- 私の旅行記
アメリカ シカゴ ガーフィールド・植物園
更新日:2020年12月28日

こちらは、シカゴ・「ダウンタウン」から西へ約7キロほど行った「ガーフィールド・パーク」内にある、世界最大級の温室植物園「ガーフィールド・植物園(Garfield Park Conservatory)」です!
パークの敷地内に地下鉄・グリーンラインの駅もあり、ダウンタウンからもアクセスは悪くありません。ガラス張りの巨大な温室の中には、ヤシ、シダ、サボテンなどの温暖な地域の植物、チューリップや紫陽花などの季節の花、シカゴ周辺でよく見られる植物など、さまざまなテーマの植物が楽しむことができます。
また芸術の街シカゴらしく、ここにもカラフルな彫刻やオブジェが多く設置されており、芸術と植物の両方を楽しめるスポットです。
【見どころ!】

「ガーフィールド・植物園」は、「ガーフィールド・パーク」の西側エリアにあり、希少な植物であふれる6つの温室、2つの展示ホールを有しており、美術展、フラワーショー、園芸教室が定期開催されています。
シカゴ・「ダウンタウン」から少し離れて、多彩な植物をめでながら散歩したり、ベンチに座ってリラックスしたり、夏には外の芝生でのんびりしたりと、そんな過ごし方はいかがでしょうか。もちろん、 「ガーフィールド・植物園」は、広大な「ガーフィールド・パーク」内にあるため、1日中いても飽きることはありません。
「ガーフィールド・植物園」は、1908年に開園し、造園家であり「シカゴ公園監督者」でもある「イェンス・イエンセン」の創案で造られました。屋内外合わせておよそ2ヘクタールの庭には、年齢にして300年以上の植物も含まれています。
この植物園の展示は主に8つあります。

その1つが、「エリザベス・モース・ジーニアス・チルドレンズ・ガーデン」です。
ここは子ども向けの屋内庭園で、展示物に登って遊べるうえ、道しるべを付けながら園内を回り、植物や植物の育ち方について学ぶことができます。
「アロイド・ハウス(サトイモ科のハウス)」では、よく見かける観葉植物が小さな沼の周囲に植えられています。
太平洋北西部の著名な芸術家「デイル・チフーリ」が手掛けた、ガラス製のスイレンの彫刻も見逃せません。

「デザート・ハウス(砂漠のハウス)」では、多肉植物やサボテンが厳しい環境でも生き延びられる理由を学ぶことができます。「ファーン ルーム (シダの部屋)」にも沼があり、世界最古の植物種の1つ、ソテツやシダが植えられています。
「園芸ホール」と「ショー・ハウス」では1年を通じて「フラワー・ショー」を開催しています。会期は春、夏、年末のホリデー シーズンですので、是非とも足を運んでみてください!
春にはツツジが咲き誇り、クリスマスシーズンにはライトアップされた華やかなお祝いの花が飾られます。

「パーム・ハウス(ヤシのハウス)」では、一年中熱帯の楽園を楽しむことができます。
屋外庭園の見ごろは5~10月で、数多くの印象派の作品に影響を与えた芸術家「クロード・モネ」の「フランス庭園」を再現した「モネ・ガーデン」も見ものです。
「ギフト・ショップ」では、工芸品や植物、本を販売。サンドイッチ、フルーツ、サラダ、紅茶、コーヒーも買うことができます。
【アクセス】
「ガーフィールド・植物園」は、シカゴ・「ダウンタウン」から西へ約7キロほど行った「ガーフィールド・パーク」内にあり、地下鉄・グリーンラインで約30分でアクセスが可能です。
ただし、「ガーフィールド・植物園」近辺はあまり治安がよくないため、できればレンタカーでのアクセスが良いでしょう。高速を降りてから10分ほど運転で到着しますが、時間帯も明るい時間の訪問がおすすめです!
車でお越しの際は、ドアのロックもお忘れずに! 「ガーフィールド・植物園」に入ってしまえば、安全です。
いかがでしたでしょうか。
「ガーフィールド・植物園」はうれしいことに入場料は無料です!ただし、入り口に「ドネーションbox」がありますので、お気持ちばかり寄付をするのが良いでしょう。
園内に小さな売店はありますが、ピクニックエリアもあるので、簡単な軽食を持参するのもおすすめです!希少な熱帯植物、滝、アートが楽しめる大きな植物園で、穏やかな午後のひと時をお過ごしください。
【基本情報】
ガーフィールド・植物園(Garfield Park Conservatory)
住所:300 N Central Park Ave, Chicago, IL 60624
電話番号:(312) 746-5100
営業時間:水曜日 9時00分~20時00分 木曜日~火曜日 9時00分~17時00分
公式サイト:https://garfieldconservatory.org/
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