- 私の旅行記
アメリカ ワシントンDC ユニオン駅
更新日:2020年12月28日

こちらは、ワシントンDCの玄関口「ユニオン駅」です!「ユニオン駅」と呼ばれる駅が世界にはいくつかあり、「ワシントン・ユニオン駅」と呼ばれることもあります。
ここから〖ニューヨーク〗に繋がる「アムトラック」や「MARC(メリーランド通勤鉄道)」・「VRE(バージニア急行鉄道)」・「ワシントンメトロ」が乗り入れてます。
「ユニオン駅」は駅自体が観光名所となっているため、年間訪問者数は3200万人を超えるとも言われています。現在のように地下鉄や列車に乗る為だけでなく、ショップやフードコートが併設されて営業しているのは1998年からなのです。
「ユニオン駅」の中には、「レストラン」・「フードコート」・「ショップ」・「本屋」・「売店」・「両替所」・「郵便局」・「レンタカー受付」など空港のようになんでも揃っています。また、「ユニオン駅」自体が非常にオシャレでフォトジェニックな駅となっていますので、外からの写真も忘れずに撮ってくださいね!
【古代ローマにならった駅舎】

「ユニオン駅」の正面や外観は、〖ローマ〗の歴史的建造物を思わせる古典様式となっています。「ピエール・ランファン」の都市計画に基づいて開かれた2つの大通りの交差点に位置し、全長600フィート (180 m) 以上のファサードを擁する、この巨大な駅舎を設計したのは建築家「ダニエル・バーナム」です。
その外観にはさまざまな意匠が取り入れられており、たとえば、正面(主ファサード)や外観は、「ローマ」の「コンスタンティヌスの凱旋門」を思わせる古典様式となっています。このように主要都市の入り口となるターミナル駅の正面を「凱旋門」のイメージでまとめるのは、〖ロンドン〗で1837年に建設された「ユーストン駅」以来の伝統でもあります。
また、内部は96フィート (29 m)の天井高を有する主待合室の大きな円蓋空間は、こちらも古典様式で「ディオクレティアヌス浴場」の影響を受けています。大きなホールを屋根付きの回廊で結んだ外観は、「バーナム」が主任建築家を務めた1893年の「シカゴ万国博覧会」における「コート・オブ・ヒーローズ」を思わせます。このほか、「ボザール建築様式」の碑文や寓意的彫刻も所々に観られます。

正面中央「ファサード」のアーチの上を飾る、「鉄道の発展」と称される6体の巨大な彫像は「コンスタンティヌス凱旋門」に施されている「ダキア虜囚」の彫像をモデルに「ルイス・セントゴーデンス」がデザインしたもので、「アメリカ・ルネッサンス運動」の精神の表れでもあります。
具体的には、「プロメーテウス」は〖火〗・「タレス」は〖電気〗・「テミス」は〖自由と正義〗・「アポローン」は〖想像と発想〗・「ケレース」は〖農業〗、「アルキメデス」は〖機械〗を表しています。

また、「セントゴーデンス」は駅のメイン・ホールに26体の百人隊長の彫像も配置しています。開業当初、この駅には様々な食堂以外にも床屋から死体安置所といったサービスもありました。また、現在はレストランに転用されていますが「貴賓室」も設置されていたのです。
更に、「ユニオン駅」は様々な映画の舞台となっており、「ハンニバル」・「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」などの撮影にも使われました。テレビ番組や本でもたくさん登場していますので、訪れる前にチェックしておくと違った角度から楽しむこともできますよ!
【ショッピング】

「ユニオン駅」のショッピングモールエリアには、日本でもお馴染みのお店やアメリカンブランドなども多数あります。ストア数もかなりありますが、日常のショッピングというよりかは、お土産探しにぴったりのお店などが充実しています。
その中でオススメのストアは「ビクトリアシークレット」と、その上の階にあるDCのロゴが入った商品やトランプ大統領グッズなどを販売しているお土産屋さんです。USAのロゴやDCの地名など入ったグッズがたくさん販売しているので、アメリカならではのお土産を探しいる人にはおすすめですよ!
また、「ユニオン駅」の中のストアは日本にもある「H&M」・「M.A.C」・「THE BODY SHOP」なども入っており、2017年秋には「UNIQLO」もオープンしました!アメリカブランドは、日本やネットで購入するよりもアメリカで購入するほうが断然安いのでとてもおすすめです!日本では売っていない商品などがあるかもしれないので、立ち寄ってみる価値は十分あると思います。
【レストラン&フードコート】

