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アメリカ アリゾナ アンテロープ・キャニオン

更新日:2020年12月28日


こちらは、幻想的な造形と光が織り成す芸術的な空間「アンテロープ・キャニオン」です!見惚れてしまう曲線と思わず息を飲んでしまう光と色のグラデーションで、訪れる人を魅力する大人気スポットです。

「アンテロープ・キャニオン」は、アメリカ先住民族「ナバホ族」の言葉で〖水が岩を流れる場所〗という意味を持ちます。元々は太古の地殻変動でロッキー山脈が高く盛り上がった時にできた大地の一部でした。

その後、鉄砲水(雨水)によって柔らかい砂岩は、長い年月をかけて少しずつ削られていき、現在の幻想的・神秘的な姿へとなりました。

剥き出しになった地層は、美しいマーブル模様を描き、その岩床の広さはせいぜい2メートル前後ですが、縦の深さは50メートルに達する部分があり、わずかな隙間から差し込む太陽の光が、この世のものとは思えない神秘的な美しさなのです。

砂岩を間近で見てみると、所々穴が空いていたり、柱が不思議な方向に曲がっていることに気が付きます。まさに、自然が創り出した世界最高の芸術アートです!ハート型などに見える地層などがありますので、是非探してみましょう!

【「アッパー・アンテロープ・キャニオン」と「ロウアー・アンテロープ・キャニオン」】

「アンテロープ・キャニオン」は、「アッパー・アンテロープ・キャニオン」と「ロウアー・アンテロープ・キャニオン」2ヵ所あります。

どちらも「ナバホ族」によるガイドツアーで見学することができますが、2ヵ所の違いについてご紹介します。

〖アッパー・アンテロープ・キャニオン〗

最初の写真にあるマーブル模様の岩の隙間から、一筋の光が差し込む太陽の光。この神秘的な光景「ビーム」と呼ばれるものを観ることができるのが「アッパー・アンテロープ・キャニオン」の特徴です。

渓谷内に入る際、岩を登り下りする必要がないため、体力に自信がない方でも安心して見学することができます。まさか、乾燥した砂漠の中心で雨水が創り出したとは思えない光景に出会うことができます。

美しい模様に削られた壁・太陽の光によって褐色(茶色)の岩が赤く染まる様子はとても幻想的です!こちらでは、ハート型に見える地層がありますので、是非探し出して色んな角度から写真に収めましょう!

更に、「アンテロープ・キャニオン」のいたる所で、鉄砲水によって削られた砂が落ちる景色を見ることができます。砂時計の砂のようにサラサラとした砂が滝のように流れ落ち、そこに太陽光が入り込んだ神秘的な風景となっています。

ただ、天井などからも砂が流れ落ちてくることがあり、カメラなどの故障の原因にもなるため、降りかかる砂に注意しましょう!

【基本情報】

開園時間:8:00〜17:00

見学ツアー料:ナバホ族へ$8 + 13歳以上$48 (2018年4月1日より$50)・ 0〜12歳 $28

※ラスベガスからのツアーを利用する場合、入場料はツアー代金に含まれています。

〖ロウアー・アンテロープ・キャニオン〗

「ロウアー・アンテロープ・キャニオン」は、狭い階段を登ったり下りたりと、アドベンチャー気分を味わいたい方におすすめです!

探検気分で岩の割れ目を下りていくと、突然世界が一変!岩の表情が変わり、オレンジ・紫・赤といったキレイなグラデーションが観れます。狭く高低差がありますが、迫りくるような砂岩が別世界へ通ずる道のようで、摩訶不思議な体験をすることができるでしょう。

狭い地形のため光が拡散し、本格的に美しい写真を撮りたい方にはこちらがおすすめです!以前は、その複雑な地形から、プロの登山家の装備でないと見学できませんでしたが、1997年に11名が鉄砲水に飲み込まれて亡くなった事故の後、観光用の鉄のハシゴが掛けられ、誰でも容易に観光できるようになりました。

「アッパー・アンテロープ・キャニオン」と同様に「ナバホ族」が管理をしていますが、ツアーに参加しなくても観光できるので、自分の時間でゆっくり楽しむことができます!ガイドが常に同行するかどうかは、そのときの状況(観光客数や現地スタッフ人数)により異なり、ガイドが常に同行する場合もあれば、入口まで案内されたあとは自由行動となる場合もあります。

