- 私の旅行記
アメリカ フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート
更新日:2020年12月28日

こちらは、世界中の人々に愛され続ける夢と魔法の国「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」です!
本家のアナハイム(ロサンゼルス近郊)にあるリゾートは「ディズニーランド・リゾート」という名前ですが、他の世界各国のディズニーリゾートは「東京ディズニー・リゾート」「ディズニーランド・パリ」といった具合に地名が付いている対して、「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」には地名が付いていません。
更に、「ウォルト」という「ウォルト・ディズニー」のファーストネームが付いていたり、「ワールド」とディズニーの世界が全て楽しめるような言葉が付いていたりと、かなり特別感があります。
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」を「東京ディズニー・リゾート」と比較しながら説明すると、、、まず「東京ディズニーリゾート」の敷地面積が 1000000 m2(パーク部分)で「東京ドーム」約21.4個分という広大な施設です。
一方「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」の敷地面積は、なんと 112,000,000㎡ で「東京ドーム」約2395.4個分、山手線内の1.5倍という驚くべき敷地面積です!これだけの広さだと、到底歩いて回ることは不可能ですし、どれだけ広いのかと興味が湧くと思います。
「東京ディズニー・リゾート」にはパークが2つありますが、「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」には4つもあります。更に、「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」にはショッピング街が2つ。直営ホテルは20弱、直営のヴィラスタイルのホテルが10弱、そしてキャンプグラウンドなど様々なタイプの滞在施設があります。
そして、モノレールは2路線あり、ボートやバスなどの移動手段。テニスコートやサッカーグラウンドなどの複合スポーツ施設。2つのウォーターパーク、4つのゴルフコースまでもがあり、それでもまだ敷地の大半は未開拓と驚くべき広大な施設です。
また、近くの港からは「ディズニー・クルーズライン」という豪華客船を使ったクルーズも出ており、数週間滞在しても飽きる事がない、ディズニーに浸かることができる世界が広がっています。
【ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの歴史的背景】

「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」の現在の形は、「ウォルト・ディズニー」が当初想定していたものとは大きく異なります。
「ウォルト・ディズニー」は、アナハイムの「ディズニーランド」で成功を収めた後、当時の時代背景が関係していたこともあり「エプコット構想」という街の整備計画を考え始めます。
当時のアメリカは経済が大きく発展した時代であり、技術革新が相次ぎ生活の利便性が上がる中で、都市の過密化や環境の悪化などの悪影響もあり、将来的にどのような生活環境を目標とするべきか。と考える方が多かった時代でもあります。
こうした時代背景もあり、「ウォルト・ディズニー」が「エプコット構想」の計画を立てていた時期に、フロリダ州のオーランド周辺で広大な土地が売りに出されました。
しかし、その辺りの土地は沼地で大きな池も多く、中々買いが見つからなかったようです。
そこで手を挙げたのが「ウォルト・ディズニー」でした。「ウォルト・ディズニー」はそこに未来都市を創ろうとしたのではないか。そう言われています。
しかし、予算面やアナハイムで「ディズニーランド」が大成功を収めていることもあり、この「ウォルト・ディズニー」の未来都市計画は実現しません。
結局、「ディズニーランド」を拡張するような形で、複数のパークからなるリゾート計画が実行に移されました。ちなみに、「ウォルト・ディズニー」はこのリゾートの完成を見ることなく1966年にこの世去ります。
【ウォルト・ディズニーの未来都市構想の実現】

先ほど「「ウォルト・ディズニー」の未来都市計画は実現しなかった。」と述べました。
確かに完全には実現されていませんが、「ウォルト・ディズニー」の未来都市計画は2つの形で実現されているのです。
1つは、4大パークの1つ「エプコット」です!「エプコット構想」と同じ名前が冠されたこのテーマパークは、迫力満点のアトラクションや魅力的な各国なパビリオン、数々の賞に輝いた花火ショーや季節のスペシャルイベントが楽しめます。
