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アメリカ ニューヨーク アメリカ自然史博物館:魅力・見どころ・お得情報・基本情報まで徹底ナビ!

最終更新: 2020年12月28日


こちらは、1869年に創業した世界有数の科学・文化を紹介する施設「アメリカ自然史博物館」です!

ニューヨークの「アメリカ自然史博物館」は、世界で最もおもしろく教育的な博物館として知られ、男女問わずお子様からご年配の方まで、どなたにでも楽しめる博物館です。

「アメリカ自然史博物館」はとても広大です。時間が限られている方は、あらかじめ博物館のどこで何を観たいかを考えておくのが得策でしょう。

今回はそんな、「アメリカ自然史博物館」での見どころをまとめてみましたので、よければご参考にしてください。

【アメリカ自然史博物館:基本情報】

〖歴史・概要〗

「アメリカ自然史博物館」は、1869年に「セントラルパーク」内に開館し、1874年に現在の公園西側に施工されました。

ニューヨークのマンハッタン・アッパーウエストサイドと呼ばれるエリアにあり、「ネオゴシック」と「ネオロマネスク」の2つの様式の融合した77stから81stまでの4ブロック・28棟のビルと45ホールで構成されています。

収蔵品の数も3300万点以上と世界有数の規模を誇り、恐竜やモアイ像はもちろん、植物、動物、海洋、最新の宇宙科学など自然科学に関する資料を所蔵・公開をしています。

また、人類学の資料・標本の収集でも非常に有名で、アメリカ・インディアン関連のコレクションでは他の博物館とは比べ物にならない量を誇っています。更に、ニューヨークの「アメリカ自然史博物館」は、映画「ナイトミュージアム」の舞台になったことでも有名です。

「ナイトミュージアム」をご覧の方ならご存知、建物正面で馬に乗っている人の像がありますが、この人は「セオドア・ルーズヴェルト」像です。ちなみに、建物の中でも馬からおりた「セオドア・ルーズヴェルト」の姿を見ることができます。

〖住所〗

200 Central Park West at 79th St., New York

〖電話番号〗

(212)7695100 /

〖アクセス〗

【地下鉄B・C線】

地下鉄の「B,C線」に乗車し「81St Museum of Natural History駅」にて降車すると博物館の入り口の目の前まで行くことができます。

「79st」側には博物館直結の入り口があるので雨の日も濡れずに入ることができます。駅にはタイルで描かれた動物たちが迎えてくれますよ!

【バス】

バスで行く場合は「M79」もしくは「M10」に乗車します。

・M79:「メトロポリタン美術館」がある公園の東側から「セントラルパーク」内を通って博物館のある西側へ行くバス。

・M10:「セントラルパーク」の西側の「コーナー(コロンバスサークル)」から乗ることができるバス。博物館の正面口、目の前で降りる事が可能です。

※バスの表示にある頭文字Mは「マンハッタン」・Qは「クイーンズ」・Bxは「ブロンクス」、「ブルックリン」を表します。

土日や祝日はバス、電車共に平日よりも本数が少なめになっていたり、工事や清掃、その他メンテナンス等によってイレギュラーな動きをする場合もあるので事前にサイトやマップで確認しておくか少し時間に余裕を持って行動しましょう。

〖アメリカ自然史博物館へ入場・出入口について〗

「アメリカ自然史博物館」には入口がたくさんあり、行列や混雑を避ける方法、バリヤフリーが適している出入口などがありますので、以下にてそれぞれの出入口をご紹介します。

【正面入り口(2階)】

「セントラルパーク西側」に面しており、階段を上って入るため2階に入ることになります。こちらから入ると高い天井の広場に、大きな恐竜が現れます。正面左が肉食恐竜「アロサウルス」、右が全長23-27メートルあったとされる草食恐竜「バロサウルス」です。

