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アメリカ ロサンゼルス ロサンゼルス自然史博物館

更新日:2020年12月31日


こちらは、ロサンゼルスのダウンタウン南部に位置し、アメリカの自然史学ぶ巨大博物館「ロサンゼルス自然史博物館(Natural History Museum of Los Angeles County)」です!

「ロサンゼルス自然史博物館」は、アメリカ国内の自然史博物館の中で3番目の大きさで、ロサンゼルスのラブレアで発掘された脊椎動物の化石を大規模に展示する為に建てられ、約3300万種の標本を所蔵する西海岸でも屈指の博物館です。

今回はそんな、「ロサンゼルス自然史博物館」について詳しくご紹介させていただきます!

【ロサンゼルス自然史博物館:基本情報】

〖歴史・概要〗

「ロサンゼルス自然史博物館」は1913年にオープンした歴史ある博物館で、ロサンゼルスで最も古い文化機関の1つであり、現在では博覧会公園の新興の文化、教育、エンターテイメントの拠点となっています。

1984年の「ロサンゼルスオリンピック」の開会式などが行われた競技場「ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム」がある「エクスポジッション・パーク」にあり、この競技場は2028年のオリンピックでも使われるかも?と言われています。

またこの公園は1872年から1910年まで農業の屋外催事場だったところですが、ここの風紀が乱れてしまったことから、地元の弁護士で日曜学校の教師も努めていた「ウイリアム・ミラー・ボウエン」が文化センターを作ることを請願し公園や文化施設がつくられることになりました。

他にも「エクスポジション・パーク」内には、「カルフォルニア・サイエンス・センター」や「カルフォルニア・アフリカン・アメリカ・ミュージアム」、「バラ園」などもあります。

〖住所〗

900 W Exposition Blvd, Los Angeles, CA 90007

〖電話番号〗

+12137633466

〖アクセス〗

「ロサンゼルス自然史博物館」には、ダウンタウンにある車体が水色の地下鉄「Expo Line(エキスポライン)」一本で向かうことができます。最寄りの駅から「7th/Metro Ctr駅」まで向かい「エキスポライン」に乗り換え、地下から地上に出てしばらく乗っていると「Expo Park/USC駅」に到着します。

ここで下車すると目の前に「ロサンゼルス自然史博物館」があります。「エキスポライン」は地下鉄ですが、地上を走るので車窓からロサンゼルスの街並みを楽しむことができ、あっという間に博物館に到着しますよ!詳しくはこちらから乗車地を入力し、行き先を「Natural History Museum」として検索してみましょう!

駐車場:隣接パーキングあり$12

〖入場料金〗

大人:$27/シニア:$24/学生:$24/子供(3~12歳):$15/2歳以下:無料/メンバー:無料(メンバーシップを持っている会員限定)

【特別展&3Dシアター】

特別展・大人:$9/子供:$5

3Dシアター:$6

蝶々館(butterfly pavilion):$6

メンバー:全ての項目において無料

オンラインで購入すると$1安くなりますので、事前に購入するのがおすすめです!また、メンバーになるとその他のロサンゼルスの主流の博物館である「La Brea Tar Pits」・「William S. Hart Museum」も無料で楽しめるので、一年を通して滞在す方にはおすすめです!

【無料で入場できる!?】

7月・8月以外の毎月初めの火曜日は入場料が無料になります!また、9月は毎週火曜日が無料になり、その他にもミリタリーや教師、3歳以下のお子さんは無料で入場できます。ロサンゼルスに住んでいる方は、平日の3時以降が無料で入場できます!

〖営業時間〗

月曜日〜日曜日:9:30~17:00

〖定休日/休業日〗

なし/07/04・11/28・12/25・01/01

〖公式サイト〗

https://nhm.org/

【ロサンゼルス自然史博物館:魅力・見どころ!】

3階建ての巨大な建物の中は、コロンブス入植前から1914年頃までのアメリカの歴史、1540年から1940年までのカリフォルニアの歴史、アフリカやアメリカのほ乳類、太古の化石、昆虫館、海の生物、鳥類のコーナーなどに分かれています。主に恐竜の化石や動物の剥製が多く展示されており、なかでも1976年から今までに17の不思議な鮫が世界中で見つかっているがその中の一つが「ロサンゼルス自然史博物館」に展示されています。

また、宝石などの鉱物館や屋外のネイチャーガーデンにいたるまで、地球と人類の歴史を詳しく知ることができ、収蔵標本は約45億年の歴史を網羅するといわれています。「ロサンゼルス自然史博物館」はエキシポジションパークの一部にあるため、博物館が飽きても他にも「バラ園」、「サイエンスセンター」などもあるので大人はもちろん小さなお子様まで様々な年代から様々な目線で楽しむことができます!