また、実験的未来都市の「エプコット」は近未来をテーマにした「フューチャー・ワールド」と「ワールド・ショーケース(世界11か国(メキシコ・ノルウェー・中国・ドイツ・イタリア・アメリカ・日本・モロッコ・フランス・イギリス・カナダ)の文化や食事を楽しめる)」2つのエリアに分かれています。
この、科学技術と世界各国のパビリオンという構想は、まさに「万博」そのものです。実は、「万博」と「ウォルト・ディズニー」には、切っても切り離せない関係があるのです。
ディズニーランドにある人気アトラクションの1つ、「イッツアスモールワールド」はもともとは1964年の「ニューヨーク万博」に出店されたものでした。
その他にも、この万博には合計4つのアトラクションが「ウォルト・ディズニー」らの手によって作られ、現在の「ディズニー・ランド」にあるアトラクションの礎となっているのです。
このように「ウォルト・ディズニー」は未来と世界各国の文化、教育に対する熱意を持っていたため、「エプコット」というパークを作ったのだと思われます。
2つ目は、「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」の近くにある「セブレーション」という街です!こちらは、街並みこそこだわって造られていますが、「未来都市」といった雰囲気の場所ではありません。
ただ、こうして街が造られたのも、「ウォルト・ディズニー」の「エプコット構想」があったからこそでしょう。
こうして、当初の「エプコット構想」とは大きく形を変え、アナハイムの「ディズニーランド」の発展型として、「ウォルト・ディズニー・ワールド」が造られたのです。
さらに詳しく知りたい方は、「ウォルト・ディズニー」の伝記などに描かれていますので、是非読んでみてはいかがでしょうか。
【ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのパーク一覧!】
☆「マジック・キングダム」☆

直訳すると「魔法の国」。まさにディズニーの世界を堪能できそうな素敵な名前です。略称としては「MK」が一般的に用いられています。
「マジック・キングダム」は「東京ディズニーランド」と双子と言っても良いほどよく似ているパークなのです。
「マジック・キングダム」のオープンは1971年。に対して「東京ディズニーランド」は1974年にオープン計画がスタートしています。
このため、「東京ディズニーランド」は「マジック・キングダム」」をほとんどそのまま映したような型になっています。
もちろん、敷地の関係上、レイアウトなどに細かい差異はあるものの、アトラクションの一致度は他の「ディズニーランド」と比べても格段に高いのです。
こうした事情もあり、日本人にはあまり興味を持たれていない「マジック・キングダム」です。しかし、アメリカ人にとっては一番人気のパークです!
「ウォルト・ディズニー・ワールド」の4パークの中でも、最も混雑するパークであり、最も営業時間の長いパークでもあります。
ほとんど日本と一緒なのですが、実験用パーク的な側面もあり、日本のパークで取り入れられるアトラクションの多くは、先に「マジック・キングダム」で開業します。
現在でいえば、「東京ディズニーランド」は大きく拡張され、多数のアトラクションが導入されると発表されていますが、ここ「マジック・キングダム」ではすでに「ファンタジー・ランド」の拡張が完了しています。
美女と野獣のアトラクションなど、おそらく日本でも導入されるであろうアトラクションを先行して楽しむことができるのです。
これまでにも、、、
・バズライトイヤーのアストロブラスター
・ミッキーのフィルハーマジック
など、日本でも人気のアトラクションが「マジック・キングダム」には先行して建設されてきました。
このように、日本に先行する部分を楽しむ。日本と微妙に違うアトラクションを楽しむ。ということができるのが「マジック・キングダム」なのです。
例えば、、、
・ピープルムーバー:未来の乗り物の雰囲気のライド。 ※日本にはありません。
・カルーセル・オブ・プログレス:日本では、営業が終了したミート・ザ・ワールドに相当するアトラクション。 ※内容は異なります。
・スペース・マウンテン:横1名×3列×2両。更に2コース。 ※日本では横2名×3列×2両です。
・ホール・オブ・プレジデンス:アメリカ大統領の歴史をオーディオアニマトロ二クスで楽しむシアター形式のアトラクション。 ※日本にはありません。
・ジャングルクルーズ:反時計回りに進む。 ※日本では時計回りです。
などといった具合で、違いを楽しむことができます。
混雑はしていますが、「東京ディズニーランド」のように待ち時間がいとんでもなく長い、、、なんてことはないので色々なアトラクションを楽しむことができますよ!
