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アメリカ ニューヨーク ラジオシティ・ミュージックホール

更新日:2020年12月28日


こちらは、「ロックフェラーセンター・コンプレックス」内にある、1932年12月27日に開場した歴史ある劇場「ラジオシティ・ミュージックホール(Radio City Music Hall)」です!

このホールは毎年6月にトニー賞の授賞式が行われる場所で、世界的に有名な「劇団ロケッツ」の本拠地としても知られています。

約6000席収容可能なアールデコ建築が美しい館内は、見学ツアーで見ることができ、「ロケッツ」によるホリデーシーズンの「クリスマススペキュタクラ―」はあまりにも有名です。

【ラジオシティ・ミュージックホール:基本情報】

〖歴史・概要〗

1929年の「世界大恐慌」が起きた際に、「ジョン・D・ロックフェラー・ジュニア」が当時大人気だったラジオプログラムやモーションピクチャーを作り出していた「ザ・ラジオ・コーポレーション・オブ・アメリカ」と劇場界の天才と呼ばれていた「S・L・ロキシー・ロサフェル」と手を組んで作り出したのが、この「ラジオシティ」になります。

アール・デコ調の建築様式と美しい内装が目を引くこの劇場は、世界で最も大きな室内型劇場で、客席数は6,015もあります。1932年12月27日のオープン以来、これまで世界中から3億人以上が訪れたこの劇場では、毎年冬に行なわれているNYの風物詩「クリスマス・スペキュタクラー スターリング・ラジオ・シティ・ロケッツ」だけでなく、有名アーティストによるコンサート、トニー賞授賞式、NFLのドラフト、テレビ番組の収録などに使われています。


〖建築様式〗

劇場内の内装デザインを手がけたのは米国ミネソタ州生まれの「ドナルド・デスキー」。彼の幾何学的なアールデコ調の装飾は「アルミニウム」・「金箔」・「大理石」・「ガラス」・「コルク」など様々な素材を使用し、劇場内の壁紙やカーペットや家具に贅沢に施されました。

当時まだ無名だった「デスキー」は、コンペに勝ち進んでやっとの思いで手に入れた建築デザインの仕事であった事もあり、「その時代で一番優雅な劇場にする」と意気込んでおり、家具以外にも劇場のインテリア空間を完成させるために手すり、看板、装飾の細部のデザインも注意し調整しました。

そんな彼のエレガントで洗練されたアール・デコ調のデザインは、劇場に訪れる人々を魅了し、瞬く間にデスキーの名は世間に知れ渡っていきました。

【ステージは「夕日」がモチーフ】

「ラジオシティ・ミュージックホール」の「ステージ」は「夕日」をモチーフとしており、「ピーター・B・クラーク」により設計された大舞台は幅66.5フィート、長さ144フィート(20.3 x 43.9メートル)ですが、黄金のアーチ状の天井は夕日をイメージし、真っ赤なシートは海に反射した夕日を表しています。

建築家チームは舞台の企画をする前に、どのような舞台にするのかアイディアを探しにヨーロッパへ向かいましたが、特に何も得ることは出来ませんでした。しかし、帰りの船で見た「夕日」がとても綺麗で印象的だったため、その「夕日」をヒントにこの舞台は構想されたと言われています。

舞台の前には観客に向かい合うように複雑なコーブ照明(天井の隅や壁にくぼみを設けて内部から光を拡散させる照明手法)が組み込まれていて、滲み出るような柔からかな照明を演出しています。また、劇場内の各照明は自動的に色が変える事ができ、場内の明るさ検知によって照明の明るさを変える事もできたりと当時では最新照明システムを備えた劇場として知られていました。

〖住所〗

1260 6th Ave, New York, NY 10020

〖電話番号〗

(212)4656000

〖アクセス〗

「ラジオシティ・ミュージックホール」は、「6thアベニュー」側「NBCスタジオ」の隣にあり、地下鉄「B・D・F・M線47-50ストリート - ロックフェラー・センター(47-50 Sts - Rockefeller Ctr)駅」からすぐの場所にあります。

また、地下鉄駅「49 St(N,Q,R番線)」・「5 AV/ 53 St(E,M番線)」・「51 St(6番線)」からも近いので、周辺の観光スポットからも気軽に行くことが出来ますよ!

〖入場料金〗

【ツアー】

大人:31USドル/子供(12歳以下):27USドル/シニア(65歳以上):27USドル

【イベント】

チケット代はイベントにより異なります。

〖営業時間〗

【ツアー】

9時30分~17時00分


【イベント】

※イベントにより異なる


〖服装について〗

ショーを見るのにドレスコードはありませんので、カジュアルな格好でも大丈夫です!しかし、11月下旬のニューヨークは真冬の寒さですので、外を歩くときは厚手のコート、マフラー、手袋などで防寒対策をしていきましょう!反対に、劇場の中は暖房が暑いくらいに効いていますので、調節しやすい服装が良いでしょう。

〖公式サイト〗

https://www.msg.com/radio-city-music-hall

【ラジオシティ・ミュージックホール:館内ツアー】

ミュージカルファンにおすすめなのは、「ラジオシティミュージックホール」で行われる公演と「ラジオシティミュージックホール」を見学するツアー「Stage Door Tour 」に参加すること!チケットがなければ「ラジオシティ」内に入ることはできず、せっかく訪れても外観を眺めることしかできません。

ラジオシティミュージックホールを見学する約75分のツアーでは、限られた場所でしか写真撮影が出来ませんが、ガイドと共に様々な歴史や内装などについて学ぶことができます。衣装部屋やロビー、メインホールではタイミングが合えば、リハーサル風景を見ることができるかもしれません。

チケットは、インターネットでも購入することができるため事前に予約しておくことをおすすめします!料金は大人:31USドル/子供(12歳以下):27USドル/シニア(65歳以上):27USドルです。

【最大のイベント!:クリスマス・スペクタキュラー】

「ラジオシティ・ミュージックホール」で行われる作品は、世界中の人々を虜にしてしまうほど迫力のあるショーです。日本ではなかなか見ることのできない本場のショーを是非見てみましょう!

