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  • 私の旅行記

アメリカ ラスベガス フリーモント・ストリート・エクスペリエンス

更新日:2020年12月28日


こちらは、ラスベガスの「ダウンタウン地区商工会」が一致団結し、7000万ドルという巨額を投じて1995年12月に完成させたアーケード街「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」です!

現在は歩行者天国になっており、無料のショーやスペシャルイベントを楽しめる場所として、常に観光客で賑わいを見せる人気スポットです。「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」は、長さ450メートルのハイテクなアーケードで覆われています。

そのアーケードの屋根一面に1250万個の発光ダイオードが組み込まれており、曲に合わせたレーザー光線などによる光のショーが繰り広げられています。約8分の上演を毎日行われていて、1時間おきに演出が異なります。

 

【歴史】

 

「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」は、ラスベガスで最初に舗装された通りで、1950年代には「エメラルド・クラブ」・「ゴールデン・ナゲット」・「パイオニア・クラブ」など有名なカジノが建ち、訪れる人を灯台のように導く目印になりました。

ラスベガス初の信号機が設置された1931年にネバダ州で最初の賭博ライセンスを獲得したのも、イースト・フリーモント通り15番地の「ノーザン・クラブ」でした。

また、「フリーモント通り」は映画界にも大きな影響を与え、1964年の「エルビス・プレスリー」主演映画「ビバ・ラスベガス」や1971年の「007・ダイヤモンドは永遠に」の舞台にもなっています。

従来からあった有名な「フリーモント・ストリート」は、長さ約420メートルのハイテクアーケードで覆われ、そこに210万個の電球と数十台の高性能スピーカーが取り付けられていました。2003年秋からは、電球を約1250万個のLEDと220台の高性能スピーカー置き換える工事が始まり、2004年6月に完成しました。

今ではよりきめ細かな映像描写が可能となり、すのスペックは画素数約1250万・毎秒60フレーム・消費電力2.2メガワット(発行体部分)・0.55メガワット(サウンド)・220台の高性能スピーカーとなっています。

 

【天上映像ショー】

 

「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」で最も注目されているのが、毎晩行われる約8分間の「ビバ・ビジョン」ライトショーです!音楽とライトが見事に調和したショーで、毎回何百人もの観光客が見物に訪れます。

「ビバ・ビジョン」の上映は毎日、日没後1時間おきに行われ、演出そのものは約8分程度と決して長くはありません。しかし、映し出される映像や音楽は1時間ごとに異なり、現場に何時間もいるのであれば、様々な演出を楽しむことができます。

夜の「レーザー・ライト・ショー」は、毎年のイベントに合わせてテーマが変わります。また、最も人気のある「ラッキー・ベガス」のショーは、ラスベガスの象徴や歴史を称える内容です。

更に、「フレモント・ストリート・エクスペリエンス」では、ライブ・エンターテイメントも楽しむことができます!トリビュートバンドによる演奏や、有名人に扮したストリートパフォーマンスを見てみましょう。

周囲のカジノ・ショップ・レストランに加え、日没後にはたくさんの屋台が建ち並び、この一帯はお祭りのように活気づきますよ!日本では味わえない大迫力エンターテイメントです!

 

ネオン博物館

 

「フレモント・ストリート・エクスペリエンス」の歴史に触れてみたい方は、東側にある「ネオン博物館」を訪れてみてはいかがでしょうか。

「フレモント通り」のカジノ・ホテル・金融業者など、時代を経た「ネオン・サイン」のコレクションが展示されています。ラスベガスと言えば、煌びやかなネオンの街というイメージがありますが、現在ではほとんどがLEDやスクリーンを使用し、ネオンは少なくなっています。

そんな、使われなくなったネオン管が集められ、展示されているのが「ネオン博物館」なのです。屋外に実物がそのままの状態で展示されており、その間を縫って解説員が細かく解説(英語)してくれますよ!

【基本情報】

ネオン博物館(The Neon Museum)

住所:770 Las Vegas Blvd. N.ラスベガス NV 89101

電話番号:702-387-6366

営業時間8:30~22:00

休日:1/1、7/4、感謝祭、12/25

公式:http://www.neonmuseum.org/

 

モブミュージアム

 

こちらは、かつてギャングたちが暗躍したラスベガスの裏社会を覗ける、珍しい博物館「モブミュージック」です!