☆「エプコット」☆

先述した通り、迫力満点のアトラクションや魅力的な各国なパビリオン、数々の賞に輝いた花火ショーや季節のスペシャルイベントが楽しめます。
また、実験的未来都市の「エプコット」は近未来をテーマにした「フューチャー・ワールド」と「ワールド・ショーケース(世界11か国(メキシコ・ノルウェー・中国・ドイツ・イタリア・アメリカ・日本・モロッコ・フランス・イギリス・カナダ)の文化や食事を楽しめる)」2つのエリアに分かれているパークです。略称は「EP」です。
「フーチャーワールド」では、宇宙飛行士の訓練体験や自動車の安全性点検の体験、ディズニー流の水族館、植物栽培工場などを見ることができ、科学館のような施設もいくつかあります。
「ワールド・ショーケース」では、世界各国の街並みや料理、雰囲気を楽しめるとともに、ライド型のアトラクションもあります。
まさに、最新技術を世界各国の雰囲気を同時に楽しむことができる、非常に珍しい体験ができるパークです。日本人が最も楽しめるのは、「エプコット」か「ハリウッド・スタジオ」のどららかではないでしょうか。
☆「ハリウッド・スタジオ」☆

ハリウッド黄金時代の煌びやかさと魅力に満ちていて、映画の世界を作りだす魔法を楽しめるテーマパークです。略称は「HS」です。
4大パークでは最も狭いパークですが、「インディ・ジョーンズ」のスタントを実演してくれるショーや名画の世界を体験できるライドでは、同乗するツアーガイドがショーに混ざっていったり、映画のスタジオ風パークならではのアトラクションがたくさんあります。
更には、名作ミュージカルと「美女と野獣」のショーや「東京ディズニーシー」でもお馴染みの「ファンタズミック」は常設劇場があり、スケールもデカかったりとショーが充実しています。
その他、「タワー・オブ・テラー」「トイストーリー」といった「ディズニー・シー」でも大行列のアトラクションやロックンローラーコースターというオリジナルのコースターもあり、狭いながらもボリュームたっぷりでとても楽しめるパークです!
☆「アニマルキング」☆

4大パークの中では最も新しい、世界中の野生動物や鳥たち、刺激的な冒険が楽しめる世界最大のアニマルテーマパークです。略称は「AK」です。
約300種、2000頭以上の動物が暮らすこのテーマパークは、野生動物保護に対する「ウォルト・ディズニー」のの姿勢を反映したもので、動物の保護や教育にも力を入れています。
「オアシス」「ディスカバリー・アイランド」「アフリカ」「ラフィキズ・プラネット・ウォッチ」「アジア」「ディノランドUSA」の6つに分かれた自然の世界を体験できるだけでなく、2017年5月にはパンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバターがオープンし、映画「アバター」に登場するナヴィの文化にも触れることができます。
中でも、「キリマンジャロ・サファリ」は必見です!ただの動物園ではなく、「ディズニー・シー」の「インディ・ジョーンズ」に似た、恐竜をテーマにしたダイナソーというアトラクションがあったり、「バグズ・ライフ」の3Dシアター、コースター、リバーアドベンチャー型のライドもあるなど、しっかりディズニーパークになっているのです。
サーカスとショーを合わせたような「ライオンキング」や「ファインディング・二モ」のショーなども人気があります。また、以前までは夕方までの営業のことも多かったのですが、「アバター」の新エリアができたことにより、夜のショーも始まり一日中楽しめるパークへと変わりました。
☆「ウォーター・パーク」☆

「タイフーン・ラグーン」と「ブリザード・ビーチ」という2つのプールがあり、どちらにも波のプールと長い流れるプール、様々なスライダーがあります。
「タイフーン・ラグーン」は、90秒ごとに1m超の波が打ち寄せる世界最大級のサーフ・プールやロングコースの急流を下る最新アトラクション「ミス・アドベンチャー・フォール。、穏やかな川でのイカダ下り、砂浜での日光浴を楽しむことができます!
