私の旅行記
アメリカ ニューヨーク ニューヨーク植物園
更新日:2020年12月28日

こちらは、「ブロンクス動物園」の北に隣接する植物園「ニューヨーク植物園」です!
約1平方kmの広々とした園内には、砂漠、湿地帯、北部森林地方など、北米大陸をはじめ、世界各国から集められた植物が栽培されています。
今回はそんな、「ニューヨーク植物園」について詳しくご紹介させていただきます!
【ニューヨーク植物園:基本情報】
〖歴史・概要〗

著名な「コロンビア大学」の植物学者「ナサニエル・ロード・ブリットン」と彼の妻「エリザベス」は、ロンドンの「王立植物園」を訪れた際、街の中心部にある自然のオアシスに魅了され、ニューヨーク市にも世界で最高の「庭園」が必要であると考え、1891年に「ニューヨーク植物園」が設立されました。
その後、世界中から植物種を収集し成長させ、植物に関する情報を保持するために「研究図書館」が設立されました。ビクトリア様式の温室には、サボテンやヤシの木が植えられ、植物園には約780万の植物標本があり、世界第2位の「研究植物標本」を構築しました。
〖住所〗
2900 Southern Blvd., Bronx
〖電話番号〗
(718)8178700
〖アクセス〗
メトロノース鉄道ハーレム線「ボタニカル・ガーデン駅」から徒歩5分。
〖営業時間〗
10時00分~18時00分(1月中旬~2月中旬は~17時、温室は~16時)
〖定休日/休業日〗
月曜(祝日と重なる場合は開園)/ 感謝祭・クリスマス
〖入場料〗
大人:23USドル・子供(2~12歳):10USドル・シニア:20USドル・学生(学生証提示):20USドル・メンバーおよび2歳未満児:常時無料
※週末は大人・シニア・学生は5USドル増し、子どもは2USドル増し。
※季節やイベントにより料金は変動。
〖公式サイト〗
【ニューヨーク植物園:魅力・見どころ!】

「ニューヨーク植物園」には、50種類の庭園と植物コレクションがあり、静かなカスケード滝、湿地、50ヘクタール(20ヘクタール)のニューヨークの森林があります。
園内には原生林も残されており、リスやウサギ、アライグマなどの小動物たちに出会うことも!中央にある温室「イーニッド・A・ハウプト・コンサーヴァトリ」には、熱帯のヤシの林やジャングル、果樹園、サボテンの生えた砂漠など、世界のさまざまな植物環境が再現されています。

2世紀以上も前のオークル、アメリカン・バーチ、チェリー、チューリップ、白い灰の木が含まれており、「ペギー・ロックフェラーバラ園」には650の以上の品種があります。
「ニューヨーク植物園」には、「ガーデンショップ」もあり、こちらにはガーデニング用品が販売されています。
〖研究所について〗

「ニューヨーク植物園」の研究所は、ニューヨーク州とニューヨーク市の国立大気・大気管理局からの資金提供を受けて設立されました。
「ファイザー」の植物研究所は、2006年にオープンし、大学や製薬企業の研究よりも多様なプロジェクトがあります。
研究室の重点は「植物ゲノム学」、すなわち遺伝子が植物発達においてどのように機能するかの研究。科学者導き出したい答えは、「ダーウィン」の「忌まわしい謎」。いつ、どこで、そしてなぜ開花植物が出現したかについて。

研究はこの他にも、分子系統学の規律、植物種の進化の歴史と関係を明らかにすることができる証拠としての「DNA」の研究を進めています。また、ニューヨーク市の移民コミュニティでの植物使用や、一部の植物で神経毒が産生される遺伝的メカニズムも研究しており、こちらは人間の神経疾患に関連する研究になります。
そんな「ファイザー」の植物研究研究所では、様々な種の植物の「ゲノムDNA」を抽出し、世界の植物の「DNAライブラリー」を作成しています。このコレクションは、希少種、絶滅危惧種または絶滅種を含む何百万もの標本を20の冷凍庫を備えた768平方フィート(71.3 m2)の「DNA保管室」に保管しています。
〖LuEsther T. Mertz図書館(研究図書館)について〗

「LuEsther T. Mertz図書館」は、1881年にニューヨーク市で「最高級の公立植物園」を創設したニューヨーク州議会によって土地が譲渡された際、最初に建てられた構造物になります。
1899年に創立された「LuEsther T. Mertz図書館」は、アメリカ大陸で最大規模の最も包括的な「植物図書館」です。「植物学」や「園芸」に加えて、図書館のコレクションは、歴史、人類学、景観と建築設計、建築史、エスノボタニ、経済植物学、都市社会史、環境政策などの分野の研究に使用されています。
【基本情報】
ニューヨーク植物園
住所:2900 Southern Blvd., Bronx
電話番号:(718)8178700 /
アクセス:メトロノース鉄道ハーレム線「ボタニカル・ガーデン駅」から徒歩5分。
駐車場:有(有料)
入場料:
大人:23USドル・子供(2~12歳):10USドル・シニア:20USドル・学生(学生証提示):20USドル・メンバーおよび2歳未満児:常時無料
※週末は大人・シニア・学生は5USドル増し、子どもは2USドル増し。
※季節やイベントにより料金は変動。
営業時間:10~18時(1月中旬~2月中旬は~17時、温室は~16時)
定休日:月曜(祝日と重なる場合は開園)
休業日:感謝祭・クリスマス
クレジットカード:Visa,Master,American Express
所要時間目安:1時間程度
公式サイト:https://www.nybg.org/
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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