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  • 私の旅行記

アメリカ ニューヨーク ブライアント・パーク

更新日:2020年12月28日


こちらは、「タイムズスクエア」と「グランドセントラル駅」の中間に位置する公園「ブライアント・パーク」です!

ニューヨークと言えば「セントラル・パーク」が有名ですが、「ブライアント・パーク」も負けていません。

マンハッタンのど真ん中にあり、「タイムズスクエア」・「グランドセントラル駅」・「エンパイア・ステート・ビルディング」・「ロックフェラー・センター」など公園の周辺には何かと見どころが多く、ショッピングや観光に疲れた時は、ここ「ブライアント・パーク」でゆっくりと過ごすのがおすすめです。

 

【ブライアント・パーク:基本情報】

 

〖歴史・概要〗

「ブライアント・パーク」は、1884年「クリスタル・パレス(Crystal Palace)」の焼失した跡地に出来た「レゼボア・スクエア(Reservoir Square)」を「ブライアント・パーク」を名付け、公園にしたのが始まりです。

そして、「ブライアント・パーク」に隣接して、1911年には名建築の1つ「ニューヨーク・パブリック・ライブラリー(New York Public Library)」が完成します。1920年代には、地下鉄工事の作業現場になり、その後1934年に新しく芝生を中心とした公園に再設計されました。

しかし、「ブライアント・パーク」は1970年代までに、ドラッグの売買・売春・ホームレスの場などとして、衰退の一途を辿り、一般市民が利用できない状態までに陥ります。

この状態を打破するため、1980年に「ロックフェラー」を中心として、「BRIC(The Bryant Park Restoration Corporation )-ブライアントパーク再生組織」が結成され、キオスクを導入したり、維持管理を徹底したりと、少しずつ一般市民を公園に取り戻す作業続けられました。

そして、1988年には都市計画家の「ウィリアム・H・ワイト(William H. Whyte)」の分析を原案に、「ランドスケープ・アーキテクト」の「ハンナ・オリン(Hanna Olin)」が公園の設計を行うことになりました。

この結果、地元のニューヨーカーはもちろん、観光客にも愛される現在の「ブライアント・パーク」に至るのです。

〖住所〗

40th St. to 42nd St. and 5th Ave to 6th Ave., New York

〖電話番号〗

(212)7684242 /

〖アクセス〗

オフィス街に囲まれ、まさにミッドタウンの中心とも言える場所にあり、「タイムズスクエア」と「グランドセントラル駅」からは徒歩約5分です。

最寄り駅は、地下鉄B/D/F/M線42丁目・「ブライアント・パーク駅」または地下鉄7番線「5番街駅」で、下車後徒歩1分です。

〖駐車場〗

なし

〖入場料〗

無料

〖営業時間〗

7時00分~22時00分(3月のウインタービレッジ終了後は~20時、6~9月は~24時、5月全体と6~9月の土・日曜・12月全体は~23時)

〖定休日〗

なし

〖公式サイト〗

https://bryantpark.org/

 

【ブライアント・パーク:魅力・見どころ!】

 

「ブライアント・パーク」は散歩のための公園ではなく、ゆったりとくつろぐのと遊ぶにフォーカスを当てた公園です。

毎日多くの観光客やビジネスマンが足を休めに訪れるオフィス街のオアシスなのです。普段はキリっとしているビジネスマンのリラックスムードの表情が見えて、人間観察するのもおもしろいですよ。


公園の散歩や芝生で寝転がったり、椅子に座って読者やランチしたりのんびりするにも最適!飛び入りで卓球トーナメントに参加できたり、何かしらのイベントもよく行われています。メリーゴーランドやビールの販売コーナーなどもありますよ。

〖中央の芝生スペース〗

「ブライアント・パーク」の中心にある芝生スペースは、テーブルやベンチが周囲を囲むようにたくさん置かれ、くつろぎスペースとしてたくさんの人に愛されている場所です。

天気が良ければ食事をしたり、本を読んだりとカフェ替わりにしている人たちでいっぱいです。

〖サウスウエストポーチ〗

「ブライアント・パーク」の南西に位置する「サウスウエストポーチ」では、ビールの販売もあり、夏場の夕方には仕事終わりのビジネスマンで賑わっています。

ユニークなブランコ席などもありリゾート的な雰囲気です。冬も暖房が完備されているので、寒さに堪えずとも利用することができます。

〖無料Wi-Fi〗

「ブライアント・パーク」内では無料のWi-Fiが飛んでいるため、非常に便利です。しかし、公共の場で使える無料Wi-Fiには、簡単に個人情報が盗み出されてしまう恐れがあります。

ですので、「ブライアント・パーク」内にある無料Wi-Fiを使うのもいいですが、個人情報を盗まれるのが怖い方はWi-Fiレンタルを利用するのが良いでしょう。➡

〖無料体験コーナー〗

「ブライアント・パーク」には、遊べる施設が非常に充実しており、器具レンタルと施設使用ともほとんどが無料です。ミニゴルフ場・卓球場・チェスや各種ボードゲームなどが無料で利用できます。

