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アメリカ ロサンゼルス ドジャースタジアム:チケット購入・座席・お得情報・アクセス・基本情報まで徹底ナビ!
更新日:2020年12月31日

こちらは、MLBの「ロサンゼルス・ドジャース」のホームグラウンド「ドジャースタジアム」です!「ドジャースタジアム」は、カルフォルニア州ロサンゼルスに位置する野球場で、これまでにMLBオールスターゲームやWBCの決勝戦の会場にも使われてきました。
5万6千人もの観客を収容することができ、ここで売られているホットドック「ドジャー・ドッグ」はアメリカの野球場の中でもトップクラスの売り上げを記録するなど名物になっています。
また、「ドジャース」と言えばかつて「野茂英雄」投手が独自のトルネード投法で「NOMO旋風」を起こした事でも知られており、2016年からはピッチャーの「前田健太」選手が健闘中です。
【歴史】

「ドジャースタジアム」は、〖ボストン〗の「Fenway park」(1912年)、〖シカゴ〗の「Wrigley field」に次いで1962年の4月10日に開場しました。「ロサンゼルス・ドジャース」の本拠地となっていますが、1962年から1965年までは「ロサンゼルス・エンゼルス」もホーム球場としていました。
1978年にはメジャー初の年間300万人の観客者数を達成し、1980年にはオールスターゲームの開催場所にもなり、また多数のワールドシリーズが開催されるなどかなりの歴史ある球場です。みなさんご存知2009年第2回WBC日本が優勝した決勝戦の舞台でもあります。
かつてのオーナーである「ピーター・オマリー」氏が「ガールフレンドを連れて行きたくなるような、楽しくて綺麗な球場」をスローガンにしていた事もあり、現在でも球場内は掃除が行き届き、清潔さを保っています。温暖な気候が幸いして雨が少なく、雨天中止がほとんどない球場としても有名。
夜には湿気の為に球足が遅くなる事に加え、ファウルグラウンドがやや広い為、本塁打がでにくく本塁打がでにくいとされていますが、近年ファウルグラウンドの改装が行われて状況は若干改善されています。
【ドジャースタジアムの楽しみ方!】
〖観戦〗

メジャーリーグの野球場はスペースの関係などからいびつな形をしていることが多いのですが、ここ「ドジャースタジアム」は数少ない左右対称の美しい野球場なのです。キャッチャーの後にはネットが張られていますが、内野・外野ともフェンスがない為、開放的な雰囲気で観戦することができます。
内野席の良い場所ではファールボールが飛んでくるなど、さすがの臨場感です。ちなみに、メジャーリーガーの打球は物凄い迫力で飛んでくるので、ケガに備え救急隊はいつでも球場内の複数個所で待機しています。また、観客を楽しませる仕掛けがたくさんあり、球場に早く着いた子供たちをグランドに呼び、ダイヤモンドを走らせてくれたりととても貴重な体験をすることができます。
その様子は球場の大きなスクリーンにも映し出されるなど、親御さんもお子さんも非常楽しめます。ロサンゼルスに訪れたのなら、是非ともこの美しいスタジアムで、本場メジャーリーガー達が繰り広げる迫力の試合を堪能したいところです!レギュラーシーズンは4月初旬から9月下旬で、特別な試合でない限り当日券の入手も容易です。
試合開催前の国家斉唱や、7回のドジャース攻撃前にファンが一斉に歌う「Take Me Out to the Ball Game」に参加すれば、メジャーリーグに来た実感が押し寄せてくることでしょう。球場では観客を盛り上げる工夫がさまざまに行われているが、試合に飽きて来たらショップや売店を巡ったり、トップデッキからダウンタウンの美しい景色を眺めるのも楽しみ方の1つです!
〖食事〗

「ドジャースタジアム」内の売店では、様々な軽食が販売しています。アルコールも購入することができますが、会計時には念のために年齢関係なくパスポートの持参しておきましょう。日本人は特に若く見られるので、30代40代の方でも、相手の店員さんは平然と年齢確認をしてきます。
もちろん、証明できるものが無ければアルコール類を買うことはできませんので、「スポーツ観戦しながらビール飲むのが好きなのに!」という方は、忘れずに持って行きましょう!
そして、「ドジャースタジアム」で最も有名なのが「ドジャー・ドッグ」と呼ばれるホット・ドッグで、全米の球場で販売されている「ホット・ドッグ」の中で1番の売り上げを誇っています!パンからはみ出すほど大きいソーセージが魅力の食べ応えのある一品です。観戦前や観戦中にお好きなドリンクのお供につまむにも丁度良いですよ!
〖お土産〗