「ブラザード・ビーチ」は、かつてはスキーリゾートだった。という設定で、雪景色の中で水遊びができる楽しいウォーター・パークです。
世界最高・最速LEVELのウォータースライダーや穏やかな川でのイカダ下り、白い砂浜での日光浴を楽しむことができます。
身長約122cm未満のお子様には、噴水の付いた専用のプレイエリアや子供用ウォータースライダーなどもありご家族連れの方におすすめです!
どちらとも、とてもディズニーらしいウォーター・パークとなっています。
☆「ショッピング」☆

「ディズニー・スプリング(DS)」と「ボードウォーク(BW)」という2つのショッピング街があります。
「ディズニー・スプリング」は、ユニークなブティックやギフトショップ、ダイニング、そして感動のエンターテイメントが融合する楽園のようなエリアとなっています。
お買い物を楽しみたい!という方は「ディズニー・スプリング」がおすすめです!
「ボードウォーク」は、パークチケットなしでお楽しみ頂けるプロムナードで、時間を超越した魅力や極上のダイニングやユニークなショップ、刺激的なナイト・エンターテイメントで賑わいを魅せています。
【2020年・最新見どころ情報!】
〖「スター・ウォーズ」のテーマランドがオープン!〗
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」の「ハリウッド・スタジオ」に待望の「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」が2019年晩秋に誕生します!
映画〖スター・ウォーズ〗の世界観を再現したテーマランドとなり、銀河のはずれにある惑星「バトゥー」での戦いがテーマ設定となってます。
2つの新アトラクションは「ディズニーパーク」でも最大級の規模を誇り、ファースト・オーダー軍と反乱軍との戦いに飛び込んでいくかたのような体験ができるほか、実際にミレニアム・ファルコンに乗り込み重要なミッションを遂行するアトラクションとなる予定です。
また新エリアに隣接した「スター・ウォーズ」をテーマにしたホテルもオープンする予定となっています。その他、「テーマランド」内では「スター・ウォーズ」を彷彿とさせるフードが楽しめたり、ショップも増設される計画です。
〖「エプコット」・イルミネーションズ:リフレクション・オブ・アースが2019年夏に終了!〗
2019年の夏に終了が発表された「イルミネーションズ:リフレクション・オブ・アース」。
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」の「ディズニーパーク」・「エプコット」で1999年から長年愛されたこの人気のショーは、20年近く数百万人ものゲストを魅了しました。
地球をテーマにした壮大なストーリーを花火・音楽・レーザー・炎、そのほか地形ディスプレイの映像を駆使して表現されたナイト・スペクタルショーは何度観ても圧巻のショーです。
2019年の夏終了以降は、イルミネーションズに代わり新しいナイトタイムショーが公演予定となっています。
新しいショーも気になりますが、もう二度と見ることができない「イルミネーションズ:リフレクション・オブ・アース」を2019年夏までに是非とも、もう一度ご覧ください。
〖ディズニー・コロナド・スプリングス・リゾートに新棟が2019年7月9日オープン!〗
「ディズニー・コロナド・スプリングス・リゾート」は、メキシコをテーマにしたカラフルな建物と緑が生い茂る中庭、異国情緒あふれるリゾートが特徴です。
また「モデレート」タイプのリゾートのため、料金を抑えつつ、レストランやレクレーションの施設が充実したリゾートとなっております。
そんな、「ディズニー・コロナド・スプリングス・リゾート」が、2019年7月9日より15階建ての新棟「Gran Destino Tower」がオープンします。
客室はスィート50室を含む、全545室、2階建ての高さを誇る豪華な吹き抜けロビーや最上階にはダイニングエリアが設けられ、花火をパノラマビューで楽しむことができます。
その他、リゾート中央に広がっている湖には歩道が掛けられ、まるで水上コテージにいるかのような場所でゆっくりお食事ができるレストランがオープンします。
「ディズニー・コロナド・スプリングス・リゾート」は、「エプコット」・「ディズニー・アニマルキングダム」・「ディズニー・ハリウッド・スタジオ」を結ぶほぼ中央にリゾートがあるため移動も快適です。
2019年7月9日以降、ご旅行をご検討の方は「ディズニー・コロナド・スプリングス・リゾート」・「Gran Destino Tower」に宿泊してみてはいかがでしたでしょうか。
〖周回ゴンドラ:「スカイライナー」が2019年の秋に稼働!〗
2019年の秋、「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」に楽しみながら移動ができる画期的な移動ツール「周回ゴンドラ:ディズニー・スカイライナー」の稼働を始まります。
ロープウェイ・スタイルの「スカイライナー」は、ミニーマウスをはじめクラシカルなキャラクターの装飾が施され、ゴンドラからは鳥の目線で「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」を見下ろすことができます。
また、この「スカイライナー」は、「ハリウッド・スタジオ」と「エプコット」間を移動する他、ディズニー直営リゾートの「ディズニー・アート・オブ・アニメーション・リゾート」や「ディズニー・ポップ・センチュリー・リゾート」、「ディズニー・カリビアン・ビーチ・リゾート」、そして、2019年にオープンする「ディズニー・リビエラ・リゾート」に停車する予定です。
今後、ディズニー・リゾートからの移動がますます便利になります!
