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アメリカ ニューヨーク グリニッジ・ヴィレッジ:魅力・見どころ・おすすめスポット9選・おすすめグルメスポット5選・基本情報まで徹底ナビ!
更新日:2020年12月28日

こちらは、ニューヨークの中でも1・2を争うオシャレなエリア「グリニッジ・ヴィレッジ」です!
「グリニッジ・ヴィレッジ」は「ウェストビレッジ」または、親しみを込めて「ザ・ヴィレッジ」とも呼ばれています。マンハッタンに位置する「グリニッジ・ヴィレッジ」は、レンガ造りの味わいのある建物に、小さなお店やレストランが並ぶ街並みは、親しみやすくどこかヨーロッパの雰囲気を持つ街です。
観光客だけでなく、ニューヨーカーにとっても憧れの存在なのです。昼下がりにピッタリの「グリニッジ・ヴィレッジ」は、高層ビルがないので、ニューヨークのどの地域よりも日光を浴びることができます。
【グリニッジ・ヴィレッジの街造りと特徴】
「グリニッジ・ヴィレッジ」は、「マンハッタン」の「ミッドタウン」と「ロウアー・マンハッタン」の間に挟まれた地区で、「14thストリート」・「ハドソン川」・「ハウストン・ストリート」・「ブロードウェイ」に囲まれたエリアを指します。
「グリニッジ・ヴィレッジ」の最大の特徴は、ミッドタウンやアップタウンにあるようなマンハッタンの典型的なグリッド(碁盤の目)状の街の造りとは違い、小さく細かいストリートからなっていることです。
これは、19世紀以降に都市計画が始まる前から、住宅地が形成されていたためであり、現在でもその建物や通りはニューヨークの歴史を表すものとして大切に残されています。そのため、19世紀の街並みを残す「グリニッチ・ビレッジ」全体が【アメリカ合衆国国家歴史登録財】に登録されています。

「グリニッジ・ヴィレッジ」は、アメリカのカウンターカルチャーの重要な聖域であり続けてきました。20世紀に入ると多くの文化人やアーティストたちに愛されるようになり、文学・芸術・音楽・演劇など豊かな文化が花を開いてきました。
30年代・40年代にはアーティストやフォークシンガーがこの地でスタイルを確立し、50年代には麻薬実験で知られ、60年代には多くのミュージシャンを魅了し続け、新しい音楽のジャンルや「ボブ・ディラン」「ニール・ダイヤモンド」といったアーティストを生み出しました。
ちなみに、「ボブ・ディラン」は自身の曲に中に何度も「グリニッジ・ヴィレッジ」を登場されています。60年代後半には同性愛者運動の発祥の地となり、現在でもゲイカルチャーの中心として有名なエリアでもあります。1970年に世界で最初のゲイ・プライドが開催されたのもこの地においてです。
【グリニッジ・ヴィレッジ:魅力・見どころ・おすすめスポット9選!】
〖グローブ・ストリート〗

「グローブ・ストリート」は、緩やかなカーブを描く短いストリートに、緩まるつたがレンガ造りの家に連なっており、その風景はとてもロマンティックで、まさに「ヴィレッジ」の風景を代表するようなエリアです。
また通りには、19世紀半ばに建てられた「グローブ・コート」という中庭に6軒のタウンハウスが並ぶ住宅街があります。作家「O・ヘンリー」の〖最後の一葉〗の舞台になり、とても美しい場所です。
〖ブリーカー・ストリート〗

「ブリーカー・ストリート」は、雑貨店・ブティック・カフェなどのお店がたくさんある「グリニッジ・ヴィレッジ」でも最も注目を浴びている場所です。
きっかけはニューヨーク出身のデザイナー「マーク・ジェイコブス」が出店したことで、続々と新たなお店が進出しことによります。
「ハドソンストリート」との角から「ブリーカーストリート」を東へ進むと、ブティックや雑貨店が多く軒を連ねています。古い街並みの中を、ただ散歩しているだけでも気分が良いですよ。
〖クリストファー・ストリート〗

