金】:

・1日料金$45〜

※車種・ナビ・保険などのオプションにより変動します。

【ドライブ中の注意点】:

・左ハンドル、右車線走行、ウィンカーなど全て逆。

・右折は赤信号でも可能。

・路上駐車は捕まる可能性大です。

・街から街まで遠く離れているため、ガソリンの残量に十分注意しましょう!

【メリット】:

・自分のペースで観光ができる!

・ドライブを楽しみたい方におすすめ!

・「ルート66」など途中の立ち寄り観光も可能!

【デメリット】:

・ドライブに自信の無い方には不向き。

・移動時間がかかる。

・途中のトラブルも全て自己責任。

【バスツアー】

なるべく楽に、出費を抑えたい!という方におすすめなのが、日帰り観光バスツアーへの参加です。「グランドキャニオン」へは、多くの旅行会社でバスを利用した現地ツアーを企画しています。

移動時間は長く、時間にも縛られますが、ラスベガスから日帰りでも「グランドキャニオン」の観光が可能です。周遊コースなどオプショナルツアーのバリエーションが豊富なことと、手軽に参加できることが魅力です!

【現地ツアー平均価格】:

$140〜$200

※日本語ガイドなどオプションによって変動します。

【スケジュール】:

朝発・夜着/所要時間15時間(1日必要)

【メリット】:

・オプショナルツアー会社にお任せできるので簡単!

・費用が安い。

【デメリット】:

・片道5時間の長旅のため、日帰りでも1日必要。

・時間に縛られる。

・乗り物酔いやトイレが心配な方には不向き。

【飛行機】

移動時間を短縮したい!という方におすすめなのが飛行機を利用した観光です。「ラスベガス」から「グランドキャニオン空港」の飛行場までは約1時間半、そこからバスに乗り換えて観光します。

「バスツアー」に比べると出費がかさみますが、半日の日帰りで観光ができでしまうので、時間がない方におすすめです!

ほとんどの現地ツアーは、宿泊ホテル〜空港間の送迎が付いていますが、個人で飛行機のみを手配した場合には、現地の移動もアレンジしなくてはならないので、やっぱり現地オプショナルツアーがおすすめです!

【現地ツアー平均価格】:

$300〜$500

※日本語ガイドなどオプションによって変動します。

【スケジュール】:

希望により時間選択可能です。

所要時間7~8時間(半日必要)

【メリット】:

・上空からの遊覧飛行で圧巻の「グランドキャニオン」を眺めることができる!

・飛行時間は片道約1時間半と移動がとても楽!

・時間が無くても半日の日帰りで観光ができる。

【デメリット】:

・バスよりも値段が高め。

【ヘリコプター】

上空から雄大な「グランドキャニオン」を眺めたい!という方におすすめなのが、ヘリでの観光です。「ラスベガス」発「グランドキャニオン」までは、全行程がヘリコプターからの日帰り観光になります。

地上からでは味わえない、「グランドキャニオン」圧巻のスケールを臨場感とともに味わえます!観光時間も約4〜5時間と短いので、ラスベガス旅行では市内観光を中心にしたい方や、弾丸旅行の方でも「グランドキャニオン」観光を可能にしてくれます。

【現地ツアー平均価格】:

$200〜

※日本語ガイドなどオプションによって変動します。

【スケジュール】:

希望により時間選択可能です。

所要時間4~5時間

【メリット】:

・上空から雄大な「グランドキャニオン」を眺めることができる。

・移動時間、観光時間が短いため半日かからない。

【デメリット】:

・地上からの眺めを体験できない。


※「ラスベガス」を含むネバダ州と「グランドキャニオン」を含むアリゾナ州には、1時間の時差があります。現地ツアーの集合時間や飛行機のフライト時間にも差が出るので注意しましょう!

※サマータイムが導入される時期もあるため、時間のずれが非常にわかりにくくなっています。現地時刻は必ず確認しましょう。

〖フラッグスタッフから「グランドキャニオン」〗

日帰りバスツアー:料金130ドル~に参加するか、シャトルバス:料金25ドル~の利用もできます。

フラッグスタッフから「グランドキャニオン」までは、車で約1時間30分です。

〖ウィリアムズから「グランドキャニオン」〗

「グランドキャニオン鉄道(Grand Canyon Railway)」を利用することができます。

所要時間は約2時間20分で、料金は大人:70~190ドル・子供:40~110ドルです。

【アクティビティ】

「グランドキャニオン」は車で巡る他にも、様々な楽しみ方ができます。

峡谷を歩いて回れるハイキング・セスナで上空の遊覧飛行や上空散歩・ゴムボートの急流下り・崖の上から谷底の「コロラド川」までラバで降りるツアーなどがあります。

また「ウエストリム」には、「スカイウォーク」という岸壁からU字型に張り出した展望台があります。床面がガラス張りになっており、足元から1200メートル下の谷底を見ることができます。

【グランドキャニオンの天気】

「グランドキャニオン」の年間で一番寒い時期は1月、暑い時期は6月、7月です。

春(3,4,5月)、夏(6,7,8月)、秋(9,10,11月)、冬(12,1,2月)で、観光の際のおすすめシーズンは4月~11月です。

夏の気温も「東京」とさほど変わらなく、春は観光には最適な気温です。冬は昼間と夜の気温差が激しい日や、朝から強風と寒さを感じる日など気温が安定していません。

ただ、真夏でも寒暖差がありますので、着脱可能な上着などを用意しておいたほうが良いでしょう。また、「グランドキャニオン」周辺は雪も降ることもあり、長期居る方は冬でも良いですが、短期で「グランドキャニオン」へ訪れる方は、冬以外をおすすめします!