※サービス内容や2020年の情報は、予告なく変更になる場合がございます。
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
【チケット購入方法・値段!】

パークを利用するには、「マジック・ユア・ウェイ・チケット」と名付けられた1日の入園券を購入する必要があります。
2日券3日券など複数日チケットは、1日目の入園以降、13日以内もしくは有効期限内有効。
つまり、2日券を購入し、「ディズニーパーク」の間に、「ユニバーサルスタジオ」の観光を挟む、といった使い方もできます。
また、複数のパークに出入りできる「パークホッパー」やウォーターパーク、ゴルフなども楽しめる「パークホッパー・プラス」というオプションもあります。基本は1パーク1日で考えると良いと思います。
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」は、4パークあるので最低でも4日券以上のチケットがほしいですね。
値段は混雑状況によってバリュー・レギュラー・ピークの3パターンに分かれています。バリュー価格なのは、9月などアメリカの学校が休みではない時期の平日です。
例えば、年末年始のようなピーク時は、バリューやレギュラーチケットでは入場できません。
ご参考までに、「マジック・ユア・ウェイ」の「マジック・キングダム1日券レギュラー」の価格ですが、10歳以上で$115.00USドル、3~9歳 $109.00USドルです(2018年1月現在)。
「マジック・ユア・ウェイ1日券」は、「マジック・キングダム・パーク専用」と、その他3パーク向けとで料金が異なりますので、気をつけてください。
チケットの購入は、当日パークの窓口でも購入できますが、USオフィシャルサイト(英語)などで事前に購入しておけば、アトラクションのファストパス・プラスの予約(後述)ができるので、ピーク時や人気アトラクション狙いなら、こちらがおすすめです!
詳しくは〖公式サイト(日本語)〗をご参考ください。ちなみに、〖公式サイト〗で購入するより代理店のほうが安い場合もあります。
お勧めなのは日本語対応している〖ミッキーネット〗です。チケットを購入する際は、〖公式サイト〗と〖ミッキーネット〗の値段を比較するのが良いでしょう!
【ファストパス・プラス】
効率的にパークを回って楽しむためには「ファストパス」の攻略が必須です!
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」は、「東京ディズニー・リゾート」のような発券式の「ファストパス」ではなく、事前予約制の「ファストパス」になります。
アトラクションだけでなくショーやパレードもファストパス対象です。もちろん人気のアトラクションやショーは予約いっぱいでとれない場合もあるので、あらかじめ計画して早めの予約が重要です。
〖使い方〗
予約した「ファストパス」は指定時間にアトラクション(もしくはショー鑑賞エリア)に行ってチケットを確認するだけで使えます。
ディズニー直営ホテルの宿泊者であれば「マジックバンド」という魔法の腕輪がもらえます。
このマジックバンドに入園チケット情報、ファストパス情報もリンクされるので、「マジックバンド」をかざすだけで「ファストパス」が確認できます。
〖マジックバンド〗

「マジックバンド」は、その名の通り「魔法の腕輪」です!
