- 私の旅行記
アメリカ シカゴ シカゴ・ウォータータワー
更新日:2020年12月28日

こちらは、1869年に給水塔として作られた歴史的建造物で、アメリカの中では2番目に古い給水塔「シカゴ・ウォータータワー(Chicago Water Tower)」です!
現在は機能していませんが、昔は「ミシガン湖」の水をシカゴの街へ汲み上げて給水するために作られたそうです。
建物の1階はギャラリーになっており、この建物も歴史を見るとこができ、隣にあるポンプ局の建物には「公式観光案内所」があります。
向かい側には「ウォータータワー・プレイス」というショッピングモールがあるので、お買い物のついでに寄ってみるのがおすすめです。
【歴史】

シカゴ・「ダウンタウン」の北側に位置するショッピングエリア「マグニフィセント・マイル」に建つ「シカゴ・ウォータータワー」。
1869年、建築家「ウィリアム ボーイントン」により建築されたアメリカ合衆国内で歴史ある建造物のひとつとして知られています。
石灰石を用いて建設された47メートルあるタワーの内部には、貯水や消火に使用するための立て管があり、この水圧を調整することによって地域を洪水から救ってきたと言われています。また、この塔が全国的に知られるようになったきっかけは、 1871年に起きた「シカゴ大火」でした。
唯一焼け残った公共建築として有名になり、 復興のシンボルとされたのです。街はこの「シカゴ大火」をバネに、急速に発展し、現在はアメリカを代表する都市となっています。
焼け残った建物はほかにもいくつかありますが、現存するものはこの塔だけ。そんな「シカゴ・ウォータータワー」は、高層ビルが続々と建つ中、古くから変わらない姿を守り続け、現在もシカゴのシンボルとして愛されているのです。
【シカゴ・ウォータータワー周辺】
〖シカゴ・ウォーターワークス(ポンプ局)〗

「ミシガン・アヴェニュー(Michigan Avenue)」をはさんで向かいには、「シカゴ・ウォーターワークス(ポンプ局)」があります。
また、ここ「シカゴ・ウォーターワークス(ポンプ局)」の建物には「観光案内所(Chicago Visitor Information Center)」などが入っています。まずはここで、パンフレットなどをゲットしておきましょう!
〖ウォータータワー・プレイス(Water Tower Place)〗

「ウォータータワー・プレイス」は、シカゴの「ダウンタウン」で1番のショッピングエリアに位置し、目の前には「シカゴ・ウォータータワー」、すぐ近くには「近代美術館」・「日本大使館」・「ジョン・ハンコックセンター」など、重要な建築物やシカゴのランドマークが立ち並ぶ最高の場所にあります。
「メイシーズ」や様々な有名ブランドのお店、レストラン、スパ、ホテルなどが1つになったショッピングモールですが、ダウンタウンの中心部にあるため、郊外型の巨大モールと比べるとやや小さめです。しかし、オシャレで上品な雰囲気なので、お買い物を楽しむには十分です。
2階にあるレゴのお店では、シカゴならではの建築物をモチーフにしたレゴなどが展示してあり、ここでしか見れないレゴの前で記念撮影する観光客もたくさんいます。

3階~6階までは主に「コーチ」・「ヴィクトリアズシークレット」などをはじめとする有名ブラインドのアパレル店や美容室、スパなどがあります。
中でも「アキラ」というブランドはシカゴ発のブランドで、少し刺激的なスタイルがアメリカ全土で大人気です。7階には軽食が食べられるファストフードのレストランなどがあります。
ここにある「ハリー・キャリー」というパブは、野球、シカゴカブスの人気レポーター「ハリー・キャリー」が運営するレストランで、ここも観光スポットの1つ。薄くシェイブしたクネクネに曲がったフライドポテトが人気で、お皿に山盛りになって出てくるポテトは思い出作りとして1度は体験しておきたいですね。
さらに、「アンティーアン」というお店では、フカフカの生地とシナモンシュガーで作った出来立てプレッツェルで大人気です。
【基本情報】
ウォータータワー・プレイス
住所:835 N Michigan Ave, Chicago, IL 60611
電話番号:+1 312-440-3580
営業時間:月曜日~土曜日 10時00分~21時00分 日曜日 11時00分~18時00分
「ジョン・ハンコックセンター」についてはこちらの記事をご覧ください!➡
【アメリカ シカゴ ジョン・ハンコックセンター】
【アクセス&治安】
「シカゴ・ウォータータワー」は、「ノース・ミシガン通り」ということもあり、深夜でも治安は特に問題ないでしょう。
ここだけを目的に、夜間訪れるような場所ではありませんが、バスでのアクセスなら「#3」・「#146」・「#147」・「#151」と交通の便に優れたエリアです。
最寄り駅は、地下鉄レッドライン「Chicago(シカゴ)駅」になりますが、3ブロックほど離れていますので、鉄道より安全なバスをおすすめします。
いかがでしたでしょうか。
「シカゴ・ウォータータワー」は、夜になるとひっそりとライトアップされ、夜に観光客が訪れるようなスポットではありませんが、歴史を感じさせる情景です。
また、「ミシガン通り」を挟み「シカゴ・ウォーターワークス(ポンプ局)」もライトアップされます。白い外壁がライトアップされ、小さいながらも噴水も美しいです。
「ジョン・ハンコックセンター」から徒歩5分ほどの距離であるので、時間があれば是非とも立ち寄ってみてください!
【基本情報】
シカゴ・ウォータータワー
住所:806 N Michigan Ave, Chicago
電話番号:+1 312-742-0808
料金:無料
営業時間:10:00-18:30
休日:10:00-16:00
休業日:年中無休
アクセス:地下鉄レッドラインChicago(シカゴ)駅下車徒歩約5分
公式サイト:https://www.chicago.gov/city/en/depts/dca/supp_info/city_gallery_in_thehistoricwatertower.html
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。