【正面1階入口】

正面の2階へ上る階段の下にも入口があります。

【ローズセンター入口(1階)】

こちらは正面入り口に向かって右手、「ローズセンター側」の入り口です。「天体関係」・「プラネタリウム」を優先的に観たい方、正面入り口や地下鉄入り口の長蛇の列の場合、こちらが割と空いていて入りやすいこともあり、チケット売り場もあります。

地下鉄「81st側」出口を出て、信号を博物館方向に渡り、斜め右手方向に敷地の坂を下ると入口です。

【地下鉄直結入口】

こちらは「81st St Museum of Natural History」の駅から直結。「81st」よりも南(ダウンタウン)から来た場合、電車を降りたら左側の出口(79st側)から直結入り口に行くことが出来ます。

【77thストリート出口(1階)】

こちらは出口専用。「ローズセンター」とは真逆、正面入り口に向かって左側にあります。「グランドギャラリー」・「カヌー」が置いてあるところから出られます。

【コロンバスアベニュー入口】

正面入り口から逆側、「Columbus Ave.」から入ってくることが出来ます。こちらも比較的空いています。

以上すべての出入り口をご紹介しましたが、【正面2階入り口】を除いて「バリアフリー」となっています。

〖駐車場〗

有(有料)

〖営業時間〗

10時00分~17時45分

〖定休日/休業日〗

なし/感謝祭・12/25

〖入場料〗

【一般入場チケット】

大人:23USドル・子供(2~12歳):13USドル・シニア(60歳以上):18USドル

【一般入場チケット+ワン(General Admission Plus One)】

一般展示に加え「特別展」・「IMAX」・「3D」・「プラネタリウム(Space Show)」のうち1つを選んで見ることができるチケット。

大人:28ドル・子供(2~12歳):16.50ドル・シニア/学生(ID要):22.50ドル

【一般入場チケット+オール(General Admission Plus All)】

博物館内の全て展示、ショーにアクセスできるチケット。

大人:33ドル・子供(2~12歳):20ドル・シニア/学生(ID要):27ドル

※「特別展」・「IMAX」・「3D」・「プラネタリウム(Space Show)」は購入時に時間を選択します。

【ニューヨーク・シティ・パス】

現地でもチケット購入することができますが、通常時でも並ぶことがほとんどです。そのため、オンライン購入するのが最もおすすめで、中でもダントツでおすすめなのが「ニューヨーク・シティ・パス」です!

「ニューヨーク・シティ・パス」であれば、もちろんチケット購入のための長蛇の列に並ぶ必要がなく、料金もお得になります。

更に「ニューヨーク・シティ・パス」を利用すると、ニューヨークの観光スポット6箇所を通常料金よりもお得なセット価格で回ることが可能なんです!

・〖エンパイア・ステート・ビルディング〗

・〖メトロポリタン美術館〗

・〖アメリカ自然史博物館〗

・〖トップオブザロックorグッゲンハイム美術館〗

・〖自由の女神orサークルラインクルーズ〗

・〖ナショナル・セプテンバー11・メモリアル(9・11記念博物館)orイントレピッド海上航空宇宙博物館〗

公式サイトから購入する➡【ニューヨーク・シティ・パス】:大人$136・子供$112


〖チケットの購入方法:当日の窓口〗

当日にチケットを購入する場合、「正面入り口」・「コロンバスアベニュー側入口」・「ローズセンター入口」・「地下鉄直結口」それぞれの入り口で購入することが出来ます。

「正面入り口」のチケット売り場は、向かって奥左方向に購入カウンターの列があります。土日祝日はもちろん、時間帯によって混雑する人気の博物館ですので、他の入り口を使うか、シティパスやオンライン購入をすることも時間短縮の技です。

〖ツアー・音声ガイド・ガイドブック〗

無料の「ガイドツアー」は毎時15分スタートで、10:15~3:15の回までありますが、残念ながら日本語のものはありません。ガイドブックは日本語版がありますので忘れずにゲットしましょう!

