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アメリカ シカゴ シカゴ文化センター

更新日:2020年12月28日


こちらは、1897年に建てられたシカゴの有名なランドマークの一つ「シカゴ文化センター」です!

この文化センターはシカゴ都市の公式な観光案内所で、この都市に関するイベント、美術館、劇場、アトラクション、観光、ホテルなどのパンフレットや小冊子が数多く置いてあり、シカゴの旅をより有意義にする情報がたくさん得られる場所です。 

1972年7月31日アメリカ合衆国国家歴史登録財に指定され、1976年11月15日シカゴのランドマークに指定されました。

地元の方がよく立ち寄る「シカゴ文化センター」は、もともとはシカゴ市の図書館としてオープンしましたが、式典などを行う場所としても使用されており、1900年代半ばくらいまで財政界の大物が集まり、壮大なセレモニーが執り行われたりもしていました。

1970年代になって新しく、「ハロルド・ワシントン図書館」ができてからは、現在の「シカゴ文化センター」となり、中には観光客向けのインフォメーションセンターや展示会場、カフェなどが併設されています。

 

【建築】

 

シカゴでも有名なランドマークなだけあり、インテリアの壮大さやその繊細さには何度見ても圧倒されるものがあります。

設計は、「シカゴ美術館」を手掛けたボストンの設計事務所「Shepley, Rutan & Coolidge」により行われ、その材質の豪華さや装飾の繊細さ、室内の構成の美しさは一世紀以上経った現在でも驚くほど美しいもので、大理石や真鍮、モザイク、ステンド・グラスは世界で一流のものばかりです。

20世紀に入ると、シカゴの著しい発展と人口の増加により図書館の需要は拡大し、図書館はステイト通りに移動することになり、その後建物は改修され「文化センター」と命名され、1991年にアメリカ最初の無料の「文化センター」として再び門を開きました。

改修された建物には数々の展示場やコンサートホールが設けられ、コミュニティーの文化交流や教育の向上、芸術の場として活用されています。

特に有名なのは、南側の3階「プレストン・ブラドリーホール」、北側の2階「ヒーリー・アンド・ミレットドーム」、そして「ヒーリー・アンド・ミレットドーム」の先に続く「グランド・アーミー・オブ・ザ・リパブリックホール」です。

「プレストン・ブラドリーホール」と「グランド・アーミー・オブ・ザ・リパブリックホール」の2部屋には、巨大ステンドグラスのドーム型天井があり、その大きさと光の美しさには思わず息を飲んでしまいます。

「プレストン・ブラドリーホール」は明るく煌びやか、「グランド・アーミー・オブ・ザ・リパブリックホール」は厳粛とした雰囲気があり、それぞれを見比べるのも非常におもしろいです。

更に、それらのホールに辿り着くまでの階段や窓の装飾も見逃せません。南側の4階には季節ごとに様々な展示会をやっており、いつ来ても観光客を楽しませてくれます。

〖とにかく便利!〗

「シカゴ文化センター」の建築様式やインテリアを楽しむ以外にも、人気の理由があります。

1階には「ダンス・スタジオ」や「スタジオ・シアター」、無料でインターネットを使用できる広場、軽食が食べられるカフェもあり、ショッピングに疲れた方が休憩するところでもあります。

1階にある観光案内所では、様々な旬のイベントに関する情報を手に入れることができ、シカゴを訪れる方にとって非常に便利です。驚くべきは、建物の見学や展示場の入場、イベント情報、観光案内のパンフレットなど全て無料だということです!

また、このセンターでは無料の展示会、コンサート、講演などが常時行われており、誰でも簡単に此処のイベントを楽しむことができます。 

特このセンターでのコンサートホールでは若手のクラシックやジャズのミュージシャンが毎日のように演奏しているので、音楽好きな方には気軽に音楽が楽しめる場、ショッピングやミレニアムパークで歩き疲れた方には疲れを癒す憩いの場とし利用されています。

シカゴを訪れる方にとって、ここを利用しない理由はないでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。

「シカゴ文化センター」ではステージ、会場、会議室などのスペースは個人で借りることができます。 

多くの人がこの場所を色々な目的で利用しますが、人気なのはウエディングです。毎年多くのカップルがこの美しいビルのホールを借りて結婚式を開きます。

ウエディングの為のホールの借り賃は$5000ドルから$8500ドル。この豪華なセンターでウエディングとはとても洒落ていますね。

また、ネオ・ヨーロッパスタイルを重んじた設計家がインテリアをデザインする際に特に影響を受けたヨーロッパの建物は「ベニス」の〖Doge's Palace〗、「フローレンス」の〖Palazzo Vecchio〗、「アテン」の〖Acropolis〗などだそうです。

最後に、「プレストン・ブラドリーホール」にある「ティファニードーム」は現在では約3500万ドルの価値があるとされています。

 

【基本情報】

シカゴ文化センター(Chicago Cultural Center) 住所:78 E. Washington St., Chicago

電話番号:+1 312-744-6630

営業時間:10時00分~19時00分

アクセス:最寄り駅・地下鉄〖ブラウン〗・〖グリーン〗・〖オレンジ〗・〖ピンク〗・〖パープル〗の通る「Washington/Wabash」駅から徒歩約2分。 公式サイト:https://www.cityofchicago.org/city/en/depts/dca/supp_info/chicago_culturalcenter.html

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

#usa #Chicago #photo #culturecenter #建築 #ランドマーク

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