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アメリカ アリゾナ フェニックス動物園

更新日:2020年12月28日


こちらは、アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックスの砂漠公園「パパゴ・パーク(Papago Park)」内で、1962年(昭和37年)に開園した「フェニックス動物園(Phoenix zoo)」です!

「フェニックス動物園」は、291種1,400頭の動物たちが暮らしている全米屈指の大規模な動物園です。

「フェニックス動物園」はかつてアリゾナに生息し、野生種はすでに絶滅した「アラビアオリックス(Oryx leucoryx)」の保護にいち早く取り組み、飼育繁殖させて野生に帰す運動でも世界的に知られています。

【歴史】

「フェニックス動物園」の始まりは50年以上前で、フェニックスの住民「ロバート・マイターグ」氏は、地元に動物園を作ろうと資金を集めました。1962年に動物園はオープンしますが、残念なことに「マイターグ」氏はその直前にこの世を去ってしまいます。

公的支援に頼らずに非営利動物園を持つという彼の夢は、今も生き続けており、初めのころは「マイターグ動物園」と呼ばれていましたが、「マイターグ」氏の家族が、フェニックスの人々の一体感を反映させ、「フェニックス動物園」と改名するよう促しました。

そんな「フェニックス動物園」は、比較的新しい動物園であるにも関わらず、野生動物保護の取り組みがすでに高く評価されています。その1つが飼育下繁殖プログラムで、かつては絶滅が危惧されていた「アラビア・オリックス」の野生復帰に成功したのです。

【4つに分かれたエリア】

「フェニックス動物園」は、4つのトレイル (小道) が敷かれ、アリゾナ、アフリカ、南国の3つのトレイルでは、ここで飼育されている動物のほとんどを見ることができます。4つ目のトレイルは小さなお子さま向けで、家畜動物との触れ合いが主眼。

ライオンやチーターなど、おなじみの生きものが見られるのはサバンナの自然が再現された「アフリカトレイル」。コヨーテやマウンテンライオンから鳥類から昆虫まで、アリゾナ特有の生きものを集めた「アリゾナトレイル」など、それぞれ特色のある環境の中で動物たちが生き生きと暮らしています。

また、「フェニックス動物園」では絶滅危惧種も数多く保護されています。サイの仲間は世界に4種類が分布していますが、白サイ、スマトラサイ、クロサイ、ジャワサイを含むインドサイ属の全ての種が絶滅危惧種に指定されてます。

主な原因は角を目当てとした密猟で、現在では薬効が認められていないにもかかわらず漢方薬として高値で売買されており、その値段は重さあたりにして金と同じと言われています。

そして、ファミリーにおすすめの「トロピカルトレイル」には、熱帯雨林を再現したエリアに熱帯のおサルさんなどの生きものが暮らしています。

小さな子ども向けに作られた「リトル ピープル・ディスカバリー トレイル」では、ヤギやヒツジなどの身近な家畜をはじめとする小動物と触れ合える「ハーモニー農園」や、熱帯の蝶が舞い飛ぶ「バタフライガーデン」などが人気です!

このように「サファリ動物園」は、貴重な動物たちが暮らす家族連れを大切にした動物園で、年間来場者数は約140万人と大人気の動物園です。4つ全てのトレイルを見てまわるためには最低でも3時間は必要ですので、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめ!

食事ができるお店も園内にたくさんありますので、途中でランチを楽しみながらゆっくりと楽しむというのも良いでしょう。ラクダに乗ったりキリンにエサやりができる場所もありますので、是非体験してみて下さい!

【サファリトレイン】

全長4kmのトレイルは、歩いてまわっても楽しめますが、動物についてナレーションで説明してくれる「サファリトレイン」のツアーもおすすめです!

ツアーに参加すると動物についての説明を聞くことができますので、徒歩で見学するのとはまた違った楽しみ方ができます。

小さなお子様と一緒の場合にも、「サファリトレイン」で移動ができればグズグズしてしまうのを避けられるので便利です。「サファリトレイン」に乗って特にお客さんが喜ぶのが「マンドリル」です。

このマンドリルは、実は「ライオンキング」の「ラフィキ」というキャラクターのモデルになった動物なのです。アニメで見たことがある子供たちなら、喜ぶこと間違いなしですね!