〖所要時間目安〗

2時間程度

〖公式サイト〗

https://www.amnh.org/

〖注意事項・持ち物について〗

「コートチェック」は、正面入り口の内側にあります。また、9月から3月の間は追加の「コートチェック」が「ローズセンター」の地下1階にもあります。

「コート」・「傘」・「バッグ」などスペースがあれば1人2ドルで預けることが可能です。「貴重品」・「楽器」・「コンピュータ」など壊れやすいものは預けることが出来ない場合があります。預けた方は受け取る際、係の方へのチップ(1ドル、2ドル程)を忘れずに!

小包や段ボール箱を持ち込みの場合、安全のため中身を確認されたり、拒否される場合があります。「大きなスーツケース」・「リュックサック」・大小の「キャリーバッグ」の持ち込みはできません。

【写真撮影に関して】

注記がある場合を除き、個人的な使用のための写真撮影は許可されています。

・自撮り棒、三脚、ライトは使用できません。

・写真の複製、それを売買することは許可されていません。

・劇場やスペースシアター内でのフラッシュ撮影はご遠慮ください。

【持ち込めないもの】

・銃器、ナイフ、武器、有毒ガスまたは物質

・自転車、ローラースケート、スケートボード

・介助動物以外のペット

・飲食品(水のペットボトル以外)

・大きなスーツケース、リュックサック、大小のキャリーバッグ

【禁止事項】

・子どもの肩車

・手すりや展示品の上に乗る、座る、館内を走る、騒ぐ、音楽をかけるなどの迷惑行為

・指定されたところ以外でのペットボトル以外の飲食

【アメリカ自然史博物館:館内マップ】

〖地下1F〗カルマン宇宙ホール・フードコート・地下鉄直結入口・駐車場

〖1F〗:動物エリア・人類/民族エリア・環境エリア・地球/宇宙エリア・スペースショー入り口(有料)・カフェ(2つ)

〖2F〗:動物エリア・民族エリア・ヘイデンビッグバンシアター(有料)・特別展示ギャラリー(有料)

〖3F〗:動物エリア・民族エリア・特別展示エリア

〖4F〗:恐竜/化石エリア・特別展示ホール(有料)・カフェ

【アメリカ自然史博物館:魅力・見どころ!】

〖セオドア・ルーズヴェルト円形広場〗

「アメリカ自然史博物館」館内正面入り口を抜けて中に入った場所にある「セオドア・ルーズヴェルト円形広場」では、2匹の恐竜が訪れた人々を出迎えてくれます。

「アロサウルス」・「バロサウルス」がおり、「アロサウルス」の攻撃から「バロサウルス」が我が子を守っている場面だそうです。

また、草食の恐竜である「バロサウルスの骨」もこちらに展示されています。後ろ足で立つ姿の「バロサウルス」は、実際の化石では重量に耐えられないということで、化石から取った型を使って作られたものです。


〖恐竜・化石エリア〗

1番の目玉コーナーは4Fにある「恐竜・化石」のコーナーです。とても人気があり、常に混雑しているので、「セオドア・ルーズヴェルト円形広場」を見学した後は、最上階の4Fにあるこの「恐竜・化石エリア」に向かうのがおすすめです!

もちろん、回り方は人それぞれですが、「アメリカ自然史博物館」は広いため、必ず1番見たい場所から回るようにしましょう!

このエリアでは、恐竜たちがなぜ絶命に至ったかということが詳細に説明されており、地球の歴史とともに、人間の歴史がいかに浅いものか24時間時計で観ることができます。ちなみに、24時間時計での人間の登場は最後のたった1分間です。

そして、このエリアの一番の見所は大勢の人だかりができている「ティラノサウルス」のコーナー!この肉食恐竜は白亜紀に君臨していた恐竜の中の王。この恐竜の化石は世界でも稀にしか出土していないため大変貴重、恐竜の体の部分的なものしか残っておらず世界に3体しかないそうです。

アメリカ人の「バーナム・ブラウン(1902年にティラノサウルスの化石を初めて発見した人物)」が1908年にアメリカ北西部のモンタナ州で、世界で初めて完全な形で収集された「ティラノサウルス」の頭蓋骨があります。また、「ティラノサウルス」の化石はもともとは直立した形で展示されていましたが、獲物を追うような姿勢の方が自然ということで、頭を下げて尻尾をのばした形で展示されています。