【服装について】

「グランドキャニオン」の「サウスリム」の標高は富士山の5合目と同じぐらいです。そのため、10月~4月にかけては防寒着が必要不可欠!

また、「グランドキャニオン」に宿泊される方は、長袖、長ズボンにトレーナーや厚手のパーカーを持って行くことをおすすめします!

ツアーに参加される方は、Tシャツにジーンズやチノパンなどの動きやすいもの、ハイキングシューズがおすすめです!更に、念のため薄手の上着があると安心です。

「ノースリム」や「ブライスキャニオン」は「サウスリム」よりもさらに冷えるので、服装には十分に気を付けましょう!

【おすすめの宿泊地!】

「グランドキャニオン」をより深くまで楽しみたい方は、国立公園内での宿泊もおすすめです!

サンセット&朝日を見ることができるのはもちろん、夜の満点の星空はロマンチックで感動的な光景が広がります。ラスベガスの夜景とはまた違った大自然の世界の美しさが見られます!

宿泊方法は2通りあり、「グランドキャニオン国立公園」内のホテルやロッジ、あるいはキャンピングカーやテントで公園内に宿泊する方法があります。

時間に余裕のある方は是非大自然の中で一夜を過ごしてみましょう! 半日では味わえない景色が待っていますよ!

〖EL TOVAR HOTEL〗

「EL TOVAR HOTEL」は、1905年にオープン以来100年以上もの歴史があり、「グランドキャニオン」内にあるホテルで人気です。

ホテル内は、暖炉があり暖かな雰囲気と、昔ながらの作りなので歴史を肌で感じることができます。「EL TOVAR HOTEL」は、3~6ヶ月前ぐらいには予約しておいた方がいいでしょう。

特に暖かくなって観光できるシーズンですとなかなか予約が取れませんので、早め予約してください!暖かいシーズンがおすすめですが、クリスマスシーズンはホテル内が飾りつけされているのも見どころです!

【基本情報】

EL TOVAR HOTEL

住所:9 Village Loop Drive, Grand Canyon Village, AZ 86023

アクセス: 首都「フェニックス」からは車で3時間40分ほど。

公式サイト : grandcanyonlodges.com

〖Yavapai Lodge〗

「Yavapai Lodge」 も4~6カ月前ぐらいには予約が必要ですとなる人気のロッジです。

部屋はシンプルでそこまで大きくないですが、美しい「グランドキャニオン」が目の前という素晴らしい環境です。

基本的には、観光客しか立ち寄らないためロビーも静かで、ゆったりとした雰囲気の中で自然を楽しむことができます。夜には多くの星が観れてとても綺麗です!感動的な光景を目の当たりにできますよ!

【基本情報】

Yavapai Lodge

住所:11 Yavapai Lodge Rd, Grand Canyon Village, AZ 86023

アクセス: 首都「フェニックス」からは車で3時間40分ほど。

公式サイト : visitgrandcanyon.com

【お土産: Canyon Village Marketplace & Deli】

「グランドキャニオン」でお土産を買いたい!という方におすすめなのが、「Canyon Village Marketplace & Deli」です!

「Canyon Village Marketplace & Deli」は、スーパーマーケットからお土産屋さんまで一度に見れるので沢山の品物を一度に品定めすることができます!

サボテングッズやサソリの入った飴など「アリゾナ」らしいユニークなお土産があります。女性へのお土産としてはターコイズのアクセサリーが人気です!

【基本情報】

Canyon Village Marketplace & Deli

住所:1 Mather Business Center, Grand Canyon Village, AZ 86023

営業時間:8:00~20:00

公式サイト : visitgrandcanyon.com

いかがでしたでしょうか。

「グランドキャニオン」は、地球そのものの歴史を肌で感じることができる素晴らしい場所です。

絶景を見ることができるビューポイントや、季節ごとに行われるイベントなど、楽しめるポイントを押さえ、旅行の計画に役立てて下さい!

また、アメリカの国立公園でのマナーやルールについても事前にチェックし、ルールを守って思う存分楽しみましょう!

【基本情報】

グランドキャニオン

住所:Grand Canyon AZ USA

電話:+1 928-638-7888

料金:自家用車$30(車両1台と乗車している人の入園料、7日間有効です。

※条件や季節によってさまざまな入園料の設定があります)

※名称は、データ部分のみユネスコ日本サイトの表記に合わせています。

公式サイト:https://www.nps.gov/grca/

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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