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アメリカ ワシントンDC アメリカ合衆国国会議事堂
更新日:2020年12月28日

こちらは、アメリカ合衆国の政治の拠点でもあり、歴史を物語る「アメリカ合衆国国会議事堂」です!
「アメリカ合衆国国会議事堂」の英名は「United States Capitol」と呼ばれ、世界中から人が訪れる有名な観光地です。
ワシントンDCの東部「ナショナル・モール」に位置して「キャピタル・ヒル地区」にあることから一般的には「キャピタル・ヒル」と呼ばれることも多いです。
【アメリカ合衆国国会議事堂:基本情報】
〖歴史的建造物・概要〗

「アメリカ合衆国国会議事堂」は、首都の中心と見なされワシントンDCの住所の東西南北の基準に定められています。
高さ88メートル、直径96メートルの巨大なが特徴的な新古典主義建築の建物です。また、中央のドームの上には、6メートルのブロンズの女神像が置かれています。
「アメリカ合衆国国会議事堂」は1800年から運用を開始し、建物は上院側が1800年完成、下院側が1811年に完成しました。中央ドームを挟み、左側(北側)が上院、右側(南側)が下院となっています。

設計は初代議事堂の建築監も努めた「ウィリアム・ソーントン」氏によるもので、新古典主義建築の歴史の中でも代表的なものと言えます。
観光客が見学出来るエントランス等にはアメリカの歴史を記した絵画や歴代大統領の像等が展示されています。頭上には天井絵もあり、隅々まで細かい装飾がなされています。
〖住所〗
First St SE, Washington, DC 20004
〖電話番号〗
+12022268000
〖アクセス〗
最寄り駅:キャピトル サウス(Capitol South)駅
※メトロ地下鉄の「ブルーライン」・「シルバーライン」・「オレンジライン」の3本が通っています。「キャピトル サウス(Capitol South)駅」から「アメリカ合衆国国会議事堂」までは、徒歩5分程度かかります。
DC Metro 公式サイト:https://www.wmata.com/
路線図:https://www.wmata.com/rider-guide/new-riders/upload/pocket-guide-English.pdf
近くには「米国植物庭園」や「国立アメリカ・インディアン博物館」、「ユニオン広場」などがあるため、モール内の他の博物館やモニュメントと合わせて効率よく回ることができ、様々なルートで行くことができます。
〖入場料金〗
無料
※見学には事前予約が必要。9時から配布される無料整理券が必要。15名以上の団体はHP上での予約が必要(見学希望日の102日前から予約可能)。
〖営業時間〗
8時30分~16時30分
※ガイドツアーでのみ議事堂内の入場可能。当日整理券の配布もありますが、春・夏・ホリデーの期間はその数に制限があります。HPから見学希望日の90日前から予約が可能です。
〖定休日/休業日〗
日曜日/1月1日・感謝祭・クリスマス・大統領就任式
〖公式サイト〗
https://www.visitthecapitol.gov/
【歴代国会議事堂】

現在の「アメリカ合衆国国会議事堂」は4代目にあたり、初代議事堂はメリーランド州アナポリスの「州議会議事堂」として利用されている建物となっています。
「メリーランド州会議事堂」は現在最古の建物となっており、文化財にも指定されています。2代目はニューヨークの「フェデラル・ホール」で3代目はフィラデルフィアの「独立記念館」が使用されました。
【内部見学ツアー】
〖ツアーの予約はビジネスセンターのサイトで〗
「国会議事堂」の内部を見学するには、ツアーへ参加する必要があります。ツアーの予約は「ビジターセンター」のウェブサイトで、事前にしておくことをおすすめします!
当日予約せずに行くと、「予約なしビジターの列」へ並ぶことになってしまいます。また、見学前に観る紹介ビデオの待ち時間があるため、実際に中へ入るのには15分ほどかかります。
〖アメリカ合衆国国会議事堂ビジターセンターHP:https://www.visitthecapitol.gov/ 〗
〖美しい天井画・彫刻・絵画が並んだ大広間「ルタンダ」〗