MOB=「モブ・マフィヤ・ギャング」を扱っており、1933年に建てられ、郵便局や裁判所として使われていた建物が、現在「モブミュージアム」となっています。

ちなみに、郵便局や裁判所で占められていたこの建物は、ラスベガスにわずかに残る歴史的重要な建造物の1つです。

年齢制限なく、何歳からでも入場できますが、14歳未満のお子様には大人の同伴が必要です。また、展示物の中には犯罪現場の写真や大量の武器コレクションなど、過激で生々しいものもありますので、くれくげもご注意ください。

解説は全て英語ですが、英語が苦手な方でも十分お楽しみ頂けます。英語が理解できればより楽しめるでしょう。

【基本情報】

モブミュージアム

住所:300 Stewart Ave. Las Vegas

電話番号:+1 702-229-2734

営業時間:9~21時

定休日:感謝祭、クリスマス

所要時間目安:1時間程度

入場料:有料

大人:22.95USドル・オンライン割引有り

アクセス:ベラージオ(Bellagio)から車で20分

駐車場:有(有料)

注意事項:禁煙。子供の入場制限はないですが過激な展示物もある為自己判断でお願いします。

公式サイト:http://themobmuseum.org/

 

ノース・プレミアム・アウトレット

 

「ノース・プレミアム・アウトレット」は、お買い物好きには欠かせない、約175のブランドが軒を連ねるショッピングモールです。

スベガスの中心地からほど近い距離にあり、各ホテルから無料のシャトルバスも15分置きに運行していますので、非常に交通の便が良いです。

また、アウトレットの名に恥じず、様々な物がアウトレット価格で買えるため、お店をよく見て回ると掘り出し物が見つかるかもしれません。アウトレット内はゴージャスな装飾が目立ち、世界各国の人気高級ブランドのお店がずらりと並びます。

「サウス・アウトレット」は庶民的なブランドが多く、どちらかと言えば地元民向けなのに対し、こちらの「ノース・アウトレット」は高級店が多く観光客向けです。アメリカ発のブランド「コーチ」・「ラルフローレン」などの人気ブランドもアウトレット価格で販売しており、日本よりもかなり安く買うことができます。

注意点をあげると、元は砂漠だった場所に作られた為、気温の差が非常に激しいです。1日の朝と夜の寒暖差があり、夏は暑く、冬は凍えるような寒さになりますので、楽しくショッピングする為にも服装選びはしっかりとしましょう!

【基本情報】

ノース・プレミアム・アウトレット

住所:875 S Grand Central Pkwy, Las Vegas, NV 89106

電話番号:+1 702-474-7500

営業時間:9時00分~21時00分

休業日:なし

公式サイト:https://www.premiumoutlets.com/outlet/las-vegas-north

 

【コンテナ・パーク】

 

「コンテナ・パーク」は、貨物輸送で使うコンテナを組み合わせて完成させたパークで、「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」のアーケードから徒歩5分程の場所にあります。

子供が遊べる大きな広場をはじめ、レストランやバー、アートギャラリー、ショップもあるので、週末になると地元の人達も多く訪れ、賑わいを魅せています!

また、イベントや野外ステージでのライブは毎週末開催され、日没後はパークの入り口にある高さ約12mの巨大カマキリが1時間おきに触角から火を噴くパフォーマンスもあります。21時以降は21歳以上のみ入場可能です。

【基本情報】

コンテナ・パーク

住所:707 Fremont St, Las Vegas, NV 89101

電話番号:+1 702-359-9982

営業時間:

月曜日~木曜日 11時00分~23時00分

金曜日 10時00分~1時00分

土曜日 9時00分~1時00分

日曜日 9時00分~23時00分

公式サイト:https://downtowncontainerpark.com/

 

スロット・ジラ・ジップライン

 

「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」では、「スロットジラ」と呼ばれるジップラインのアトラクションが登場し、人気を集めています。

これは、スクリーンの下に張られたワイヤーをハーネスでぶら下がり滑走するもので、アーケード街を歩く人々の頭上を滑空するスリル満点のアトラクションです。

アウトドアシーンで行われる一般的なジップラインと異なり、電飾アーケード街という極めて特殊な環境下ととてもユニーク。

「フレモント・ストリート・エクスペリエンス」のアーケード上部に張られた長さ1750フィート(約530メートル)のワイヤーを最高時速40マイル(64キロ)のスピードで滑り降りるジップラインです。

煌びやかに賑わう幻想的な電飾アーケード街「フレモント・ストリート・エクスペリエンス」の中を、さらに地上を行き交う人々の真上を滑り降りるので、形容しがたいほどのスリルと絶景を体験できるのは間違いないでしょう。

ラスベガスに訪れたのなら是非とも、アメリカならではのユニークな絶叫系アクティビティを体験してみてください。きっと素敵な思い出になるはずです!