「ドジャースタジアム」内にはいくつか「ギフトショップ」がありますが、1番スペースが広いのがバックネット裏手のトップデッキにあるお店です。
「ドジャース」の選手達のサインや記念品を始め、ティーシャツやキャップ等のバラエティー溢れるグッズが並んでいます。
しかし、試合前後は大勢の人でごった返しているので、お土産を買いたい人は試合中に隙を見て購入するのがおすすめです!
〖ツアー〗

「ドジャースタジアム」では、1日に数回、スタジアム内を巡る「スタジアムツアー」を開催しています。ツアーは、約80分-90分程度で、グラウンドに降りたり、選手の控え室を訪ねる事もでき、試合観戦とはまた違った視点から球場を楽しむ事ができます。
また、ブルペンを見学できる「クラブハウスツアー」もあり、ドジャーズファンにはたまらないプログラムとなっています。「ツアー」は事前にオンラインで申し込みもできますが、その場でも「ツアー」に申し込みすることも可能です。
〖サインをもらう〗

「メジャーリーグ観戦」の楽しみの1つに試合前にサインをもらうことがあります。一流選手からサインをもらうのは至難の業で、何事も挑戦しなければはじまりませんがいろいろ声をかけてみましょう!
〖練習を見る〗

「メジャーリーグ」のスタジアムは通常、試合開始の2時間前にオープンします。そのため、早く行くと近くで選手の練習を見ることが可能です。選手の真面目な部分と茶目っ気な部分を観ることができ、とても楽しいですよ!
【座席&チケット料金】

「ドジャースタジアム」への入場チケットは事前にオンラインで購入する方法と入場口にあるチケットブースで当日券を購入する方法があります。特別重要な試合でない場合は、比較的座席に余裕がありますので、当日券でも十分座席を確保できると思います。
球場に入場する際は、入口で持ち物チェックと金属探知機のチェックがありますので、カメラや貴重品などは最小限にしたほうがいいでしょう。ペットボトルの水などは持ち込み可能ですが、缶の飲み物は禁止です。また、カメラの三脚なども持ち込み不可ですので気を付けて下さい。
①:〖パビリオン席〗
観戦場所:レフト側、ライト側の外野席
価格:$20~$55
・飲食について:このエリアでのアルコールは禁止されています。
・席の特性:中段に通路があるためフィールドが見にくい場合がございます。
・屋根:後方に屋根はありますが、強い陽射しを避けられるほどではありません。
②:〖トップデッキ〗
観戦場所:4階 後方の内野席
価格:$20~$55
・席の特性:傾斜がきついので高い所が苦手な方は怖く感じる可能性があります。
・屋根:後方に屋根はありますが、強い陽射しを避けられるほどではありません。
③:〖リザーブ(1塁側/3塁側)〗
観戦場所:3階 後方の内野~外野寄りの席(1塁側/3塁側)
価格:$25~$85
・席の特性:ファールポールが視界に入り見えづらくなる席があり、傾斜がきついので高い所が苦手な方は怖く感じる可能性があります。
・屋根:後方に屋根はありますが、強い陽射しを避けられるほどではありません。
④:〖ロワー・リザーブ(1塁側/3塁側)〗
観戦場所:3階 前方内野~外野寄りの席(1塁側/3塁側)
価格:$25~$85
・席の特性:ファールポールが視界に入り見えづらくなる席があり、傾斜がきついので高い所が苦手な方は怖く感じる可能性があります。
・屋根:屋根が掛からないため、陽射しの強い日は注意が必要です。
⑤:〖インフィールドリザーブ〗
観戦場所:3階 前方のバックネット裏の席
価格:$25~$85
・席の特性:傾斜がきついので高い所が苦手な方は怖く感じる可能性があります。
・屋根:屋根が掛からないため、陽射しの強い日は注意が必要です。
※「ドジャースタジアム」のおすすめシートは、ここ〖インフィールド・リザーブ〗です。試合の全容が手に取るようにわかるだけでなく、スタジアムを取り巻く雰囲気も十分に味わうことができます。
⑥:〖ロージュボックス(1塁側/3塁側)〗
観戦場所:2階 外野寄りの席(1塁側/3塁側)
価格:$45~$200
・席の特性:ファールポールが視界に入り見えづらくなる席があります。
・屋根:屋根が掛からないため、陽射しの強い日は注意が必要です。
⑦:〖プリファー・ロージュボックス(1塁側/3塁側)〗
観戦場所:2階 やや外野寄りの席(1塁側/3塁側)
価格:$45~$200
・屋根:屋根が掛からないため、陽射しの強い日は注意が必要です。
⑧:〖インフィールドロージュボックス〗
観戦場所:2階 内野席(1塁側/3塁側)
価格:$45~$200
・屋根:屋根が掛からないため陽射しの強い日は注意が必要です。
⑨:〖ロージュボックスMVP〗
観戦場所:2階 バックネット裏~各ベース付近までの席
価格:$45~$200
・屋根:屋根が掛からないため陽射しの強い日は注意が必要です。
⑩:〖フィールドボックス〗
観戦場所:1階 外野寄りの席(1塁側/3塁側)
価格:$75~$300
・席の特性:ファールポールが視界に入り見えづらくなる席があります。
・屋根:屋根が掛からないため、陽射しの強い日は注意が必要です。
⑪:〖プリファーフィールドボックス〗
観戦場所:1階 やや外野寄りの席(1塁側/3塁側)
価格:$75~$300
・屋根:屋根が掛からないため、陽射しの強い日は注意が必要です。
⑫:〖インフィールドボックス〗
観戦場所:1階 内野席(1塁側/3塁側)
価格:$75~$300
・屋根:屋根が掛からないため、陽射しの強い日は注意が必要です。
⑬:〖フィールドボックスMVP〗
観戦場所:1階 バックネット裏~各ダッグアウト付近までの席
価格:$250~$500
・屋根:屋根が掛からないため、陽射しの強い日は注意が必要です。
【アクセス】
「ドジャースタジアム」へのアクセスは正直あまり良くなく、スタジアム自体が高台にあるのでほとんどの方は車かバスを利用します。試合がある日に限り「Dodger Stadium Express」という特別便が運航されており、観戦チケットを持っている方は無料で利用することができます。
「ユニオン・ステーション」と「サウス・ベイ」からの2便でています。「ユニオン・ステーション」からは、「アラメダストリート」側を出発し、10分間隔で運行されています。プレイボールの90分前からゲーム開始の3回の表裏あたりまで出ており、帰りは試合終了から45分間「ユニオン・ステーション」に向けての帰宅便が出ています。
「サウス・ベイ」からは、「ハーバーゲートウェイ・トランジット・センター」の9番停留所から出発し、プレイボールの2時間前から15分間隔で運行しており、帰りは試合終了から5分後から45分後まで運行しています。
【覚えておくと良いこと!】

