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アメリカ ニューヨーク イントレピッド海上航空宇宙博物館:魅力・見どころ・お得なチケット情報・基本情報まで徹底ナビ!

更新日:2020年12月28日


こちらは、伝説の空母・世界初のスペースシャトル・世界最速の飛行機・冷戦時代の潜水艦が観られる唯一無二の博物館「イントレピッド海上航空宇宙博物館」です!

「イントレピッド海上航空宇宙博物館」は、アメリカの歴史建造物にも指定されており、年間何百万人も訪れる人気のスポットです。

「イントレピッド海上航空宇宙博物館」は、航空母艦「イントレピッド」上にあり、この船は第二次世界大戦中、日本との戦争の際に使用されていました。また、ベトナム戦争におりても空母として重要な役割を果たしていた堂々たる航空母艦です。

任務を終え1982年に博物館として生まれ変わり、ニューヨークのハドソン河の桟橋で陸・海・空の歴史を伝えています。また、ウィル・スミス主演「I am legend」・ニコラスケイジ主演「National Treasure」といった有名な映画のロケ地にもなっています。

 

【イントレピッド海上航空宇宙博物館:基本情報】

 

〖歴史・概要〗

「イントレピッド」は、第二次世界大戦中の1943年4月に進水した伝説の航空母艦です。「イントレピッド(intrepid)」とは、「大胆(不敵)な」「勇敢な」などの意味を持ちます。


日本軍とも激しい戦いを繰り広げ、レイテ沖海戦や沖縄戦など数々の戦いに参加し、日本軍の魚雷攻撃や特攻機によって損害を受けながらも持ちこたえ、「戦艦大和」・「戦艦武蔵」の撃沈に大きな役割を果たした船で、アメリカの勝利に大きく貢献しています。

更に、1950年代には朝鮮戦争・1960年代にはベトナム戦争にも投入されるなど、数々の戦争を経てきたまさに伝説の空母なのです。1974年に退役し、1982年から「イントレピッド海上航空宇宙博物館(Intrepid Sea, Air & Space Museum)」として、海・空・陸の歴史を伝える場に生まれ変わりました。

日本人の我々からしたら複雑な思いもありますが、当時のことを少しでも理解し2度と同じことを繰り返さない為にも、「イントレピッド海上航空宇宙博物館」に訪れ歴史を学ぶべきでしょう。「イントレピッド」は軍事利用のみならず、有人宇宙飛行計画である「ジェミニ計画」と「マーキュリー計画」では、大西洋上に着水した宇宙船を回収するなどの働きでも知られています。アメリカの歴史建造物にも指定されています。

〖住所〗

Pier 86, W 46th St & 12th Ave, New York, NY 10036

〖電話番号〗

+12122450072

〖アクセス〗

「イントレピッド海上航空宇宙博物館」へのアクセス方法は、、、

地下鉄:A/C/E/R/N/Q/W/1/2/3/7線「42nd st Times Square駅」で下車し、北西へ歩いて約20分。

バス:「クロスタウン」のM34・M42・M50に乗り、「12Ave」で下車。

※M50のバスは「イントレピッド海上航空宇宙博物館」の目の前まで行くことができます。

※ニューヨークのバスは走る道の番号が付いていることが多く、「M」はマンハッタン・「Q」はクイーンズ・「Bx」はブロンクスまたはブルックリンを表します。

週末・祝日は電車・バス共に本数が少なくなったり、イレギュラーな動きをしたりしますので、時間には余裕をもって行動すると良いでしょう。

〖営業時間〗

春/夏(4/1~10/31):

月曜日~金曜日:10:00am-5:00pm

土曜日・日曜日・祝日:10:00am-6:00pm

秋/冬(11/1~3/31):

毎日(休日を含む):10:00am-5:00pm

*最終入場は閉館1時間前までです。

*通年を通して、早朝ツアー9am~(要予約・別料金)があります。

*潜水艦グロウラーは、最後のチケットの方が入ってから1時間で閉まります。

*時々、館内の一部が、メンテナンス、新しい展示の準備、特別なイベントなどの為に閉鎖していることがあります。

〖入場料金〗

「イントレピッド海上航空宇宙博物館」のチケットには、「スペースシャトルパビリオン」・「潜水艦グロウラー」・「企画展」が含まれています。

料金は、、、

大人:33ドル

シニア(65才以上):31ドル

子供(5~12歳):24ドル

※メンバー会員と4歳以下の子供は無料です。

また、私がおすすめするのは「ニューヨークシティパス」を利用することです。

【ニューヨーク・シティ・パス(New York City Pass)】

現地でもチケット購入することができますが、通常時でも並ぶことがほとんどです。

そのため、オンライン購入するのが最もおすすめで、中でもダントツでおすすめなのが「ニューヨーク・シティ・パス」です!

「ニューヨーク・シティ・パス」であれば、もちろんチケット購入のための長蛇の列に並ぶ必要がなく、料金もお得になります。

更に「ニューヨーク・シティ・パス」を利用すると、ニューヨークの観光スポット6箇所を通常料金よりもお得なセット価格で回ることが可能なんです!