【基本情報】

スロット・ジラ・ジップライン

住所:425 Fremont St.Las Vegas, NV89101

電話:1-702-678-5780 / 1-844-947-8342

料金:ジップライン $25 ズームライン $45

営業時間:日曜日-木曜日12:00~24:00 金曜日 & 土曜日12:00~翌2:00

乗車条件:体重25kg~136kg(ズームラインは45kg~136kg)、身長209cm以下。また、13歳以下は13歳以上の同伴が必要。

アクセス:フリーモント・ストリート・エクスペリエンスアーケード内

公式サイト:http://vegasexperience.com/slotzilla-zip-line/

 

【アクセス】

 

「フレモント・ストリート・エクスペリエンス」は、「ラスベガス・ストリップ」から北へ約7kmのダウンタウンの中心街にあります。

タクシー・バス・トロリーバスなどで行くことが可能です。

〖バス〗

【DEUSE(デュース)】

「DEUSE(デュース)」は、「RTC社」が運行する2階建バスです。

「フリーモント・ストリート」~「マンダレイベイ・ホテル」間のほとんどのホテル近辺に停車するので、非常に便利です。

・運行間隔:15~20分毎(24時間運行)

・深夜から9:00amまでは「マンダレイベイ」より先も「DEUCE」が運行しています。

【SDX(Strip&Downtown Express)】

「SDX(Strip&Downtown Express)」は、「RTC社」が運行する2連結バスです。

「DEUCE」よりも運行範囲広く、「プレミアムアウトレットNorth」~「South Strip Transfer Terminal」間を繋ぎます。

また、「Express(急行)」の為、停車するバス停は限られているので、乗車の際には注意してください。

・運行間隔:15分毎(9:00am~0:30am)

【運賃】

2時間有効パス:$6

24時間有効パス:$8

3日間有効パス:$20

※チケットは両バス共通で利用可能です。

※5歳以下は無料(但し大人との同伴が必須)

※3日間有効パスに関しては販売するチケット販売機が限られます。

【走行ルート】

画像引用元:http://www.rtcsnv.com/touristms/routes.html

走行ルートは南行きor北行きの2種類だけなのでとっても簡単です!

※南行きと北行きでバス停の名前が変わるため、「ラスベガス」初心者の方は事前に向かい側のホテルの名前を覚えておきましょう。

【チケットの買い方】

路線図で赤もしくは黒のTVM(Ticket Vending Machine)マークがプリントされているバス停にてチケットは購入可能です。バス停のすぐ近くに設置されているチケット販売機はタッチパネル式です。

画面に表示されている3種類(一部の販売機は2種類)のチケットの中から、必要なチケットの購入希望枚数分+をタップし、現金もしくはクレジットカードで代金を支払えば、販売機下部のチケット受取口にレシートとチケットがでてきます!

※赤TVMマーク:3種類のパス購入可能です。

※黒TVMマーク:2時間パス・24時間パスのみ購入可能です。

【乗車&降車方法】

「DEUCE」はドライバーのすぐ横にカードをスワイプする機械がありますので、スワイプしましょう!「SDX」ではスワイプの機械はありませんが、パスをチェックするパスチェッカーが乗車していたり、抜き打ちで乗車してくるので、常にパスは出しやすいようしておきましょう!