そして同じく4階の「鳥盤塁恐竜」の展示室には、「ステゴサウルスの化石」が展示されています。「ステゴサウルス」は頭の小ささから、2つの脳があるのではないかと考えられましたが、実際には一つの脳でしっかり機能していたそうです。

同じ展示室には頭の上のひだが特徴の「トリケラトプス」も展示されています。展示されている「トリケラトプスの頭」には、傷が治った跡があるそうです。

また、同じく4階の「ウォーラック・オリエンテーション・センター」には、2016年に「アメリカ自然史博物館」の展示に加えられた37mもの大きさの「ティタノサウリア」が展示されており、この他にも4階の「恐竜展示室」には大小さまざまな展示があり、恐竜を見るコースには2時間ほどかかります。

また、個人的にとても興味深かったのが、「Geochelone atlas」という超巨大なカメの骨。「ウミガメ」よりもさらに巨大で、足の骨も「カメ」というよりも恐竜のようです。

こちらも、1922年にアメリカ人の「バーナム・ブラウン(B.Brown:1902年にティラノサウルス化石を初めて発見した人物)」によりインド西部の「チャンディーガル」という場所で発掘されたそうです。

同じく4階の「ミルスタイン進化哺乳類ホール」の展示室には「マンモス」も展示されています。この「マンモス」は約1万1000年前に存在した「マンモス」で、インディアナ州で発掘されました。この「マンモス」の足元にある展示ケースの中には、1948年にアラスカで発見されたミイラ化した赤ちゃんマンモス「エフィー(Effie)」も見ることができます。


〖動物エリア〗

3階~1階は、動物のジオラマなどが展示されている動物エリアが展開されています。

【哺乳類コーナー】

「哺乳類コーナー」では、アメリカ、アジア、アフリカなどの各大陸に生息している哺乳類が展示されています。

これらは模型ですがとてもリアルで、中でも代表する展示物は「エークリーアフリカ哺乳類ホール(The Akeley Hall of African Mammmals)」にあるアフリカゾウの大群。

この他にも、「ゴリラの親子」・「ビックホーンシープ」・「グリズリー」・「パイソン」・「ヘラジカ」など動物がたくさん展示されています。

【鳥類・両生類・爬虫類コーナー】

ここには大きな鷹をはじめとした「鳥類」・「両生類」・「爬虫類」が展示されています。

「ペンギン」や「コンドル」なども展示されており、ここからは2階のホールも見下ろす事ができるため迫力があります。

【生物の多様性コーナー】

「生物の多様性コーナー」ある1階は少し展示の雰囲気が変わり、瑞々しさに溢れています。遠くから眺めて美しさに癒されましょう!


〖民族エリア〗

「動物エリア」と同じく1階~3階にかけて、「民族エリア」も展開されています。

【3F】: 東部森林地、平原のインディアン、太平洋民族ホール

【2F】: アフリカ民族、アジア民族、メキシコ・中央アメリカ、南アメリカ

【1F】: 北西沿岸インディアン、スピッツァー人類起源ホール


こちらのエリアでは、「インディアン」の方々が着ていたカラフルな色の洋服や文化に触れることが出来ます。「インディアン」の部族の長は、強制力や統治力で部族の人々を抑制する事はなく、部族内の争いを収める役割を果たしていたそうです。また、個人主義を貫く文化があり、白人が植民地支配に入って来た際も戦いへの参加は個人の自由に任せていたそうです。髪を神聖なものとして大切にし動物との共存を重視する賢い自然崇拝者です。

「モンゴロイド」の血が入っているため、顔の作りはどことなくアジア人にも似ていますが、肌の色は赤黒く、鼻は高めです。彼らの人権は侵略者によって踏みにじられ、人数はとても少なくなっていますが、現在でも「カリフォルニア州」・「アリゾナ州」・「オクラホマ州」・「ニューヨーク州」などで暮らしています。