・〖エンパイア・ステート・ビルディング〗

・〖メトロポリタン美術館〗

・〖アメリカ自然史博物館〗

・〖トップオブザロックorグッゲンハイム美術館〗

・〖自由の女神orサークルラインクルーズ〗

・〖ナショナル・セプテンバー11・メモリアル(9・11記念博物館)orイントレピッド海上航空宇宙博物館〗

公式サイトから購入する➡【ニューヨーク・シティ・パス】:大人$136・子供$112

〖注意事項〗

・荷物預かりサービスはないので、荷物はなるべく軽くしていきましょう。

・自撮り棒や3脚は持ち込み禁止です。

・16歳未満の方は大人の同伴が必要です。

〖公式サイト〗

www.intrepidmuseum.org

 

【イントレピッド海上航空宇宙博物館の展示物・見どころ!】

 

イントレピッド海上航空宇宙博物館は、、、

・フライトデッキ

・ギャラリーデッキ

・スペースシャトルパビリオン

・潜水艦グロウラー

・ブリティッシュエアウェイズコンコルド

以上の展示コレクションがあります。

桟橋からは向かいの「ピア88」に停泊する桟橋に他の船が見えます。

こちらは、桟橋から母艦に渡る橋の上から見える景色。右手奥が音速旅客機「コンコルド」・左手のドームが「スペースシャトルパビリオン」・真ん中の三角屋根が「企画展」のブースになります。

〖イントレピッド海上航空宇宙博物館の艦内マップ〗

※現地で配られている艦内マップもご参考ください。


〖フライトデック〗

まずは甲板に出て、「海軍」・「空軍」・「陸軍」・「海兵隊」・「コーストガード」が誇る航空機をじっくり眺めましょう!鋭い表情の超高速戦略偵察機「A-12」やトップガンでお馴染みの「F14トムキャット」などがずらりと並び、航空機ファンにはたまらない場所となっています。

更に、攻撃型ヘリコプター「Bell UH-1A Iroquois “Huey” 1959(イロコス・ヒューイ)」と「Bell AH-1J Sea Cobra 1971(シーコブラ)」やシコルスキー社の手がけた「チカソー」という名の輸送ヘリコプター「Sikorsky(HRS-1)H-19 Chickasaw 1950」も見どころ!

「Sikorsky(HRS-1)H-19 Chickasaw 1950」は、アメリカ空軍向けに55機生産され、このヘリコプターの機種違いは日本の航空自衛隊や海上自衛隊でも、救助目的で活躍していたことがあり、「ゴジラ」・「モスラ」・「ウルトラマン」・「南極物語」・「ポセイドンアドベンチャー」など、の映画やテレビドラマにも多数出演しています。また、「機関車トーマス」に出てくるヘリコプターの「ハロルド」のモデルにもなっています。

このように、航空機についてあまり詳しくない方でも、絵本から飛び出してきたようなデザインの飛行機があったりして、ひとつひとつの機の説明を読みながら、空への関心が高まることでしょう。

甲板から見晴らすマンハッタンの美しい高層ビル群も、魅力のひとつ!ちなみに「イントレピッド」は、いくつかの映画にも登場しており、有名なのは「アイ・アム・レジェンド」で、主演の「ウィル・スミス」が愛犬とこの甲板でゴルフの練習をするシーンです!


〖ギャラリーデッキ〗

「イントレピッド」艦内には、兵士たちが過ごした船室などが保存され、戦火の歴史が詳しく説明されています。

「ベトナム戦争」は1955年から20年間も続いた長い戦争でしたが、1964年頃から大規模な軍事介入が始まり、1967年頃から全米で激しい反戦運動が起こるようになり、米兵の士気も低下。「イントレピッド」がアメリカに一時帰国するたび反戦の声はより強くなっていき、この空母に乗り込んでいる人たちの気持ちにも変化が出てきたことなどを伝えています。

1967年10月「横須賀」に寄港中、4人の米兵が「市民連合」の援助により脱走し、スウェーデンに亡命する事件が起きたのも、この空母の歴史のひとつ。「イントレピッド」の現役時代に日本といくつかの接点があったことで、日米関係を身近に考えさせられる博物館でもあります。

また、レゴで作られた「イントレピッド」もあり、小さな飛行機や乗組員の姿などがとても可愛らしいです。

〖スペースシャトル〗

「イントレピッド海上航空宇宙博物館」には、戦争の歴史だけでなく、宇宙の歴史もあります。

スペースシャトル1号機「エンタープライズ」が展示されており、空母とスペースシャトルのコラボはここだけになります。シャトル計画終了後の2012年「エンタープライズ」は「ボーイング747」の背に乗ったままニューヨークの上空をデモ飛行し、「イントレピッド」へ搬入されました。

「エンタープライズ」という名は、人気TVドラマシリーズ「スタートレック」の宇宙船と同じ名前が良いという希望が殺到したために付けられました。本来であれば、1976年アメリカ合衆国憲法発布200年を記念して、「コンスティテューション」と名付けられる予定でした。

滑走試験のみで、実際の宇宙飛行はしていませんが、アメリカの宇宙計画に多大なる貢献をした「エンタープライズ」は、とんでもない迫力があります。特別展示室に格納されているのですが、はみ出さんばかりの存在感です!


