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アメリカ ニューヨーク チャージング・ブル

更新日:2020年12月28日


こちらは、ニューヨークのブロード街に設置されている、獰猛すぎる雄牛の像「チャージング・ブル(Charging Bull)」です!

金融用語で「ブル・マーケット」という言葉があり、それは繁栄市況を指し、景気が良いという意味を持っています。

今回はそんな、「チャージング・ブル」について詳しくご紹介させていただきます!

 

【チャージング・ブル:基本情報】

 

〖歴史・概要〗

金融街にある牛の銅像「チャージング・ブル(Charging Bull)

」は、大きさ約5メートル、重さは約3181キロ。イタリア系アメリカ人芸術家「アルツューロ・ディ・モディカ」氏の作品になります。

1986年の株大暴落を乗り越えたようなアメリカの勇気と繁栄の象徴として作られ、「ブル(牛)」は上昇相場を意味します。銅像は1989年12月15日に「ニューヨーク証券取引所」のクリスマスツリーの下に勝手に置かれていました。

同日夕方には撤去されましたが「ボウリング・グリーン公園」の提案により現在の場所に設置されたと言う登場秘話もあります。また、睾丸を撫でると幸せになるとの噂があり、訪問する観光客が絶えません。しかし、2019月にはテキサス州出身の男性が、バンジョーでブルの頭部を殴打する事件が発生。1万ドル以上の損害が発生しています。

〖住所〗

New York, NY 10004

〖アクセス〗

「チャージング・ブル(Charging Bull)」は「ブロードウェイ」という名の道路に挟まれるようにして存在しています。

アクセスの方法は2通り。

・「Bowling Green subway station駅」から、「ボウリンググリーン(公園)」を抜けて(北に進んで)行く方法。

・「Wall Street station駅」から、「ウォールストリート沿い」を(南に進んで)行く方法。

いずれの方法でも駅から徒歩3分程度で、「チャージング・ブル」へ辿り着くことができます。

〖公式サイト〗

http://www.chargingbull.com/

 

【フィアレスガール像との対立も話題に!】

 

2017年3月7日の「国際女性デー(International Women’s Day)」の前日、「フィアレスガール(恐れを知らない少女、Fearless Girl)像」が突然「チャージング・ブル」に立ちはだかる形で設置され、話題となりました。

攻撃的に荒ぶるオスに対峙して、毅然と立ち続ける恐れを知らぬ少女の姿は、またたく間に新たな観光名所となり、多くの人が一緒に撮った画像をSNSに投稿。当初1週間の予定で設置されたが、延長を求める声が相次ぎ、翌年の「国際女性デー」まで1年間の設置が決まりました。

少女像は投資会社「ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ」と広告代理店の「マッキャン」が、「ジェンダー・ダイバーシティ」の重要性を唱えるために設置したものでしたが、「モディカ」氏は「広告による奇策」だと非難。作品の本来の意味合いが歪められたとして、連邦著作権法(VARA)による著作権の侵害だと訴えたのです。

同社の「アン・マクナリー」さんは「企業の役員の中における女性比率の低さや、特に金融業界での性別によるペイギャップなど、未だにはびこる女性差別。国際女性デーを機にそういった問題への注目を集めたいと考えた」と語っています。

「フィアレスガール」は常設が決定しましたが、2018年12月に歩行者に危害が及ぶ危険性があるとして、「証券取引所」の前に移設されました。ちなみに、ツイッターでは46億回、インスタグラムでは7億4千5百万回表示され、商品である“SHE”ファンドは347%の増加を記録したそうです。

この事例に学ぶべきことは、自分たちのメッセージを直接人々に届けようとしなかったこと。そうはせずに、人々が自ら参画し拡散してくれるような「起点」を作ったことにあります。起点をつくることでいわば「人々のメディア化」を狙い、意図通りに成功させたのです。ソーシャルメディアが大きな力を持ついまの時代。人々は、一方的に「伝えられる」より、一緒に参画できるような「起点」を求めていると考えられます。

 

【チャージング・ブル周辺:おすすめ観光スポット3選!】

 

バッテリーパーク

こちらは、マンハッタンの最南端に位置する公園「バッテリーパーク(Battery Park)」です!

海に面した「バッテリーパーク」は、都会でありながら落ち着いた雰囲気があります。ニューヨーク湾を一望できるほか、フェリーを利用して「スタテン島」・「エリス島」・「リバティ島」を訪れることも可能です。

また、「バッテリーパーク」には、様々なモニュメントが点在しており、それらをチェックしながら散歩するとより楽しむことができます。

【基本情報】

バッテリーパーク(Battery Park)

住所:Battery Park City Parks Conservancy2 South End AvenueNew York, New York 10280

電話番号:+12123443491

公式サイト:http://www.thebattery.org/


ワン・ワールドトレードセンター

こちらは、ニューヨーク1高いビル「ワン・ワールドトレードセンター」です!

かの「ツインタワー」の跡地近くに建ち、ミラーガラスで覆われたビル上の背の高いアンテナまでを含めると西半球で1番高い建物になります。

地面から金属とカラス製の欄干までは約417メートルある、そんな超高層ビルの展望台からはニューヨークを一望することができ、その眺めは圧巻です。

【基本情報】

ワン・ワールドトレードセンター

住所:285 Fulton Street, Manhattan, New York 10007, United States

電話番号:+1 844-696-1776

営業時間:9時00分~22時00分

階数:104階

高さ:最頂部541.3m,屋上417m,展望台382.2m

着工:December 18, 2006

完成:July 2013

開業:November 3, 2014

公式サイト:https://oneworldobservatory.com/ja-JP/

トリニティ教会

こちらは、「ウォールストリート」の近くに位置する、ニューヨークの中で一番古い教会「トリニティ教会」です!

1697年に建てられたニューヨークで最古の教会で、「ウォール・ストリート」と「ブロードウェイ」の交差点にあります。オリジナルは火事で焼け、現在の建物は1846年建立の3代目になります。

内部には美しいステンドグラス、宗教や文化の展示をする博物館があり、【国指定歴史的建造物】にも指定されています。

【基本情報】

トリニティ教会

住所:79 Broadway (at Wall St.), New York

電話番号:(212)6020800

アクセス:地下鉄4・5線「ウォール・ストリート(Wall St)駅」または1・R・W線「レクター・ストリート(Rector St)駅」下車すぐ。

駐車場:なし

入場料金:無料

営業時間:

月曜日~金曜日:7時00分~18時00分

土曜日・日曜日:8時00分~16時00分

フリーツアー:毎日14時00分~

毎週木曜日にはクラシックを中心とした約1時間の無料コンサートが開催されます。

※無料ではありますが、$2程度の任意の寄付をすると言うのが目安のようです。

定休日:なし

公式サイト:https://www.trinitywallstreet.org/

 

いかがでしたでしょうか。

一人のアーティストによって捧げられた願いが、モニュメントとして今もなお伝えられています。

みなさんもぜひ、ウォール街を訪れた際は「チャージング・ブル」を撫でてみてください!

 

【基本情報】

チャージング・ブル(Charging Bull)

住所:New York, NY 10004

アクセス:

アクセスの方法は2通り。

・「Bowling Green subway station駅」から、「ボウリンググリーン(公園)」を抜けて(北に進んで)行く方法。

・「Wall Street station駅」から、「ウォールストリート沿い」を(南に進んで)行く方法。

公式サイト:http://www.chargingbull.com/


※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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