〖ダイナソーホール(Dinosaur Hall)〗

まず、この博物館の最大の魅力といったら「ダイナソーホール(恐竜館):1F・2F」でしょう!300以上の化石や恐竜とその古代世界を見ることができ、6,500万歳以上の本当の「トリケラトプス」の化石や世界で唯一、赤ちゃん・少年・大人の「T.レックス」を同時に見ることができます!

「トリケラトプス」は同じ場所で発掘された化石に見えますが、4箇所で見つかった骨を組み合わせて一体の恐竜を復元していることが書かれています。【トリケラトプスの各部位が見つかった場所を説明するボード】

首長竜の「プレシオサウルス」。お腹の中に赤ちゃんがいる状態で見つかった化石で、恐竜がどのように生まれるのかを研究する貴重な化石です!

恐竜が隕石によって絶滅したことを示す岩石(左)。写真にある矢印より下の地層には「ティラノサウルス」などの化石が見つかっていますが、上の地層からは見つかっていません。右側の写真は化石が発掘されたときに、それぞれがどの部位に相当するかを示したものになります。

個人的に驚いたのが「マメンチサウルス」の圧巻の大きさと迫力!中国で見つかった世界最大級の竜脚類と言われており、最も首の長い恐竜のひとつです。

この他にも、展示のそばには化石発掘現場の映像が放送されており、ゆっくりと見たい方にはかなりの情報量を得られる構成になっています。

また、「ロサンゼルス自然史博物館」では触れる展示があることも魅力の1つ!こちらは「トリケラトプス」の顔の周りにあるフリルの一つで、このフリルが異性にアピールするために使われていたこと、体温調節に使われていたこと、敵から首や肩を守るために使われていたことなどが隣のパネルに書かれています。

恐竜について知識がない方でも、基本を一通り学べる構成になっていますし、子供が飽きないように各恐竜の特徴を並び替えて遊ぶ展示もあるのも嬉しいポイント!

「卵の化石」にも触れられることができ、「植物食」と「肉食」とで卵に違いがあることを実際に触れて学ぶことができるのは貴重ですね!ちなみに、表面が滑らかなのが「植物食の卵」です。

この他にも、化石コーナーは見どころが多く、恐竜の他にも「哺乳類(マンモス・馬・くじらやラクダの祖先など)」・「三葉虫」の化石がずらりと並んでいます。

〖宝石・鉱物館(Gem and Mineral Hall)〗

「ロサンゼルス自然史博物館」は、現在も希少な品の収集活動に励んでおり、世界中の2,000を超える鉱物、岩、宝石を見ることができます。宝石と鉱物のコレクションは米国で2番目を誇ると言われ、世界で知られている鉱物種の約半分を占める約15万もの標本で構成。

展示されている鉱物、ゴールド・アメジスト・エメラルドなどの原石が見ることができ、博物館内にある鉱物の一部でありながらもかなり充実しています。圧巻のラインナップとなっており一日居ても飽きないほどです。

【レッドベリル】

こちらは、アメリカからしか採掘されないといわれているレアストーン「レッドベリル」!「ベリルの女王」とも呼ばれる赤いエメラルドで、こちらの展示品は赤が際立ち、大きくとても美しくて見惚れてしまうほど。

「レッドベリル」の原石は既に枯渇しており、宝石品質の新しい石が出回ることはまずないと言われています。現在市場で見ることができる「レッドベリル」はここまで赤くなく、色も均一ではありません。「ロサンゼルス自然史博物館」で展示されているような「レッドベリル」は入手はほぼ不可能といわれるレベルなのです。

【蛍光反応する鉱物の展示】

「蛍光反応する鉱物の展示」もあり、左がブラックライトOFF・右がブラックライトONの状態の展示になります。左上から、、、

トパーズ:カルサイト

バライト:ジプサム

合成ルビー:アラゴナイト

アラゴナイト:フローライト 

ルビーがブラックライトに反応するのは「クロム」を含むからというのは有名ですね!同時に「鉄」が含まれると蛍光は阻害されます。そのため、鉄分を多く含んでいるタイ産ルビーは、ブラックライトを当てたとき光が弱かったりするのです。

ブラックライト照射は、産地を見分ける際の補助検査として、宝石鑑定士が使っている鑑別手法です。写真のルビーは合成ルビーになるため、蛍光性が強く最高に輝きます。このように、ブラックライトを当てたとき輝くルビーは合成の可能性もありますので、鑑定の際に非常に参考になりますね!

【巨大なトルマリン】

こちらは、カリフォルニア州サンディエゴの鉱山から採掘された「トルマリンの原石」!白い部分が「クォーツ」、ピンクの部分が「トルマリン」。

写真ですと分かりにくいかもしれませんが、実はこの「トルマリン」は大きさが成人男性の腕3本ほどもあります。これだけ大きい「トルマリン」を見る機会はまずないでしょう。