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アメリカ ワシントンDC ジェニファーソン記念館

更新日:2020年12月28日


こちらは、アメリカ合衆国の最も偉大な大統領、夢想家として活躍した「トーマス・ジェニファーソン」の記念館です!「トーマス・ジェニファーソン」はアメリカ独立宣言起草の立役者となった人物です。

「ジェニファーソン記念館」は「ナショナル・モール」の「リンカーン記念館」から約1.6キロメートルの場所にあります。


今回はそんな、「ジェニファーソン記念館」について詳しくご紹介させていただきます!

 

【ジェニファーソン記念館:基本情報】

 

〖歴史・概要〗

「ジェニファーソン記念館」は、古代ギリシャの「パンテオン」を思わせるような建物で、歴代アメリカ合衆国大統領、将来を見抜く能力に優れた先人たちの中でもとりわけ偉大な人物として尊崇を集める1801年~1809年の任期第3代アメリカ合衆国大統領「トーマス・ジェニファーソン」氏の功績を称え1939年から建設が始まり、1943年に完成した記念館です。

ブロンズの「ジェファーソン像」は4年後の1947年に設置され、「トーマス・ジェファーソン記念館」は、「アメリカ合衆国国定記念建造物」に指定されています。


〖住所〗

16 E Basin Dr SW, Washington, DC 20242

〖電話番号〗

+12024266841

〖アクセス〗

【サーキュレーター】

「サーキュレーター(Circulator)」とは、一律$1で乗れるワシントンDC内の循環バス。「サーキュレーター」の「ナショナル・モールルート(レッドライン)」は、「ナショナル・モール」を1周しており、各観光スポット付近が停留所になっているので観光客に大変便利です。

「ナショナル・モールルート」の「停留所7」で降りると、「ジェニファーソン記念館」のすぐ前に行くことができます。

サーキュレーター公式サイト:https://www.dccirculator.com/

【メトロ地下鉄(Metrolink)】

最寄り駅: スミソニアン(Smithsonian)駅

※メトロ地下鉄の「ブルーライン」・「シルバーライン」・「オレンジライン」の3本が通っています。「スミソニアン(Smithsonian)駅」から「ジェニファーソン記念館」までは、徒歩20分程度かかります。

DC Metro 公式サイト:https://www.wmata.com/

路線図:https://www.wmata.com/rider-guide/new-riders/upload/pocket-guide-English.pdf

〖入場料金〗

無料

〖開館時間〗

24時間

※NPSの係員駐在は午前9時半~午後11時半の間

〖公式サイト〗

http://www.nps.gov/thje/

 

【大統領になる前のトーマス・ジェファーソン】

 

1774年にイギリスの議会で、当時はイギリスの植民地であったアメリカにとって耐え難き諸法が成立。バージニア植民地議会議員であった「トーマス・ジェファーソン」は、それに反対する決議文を書きました。

「トーマス・ジェファーソン」は、1776年にアメリカ独立決議案の宣言を準備するための5人委員会委員の一人に指名され、アメリカ独立宣言の初稿執筆者に選任され、アメリカ独立宣言を起草したのです。

1779年から1781年までバージニア邦知事を務め、1785年から1789年まで駐フランス公使を務め、帰国後、初代大統領「ジョージ ワシントン」のもとで初代「国務長官(1790年3月22日~1793年12月31日)」、第2代大統領「ジョン アダムズ」のもとで第2代副大統領を務めました。

 

【第3代大統領トーマス・ジェファーソン】

 

「トーマス・ジェファーソン」は、1801年3月4日から1809年3月4日まで第3代アメリカ合衆国大統領を務めました。

大統領としての一番の功績は1803年、 210万km²を超える領地 「ルイジアナ州」をフランスからわずか1500万ドルで買収し、アメリカの国土を大幅に拡大したことです。

「トーマス・ジェファーソン」は、アメリカの独立や発展に貢献した事から、歴代大統領のなかでも人気が高く、「マウントラッシュモア国立モニュメント」に初代大統領「ジョージ ワシントン」・26代大統領「セオドア・ルーズベルト」・16代大統領「エイブラハム・リンカーン」と共に顔を岩山に刻まれています。

 

【記念館】

 

ナショナル・モール」に並ぶ建築物の中でもシンプルで印象的な建物で、古代ギリシャのネオクラシック建築を心から称賛していた「トーマス・ジェニファーソン」にとってパンテオンを模したこの記念館はとても適切で素晴らしい建物です。

大理石の大きな階段、立派な柱の間を進んでいくと「トーマス・ジェニファーソン」の銅像が出迎えてくれます。「ホワイトハウス」がある北側を向いているこの銅像は、啓蒙時代の象徴です。

優れた指導者であり、哲学者であった「トーマス・ジェニファーソン」を表現するのに相応しいいで立ちををしています。ブロンズ像の身長は5.8メートルで重さは4336 kg、彫刻家の「ラドルフ・エバンス」の作品です。

記念館の内装はジョージア州産の大理石を使用し、天井はインディアナ州産の石灰石でできており、高さは20メートルにも達します。また、記念館の外観の壁とドーム型の天井はバーモント州産の大理石が使われています。

 

【内壁に刻まれた文章】

 

「トーマス・ジェニファーソン」がこの国に対して抱いていた理想をより深く理解するため、内壁に刻まれた様々な文章を是非とも読んでください。中でも必ず読んで欲しいのが、独立宣言の一節です。

銅像から南西の方向にある内壁には「独立宣言」からの言葉、、、

「すべての人間は生まれながらにして平等であり、神により生存,自由そして幸福の追求と言う侵すべからざる権利を与えられている。これらの権利を確実なものとするために、人は政府という機関をもつ。(=that all men are created equal, that they are endowed by their Creator with certain inalienable rights, among these are life, liberty, and the pursuit of happiness, that to secure these rights governments are instituted among men. )」

の文章が刻まれています。

そのほかにも、「トーマス・ジェニファーソン」の手紙や伝記、数多くの資料からも文章が抜粋されており、宗教の自由に対する権利、奴隷制度廃止の必要性、時代と共に憲法を改正する必要性までと、多岐に渡り刻まれています。

 

いかがでしたでしょうか。

「トーマス・ジェニファーソン」の記念館の階段では、ジャズコンサートや毎年春に開かれる桜祭りのイベントが開催されています。

「トーマス・ジェファーソン記念館」は、「タイダルベイスン」のほとりにあるので、春の桜の時期になると満開の桜と共に「トーマス・ジェファーソン記念館」を眺めることができとても美しいです。

他にも、手漕ぎボートでゆったりと「ジェニファーソン記念館」を眺めるのもおすすめです!ちなみに、「ジェニファーソン記念館」は毎日24時間、来館者を向かい入れています。桜の時期にDCを訪問する機会があれば是非訪れてみてくださいね。

 

【基本情報】

トーマス・ジェファーソン記念館

住所:701 E Basin Dr SW, At the south shore of the Tidal Basin, Washington DC, DC 20242

電話番号:202-426-6841

営業時間:年中無休

※担当者(レンジャー)がいるのは朝9時半〜午後11時半。

※解説付きツアーは1時間ごとに朝10時〜午後11時まで。

入場料:無料

公式サイト:http://www.nps.gov/thje/index.htm

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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