- 私の旅行記
アメリカ シカゴ リチャード・H・ドライハウス
更新日:2020年12月28日

こちらは、19世紀のシカゴでは最大級の住居として知られる建物「リチャード・H・ドライハウス」です!
2003年から「リチャード・H・ドライハウス」として観光客に公開されており、シカゴの超高層ビル群の中にありながら、その存在感は凄まじく必見のスポットです。
歴史的なデザイン建築、壮大なインテリアや家具、素晴らしい装飾芸術のコレクションが当時を再現して、展示されています。この建物を作るために4年かかったそうです。
【歴史】

ニッカソンのファミリーは1883年から1900年まで実際にこの建物に住んでおり、家族の死後売却されます。1976年に国立史跡に認定、1977年9月28日にシカゴランドマークにもなるなど公共性の高い建物に。
現在は博物館の名前の由来となっているビジネスマン「リチャード・H・ドライハウス」氏が所有し、「リチャード・H・ドライハウス」氏の個人コレクションなどが展示されています。
この建物が建てられた当時は、まさに経済資本主義社会そのもので、シカゴの銀行創設者の1人によって建てられたこの豪邸が当時の経済状況を物語っています。建築の保存状態も非常に素晴らしいです。
更に、天井のステンドグラスの美しさはとても圧巻です。博物館の各部屋では、フランスやイギリス、中国、日本などの影響を受けた趣向を凝らたデザインを見ることができます。
展示品では「リチャード・H・ドライハウス」氏の個人コレクションである豪華なティファニー作品を見ることが可能!当時の貴重な調度品に加え、コレクションの数々もどれも素晴らしい物です。
【ツアー】
美術品などの知識がないという場合には、毎日ガイド付きツアーが行われているのでそちらに参加してみてください!
観光ガイド付きのツアーは、およそ1時間半ですので、あまり時間がない方でもふらりと立ち寄ることができます。とても興味深いお話が聞け、当時のシカゴを知ることができるのでとてもおすすめです。
また、ジャズコンサートなどが開催されている場合もあり、古き良き時代のシカゴの雰囲気を堪能することができます。3階にあるゲストルームだった部屋を利用してミュージアムストアもオープンしていますので、珍しいお土産を探している人は要チェックです!
【リチャード・ドライハウス(Richard Herman Driehaus)】
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身。アメリカのファンドマネージャー・投資家。
「ドライハウス・キャピタル・マネジメントLLC(Driehaus Capital Management LLC)」設立者。
年間収益率30%を達成するなどファンドマネージャーとして大きな成功を収めた人物であり、ミューチュアルファンド業界(オープンエンド会計の投資会社・投資信託)で最も影響力のある25人「オール・センチュリー(バロンズ誌)」に選出されました。
【基本情報】
ドライハウス ミュージアム(Richard H. Driehaus Museum)
住所:40 E Erie St, Chicago, IL 60611 アメリカ合衆国
電話番号:+1 312-482-8933
営業時間:10:00~17:00
アクセス:「Chicago駅」から徒歩6分
定休日:月曜日
料金:20ドル
公式サイト:http://driehausmuseum.org/
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