「ユニオン駅」にあるレストランやフードコートには、ハンバーガーやメキシカン、お寿司、中華、スイーツなどお店が豊富です。その時の気分に合わせて選べるので嬉しいですね。
中でもおすすめなのが、 「ユニオン駅」正面から入ってすぐにある「SHAKE SHACK」です。どのバーガーも美味しいですが個人的にはコーヒーシェイクもおすすめ!
アメリカでも人気ですが、日本の「SHAKE SHACK」のような混み具合ではないので、日本で利用したことない方は是非とも利用してみて下さい!
また、レストランは「UNO Chicago Grill」というお店がおすすめです!アメリカンイタリアンを提供しているお店で、〖シカゴ〗名物のディープディッシュピザやハンバーガー、パスタなどがあります。
アメリカ国内に何店舗がある人気あるお店ですので、時間があるかたは是非「UNO Chicago Grill」で食事してみて下さい!味は文句なしで美味しいです!

また、地下にあるフードコートには、「Taco bell(タコベル)」・「Haagen-Dazs(ハーゲンダッツ)」・「Dunkin Doughnut」・「Walgreen(ウォルグリーン)」・ 「チポトレ(CHIPOTLE)」 などもあります。
ちなみに、「アムトラック」を利用して出かける際は早めに行き、食べ物をテイクアウトして持ち込む事をおすすめします。「アムトラック」内のフードコートは種類が少なく値段的にも購入しておく方がお得です。
メキシカンはご飯ものがあって腹持ちがよく、美味しいものが多いのでとてもおすすめ!特に「チボトレ(CHIPOTLE)」は日本人の口に合うと思いますのでおすすめです!
また、「Walgreen」という「CVS」のようなアメリカの薬局チェーンのお店もあり、トラベルグッズで忘れてしまった物などあれば「Walgreen」で購入するできますよ。この「Walgreen」の中に小さなお寿司屋さんも入っています。
【地下鉄について】

ワシントンDCの地下鉄について説明させていただくと、ワシントンDCの地下鉄は6つのラインがあります。
〖レッドライン〗・〖グリーンライン〗・〖イエローライン〗・〖シルバーライン〗・〖オレンジライン〗・〖ブルーライン〗です
乗り方は簡単で、「SmartTripカード」またはチケットを自動改札機にかざしてプラットフォームまで行き、目的の行き先に行くラインを探します。
日本人は電車に慣れている方が多いので、特に困ることはないと思います。東京のように複雑でもなければ路線も少ないので比較的わかりやすいです。
唯一気を付けることは、駅名の表示が分かりにくい駅がいくつかありますので、見間違えないように気を付けてください。
また、ワシントンDCは特別区のためあまり広くないので、地下鉄で隣のヴァージニア州やメリーランド州にも行くことが可能です!
【治安について】

治安面についてですが、「ユニオン駅」を出た北東エリアは治安が良くないのであまり近づかないよう気をつけてください。ワシントンDCでは、犯罪発生率が比較的高いと言われていますが、それは観光客があまり行かないエリアのことです。
「ユニオン駅」は比較的危険はありませんが、貴重品などを持ち歩いている場合は十分注意してください。(特に写真を撮っている時は要注意です!)「ユニオン駅」は、どうしてもビジネスや観光で利用者が多い主要駅ですので、窃盗や物乞いに遭遇する確率があります。
また、夜間薄暗い場所は特に避ける。人気の少ない場所には立ち入らない。など、事前にわかる範囲で結構ですので、危険だと思うエリアを知っておくことが大事です。訪れる際は、以上のことを踏まえて思う存分「ユニオン駅」を楽しんでください!

いかがでしたでしょうか。
「ユニオン駅」はショッピング・食事となんでも揃っていて、雨にも濡れません。
雨の日に観光したい!って時にとても便利です。是非ともワシントンDC観光のひとつにいれてみてはどうでしょうか?便利で楽しめると思いますよ!
【基本情報】
ユニオン駅
住所:50 Massachusetts Ave NE, Washington DC, DC 20002-4214
電話番号:+1 202-289-1908
公式サイト:https://www.unionstationdc.com/
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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