更に、メリーゴーランドまであり、「ブライアント・パーク」の名物として連日子供連れの家族で賑わっています。また「リーディング・ルーム(Reading Room)」と呼ばれる読書広場もあり、本をその場で借りて読むことができます。

ちなみに、「ブライアント・パーク」から「タイムズスクエア」方面に信号を渡った先には、日本でも有名な本屋さん「紀伊國屋書店」があり、地下1階には日本書籍が多数販売しています。「リーディング・ルーム(Reading Room)」を利用する際は、「紀伊國屋書店」寄って見るのもいいですね。

〖習い事〗

「ブライアント・パーク」には、上記以外にも「編み物教室」(6月~8月)・「外国語教室」(5月~8月)(日本語・フランス語・スペイン語・イタリア語)・「フライフィッシングクラス」があり、これらもほとんどが無料です。

期間中は週1ペースで開催され、事前予約が必要なものがほとんどですが、席に空きがあれば飛び入りで参加可能です。

予約・詳細はこちらから➡【公式サイト


〖充実した無料イベント〗

「ブライアント・パーク」がニューヨーカーや観光客に愛され続けている理由の1つには、年間を通して行われる様々なイベントが関係しています。

これらのイベントが行われるのは、先ほどもご紹介した中央の芝生スペースで、春から秋まではヨガ・映画観賞会などのイベントが開催され、夏には野外コンサート、秋と冬にはスケート場やクリスマスギフトなどが買えるイベントがあります。

ヨガはプロのインストラクターから指導を受けることができます。コンサートはジャズにクラシック、ピアノがありいずも人気です。公園内に作られた特設ステージでシェークスピアの劇を無料で上演しています。

特に「ブライアント・パーク」に冬限定でオープンするスケート場は、入場料無料(スケート靴レンタル:大人20ドル)で利用することができ、オープンの際には、著名なフィギアスケート選手がアイススケートを披露し、セレモニーを華やかに盛り上げてくれます。

〖冬限定アイススケート〗

「ブライアントパーク」は、冬季限定で「アイススケートリンク」が現れます。ニューヨークの「アイススケートリンク」で有名な「ロックフェラーセンター」より広く、のびのびと滑れます。

入場料無料で、スケート靴のレンタル料のみで滑れるのもうれしいポイント!期間は毎年10月末から翌年3月初旬、時間は8時~22時までです。黄色い服を着たスタッフが常時数人リンクにいて、ヘルプが必要な人に手を差し伸べてくれるので、初心者も安心して滑れますよ。

〖ジョセフィン・ショー・ローウェル記念噴水(Josephine Shaw Lowell Memorial Fountain)〗

「Charles A. Platt」設計の「ジョセフィン・ショー・ローウェル記念噴水」は、名前の通り「慈善団体協会」を設立した「ジョセフィン・ショー・ローウェル(Josephine Shaw Lowell)」を記念したものになります。

 

【ニューヨーク市立図書館】

 

「ニューヨーク市立図書館」はあまり知られていませんが、実は全米で2番目の大きさを誇る図書館なのです。

「ブライアント・パーク」内にあり、映画「スパイダーマン」や「ゴーストバスターズ」などにも使われた場所でもあります。「ニューヨーク市立図書館」は1911年に建てられた図書館で、蔵書数は460万冊、地図などのコレクションを加えると、なんと数十億以上と言われています。

入り口には「忍耐(patience)」・「不屈(Fortitude)」の2頭のライオン像があります。入り口では必ず荷物チェックがされますので、訪れる予定の方はあまり余計な物は持って行かないようにしましょう。

ちなみに、このライオン像はクリスマスなどの季節イベントの際には、コスチュームをすることでも有名で、非常にユーモアがあり可愛らしいです。また、「ニューヨーク市立図書館」も美術館のような美しい内観で、高い天井には青い空と雲が描かれています。無料Wi-Fiもありますし、お土産屋さんもあります。


【基本情報】

ニューヨーク市立図書館(New York Public Library)

住所:5th Ave at 42nd St, New York, NY 10018, United States

営業時間・開場時間:

木曜日~月曜日:10:00~18:00

火曜日・水曜日:10:00~20:00

定休日:日曜日

入場料:無料

公式サイト:https://www.nypl.org/locations/schwarzman

 

【レストラン・カフェ】

 

「ブライアント・パーク」内では、食事を楽しむこともできます。

・ライアントパークグリル(アメリカ料理レストラン)

・ブライアントパークカフェ(アウトドアカフェ・4月中旬から11月中旬オープン)

・ウィッチクラフト(キオスクスタイルのサンドウィッチショップ)

など、他にも「ブライアント・パーク」の信号を渡ってすぐにあるオーガニック食材のみを扱うスーパーマーケット「WHOLE FOODS MARKET(ホールフーズマーケット)」でもランチボックスや軽食を買うことができます。

 

【ブライアント・パーク周辺:おすすめ観光スポット!】

 

タイムズスクエア

こちらは、ニューヨークと言えば、、、で代表的な「タイムズスクエア」です!