ガイドが同行する場合でも、観光客のペースで進ませてくれることが多く、時間を区切られるということはあまりありません(繁忙期は急かされることもありえます)。

【基本情報】

開園時間:夏期:8:00〜16:00・冬期:9:00〜14:00

見学ツアー料:ナバホ族へ$8 + 13歳以上$40・8〜12歳 $20

※ツアーを利用する場合、入場料はツアー代金に含まれています。

〖アッパー・アンテロープ・キャニオン〗・〖ロウアー・アンテロープ・キャニオン〗どちらも個人で訪れる場合、当日券も販売されていますが、webサイトで事前予約しておくと確実に入場できますので、予め訪れる予定がある方は事前予約することがおすすめです!

【アクセス】

ラスベガスから「アンテロープ・キャニオン」は約280マイル(約450キロ)離れており、陸路で約4時間30分かかります。

日本の尺度で考えると、「東京」~「滋賀・奈良」の距離で遠く感じますが、広大なアメリカではほんのわずかな移動です。また、そのスケールを体験することもアメリカ観光の最大のポイントでもあります。

自然が広がる道をひたすら走り続ける。もしかしたら、人生の価値観が変わってしまうかもしれません。。。そこで、レンタカー・バスツアー・オプショナルツアーそれぞれのメリット・デメリットについてをご紹介します。

〖レンタカー〗

自由に好きなように、旅を楽しむことができるのが最大の魅力であるレンタカー!アメリカの長く続く一本道「ハイウェイドライブ」に憧れる方には、レンタカー以外に選択肢はないでしょう。

レンタカーを利用した場合、ラスベガスから「アンテロープ・キャニオン」までは約4時間30分です。レンタカー代・ガソリン代・入場料を割り勘にすれば、人数によってはバスツアーよりお得になります。

ただし、レンタカーの場合は慣れない道を往復約1000キロ運転することになりますので、交代できる人がいないとかなり大変です。

また「アンテロープ・キャニオン」は、アメリカ最大のネイティブアメリカンの自治区「ナバホインディアン居留区」内にありますので、入場許可書と「ナバホ族」のガイド同行無しには見学することができません。ですので、必ず事前に現地ガイドの予約をしておきましょう。

〖バスツアー〗

個人だと見逃しがちなポイントも、ガイドさんがしっかり案内してくれ、写真の撮り方やインスタ映えスポットも教えてくれる。

そんな個人ではやらなければないらない部分をカバーしてくれるのがバスツアーの魅力です!出発時間は早朝とかなり早めですが、片道4時間30分バスの中で寝ていればあっという間に「アンテロープ・キャニオン」に到着です。

全体の所要時間は15時間程で、〖アッパー・アンテロープ・キャニオン〗と〖ロウアー・アンテロープ・キャニオン〗どちらも訪れる場合、費用は$300前後が相場になります。

また、「グランドキャニオン」やその他の観光地・食事付きを含む場合は、もう少し割高になります。バスツアーのデメリットとしては、予めタイムテーブルが決められているため、自分のペースで見学することができません。

人数が多い場合、レンタカーを借りて割り勘にした方が安く行ける場合があります。また、団体行動が苦手な方にとってはバスツアーはかなり疲れると思われます。

【宿泊がおすすめ!】

日帰りでも十分満喫できる「アンテロープ・キャニオン」ですが、時間にゆとりがある場合には、「グランドキャニオン」・「セドナ」・「ヨセミテ国立公園」などの大自然観光エリアと合わせて宿泊するのがおすすめです!

もちろんちゃんとしたツアーもありますが、レンタカーを借りていく場合は、大自然の中テントを張って宿泊するも良し、車中泊をするも良し、アメリカならではの楽しみ方があります。ラスベガス、または日本に戻った時には、あまりの景色の違いに軽くショックを受けるかもしれません。

【ベストシーズン】

「アンテロープ・キャニオン」周辺は砂漠地帯に位置するため、年間を通して乾燥した気候です。しかし、モンスーンの時期:7月~9月にかけての3ヶ月間は「アンテロープ・キャニオン」周辺は雨季で、スコールも発生します。