〖潜水艦グロウラー〗

1989年に初めて公開された「潜水艦グロウラー」は、唯一一般に公開されているアメリカミサイル潜水艦です。

ここでは、その潜水艦の中に入ることができ、内部の構造、船員の部屋、操縦室、魚雷ルームなど見どころはたくさん。船員たちがどのように生活していたのかを垣間見ることができます。

〖ブリティッシュエアウェイズコンコルド〗

「コンコルド」は、1969年にイギリスとフランスの共同開発で作り上げた超音速旅客機で、通常の旅客機の2倍の高度をマッハの速度で飛ぶことができ、2003年に退役した後、20機製造されたうちの一機がこちらの博物館に展示されるようになりました。

また、「コンコルド」の下にはカフェがあり、暑い日差しを避け、川から来る風に吹かれながらティータイムを楽しむことができます。

 

【オプショナルプログラム】

 

〖イントレピッド・シミュレーター〗

全ての航空機に加え、「イントレピッド海上航空宇宙博物館」には3機のシミュレーターがあります。料金は、各10ドルで、全3種類のコンボパスが27ドルとなっています。

3機とも異なった体験ができ、歴史的な写真がモダンなコンピューターグラフィックと組み合わされた4D映画「イントレピッドの物語」では、パイロットの体験を共有できます。

2人乗りのコックピットで自分の飛行機を操縦することができる「Gフォース・エンカウンター」と呼ばれる実働シミュレーター体験。また、カプセルに乗り込み特別効果付きのフライトを体験することができる「トランスポーターFX」があります。大人であろうが子供であろうが、どれもみな楽しくて貴重な体験ができます。


【NEW 4D experience Stories of Intrepid】:

3D眼鏡を装着して、8分間の空母の物語を4Dで体感することができます。

ロケーション:Hangar 3

身長制限:40インチ(101.6cm)

【Transporter FX】:

無人偵察機ドローンの実際のレースを体感できます。

ロケーション:Pier 86 by Tower 3

身長制限:38インチ(96.52cm)

【G Force Encounter】:

超音速ジェット機の飛行を体感できます。コックピットは二人乗りです。

ロケーション:Exploreum

身長制限:大人と同伴 42インチ(106.68cm)/ こどものみ 48インチ(121.92cm)

〖音声ガイダンスツアー〗

「イントレピッド海上航空宇宙博物館」では、日本語での音声ツアーも用意されています。

料金は10ドルで、50箇所およそ8時間分の内容にもなります。

【お泊り】

「イントレピッド海上航空宇宙博物館」では、船上でお泊りができます。アメリカではよくあることで、他のお客様が皆、家路に着けばお泊りが始まります。

1人当たり105~130ドルで、たくさんの飛行機に囲まれながら寝床を確保します。こういった体験は中々日本ではできませんので、大人も子供も忘れられない体験になることでしょう!2018年の春からはディナー付きも復活し、より一層楽しみが増えました。このイベントは指定された日のみ予約が可能です。

公式サイトの「over nights」というプログラムから予約可能です。➡【公式サイト

 

【お土産】

 

「イントレピッド海上航空宇宙博物館」のギフトショップには、アメリカの国鳥である、アメリカンイーグルのネックレス、飛行機、軍事関連のロゴ入りキャップやティシャツなどがあります。

また、フライトジャケット(飛行機やヘリコプターに乗る人が来ている襟にボアのついたレザージャケット)など、一風変わったものも手に入りますよ!

 

いかがでしたでしょうか。


「イントレピッド海上航空宇宙博物館」は、ハドソン川沿い、マンハッタン46丁目の西端にあります。船に乗っている気分を楽しみながら、アメリカの陸・海・空の歴史がわかる貴重なスポットです。

見学後、川沿いを歩けば地元ニューヨーカーの憩いの場が広がり、素敵なニューヨークの1日を過ごすことができますよ。

 

【基本情報】

イントレピッド海上航空宇宙博物館

住所:Pier 86, W 46th St & 12th Ave, New York, NY 10036

料金:大人:33ドルシニア(65才以上):31ドル子供(5~12歳):24ドル※メンバー会員と4歳以下の子供は無料です。

アクセス:地下鉄:A/C/E/R/N/Q/W/1/2/3/7線「42nd st Times Square駅」で下車し、北西へ歩いて約20分。バス:「クロスタウン」のM34・M42・M50に乗り、「12Ave」で下車。

開館時間:4月1日-10月31日 月-金10:00-17:00、土日10:00-18:00 11月1日-3月31日 毎日10:00-17:00

公式サイト:www.intrepidmuseum.org


※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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