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アメリカ シカゴ クラウドゲート

更新日:2020年12月28日


こちらは、アメリカ合衆国シカゴにある21世紀の最も成功したパブリックアートの代表例「クラウド・ゲート」です!現在、このインド出身の彫刻家「アニッシュ・カプーア」の作品は「ミレニアム・パーク」のシンボルの一つとなっています。

168枚のステンレス板を溶接してつなぎ合わせて、表面の継ぎ目が分からなくなるまで研磨され、全面が鏡面の様になっています。周りの景色、公園を取り囲むビル群、空と空に浮かぶ雲などが曲面に映りこみ、見る角度や時間帯、季節、天候によりユニークな表情を見せ、豆のような形をしていることから「ザ・ビーン(The Bean)」と呼ばれています。

彫刻の曲線美がシカゴの直線的なスカイラインと素晴らしい対比をつくり、とても美しい作品です。「クラウド・ゲート」は観光スポットとしても非常に人気があり、彫刻下部の湾曲した鏡面に映り込む自分の姿を観光の記念として撮影するのが定番となっています。

【歴史】

シカゴは、1950年代から都市空間に巨大な「パブロ・ピカソ」や「デビュフェ・シャガール」、「アレクサンダー・カルダー」などの作品が設置され、パブリックアートの伝統をもつ都市としても知られています。

インド出身の彫刻家「アニッシュ・カプーア」は、世界的に著名な現代彫刻家でありましたが、この作品が「アニッシュ・カプーア」にとってアメリカ初のパブリックアートとなります。

2004年から2006年にかけて作成された「クラウド・ゲート」は、現在シカゴの人々の間では「ザ・ビーン(The Bean)」という愛称で呼ばれ、親しまれています。この作品が設置されている広場は、アメリカ経済の急激な変化とともに名称を変えていきました。

当初は「Ameritech社」が300万ドル寄付し、「Ameritech・Plaza」となりましたが、その後「SBC Plaza」と名前を変えました。しかし、「SBC社」が「AT&T」によって買収されたことで、現在では「AT&T Plaza」となっています。

そして、この作品の話題の一つが彫刻のコストが桁違いであることです。当初、そのコストは約6億円と積算されていましたが、「ミレニアム・パーク」がオープンした時には、約11.5億円までになっていました。

更に、最終的には23億かかったというので驚きです。なぜそれだけ莫大なコストがかかったのか、その原因の一つには出来上がった当初の作品は、表面がシームレスではなく「ステンレス」を継いだ線が彫刻全体に残っていました。

それではと、再度表面を磨き上げ現在の完璧な鏡状の姿にしたのです。そしてもう一つ驚くべきは、公的資金が全く使われていない。ということです。全ての資金は個人や企業からの寄付で賄っという、まさに寄付文化のアメリカを感じさせる作品なのです。

ミレニアム・パーク

「ミレニアムパーク」は、ユニークな風景に独創的なアートや建築物が点在する、地元の人にも観光客にも人気の広場です。

ループ地区の中心に広がる面積10ヘクタールの公園で、コンサートに熱狂したり、サイクリングやジョギングで汗をかいたり、ところどころに置かれた彫刻作品を眺めたりする地元の人や観光客で常に賑わいを魅せています。

他の観光名所から近く、公園を散歩した後で「シカゴ美術館」に行ったり、「マグニフィセント・マイル」で買い物を楽しんだりできるのも魅力です。

公園の北側と南側にある「ボーイング・ギャラリー」では、「クラウドゲート」以外にもさらに多くのアート作品を見ることができます。

また、この野外ギャラリーでは、地元や外国のアーティストによるさまざまなアート作品が1年中続々と展示され、晩春と初秋には、「ジェイ・プリッカー・パビリオン」で野外コンサートが開催されます。

無料のものも多く、観客収容数も11,000 人と大規模で、椅子のある観客席と芝生のスペースで鑑賞することができます。

寒い冬には、屋内の「ハリス・シアター」で、音楽やダンスのショーを楽しみましょう!

※イベントのスケジュールは公園のウェブサイトをご覧ください。➡https://www.chicago.gov/city/en/depts/dca/supp_info/millennium_park.html

お腹がすいたら、公園脇を走る「ミシガンアベニュー」の方へ行けば、公園の隅に300席の広さを持つレストランがあります。

芝生でピクニックもおすすめです!

「ミレニアムパーク」の詳細は、こちらの記事をご覧ください!➡

アメリカ シカゴ ミレニアムパーク

いかがでしたでしょうか。

「クラウドゲート」は、その名の通りゲートですので、このオブジェの下をくぐることができます。

下部も鏡面の様に研磨されているので、ゲートをくぐる人々や、湾曲して映り込むビル群が実にユニークで、その様相もとても芸術的です。

アート作品と言っても、実にポップな存在で、気楽に楽しめることから、観光客からの人気が高いのはもちろん、地元の方にも愛されているシカゴを代表するランドマークです。

【基本情報】

クラウドゲート

アーティスト:Anish Kapoor

ジャンル:(建築家、ランドスケープなど)アーティスト

場所:Millenium Park, Chicago

完成年:2005

施主・主催

関係団体(共催、後援、助成、協賛、協力)

資金源:個人寄付、その他

資金源(その他の場合)民間資金

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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