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アメリカ シカゴ シカゴ現代美術館(MCA)

更新日:2020年12月28日


こちらは、1967年に創設されたシカゴ現代美術館は世界最大級の現代美術館の一つ「シカゴ現代美術館(Museum Of Contemporary Art, Chicago)」です!

「シカゴ現代美術館(Museum of Contemporary Art, Chicago)」は、アメリカ合衆国のイリノイ州・シカゴの「ダウンタウン」にある「ニア・ノース」地域のストリータービルに建つ現代アートミュージアムです。

現在の建物はベルリンの著名な建築家「ヨーゼフ・パウル・クライフス」により設計され、1996年(平成8年)に建てられたもので、世界最大の規模をもつ現代美術館として知られています。

第二次大戦以後のビジュアルアートの作品は数千点以上コレクションされており、「ジャスパー・ジョーンズ」や「アンディ・ウォーホル」などの作品が多くあり、ポップアート、ポストモダニズム、ミニマル・アートなどの有名な現代アートが展示されています。

今回は、様々な現代アートが楽しめる「シカゴ現代美術館」をご紹介させていただきます。

【歴史】

「シカゴ現代美術館(MCA)」は、1967年にシカゴ在住の現代美術の献身的なコレクターと、現代芸術に貢献するパトロンにより創設されました。

創設された当時、「MCA」はドイツの「クンストハレ美術館」に習い、常設展示ではなく特別展示会を積極的に開いて、現代美術を広めていこうとしました。

しかし、1974年には「キュリエータ」の「ジョセフ・ランドフ・シャプリロ」氏を主に常設展示にも目をむけ、コレクションの原則を1945年以降と定めてコレクションを広げていきます。また、「オンタリオ通り」の小さなビルディングを購入し、展示会に力を上げてきています。

その当時の展示会は、今に劣らず素晴らしいものでした。例えば、日本で青い傘のパブリック・アートで一躍名声をあげた「クリスト」は、アメリカで初めての布でビルディングを包むバルリック・アートを企画したのは「MCA(69)」です。 

「ロバート・アーウィン」の個人展(75)」は、今でこそ有名になった「フリーダ・カーロ」のアメリカでの最初の個人展(78)は、この美術館によるものです。

特別展示会の成功、コレクションの増加、そしてたくさんの人々の支持により、「MCA」は新しいロケーション地を探し、「シカゴ通り」にある古いビルディングを購入し完全改築をする企画をたてました。そしてデザインには、ベルリンの建築家「ヨーゼフ・パウル・クライフス」が抜擢されました。

「ミース・ファン・デル・ローエ」や、「フランク・ゲリー」はじめ、様々な有名建築家の建物で埋まるシカゴの都市。「MCA」設立の際には、アメリカの美術館で最大の4600万ドルが寄附されました。そして1996年の春、アルミニウムとライムストーンを用いられた現代美術館は開館しました。

【世界最大級の現代美術館】

旧美術館時代の7倍の展示スペースをもつ「シカゴ現代美術館」は、19世紀後半のシカゴで生まれた伝統的な建築様式である「シカゴ派(Chicago school)」と、20世紀の「モダニズム建築」を代表するドイツ出身の建築家「ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(Ludwig Mies van der Rohe)」のスタイルを取り入れたモダンなデザインで、石灰岩とアルミニウムでできた4階建ての建物です。

世界最大規模の現代美術館として知られる「シカゴ現代美術館」は、数千点にもおよぶ戦後ビジュアルアートのコレクションを所蔵し、自然光が降り注ぐ明るい展示室では主に1945年以降の作品が展示されています。

また、企画展や若手アーティストの個展も多く、いつ訪れても楽しめる新鮮な展示内容も魅力のひとつです。ただし、超巨大という訳ではなく、規模はほどほどのため、勘弁してとなることなく、気持ちよく作品を鑑賞できるのもこの美術館の魅力です。

実際、展示されている作品も選りすぐり、展示室自体も作品を展示するための良い空間で、現代美術のある空間に心地よく身を置くことができ、とても良い時間を過ごすことができますよ!

