私の旅行記
アメリカ ワシントンDC ジョン・F・ケネディ・センター
更新日:2020年12月28日

こちらは、ワシントンD.C.の西部「ポトマック川沿い」にある国立文化施設「ジョン・F・ケネディ・センター(John F. Kennedy Center)」です!
パイプオルガンが設置された2,442名収容の「コンサート・ホール」、2,300名収容できる「オペラ・ハウス」、オペラ・バレエ・ミュージカルなどが開催される1,100名収容の「シアター」などがあり、ミュージカル・演劇・バレーの公演・オーケストラ・ジャズ・ポピュラー音楽のコンサートなどが毎年3000件以上催されています。
今回はそんな、「ジョン・F・ケネディ・センター」について詳しくご紹介させていただきます!
【ジョン・F・ケネディ・センター:基本情報】
〖歴史・概要〗

「ジョン・F・ケネディ・センター」は、若くして暗殺された「ジョン・F・ケネディ大統領」の偉業をたたえ名付けられた総合芸術センターで、1971年に開館し、「オペラハウス」や「コンサートホール」、「映画館」などの複合施設になっています。
建設の具体案は1958年の「アイゼンハワー大統領」の時代に出され、3450万ドルの寄付金、2300万ドルの連邦政府からの基金などにより建築家「エドワード・ダレル・ストーン」により設計されて、1971年9月8日にオープンしました。
また、アメリカ国外の「ボリショイバレエ団」や「スカラ座」のオペラなど名の知れた団体が、アメリカにおいてはじめて公演した場所としても知られています。
〖住所〗
2700 F St NW, Washington, DC 20566
〖電話番号〗
+12024674600
〖アクセス〗
「ジョン・F・ケネディ・センター」は、地下鉄「Foggy Bottom駅」から「ニューハンプシャー・アベニュー」を通って歩いてすぐの場所にあります。
午前9時45分(月曜から金曜午前10時〜深夜土曜日、正午〜深夜日曜)からは、15分ごとに出発する無料の「ケネディセンターシャトル」もありますので、なるべく歩きたくない方はこちらを利用すると良いでしょう。
〖料金〗
公演により異なります。
※チケットは日本からでも公式サイトにて予約が可能です。
〖営業時間(ボックスオフィス)〗
月曜日~土曜日:10:00~21:00
日曜日・祝日:12:00~21:00
【無料ツアー】

「ジョン・F・ケネディ・センター」には、平日午前10時から午後5時まで、週末午後1時まで、センター内を巡る無料ツアーがあります。
日本語のパンフレットもあり、事前に申し込めば日本語によるツアーに参加する事もできます。ツアーはレベルAの「パーキングプラザ」から出発し、センターの主要劇場である米国のホールと国の殿堂を中心に、絵画、彫刻などの作品を中心に探索することができます。
〖公式サイト〗
https://www.kennedy-center.org/
【ジョン・F・ケネディ・センター:魅力・見どころ!】

「ジョン・F・ケネディ・センター」で最大規模のコンサートホールは客席数2450で、「独立記念日」や「大統領就任式」などワシントンDCの公式行事で活躍する「ナショナル交響楽団」のホームホールになります。クラッシックやジャズ、ポップスなど様々な音楽が連日演奏されています。

バルコニーの中央部には大統領の専用ボックスもあり、様々な機会に大統領が訪れては音楽を楽しんでいます。また、「オペラハウス」は「ケネディセンター」で2番目に大きい劇場で客席数は2300。「ワシントンオペラ」と「ワシントンバレエ」の本拠地で、「オペラハウス」内にある赤と金色の大きな幕は日本のもので、ここにも大統領専用のボックス席が設置されています。そして、最も新しい劇場の「テラス劇場」は客席数500で、アメリカの200年祭りを記念して日本から寄贈された劇場。ダンスや演劇、楽器のソロリサイタルなどに活用されています。

また内部の造りにも注目で、「アイゼンハワーシアター」と「オペラハウス」の間には「ホール・オブ・ステイツ」という廊下が続き、「オペラハウス」と「コンサートホール」の間には「ホール・オブ・ネイションズ」という廊下が続きます。その奥には幅19メートル、長さ180メートルの「グランドフォイヤー」と呼ばれる長いロビーが続き、これは世界最大のロビーの1つで、無料のイベントを上演しています。そんな廊下やロビーには、真っ赤な絨毯が敷き詰められ、天井からは細長いシャンデリアが下がっています。

また、「ホール・オブ・ステイツ」の天井には各州の旗がアメリカ連邦に加入した順に並んでおり、「ホール・オブ・ネイション」には各国の国旗がアルファベット順に並んで飾られています。更に屋上の「展望テラス」からは、「国会議事堂」や「ポトマック川」を見渡すことができ、観劇やコンサートなどの目的以外に訪れる方も多いです。
【レストラン&ギフトショップについて】

「ジョン・F・ケネディ・センター」内にはレストランやギフトショップもあり、舞台の前に「ルーフ・テラス・レストラン(The Roof Terrace Restaurant)」での食事をしたり、気軽な「KC Café」を利用することもできます。
また、時間がなくて館内の催し物やイベントには参加できないという場合でも、ふらりと立ち寄って、外のテラスで「ポトマック川」を行き交うボートやジョージタウンの風景を眺めたり、ギフトショップで買い物したりという楽しみ方もあります。
ギフトショップ内には、ワシントンDCならではのご当地土産だけでなく「JFK(ジョン・F・ケネディ)」関連の書籍や小物や雑貨も揃っているため、ワシントンDCへの旅行の際のチェックリストに入れておきたいおすすめのスポットです!
【メンバー会員について】

「ジョン・F・ケネディ・センター」では、「オペラ」や「クラッシック音楽」好きな人達のために「メンバー会員」も募集しており、個人では$60から上は$30000以上まで寄付するとそれぞれの金額に応じた特典がついて来ます。
例えば$60の会員は、レストランでの飲食が10%、ギフトショップでの買い物が10%割引になるなどの特典があります。ちなみに、「ジョン・F・ケネディ・センター」は非営利団体ですので、こうしたファンからの寄付やチケットの売り上げで運営されています。
いかがでしたでしょうか。
「ジョン・F・ケネディ・センター」は、観光名所でもある「リンカーン記念館」が近くにあり、観劇目的以外の人でも入場可能なエリアがあるため、観光客も多く訪れるスポットです。
コンサートや劇に興味がない方でも、ふらりと立ち寄って、美しい内装や外のテラスで「ポトマック川」を行き交うボートやジョージタウンの風景を眺めたり、ギフトショップで買い物したりという楽しみ方もできますので、ワシントンDC観光の際は是非とも訪れて見て下さい!
【基本情報】
ジョン・F・ケネディ・センター
住所:2700 F St NW, Washington, DC 20566
電話番号:+12024674600
アクセス:
「ジョン・F・ケネディ・センター」は、地下鉄「Foggy Bottom駅」から「ニューハンプシャー・アベニュー」を通って歩いてすぐの場所にあります。
料金:
公演により異なります。
※チケットは日本からでも公式サイトにて予約が可能です。
営業時間:
月曜日~土曜日:10:00~21:00
日曜日・祝日:12:00~21:00
公式サイト:https://www.kennedy-center.org/
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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