髪の毛を神聖なものとして大切にするため、老若男女関わらず長髪の人が多く、鷲の羽を頭につけたり、ドリームキャッチャーを使うのに使用したりします。また、獣の皮をはいで着用しますが、自然崇拝、動物との共存を重視する精神は、現代人が毛皮をまとう感覚とは全く異なります。

ここには、「ナイトミュージアム」で「セオドア・ルーズヴェルト」が恋した「サカジャウィア」のモデルと思わしき女性が、、、。などと色々と探索しているとおもしろいですね。

そして、「インディアンエリア」を抜けると「太平洋民族ホール」があり、こちらには「ポリネシア」・「ミクロネシア」・「シンガポール」・「フィリピン」など、太平洋に浮かぶ島の民族の工芸品や、文化に関するものが置いてあります。見どころは「カバの木の樹皮と幹で作るカヌー」です。

そしてその1番端には、【チリ】の「イースター島」から「モアイ像」が来ています。「ナイトミュージアム」に出てくる、チューインガムが大好きな「Gum Gum(ガムガム)」です!この場所は一緒に写真を撮りたい人で賑わいを魅せていました。

実際の「モアイ像」の石造彫刻は大きさが3.5メートル、重量は20キロほどのものが多く、最大級のものでは90トンに達するそうです。火山から噴出された火山灰を含む凝灰岩で儀式や祭り、先祖の供物に関係するものなど様々な説がありますが、科学でも想像出来ない超古代文明が存在しこの重い彫刻を運搬したのではないかという説もあります。

そして、「モアイ」に向かって左側には、「トヨタ」のマークが入ったバッグがあります。綴りは少し違いますが「Friendship」と友情の証が入っています。

その隣には板に書かれた「ポリネシアン民族」の絵。彫刻刀のようなもので溝を掘って淵を描き、色が塗られています。「ポリネシア民族」と「日本人」、虫の鳴き声を言語脳で聞くという共通点があるそうです。「西洋人」が虫の音を音楽脳で聞くのとは違い、「日本人」と「ポリネシア人」は、虫の声と認識しているということになります。

右脳では、「音楽」・「機械音」・「雑音」を聞き、左脳では「言語」というのは共通ですが、日本人は「泣く」・「笑う」などの感情、虫や動物の「鳴き声」・「自然の音」・「邦楽器」の音を左脳で聞いているということです。つまり、音楽を聞く姿勢が人種によって違うのは、このことが理由なのかもしれないということですね!

更に、「ガムガム」の右側には「ポリネシア人」の「住居ジオラマ」があり、「インディアン」の色鮮やかな服や髪飾り、古典的な「マヤ文明の遺跡」など、なかなか見ることのできない歴史に間近で触れることができます。

民族の人形はかなりリアルなため、お子様は少し怖がるかもしれません。そのくらい臨場感があり、リアルにその時代の文化を感じることができるので、旅育にはこれ以上ない場所と言えます。

そして、遺跡を再現しているエリアも見どころで、「アステカ文明」の「太陽の石」や「マヤ文明の遺跡」などを見ることができるほか、古代を再現したミニチュアのジオラマなどもあります。

また、 「スタウト・アジア民族ホール」では、昔の生活や景色を再現したジオラマ模型があります。1世紀の「アレクサンドリア」・16世紀から17世紀の「ペルシャ」の都市「エスファハーン」・15世紀の「北京」を再現したジオラマなどがあります。

更には、「日本」をテーマにした展示品もあります。これがまた、日本人が見ると?マークが浮かぶような展示品が並んでおり、実におもしろいです。

もちろん「SAMURAI」が紹介され、刀が展示されているなど「日本と言えば、、、」らしい展示もあります。

しかし、「DAEMON(悪魔)」や「囲碁」などが紹介されているなど、「?」と「へぇー」といった、日本人から見る「日本」と外国から見る「日本」の違いについて知ることができ、非常におもしろいです。