・ホテルのルームキー
・入園チケット
・ファストパス
・フォトパス
・お財布
などの上記が含まれるので、これだけで「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」のほとんどのサービスを受けられることができます。
また、お財布として利用する場合は「クレジットカード」と「PINコード(4桁の数字)」の設定が必要です。
「PINコード」がわからなければ不正利用されることもありません。更に、事前に予約しておけばバンドのカラーをカスタマイズすることもです!
カスタマイズなしだとグレーで味気ないので、カスタマイズはしたほうがいいでしょう!
〖基本情報〗
・事前予約制のファストパス
・追加料金なしで無料で使える
・ディズニー直営ホテル宿泊者は60日前から事前予約できる
・ディズニー直営ホテル以外の人は30日前から事前予約できる
・事前予約は1日1パーク3個まで(2パークにまたがるのは不可)
・アトラクションだけでなくショーも予約できる。
・予約は公式サイト、WDWアプリ、ホテル、パーク指定場所でできる
・予約したい時間帯は自由に選べる。ただし、在庫切れした時間帯は選択できなくなる。
※1日1パーク3個までの条件があるので、事前予約時にどのパークに行くかを決めておくことが重要です。
※ディズニー直営ホテル宿泊者は60日前から予約できる特典があるので、効率的に回るためにも必ずディズニー直営ホテルに泊まりましょう。
【ホテル】
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」内には、豪華なものから、エコノミーなものまで、25もの直営ホテルがあります。
直営ホテルに宿泊すると、「ファストパスプラス」予約(後述)、 「エキストラ・マジックアワー」と呼ばれる優先入場、「マジックバンド」(後述)の無料配布、無料シャトルバス、空港送迎といった宿泊特典があります。
また、アメニティや食事もディズニーグッズが揃っているため、ディズニーが旅のメインなら、直営ホテルが断然おすすめです!
〖ディズニー直営ホテルの特典〗

ディズニー直営ホテルに宿泊すると、様々な特典をうけられます。
・マジカルエクスプレス(空港送迎)
・60日前からファストパスプラス予約
・エキストラ・マジックアワー(優先入場)
・マジカルバンドが無料
・パークまでの無料シャトルバス
・リゾート内で買った荷物をホテルまで無料配達
パークを楽しむためには、特に「ファストパスプラス」の事前予約と「エキストラ・マジックアワー」が重要ですので、この特典ははずせません!
〖ホテルの種類〗
直営ホテルの中でも様々なホテルがあるので、人数・予算に合わせて選ぶことができます。
・デラックス・ヴィラ
・デラックス・リゾート
・モデレート・リゾート
・バリュー・リゾート
この中で、「デラックス・ヴィラ」が1番高く、「バリュー・リゾート」がお手頃価格です。
ちなみに、1室いくらの価格になっているので、宿泊人数が多くても金額は変わりません。
〖予約方法〗
直営ホテルを予約する方法は色々あります。
・公式サイト
・ホテル予約サイト(エクスペディアなど)
・旅行代理店
【アクセス】
〖オーランド空港から直接ホテルへ!〗
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」最寄りの空港「オーランド空港」から「ディズニー直営ホテル」までは、「マジカル・エキスプレス」という無料シャトルバスが出ています。➡【マジック・エキスプレス】
こちらを利用する場合は、「ディズニー直営ホテル」を予約する際に、代理店、オンライン、もしくは電話で一緒に予約が必要です。
「マジカル・エキスプレス」の予約が完了すると、出発の2、3週間前までに案内書とラゲッジタグが送付されます。タグは預ける荷物に付けて下さい。
朝5時から夜10時までの到着は、荷物は別にホテルの部屋まで運ばれますので、乗車に必要な「マジックバンド」を始め、すぐに必要なものを預ける荷物の中に入れてしまわないよう、注意して下さい!