「クリストファー・ストリート」は、「グリニッジ・ヴィレッジ」を散策するのに欠かせないストリートです。
「グリニッジ・ストリート」から「ハドソン・ストリート」まで続き、ニューヨークのゲイ・レズビアン文化の中心であるストリートです。
1969年「同姓愛開放運動」の発端とされる暴動の舞台となった「ストーン・ウォール・イン」もこの通りに現在でも残されており、ゲイコミュ二ティを表す「レインボーフラッグ」がはためいています。
また、クラブ・バー・アダルトショップが軒を連ねる賑やかなストリートで、「オフ・ブロードウェイ」の老舗劇場「ルシール・ローテル・シアター」もこの通りにあります。
〖クリストファー・パーク〗

「クリストファー・パーク」は「クリストファー・ストリート」沿いにある公園です。
ここには、手入れされた美しい花壇があり、季節ごとに美しい花を魅せてくれます。また、印象的な白い彫刻が目を引きます。
この作品は、アメリカの彫刻か「ジョージ・シーゲル」により作られたもので、「同性愛開放運動」の記念としてここに置かれています。
〖ジェニファーソン・マーケット図書館〗

「ジェニファーソン・マーケット図書館」は一見、教会やお城のようにも見える美しい建物です。窓の部分には美しいステンドグラスがあり、その装飾もとても美しい博物館のような建物です。
元々は裁判所だったというこの建物は、取り壊される予定になっていたのですが、地元住民の反対により図書館へと生まれ変わりました。そして現在では、歴史的建造物に選ばれる図書館へとなりました。
【基本情報】
ジェファーソンマーケット図書館
住所:425 6th Ave, New York, NY 10011
電話番号:+12122434334
営業時間・開場時間:月-木10:00 – 20:00, 金土10:00 – 17:00, 日13:00 – 17:00
利用料金や入場料:無料
公式サイト:https://www.nypl.org/about/locations/jefferson-market
〖ワシントン・スクエア公園〗

「ワシントン・スクエア公園」では、毎日たくさんのパフォーマーがアートを披露してくれます。
「グリニッジ・ヴィレッジ」から続く芸術エリアで、夕暮れ時には「凱旋門」が美しくライトアップされ、幻想的な雰囲気を出してくれます。
【基本情報】
ワシントンスクエア公園
住所:5 Ave, Waverly Pl., W. 4 St. and Macdougal St. Manhattan NY
電話番号:+12126399675
営業時間・開場時間:24時間
利用料金や入場料:無料
公式サイト:https://www.nycgovparks.org/parks/washington-square-park
〖ブルーノート (ニューヨーク店)〗

現在では世界中にジャズクラブを展開してる「ブルーノート」ですが、1981年に開業したニューヨーク店が始まりになります。
ステージと客席の距離が近いため、一流のジャズプレーヤーの演奏が間近で楽しむことができ、基本的には夜の2回公演になりますが、プログラムの内容などは事前に公式サイトにてご確認ください!
【基本情報】
ブルーノート (ニューヨーク店)
住所:131 W 3rd St, New York, NY 10012
電話番号:+12124758592
公式サイト:http://bluenotejazz.com/newyork/
〖ヴィレッジ・ヴァンガード(Village Vanguard)〗

1935年に創業した「ヴィレッジ・ヴァンガード」は世界中で一番有名なジャズクラブと言われており、ジャズプレーヤーたちにとってはここで演奏するのが憧れだそうです。
ニューヨークの夜を楽しむには最適なおすすめスポットで、少し古っぽい造りですが、パフォーマーも有名な方が多く、臨場感あふれる超一流の演奏を楽しむことができます。
【基本情報】
ヴィレッジ・ヴァンガード(Village Vanguard)
住所:78 7th Ave S (between 11th St & S 7 Ave) New York, NY 10014
電話番号:(212) 255-4037
営業時間:19時30分~0時00分
※15時から受付
〖セット〗:21:00~(Door Open at 20:00)、23:00~、Saturday only 24:30~
料金:25ドル(出演者によって多少の変動あり)+ミニマムドリンク1杯(5~16ドル)
※支払いは現金、トラベラーズ・チェック、VISA&MASTERCARDのみ
※チップは料金に含まれていないので、1杯あたり1~2ドルを渡して下さい
公式サイト:https://villagevanguard.com/
〖キャリーの家 -SATCロケ地- (Carrie Bradshaw House)〗