この他にも、生きたエイを展示したタッチプール「スティング・レイベイ」や、毎年11月末から1月にかけては園内がイルミネーションで飾り付けられる「ズーライト」、ラクダに乗ったり展望台からキリンにエサをあげたりと楽しみ方色々です!

これらは、少額ながら入園料とは別に料金がかかりますが、どれも貴重な体験ですので是非体験してみて下さい!

【絶滅危惧種保護活動】

「フェニックス動物園」は、〖アリゾナ州〗に生息する希少な生物の保全にも力を入れています。ウシ科オリックス属の「アラビアオリックス(Oryx leucoryx)」は、荒野でサボテンを食べて生活する生きものですが、車の増加や乱獲などによって野生種が1972年(昭和47年)に絶滅してしまいました。

「フェニックス動物園」では1962年から保護を開始し、1980年からは繁殖に成功した個体を野生復帰させていることで世界的に有名です。

日本でも横浜市の動物園で1988年(昭和63年)から飼育が開始されるなど、「フェニックス動物園」の活動で一時は個体数が増加した「アラビアオリックス」ですが、ユニコーンのモデルともいわる真っ直ぐに伸びた美しい角や毛皮がふたたび密猟のターゲットとなり数が急減しています。更に、資源開発により保護区が90パーセント削減されるなど、状況は厳しいようです。

【アクセス】

「フェニックス動物園」の場所は、「フェニックス」のダウンタウンから「ヴァン・ビューレン通り」沿いを車で東へ約20 分行った「パパゴ・パーク」内にあります。

開園時間は季節によって異なり、園内のトレイルを端から端まで歩くには少なくとも3時間はかかります。夏季の閉園時間は午後2時ととても早いので、早めの行動を心がけましょう。

また、園内には「ピクニックエリア」があり、食事ができるお店もたくさんあります。「フェニックス動物園」行きのバスも複数運行しています。車で訪れる方は、駐車場もありますのでそちらを利用すれば良いでしょう。

【パパゴ・パークについて】

「フェニックス動物園」の周辺には、大きな穴が開いている茶色の岩山がたくさんあります。「フェニックス動物園」は、「パパゴパーク」内に位置し、近くには「砂漠植物園(desert botanical garden)」もあります。

「パパゴパーク」は、約1,500万年前に形成されたと考えられている特徴的な地層を生かした砂漠の公園です。巨大なサグアロサボテンが自生する丘陵は、まさに西部劇の世界感そのものといった風情で、第二次世界大戦下では捕虜収容所として使用されていました。

1962年に国有地が市に売却され、「フェニックス動物園」となり翌年には「チャンピオンシップゴルフコース」も完成しています。

また、「パパゴパーク」内には「フェニックス動物園」の他にも、消防の歴史を取り上げた「ホール・オブ・フレーム消防博物館(Hall of Flame Museum of Firefiting)」などの文化施設が含まれ、多くの観光客が訪れています。

更には、舗装されたトレイルもあり、ハイキングやサイクリングをして自然を楽しむことができる場所です。

いかがでしたでしょうか。

「フェニックス動物園」は、世界中の動物に出会える巨大公園で、野生動物の保護にも力を入れている素晴らしい施設です。

年間約300日が晴天日で、太陽の谷(Valley of the Sun)と呼ばれるリゾート地「フェニックス」にある、全米で最大の非営利動物園です。

6月を過ぎると日中の気温は40度近くにまで上昇しますので、訪れるなら午前中がおすすめです。万全の熱中症対策をしたうえで、是非とも「フェニックス動物園」に訪れてみて下さい!

【基本情報】

フェニックス動物園

住所:455 N Galvin Pkwy, Phoenix, AZ 85008

電話番号:+1 602-286-3800

営業時間:9:00~17:00

料金:大人 $24.95 3歳~13歳 $14.95

アクセス:Phoenix Sky Harbor International Airportより車で12分

公式サイト:フェニックス動物園

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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