チケットによって値段が異なり、売れ残りのチケットがある場合は格安で手に入ることもあります。また、「ラジオシティ・ミュージックホール」では、「ミュージカルトニー賞」の授賞式が毎年6月に開催されることでも有名です。

「渡辺謙」さんが主演を務めた「The King and I(王様と私)」では、「渡辺謙」さんがミュージカル主演男優賞にノミネートされ、話題となったことも記憶に新しいと思います。残念ながら受賞は逃してしまいましたが、ミュージカル自体は、リバイバルミュージカル作品賞を受賞し、相手役の「ケリー・オハラ」さんが主演女優賞を受賞するなど、高い評価を受け、注目を集めました。

そして特に有名なのが、毎年クリスマスに開催される「ラジオシティ・クリスマス・スペクタキュラー」は冬の風物詩。1933年から今日まで毎年公演され続けている大人気ミュージカルです。3D技術や世界最大規模のLEDスクリーンを使用した公演は、世界の人々を魅了するショーとして最大の見どころとなっています!

セリフは英語ですが、全体で一貫したストーリーはなく、全く異なる12のクリスマスシーンをもとに、華やかな36人のロケッツ美女、可愛らしいぬいぐるみたち、サンタクロースなど150人ほどのキャストが90分踊り続けます。


とてもシンプルなストーリーなので聞き取れなくても内容は伝わります。上演時間は休憩なしの90分、長すぎないので小さな子から家族みんなで楽しめるショーです。

〖チケットの予約について〗

「クリスマス・スペクタキュラー」の上演期間は毎年11月初旬から1月初めまで。期間中は1日2〜5回公演を行なっています。

公演日時と席によって、値段は50ドル〜500ドルと大きく変わります。週末の夕方・夜公演は高く、平日の昼公演は安く設定されています。子供料金はありませんが、2歳未満の子は膝上に限り無料です。

チケットは劇場のボックスオフィスで買うこともできますが、オンライン購入が便利!ただし、手数料がかかるのが難点。公式サイトから購入することができますが、旅行代理店でも手配可能です。

公式サイト:https://www.rockettes.com/christmas/calendar/

公式サイトで希望の日時を選ぶとシートマップが出てきて、希望の席を選べます。前方真ん中の席は高く、後方や端の席は安いので予算やお好みでどうぞ!

また、席を選ぶのが面倒な方は、画面右側のサイドバーに現時点で最安の席と最良席が出るので、そこから選ぶのもOK!席を選んだら購入画面に移りますので、選んだ席が数分間確保されるため、その間に購入手続きを終えましょう。

ちなみに、ダンサーとの記念撮影や駐車場などのオプションを選べますが、特に必要なければ先へ進みましょう。個人情報やクレジットカード情報を入力、チケットはEメールで届くので、メールアドレスは正しく入力しましょう!

最後に公演日時やチケット枚数などをもう一度確認し、一度だけ購入ボタンをクリックすると、購入完了です。数分でチケットが入力したメールアドレスに届きます。念のためチケットは印刷しておくといいでしょう。

【ラジオシティ・ミュージックホール周辺:おすすめ観光スポット5選!】

ロックフェラーセンター

こちらは、日本のメディアやTVでもお馴染みのニューヨークの人気観光スポット「ロックフェラーセンター(Rockefeller Center)」です!

「トップ・オブ・ザ・ロック」は70階にあり、展望台からニューヨークの素晴らしい眺めを観ることができます。エレベーターで70階まで上がったら、3ヶ所あるビューポイントを見つけて360度の景色を楽しんでください!

美しい「セントラル・パーク」や103階建ての壮大な「エンパイア・ステート・ビルディング」などが観えますよ!

【基本情報】

ロックフェラーセンター(Rockefeller Center)

住所:47th-50th Street / 5th-6th Avenue

電話番号:212-332-6868

アクセス:「Rockefeller Center駅」からすぐ。

営業時間:24時間

※ショップなどは各店舗により異なります。

トップ・オブ・ザ・ロック:8:00~24:00

※最終上りエレベーター23:00

定休日:

※ショップなどは各店舗により異なります。

トップ・オブ・ザ・ロック:無休

公式サイト:https://www.rockefellercenter.com/

ニューヨーク近代美術館(MoMA)

こちらは、世界のモダンアートの最先端をリードするニューヨークらしい、近現代アートの金字塔作品が結集した「ニューヨーク近代美術館」通称「MoMA(モマ)」です!

「ニューヨーク近代美術館」は、全てのモダンアートファン必見の美術館で、ニューヨーク観光の要所としても避けては通れない人気の美術館です。「モネ」や「セザンヌ」などの印象派をはじめ、「ピカソ」・「マチス」・「ウォーホル」など現代美術の代表作が鑑賞できます。