私の旅行記
アメリカ ニューヨーク ニューヨーク交通博物館
更新日:2020年12月28日

こちらは、廃止された旧コート・ストリート駅を改修して作られた「ニューヨーク交通博物館(New York Transit Museum)」です!
ニューヨークの地下鉄、バス、鉄道、橋やトンネルの仕組みや歴史を紹介する博物館で、「グランド・セントラル駅」には別館もあります。
今回はそんな、「ニューヨーク交通博物館」について詳しくご紹介させていただきます!
【ニューヨーク交通博物館:基本情報】
〖歴史・概要〗

「ニューヨーク交通博物館」は、古い地下鉄の駅を使ったミュージアムで、1904年に開通した地下鉄を中心に、ニューヨークの交通機関の歴史などを紹介するという、少しマニアックな内容の博物館です。
元は「コートストリート(Court Street )」という駅でしたが、戦後すぐに廃止になってからはずっと放置されていました。そこを整備して1976年に開館したのが「ニューヨーク博物館」になります。
〖住所〗
99 Schermerhorn St, Brooklyn, NY 11201
〖電話番号〗
+17186941600
〖アクセス〗
「ニューヨーク交通博物館」は、地下鉄A,C,F線の「Jay St./Borough Hall駅」を降り、「Boerum Place」と「Schermerhorn St.」の角にあります。

「ニューヨーク交通博物館」は昔実際に使われていた地下鉄の駅を改修して作っているため、入口が通常の地下鉄入口とそっくりで非常にわかりにくいです。そのため、「Jay St.駅」に着いたら、駅にある地図で「Boerum Place」と「Schermerhorn St.」がどこにあるか事前に見ておくことを強くおすすめします!
〖入場料金〗
大人:10ドル/子供(2~17歳):5ドル
〖営業時間〗

火曜日~金曜日:10:00~16:00
土曜日・日曜日:11:00~17:00
〖定休日/休業日〗
月曜日/祝日
〖公式サイト〗
【ニューヨーク交通博物館:魅力・見どころ!】

「ニューヨーク交通博物館」は、もともと地下鉄駅構内というだけあり、博物館に入った瞬間から地下鉄ムード満点!内部は降りた階と一つ下のプラットフォーム階の2フロアー構造になっています。

入り口すぐのところに展示してあるのは地下鉄工事に使用したダイナマイト。当時の危険で苛酷な労働環境がうかがえ、地下鉄工事の様子を再現した展示、歴代の改札などが展示されています。

「プラットフォーム階」には20世紀初頭からの歴代の地下鉄車両が並んでおり、車内も広告、路線図等その当時の様子が再現されています。中に入ってイスに座ったりすることも可能で、鉄道マニアはもちろん、大人も子供もタイムスリップして楽しめる空間です!

本物の駅のようであり、また映画のセットのようでもあり、実際に映画やテレビのロケに使われることもあるそうです。

また、現在の地下鉄を運営する機関、MTA(Metropolitan Transportation Authority)はバスも運営しており、地下鉄同様にバスも運転席に座ったり、運転気分を味わったりと、訪れる人々を楽しませています。

「特別展」では、「Bringing Back The City: Mass Transit Responds To Crisis」と題して、「9・11」のテロによる被災をはじめブリザードやハリケーンなどの災害と復旧をテーマとした展示がされていました。

「地下鉄指令所」や交通網が寸断された9月11日当日の「ブルックリンブリッジ」の写真、損傷を受けた「通信・制御機器」、地下鉄工事のパネル展示などがされていました。「ニューヨーク交通博物館」館内には飲食店はなく、ギフトショップは入口隣にあり博物館に入館せずともお買い物ができます!
【合わせて訪れたいおすすめ観光スポット!:ブルックリン橋】

こちらは、ニューヨークのマンハッタン島とマンハッタン島から南東の位置にあるブルックリンを結ぶ橋「ブルックリン橋」です!
「ブルックリン橋」は二層に分かれており、上の層は歩いて渡れることができます。もちろん、「ブルックリン側」から「マンハッタン島側」へ。「マンハッタン島側」から「ブルックリン側」へ。どちらからも歩いて渡ることができます!

「ブルックリン橋」は1883年に完成したアメリカ合衆国で一番古いつり橋の一つです。1869年から1883年にかけて建造され、1883年5月に開通し、完成当初は「ニューヨーク・ブルックリン橋」と呼ばれていました。また、鋼鉄のワイヤーを世界で初めて使用したつり橋でもあり、その長さは1834メートル。

1964年にアメリカ合衆国国定歴史建造物に認定され、ニューヨーク市だけでなくアメリカ合衆国としても非常に重要な建造物の一つです。
【基本情報】
住所:Brooklyn Bridge, New York, NY 10038
公式サイト:http://www.nyc.gov/html/dot/html/infrastructure/bridges.shtml

いかがでしたでしょうか。
意外と知名度が低い「ニューヨーク交通博物館」。デザインや歴史、乗り物などに興味がある方等はもちろん、普通の美術館や博物館にはあんまり興味がない。という方にもとてもおすすめです!
子供はもちろんですが、連れている大人達も童心に帰って楽しんでいました。ニューヨーク滞在中に時間に余裕がある方は、是非とも訪れて見て下さい!
【基本情報】
ニューヨーク交通博物館(New York Transit Museum)
住所:99 Schermerhorn St, Brooklyn, NY 11201
電話番号:+17186941600
アクセス:
「ニューヨーク交通博物館」は、地下鉄A,C,F線の「Jay St./Borough Hall駅」を降り、「Boerum Place」と「Schermerhorn St.」の角にあります。
入場料金:大人:10ドル/子供(2~17歳):5ドル
営業時間:
火曜日~金曜日:10:00~16:00
土曜日・日曜日:11:00~17:00
定休日/休業日:月曜日/祝日
公式サイト:www.nytransitmuseum.org/
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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