〖ゲートオープン〗
「ドジャースタジアム」のゲートオープンは試合開始の2時間前ですので、ナイトゲームの場合は、午後5時ぐらいから入れます。少し早く着いたら、外野のほうであれば、オープンしていることもありますので、外野エリアに行ってみるのもおすすめです!
〖持ち込みできるもの〗
「ドジャースタジアム」の入場の際の「セキュリティチェック」は結構厳しいです。テーブルの上にかばんをおき、サイズがオーバーしてないか確認したうえでの入場となります。サイズは、約35センチですので、ぎりぎりの場合は十分注意しましょう。水であれば、ペットボトルの持ち込みはできますが、未開封に限ります。飲みかけなどの場合は没収されますので、ご注意ください。
〖売店でアルコールを買う際の注意〗
上記でもご紹介しましたが、アメリカでは年齢関係なくパスポートの持参しておきましょう。観戦の際にお酒を飲む予定がある場合は、必ずパスポートを持参しないと買えないことがあります。「ドジャースタジアム」の場合、ゲートオープンから7回終了時まで販売をしています。また、1人の方が買えるビールの数は1回につき2杯までです。
〖試合前の練習中の球場内の移動について〗
「ドジャースタジアム」は階層間の移動が厳しいスタジアムです。ただ、1階席のチケットを持っていると、比較的自由にインフィールドのほうまでは行くことができたり、1階席から上の方へ行くのはそれほど厳しくありません。1階席のインフィールドの前のほうは、クラブ席のため、このチケットを持っていないと行くことはできませんが、選手によっては外野よりのエリアでサインをしてくれることもあります。そのため、ボール、サインペンなどを持っていくと、まさかがあるかもしれません!

いかがでしたでしょうか。
地元ファンの王道の観戦の仕方は、キング・オブ・ホットドッグと呼ばれるほど有名な「ドジャードッグ」を食べながらの野球観戦です。ぜひ「ドジャードッグ」を片手にメジャーリーグ選手たちの活躍を応援してみてください。
野球に興味がある方もない方も、ロサンゼルスに訪れた際には是非野球観戦してみて下さいね!※4月初旬から9月下旬までがレギュラーシーズン
【基本情報】
ドジャースタジアム
住所:1000 Elysian Park Ave, Los Angeles, CA 90012
電話:(323) 224-1507
開館時間:試合により異なります。
入場料:座席により異なります。
※オンラインチケット購入は〖公式サイト〗または〖Stubhub〗から。
※前売券は月曜-土曜の9:00-17:00に駐車場窓口にて、当日券は試合開始1時間30分前-7回裏まで全ての窓口で発売しています。
駐車場:20ドル
アクセス:試合がある日に限り「ユニオン・ステーション」と「サウス・ベイ」からバスの特別便。
公式サイト:https://www.mlb.com/dodgers
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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