世界に発信される新年のカウントダウンは、死ぬまでに一度は参加したいニューヨークを代表する観光スポットです!

そもそも「タイムズスクエア」とは、マンハッタンのミッドタウンに位置する商業区画のことであり、南北は42丁目から47丁目まで、東西はブロードウェイから7番街までのエリアを指し、「世界の交差点」とも呼ばれています。

24時間消えることのないネオンは、ラスベカスのネオン街にも匹敵するほどで、大半はエコなLEDライトによるものです。「コカ・コーラ」や「ナスダック」、日本企業ですと「東芝」のロゴはお馴染みですね。

また、ミュージカルの看板もお馴染み、「ライオンキング」や「マンマ・ミーヤ!」、「ウィキッド」などが印象的にネオンに照らされています。

たくさんの映画の舞台にもなっており、「スパイダーマン」・「34丁目の奇跡」・「ディープ・インパクト」などなど、街の風景が様々なシーンで使われています。

エンパイア・ステート・ビルディング

こちらは、「自由の女神」とともにニューヨークのシンボルでもある観光名所「エンパイア・ステート・ビルディング(empire state building)」です!

「エンパイア・ステート・ビルディング」は、「マンハッタン」のミッドタウン、ニューヨークのど真ん中に位置する高さ443メートル・地上102建ての超高層ビルです。

毎年世界中から420万人もの観光客が訪れ、絵になるビルが多い「マンハッタン」の中でも「エンパイア・ステート・ビルディング」は、「ニューヨークの象徴」と言われています。

【基本情報】

エンパイア・ステート・ビルディング(empire state building)

住所:20 W 34th St., New York

電話番号:(212)7363100 /

アクセス:

地下鉄B・D・F・M・N・Q・R・W線「34ストリート - ヘラルド・スクエア(34 St - Herald Sq)駅」下車後、徒歩数分の場所に位置しています。

新しい「エンパイア・ステート・ビルディング」の入り口は、【34丁目の大通り沿い「5番街」と「6番街」の間(20 W 34th Street Between 5th & 6th Ave)】にあります。

※過去に訪れたことがある方は、以前の入り口から現在は入れませんので要注意。

営業時間:8:00~翌2:00

※最終上りエレベーター 翌1:15

定休日:なし

入場料:

【86階:メイン展望】

〖標準パス〗:大人$36・子供$31・お年寄り$35

〖VIPエクスプレスパス〗:年齢問わず$69

※「VIPエクスプレスパス」は、通常長い列に並ぶのをその列に並ばずにすぐに展望台へ行けるチケット。

【86階&102階:メイン展望台+トップ展望台】

〖標準パス〗:大人$54.37・子供$49.37・お年寄り$53.37

〖VIPエクスプレスパス〗:年齢問わず$87.37

【86階:メイン展望台×2回 「AM/PMエクスペリエンス」】

〖1日に2回「昼」と「夜」に展望台へ行くことができるパス〗:大人$52・こども: $45

※シティパスもこのチケットと同様2回登れます。

※全て税別の料金となります。

※20人以上は団体割引あり。

入場時の注意事項:

服装はカジュアル。カメラ持込可。ビデオ持込可。オーディオガイドあり(日本語)

所要時間目安:2時間程度

公式サイト:https://www.esbnyc.com/

グランドセントラル・ステーション

こちらは、ニューヨークのガイドブックにも必ず登場するほどの人気スポット「グランドセントラル・ステーション」です!

ニューヨークの鉄道の拠点の駅として、1871年に開通して以来、多くの人の旅の通過点そして通勤にと利用されてきました。

しかし「グランドセントラル・ステーション」は、単なる通過点というわけでなく、その美しい建築物が有名で、観光名所としてたくさんの人が訪れる人気スポットでもあります!

「レストラン」・「カフェ」・「売店」・「マーケット」もあり、ここを利用するには大変便利になっています。

【基本情報】

グランドセントラル・ステーション

住所:89 E 42nd St, New York, NY 10017

電話番号:+12123402583

営業時間・開場時間:24時間

利用料金や入場料:無料

公式サイト:https://www.grandcentralterminal.com/

 

いかがでしたでしょうか。


「ブライアント・パーク」は「セントラル・パーク」と比べると小さな公園ですが、人が集う工夫が随所に見られる素敵な場所です。

人は多いですが、青空の下でランチを食べたり、本を広げながらゆったりと自分の時間を過ごすことができます。

そんな様々な体験ができる「ブライアント・パーク」に立ち寄れば、きっと素敵な思い出になるはずです。

 

【基本情報】

住所:40 West 40th Street, New York, NY 10018

電話番号:212-768-4242 <Citi Pond> 212-661-6640

営業時間:(日-木)8:00-22:00  ( 金土)8:00-24:00

アクセス:地下鉄F/M/B/D線42丁目-ブライアント・パーク(42 Street-Bryant Park)駅で下車し、地上に出ると目の前に公園が見えます。

公式サイト:http://www.bryantpark.org/

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

#usa #NewYork #公園 #歴史 #イベント #photo

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