それ以外の時間帯は、荷物を持ってシャトルバスに乗車することになります。「マジックエキスプレス」を利用しない場合は、タクシーやウーバー、リフトなどのサービスを利用しましょう。
「オーランド空港」から「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」までは、車で30分ほどです。
〖直営ホテルからパークへ!〗
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」は、山手線の1.5倍という広大な敷地の中なのでホテルとパークが離れています。
そのため、「ディズニー直営ホテル」から、「ディズニー・パーク」や「ショッピングエリア」までは、無料シャトルバスを利用します。
また、マジック・キングダムやエプコットへは、付近のホテルからはボートやモノレールでアクセスすることもでき、どれも無料なので安心です。
通常20分おきほどにシャトルが出ていますが、ホテルと目的地の距離はもちろん、時間帯によっては、道が渋滞するため「ホテル=パーク」間の移動に待ち時間も含めると1時間近くかかってしまうこともあります。
ホテルとパークの距離にもよりますが、移動自体は10~30分で到着すると思います。余裕を持ってスケジュールを組みましょう。
なお、「ユニバーサル・スタジオ」や「アウトレットモール(Orland Vineland Premium Outlets)」などディズニー以外の場所に遊びに行く際は、ウーバーやリフト、タクシーを利用するのがおすすめです!
【ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートを楽しむための心得!】
〖混雑対策〗
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」は、「東京ディズニー・リゾート」よりは空いていますが、せっかく行くなら混雑は避けたいですね。
【混雑期を避ける】:
年末年始、独立記念日、夏休み(6月上旬~8月中旬)、ハロウィーン、クリスマスなどが混雑期になります。
混雑していますが特別イベントや特別プログラムがあるので、楽しみは多いです。特別コスチュームのグリーティングもあります。その点、日本独自のゴールデンウィーク(4月下旬~5月上旬)はアメリカでは関係ないため、おすすめの時期です!
または、イベントが始まりつつあるも、それほど混雑しない11月の平日も狙い目です!
【午前中に行動する】:
海外の人たちは昼から行動するようで、朝はとても空いています。
人気のアトラクションやショーは朝から攻略しましょう。
午前中に効率的に回れたら、いったんホテルに帰って休憩して、夜に備えると良いでしょう。
【特典の活用】:
・エキストラ・マジックアワー
一般開園の1時間前に入園できる特典(エキストラ・マジックアワー)をフル活用します。朝は人が少ないので人気アトラクションにスイスイ乗れる可能性があります。
開園直前にエントランスに着くと混雑するので、余裕をもって30分前を目安にエントランスに到着しましょう。
・ファストパスプラス
事前予約制のファストパスで人気アトラクションやショーを効率的に回ります。
予約が肝心なので、旅行の計画は早めにたてましょう。
【公式アプリの活用】:
公式アプリ「My Disney Experience」はアトラクションの待ち時間がリアルタイムに確認できる便利なアプリです。
スマートフォン利用者であれば事前にインストールしておきましょう。
【計画が大事!】:
レストランやアトラクションのファストパスは、1ヶ月を切ってからでは、予約できないものがたくさんあります。
通常のレストラン予約はもちろん、食事をしながら花火などのエンターテイメントを楽しめるダイニングを予約できれば、満足感はより高いはずです。
他にも、小さなことですが、スナックやドリンクを買うのにも並ぶので、ちょっとしたお菓子や水を持参するのもいいかもしれません。ピクニック一式を持ち込んでいた強者家族も度々見かけます。
入園間のバッグチェックで並ばないことを優先するべきか迷うところではありますが、それぞれに合った計画を立てることは「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」を楽しむうえで最も大事なことでしょう。
〖ハリケーンの時期は要注意!〗
フロリダ州は1年を通じてあたたかい気温のため過ごしやすいですが、しばしハリケーンの通り道となるためにこの時期に行かれる方は注意が必要です。
ハリケーンは9月がピークで、パークが閉鎖されるほどの大型のハリケーンは数年に一度あるかないかですが、それでも折角訪れた時期がハリケーンと重なるという不運は避けたいものです。
また、フロリダは冬場は昼夜で寒暖の差が激しく、一方夏はとっても日差しが強いので日焼け対策やサングラスは必需品です!
〖時差ぼけ対策!〗
日本とフロリダは夏季で13時間、冬季は14時間の時差があり、昼夜が逆転するために時差ぼけは大敵です!