またこちらでは、「チベット」の民族衣装の展示も必見!日本では中々「チベット」の展示をするのは難しいところもありますので、是非見学してみてはいかがでしょうか。

そして、1Fにある「スピッツァー人類起源ホール」では、南アフリカで最初に発見された、人類の祖先として約400万年前から約200万年前に生存していた華奢型の猿人「アウストラロピテクス」が展示されています。

身長は最大140センチメートル程で、脳はチンパンジーと同等、2足歩行で歩くとされています。アフリカ大陸の洞窟で頭蓋骨が発見されたため、「アウストラロピテクス・アフリカヌス」と名付けられました。

場所は変わって、こちらは中国から出土された400万年前の「北京原人」の骨たち。石器や火を起こして生活していた跡も見つかっている。「北京原人」は、下顎と後頭部が飛び出ているのが特徴的で人類の祖先ではないとされています。

そして南フランスの洞窟で発見された「クロマニヨン人」の骨も展示されています。「クロマニヨン人」は身長が180cm程もあり頭が大きめ、石器などの道具を駆使し、人類初の記録であるラスコーの壁画や彫刻を製作するなど芸術面にも優れていました。

また、死者を埋葬するだけではなく呪術を行ったりするなど、その時代では考えられないほど文化的にもかなり進んでいました。その骨格や歯はとても頑丈、ヨーロッパや西アジア、北アフリカやインドを居住地としていた人種、コーカソイドの直接の祖先である可能性が高いとされている人類です。


鉱物・隕石・宝石エリア

「人類の起源ホール」を抜けると、「ロス隕石ホール」があります。「ロス隕石ホール」で一際存在感を放っているのが、中央に配置されたこの大きな隕石です。

この隕石は「アーニートゥ隕石」といい、数千年前に「グリーンランド」のケープヨークという場所に落下したものを、1897年に探検家「ロバート・ピアリー」が引き上げ、捕鯨船でアメリカに運んできたものと言われています。

説明文には「At 34 tons, Ahnighito is the largest meteorite on display in any museum.(博物館に展示されている隕石の中で最も巨大(重さ34トン)である。)」と記載されています。

そして「グッゲンハイム鉱物ホール」には、「藍銅鉱(Azurite:アズライト)」と「孔雀石(Malachite:マラカイト)」が混ざった天然石パワーストーンがあり、群青色とエメラルドグリーンが綺麗に混ざり、石の質感は軽石のような感じです。ちなみに、「アズライト」の表面は時の流れと共に風化して「マラカイト」に変化するため、このような石が存在するそうです。

「モーガン記念宝石ホール」には、高品質の宝石「ダイヤモンド」・「サファイア」・「ルビー」が展示されています。「鉱物エリア」では、「原石」・「天然石」、「宝石エリア」では、カットされたり研磨された後の宝石を見ることができます。

そして、「宝石コーナー」で一際異彩を放つのが、石の中に星が輝くスア―サファイアの中で、563ctの煌めき「インドの星」と呼ばれる「スターブル―サファイア」です!残念ながら写真ではこの輝きを伝えきれないほど美しく、とにかく目が離せません。

また、約116ctのスターサファイア「ミッドナイトスター」や100ctのスタールビー「デロングルビー」も見どころです!「インドの星」の前ではあまり目立ちませんが、こちらも素敵な色と輝きを放っています。

この他にも、「キャッツアイ」・「トルマリン」・「アメジスト」・「シトリン」・「ガーネット」など宝石で名前の知られているものから、人間の手で作られた合成宝石、緑のクリスタルのような「べリル」、388ctの宝石など多数展示されています。

「Antimony(アンチモン)」と「硫黄(Sulfur)」の化合物「Stibnite(スティブナイト)」は、0.5トンほどあり、黒光りしたクリスタルのようなものがギザギザとした造形をつくっています。「Jade(翡翠:ヒスイ)」もエメラルドグリーンがとても綺麗ですので、こちらもお見逃しなく!