「DEUCE」は比較的に2階席が空いているのでおすすめです!また、混雑時には日本の満員電車のように混み合うので、なるべく2階にあがりましょう。

降りる時は車内の黄色いボタンを押して運転手さんにお知らせします。降車時には特にパスのチェックはないので、後方の降車口よりすみやかに下車しましょう。

【ride RTCアプリ】

もっと簡単にバスに乗りたい!という方におすすめなのが、「RTC社」が運営する【ride RTCアプリ】です。

こちらのアプリを利用すれば自宅やホテルでも、チケットの購入やバスの運行状況の確認もできるため、より快適な移動が可能になります。

ちなみにチケットの購入時はアカウントの登録が必要で、購入後30~45日以内(購入したチケットの種類によって異なります)にチケットの有効化を行わなかった場合には、期限が切れてしまうので要注意です。

また、チケットの有効化を行う際にはネット環境が必要なため、乗車前までに有効化を行いましょう。

※有効化後はインターネットへの接続なしに「My Passes」よりチケットを表示できるので、その画面をドライバーに見せるだけです。

※英語のみの対応です。

こちらから詳細が確認できます!➡【ride RTCアプリ

〖タクシー〗

「タクシー」を利用する場合は、「フレモント・ストリート・エクスペリエンス」に面しているホテルや有名な「ゴールデン・ナゲット」などをドライバーに告げれば連れて行ってくれます。

所要時間は約10~15分。

〖レンタカー〗

「レンタカー」を利用される場合、「4番通り」と「カーソン通り」の角にある「フレモント・ストリート・エクスペリエンス」のパーキング・プラザは、5時間まで無料で利用することができる駐車場です。

 

【治安について】

 

「ダウンタウン地区」の治安について結論を先に言ってしまうと、あまり良くないです。特に、夜間は「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」以外は出歩かない方が良いです。

「ラスベガス」は「眠らない街」の名の通り、昼間よりも夜間の方が人手が多い街です。特に観光の中心地になる「ラスベガス・ストリップ」周辺は夜になると、毎晩お祭り騒ぎのような人手になります。

これは「ダウンタウン地区」も同じで、夜間は人で溢れかえっています。しかし、「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」を1本でも外れてしまうと、暗く狭い路地のような道も多く、人も急に少なくなります。

観光客だと一目でわかる我々は、こういった路地裏には極力行かない方が良いでしょう。どうしても路地を通らなければ目的地にたどり着けない場合は、面倒でもタクシーで移動するようにしましょう。

タクシーの運転手さんも、「地元の人間でない限り、ダウンタウンの路地裏は絶対歩かない方が良いよ。特に観光客はもっての他だよ。」と教えてくれるぐらいです。人が多く賑やかな通りは比較的安全ですので、夜間でも出歩くことはできます。

逆に朝方になり明るくなってくる頃の方が酔っ払いなどに絡まれる危険性がありますので、周りの状況を良く見て、人が少なくなってきたらホテルに帰るようにしましょう!

 

【ホテルについて&まとめ】

 

〖ホテルについて〗

「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」周辺または「ダウンタウン地区」には、歴史ある有名ホテルが多数あります。

「ラスベガス・ストリップ」にあるホテルと比べると安価なホテルも多いのが特徴的です。


〖まとめ〗

いかがでしたでしょうか。

「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」に隣接する「フレモント・イースト地区」に足を運べば、更なるエンターテイメントをお楽しみ頂けます。

更に、「フレモント・ストリート・エクスペリエンス」は、ただ単に観光名所というだけでなく、地元の様々なイベント会場としても使われており、大晦日の晩「カウントダウン花火大会」も毎年ここで開催されています。

もちろん、ここでいう「花火」とは、頭上に映し出される「ハイテク花火」であることは言うまでもありません。

※「ラスベガス・ストリップ」で行われる「カウントダウン花火」は本物です。

なお、かつての「フレモント・ストリート・エクスペリエンス」は車も通ることができましたが、今では完全な「24時間歩行者天国」となっています。

ちなみに、ここ「フレモント・ストリート・エクスペリエンス」は、地元ダウンタウン地区の各ホテルなどが参加する商工会とフレモント・ストリート・エクスペリエンス管理組合が管理運営しています。

みなさんも是非ラスベガスの夜の街を見に行ってみて下さい!

 

【基本情報】

フリーモント・ストリート・エクスペリエンス(FREMONT STREET EXPERIENCE)

都市 ・エリア:ラスベガス/ダウンタウン

住所:FREMONT STREET, LAS VEGAS, NV 89101

電話番号:+1 702-678-5600

料金:無料

営業時間:24時間

休日:無し

公式サイト:http://www.vegasexperience.com

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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