頭がぼーっとした状態だと楽しめるものも楽しめませんね。時差ボケをすぐ直すコツは、現地に到着したら現地時間に生活を合わせることです。
そのためにも行きのフライトは寝るようにし、十分に休息をとりましょう!
「飛行機では寝れない」という方はフライトの前日に徹夜をしたり、睡眠導入剤に頼ってもいいでしょう。その際には飛行機でアルコールは摂らない様、気をつけてくださいね。
【設備・その他】
〖無料Wi-Fi〗
ディズニーワールドでは全てのパークのほとんどの場所でWi-Fiを使用するこができます。
デバイスからシンプルに「Walt Disney World Resort」を選択しましょう。ただし、ゲストの多い「マジックキングダム」や、建物の中では繋がりにくい場合もあります。
スマホでネット検索やアプリをフル活用したいなら、海外旅行Wi-Fiを別途持参した方が良いでしょう。
「ディズニーホテル」はロビーも客室も無料WiFiを完備です。さすがに動画鑑賞は難しいですが、メール確認・サイト検索などは現地でも行えます。
〖コインランドリー〗
どの直営ホテルにも「コインランドリー」が設置されています。
広いホテルであれば数か所に設置されていることもあり、荷物を減らすためにも滞在時に洗濯するのをおすすめします。
〖電子レンジ〗
スイートタイプなどキッチンがついている部屋には電子レンジが置いてあるかもしれません。ただし、普通のスタジオタイプの部屋は電子レンジはありません。
フードコートには必ず電子レンジがあり、日本から持ち込んだレンジ食品などを温めるのに重宝します。ホテル宿泊者であればフードコートも自由に利用できます。
〖チップについて〗
チップの目安は他のアメリカ観光地と変わりません。
・テーブルサービスのレストラン:15~20%
・タクシー:15%前後
・ホテルのハウスキーパー:1晩につき1~2ドル
・ホテルのベルボーイ:荷物1個につき1ドル
チップのための現金は用意しておきましょう。
〖用意する現金〗
どのような計画を立てるかによりますが、「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」内だけであれば現金はあまり必要ありません。
前述の「マジックバンド」で、「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」内のほとんどの支払が可能です。
チップ用の現金を用意+αで事足りてしまいます。ただし、アウトレットや早朝のキャラクターダイニングのためにタクシー移動を考えているのであれば、タクシー代のことも考える必要があります。
基本的にアメリカはクレジットカード社会なのでタクシー代もカード払いが可能です。心配であれば、タクシー代くらいの現金も用意しておいたほうがいいでしょう。
さらに複数ブランド(VISAとAMEXなど)のクレジットカードがあれば、まず困ることはありません。
【まとめ】
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」を100%楽しむためには以下が重要です。
・オーランドについて理解する
・パークについて理解する
・ディズニー直営ホテルに宿泊する
・ファストパスプラスを事前予約する
・何事もしっかりと計画する
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」旅行は計画・準備が大切なので、参考になればうれしい限りです。
いかがでしたでしょうか。
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」の概要やアトラクション、対策などをご紹介しました。
他では絶対味わえない、世界一の規模を誇る「ディズニーワールド」は、まさに夢の国!直営ホテルに泊まれば、滞在中の数日間はディズニーの世界にどっぷりと浸かることができます。
日本に比べると格段と空いているパークに、日本にはないアトラクションやショーの数々、そしてアメリカならではのエンターテイメントの盛り上がり!「ディズニーワールド」の最後の日には現実世界に戻るのがイヤになってしまうかもしれませんね。
日本からはフライト時間も長く気軽には行けない場所だからこそ、「ディズニーワールド」では一生の思い出を作るつもりで思いっきり楽しみましょう!
「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」」に興味をお持ち頂けましたら、是非旅行を検討してみて下さいね!!!誰もが楽しめ、行って良かった!と思える最高のリゾートです!
【基本情報】 Walt Disney World Resort(ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート) 住所:Lake Buena Vista, FL 32830 電話番号:1-407-934-7639
公式サイト:https://disneyworld.disney.go.com/
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
#usa #Florida #ディズニーランド #テーマパーク #アトラクション #photo #偉人 #エンターテイメント #ミッキーマウス