【常設展示室】

「シカゴ現代美術館」は、当初コレクションを持たない美術館として出発したようですが、方針変更があり、1945年以降の現代美術を収集するようになりました。。

ポップ・アートやミニマル・アート、コンセプチュアル・アート、ポスト・モダニズムなどの絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなどをコレクションしているとされています。

また、16m×10mの「プロセニアム・アーチ」に14列296の客席をもつ多目的シアターでは、音楽や映像美術、演劇などが上演展示されたり、20世紀初頭の「ネオダダ」や「アメリカン・ポップアート」の先駆者として知られる「ジャスパー・ジョーンズ(Jasper John)」や、「マリリン・モンロー」の「シルクスクリーン」であまりにも有名な「アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)」などの作品も見ることができます。

外観は真四角でやや無機質な印象を受ける「シカゴ現代美術館」ですが、明るい館内に足を踏み入れると透明感あふれるシンプルなインテリアに美しいラインが映える、芸術的な空間が広がっています。

木の葉をモチーフに設計されたという館内の階段は、〖詩的な合理主義者〗と呼ばれる「ヨーゼフ・パウル・クライフス」の真骨頂ともいえるようなフォルムで、思わず写真に収めたくなるポイントです。

「シカゴ現代美術館」では、休館日を除く毎日、所要時間45分の英語による無料ガイドツアーが開かれていますので、参加してみてはいかがでしょうか。

また人気のショップ「MCA Store」では、書籍やアーティストのデザインによるジュエリーなども販売されています。オンラインでも購入できますので、チェックしてみてください!

【教育普及プログラム】

「シカゴ現代美術館」ではワークショップ、ファミリーデー、ベビーカーツアー、ステージショーなどの教育普及プログラムも積極的に行われています。

こうした幅広い層に気軽に美術館を楽しんでもらうためのプログラムが充実しており、是非日本の美術館もこのようなプログラムを取り入れれば、より美術・アート・歴史などに興味を持つ方が増えるのでは?と思います。

特に「ベビーカーツアー」はとても良心的なプログラムと言えるでしょう。

【男女間賃金格差NO!】

「シカゴ現代美術館」は、アメリカの男女間賃金格差を受け、新たな入場料金を設定しました。フルタイム労働者の男女間賃金格差が問題となっているアメリカ。

この現状を受け、アメリカの「シカゴ現代美術館」が新たな料金体系を発表し、「artnet news」によると、2019年2月24日より適用されるこの料金体系では、性差による賃金格差による不利益を被っていると思う人物であれば誰でも12ドルで入館することができるのです(一般料金は15ドル)。

女性は男性より低賃金の傾向があり、それは有色人種であるほどに顕著ですが、人々が受けるサービスや商品には価格差がありません。

このことを疑問視した「シカゴ現代美術館館長」の「マデリン・グリンステイン」が発案した今回の新料金は、70年代より〖ニューヨーク〗を拠点に活動する「ローリー・シモンズ」の回顧展「Big Camera / Little Camera」の開催時期に合わせて適用がスタートします。

有給の産休制度が国で定められていないほか、美術界の男女間の賃金格差は2万ドルともされるアメリカ。今回のような格差へ異議を唱える動きは、今後も様々なかたちで展開されるでしょう。

いかがでしたでしょうか。

現代アートのミュージアム「シカゴ現代美術館」をご紹介しました。

常設展示のほかにも、企画展示や小規模な個展なども頻繁に開催されているので、訪れる際は公式サイトをチェックしてみてください!

興味ある展示が開催されているかもしれません。

また、近くには「マグニフィセント・マイル( Magnificent Mile)」と呼ばれる世界一長いショッピングストリートもありますので、シカゴ観光の際はぜひ足を運んでみてください!

【基本情報】

シカゴ現代美術館(MCA)

住所:220 E Chicago Ave, Chicago, IL 60611

電話番号:+1 312-280-2660

営業時間:10:00~17:00(曜日により異なります)

定休日:月曜

入館料:15ドル(大人・個人・当日)

※上記参照

アクセス:「Mies Van Der Rohe & Pearson」下車。

公式サイト : https://mcachicago.org/

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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