15分ほどの紹介ビデオの後、予約番号順のグループに分かれてツアーが始まります。まず最初に案内されるのは、円形の大広間「ルタンダ(The Rotunda))」です。
上を見上げるとブルーミディの描いた素晴らしい天井画「ワシントンの礼讃」があり、その下にはアメリカ史に残るイベントを表現した彫刻や絵画が並んでいます。
〖各州を代表する人物の銅像を展示〗

次に案内されるのは、様々な人たちの銅像が置かれた広間「ナショナル・スタチュアリー・ホール(National Statuary Hall)」。
ここには各州の代表2人の像が置かれているのですが、その全員が大統領や政治家というわけではありません。
議事堂に政治と直接的には関係のない人の像を置いてしまうところは、自由の国アメリカらしくておもしろいですね。
【国会議事堂周辺のおすすめ観光名所!】
〖議会図書館〗

「国会議事堂」を見学した後は、地下道を通って向かい側にある「アメリカ議会図書館」へ向かいましょう!
アメリカの国会図書館である「議会図書館」は所蔵数・職員数・広さ全てが世界一の巨大な図書館です。日本の国会図書館もこちらの図書館をモデルにしたとされています。
一般の人の回覧ももちろんのこと、障害がある人向けに点字や音声での回覧も可能です。膨大な図書のコレクションもさることながら、館内に施された彫刻や絵画などその建築美には思わず目を奪われてしまいます。
それは図書館と言うより、まるで美術館のような空間です。ちなみに図書館は「トーマス・ジェファーソン館」・「アダムス館」・「ジェームス・マディソン記念館」の3館で構成されていますが、中でも美しいのが「トーマス・ジェファーソン館」と言われています。
【基本情報】
アメリカ議会図書館
住所:101 Independence Ave SE、Washington, DC 20540、アメリカ合衆国
電話番号:+1 202-707-5000
営業時間:8:30〜17:30
アクセス:「国会議事堂」より徒歩約10分
定休日:毎週日曜日
【イベント】

「アメリカ合衆国国会議事堂」の最大のイベントと言えば、アメリカ合衆国大統領の就任式ですね。アメリカ合衆国の大統領が就任した時にする式典は、ここ「アメリカ合衆国国会議事堂」で行われ、あのとてつもなく広い「ナショナル・モール」が人で溢れ返ります。
ワシントンDCには、「ホワイトハウス」・「ワシントン記念塔」などいくつもシンボル的な建物がありますが、一般的にはこの「アメリカ合衆国国会議事堂」をイメージする方が多いようです。
よく知名度的なこともあるのか「ホワイトハウス」と間違える方がいるのですが、「ホワイトハウス」には中央のドームがないので、そこを見ると簡単に見分けが付きますよ。
【ワシントンDCならではのお土産!】

〖大統領首振り人形〗

海外に行くと大抵定番なのが、政治家などの首振り人形ですね。もちろん、「オバマ前大統領」・「トランプ大統領」のものもあります。
ワシントンDCですと他にもたくさんの著名人のものがあるので、探すだけでも結構楽しめますよ!
〖歴代大統領バッジ〗

愛国心の強いアメリカならではの大統領グッズ!バッジ以外にもマグカップやTシャツなどがあり、お好きな大統領を選べます。政治の街・ワシントンDCならではのラインナップですね。
いかがでしたでしょうか。
「国会議事堂」周辺は博物館などが多く、観光地としてとても栄えています。
全米のみならず世界からたくさんの人が訪れる観光地ですので、訪れた際は是非とも足を運んでみて下さい!
【基本情報】
アメリカ合衆国国会議事堂
住所:East Capitol St NE & First St SE, Washington, DC 20004 アメリカ合衆国
電話番号:+1 202-226-8000
営業時間:8:30〜16:30
料金:無料(※ただし、朝9時から配布される時間指定の整理券が必要)
アクセス:地下鉄「キャピトル・サウス駅」から徒歩5分
定休日:毎週日曜日
公式サイト:https://www.visitthecapitol.gov/
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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