「キャリーの家 -SATCロケ地- (Carrie Bradshaw House)」は、大人気ドラマ「セックスアンドザシティ」の主役「キャリーの家」としてロケに使われた場所になります。
ドラマの中では「アッパーイーストサイド」という設定でしたが、実際は「グリニッチ・ビレッジ」にあります。
近く(徒歩約1分)には、こちらもドラマの中で使われた「マグノリア・ベーカリー」もあり、休憩がてらに覗いてみるのも良いでしょう。
【基本情報】
キャリーの家 -SATCロケ地- (Carrie Bradshaw House)
住所:66 Perry St, New York, NY, United States
【おすすめグルメスポット5選!】
〖マグノリアベーカリー〗

カップケーキでお馴染みの「マグノリアベーカリー」は、本店がここ「ウエスト・ビレッジ店」で、いつもたくさんの人で賑わいを魅せています。
ここはアメリカの人気ドラマで紹介されていたことから人気に火がつき、今もなお人々に愛されているお店。ここのカップケーキは色とりどりの、可愛らしくデコレーションされたふわふわ感のあるもので、季節やイベントによって様々な味を楽しむことができます。
【基本情報】
マグノリアベーカリー(Magnolia Bakery Bleecker Street)
住所:401 Bleecker St, New York, NY 10014
電話番号:+12124622572
営業時間:
日曜日~木曜日:11時00分~20時00分
金曜日・土曜日:11時00分~20時00分
参考料金:カップケーキ 3.5ドル-
公式サイト:http://www.magnoliabakery.com/locations/bleecker-street/
〖マレーズベーグル〗

「マレーズベーグル」では、様々な種類のベーグルが楽しむことができ、ニューヨーカーに人気のお店です。
ボリュームのあるものからシンプルなものまで、好みに応じてサンドしてくれます。食事をするスペースはあまり大きくないため、テイクアウトして外でいただくのもおすすめです!
【基本情報】
マレーズベーグル(Murray’s Bagels)
住所:500 6th Ave, New York, NY 10011
電話番号:+12124622830
営業時間:
月曜日~金曜日:6時30分~19時00分
土曜日・日曜日:6時30分~18時00分
参考料金:ベーグル1.25ドル-
公式サイト:http://www.murraysbagels.com/
〖カフェ・レッジオ〗

「カフェ・レッジオ」は、「グリニッチ・ビレッジ・ウェストビレッジエリア」にある老舗カフェです。
数々の映画にも登場しているおすすめスポットで、ニューヨークにきたら行きたいスポット!居心地が良く、歩き疲れた後にゆっくり過ごすのに最適なお店です。
【基本情報】
カフェ・レッジオ
住所:119 MacDougal Street New York NY 10012
電話番号:212-475-9557
営業時間:
日曜日~木曜日:9時00分~3時00分
金曜日・土曜日:9時00分~4時00分
公式サイト:https://www.facebook.com/caffereggionyc/
〖ベアバーガー〗

「ベアバーガー」は、「グリニッチ・ビレッジ・ウェストビレッジエリア」にあるハンバーガーのお店で、ニューヨークNYでハンバーガーが食べたい方におすすめです!
非常にボリュームがあり、すべての食材がオーガニックなのが特徴です。
【基本情報】
ベアバーガー
住所:149 Court St.(between Atlantic Ave & Pacific St)New York, NY 11201
電話番号:+12126792273
営業時間:12時00分~21時00分
公式サイト:https://www.bareburger.com/
〖カフェ・ダンテ〗

「カフェ・ダンテ」は、ニューヨークの芸術家に親しまれたカフェとして有名で、落ち着いた雰囲気でゆったりできます。
ちなみに、「グリニッジ・ビレッジ」の「3大カフェ」の1つだそうです。
【基本情報】
カフェ・ダンテ
住所:79-81 Macdougal Street, New York, NY 10012-2514
電話番号:+1-866-681-0299
営業時間:12時00分~0時00分
公式サイト:https://www.dante-nyc.com/

いかがでしたでしょうか。
「グリニッジ・ヴィレッジ」は、芸術とニューヨークの歴史を感じたいという方におすすめのスポットです。
静かで歴史ある街並みは、歩いていて心地よい気分にされてくれます。マンハッタンの喧騒から少し離れた落ち着きを感じるはずです。
【基本情報】
グリニッチ・ビレッジ
住所:Greenwich Village, New York, NY, United States
営業時間・開場時間:24時間
利用料金や入場料:無料
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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