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アメリカ ワシントンDC 国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館

最終更新: 2020年12月28日


こちらは、2016年秋にオープンし、2020年9月に4年目を迎える「国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館」です!

ナショナル・モール」中心にある「ワシントン記念塔」のすぐ近くの場所に位置し、外観も非常にインパクトがあります。

ちなみに、「ニューヨーク」にある「ナショナル・セプテンバー11・メモリアル」をデザインした建築ファームもこのミュージアムのデザインチームに入っており、入り口正面には「リフレクティングプール」のような印象を受ける光景も見られます。

【国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館:基本情報】

〖概要〗

「国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館」は、地下も含めた5フロアで、合計約37000点にも及ぶ差別や奴隷を含めた歴史・奴隷解放宣言とその後想像さえすることもできなかったリアリティーのある資料・コミュニティー・宗教・公民権運動・市民権・ビジュアルパフォーマンスな展示品があり183本もの映像資料も収容されています。

また、音楽・スポーツ・アートなど様々な分野での功績も紹介され、大変見応えのある最新の博物館になっています。

地下のフロアはカフェ、3層に分かれたギャラリー&シアターとなっており、休憩を挟めば半日程度の時間を費やす情報量で、正確には1日では全てを観るのは難しく、タイムパスを別の日も取得し、何度かに分けて訪れる方もいるくらいです。

しかし、「スミソニアン博物館群」は無料で入館することができるので、気に入ったところは何度でも気軽に行けるのが非常に嬉しい点です!


〖住所〗

1400 Constitution Ave. NW, Washington, DC 20560

〖電話番号〗

+18447503012

〖アクセス〗

【サーキュレーター】

「サーキュレーター(Circulator)」とは、一律$1で乗れるワシントンDC内の循環バス。「サーキュレーター」の「ナショナル・モールルート(レッドライン)」は、「ナショナル・モール」を1周しており、各観光スポット付近が停留所になっているので観光客に大変便利です。

「ナショナル・モールルート」の「停留所4」で降りると、「国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館」のすぐ近くに行くことができます。

サーキュレーター公式サイト:https://www.dccirculator.com/

【メトロ地下鉄(Metrolink)】

最寄り駅:スミソニアン駅(Smithsonian Station)

※メトロ地下鉄の「ブルーライン」・「シルバーライン」・「オレンジライン」の3本が通っています。「スミソニアン駅」から「国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館」までは、徒歩5分程度かかります。

DC Metro 公式サイト:https://www.wmata.com/

路線図:https://www.wmata.com/rider-guide/new-riders/upload/pocket-guide-English.pdf

近くには「国立アメリカ歴史博物館」や「ワシントン記念塔」などがあるため、モール内の他の博物館やモニュメントと合わせて効率よく回ることができ、様々なルートで行くことができます。

〖入場料金〗

無料

〖営業時間〗

10時00分~17時30分

〖定休日/休業日〗

なし/クリスマス

〖公式サイト〗

https://nmaahc.si.edu/

【タイムパスを取得しよう!】

リピーターも多い大人気の「国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館」は、無料で入館できるということもあり、【タイムパス】の存在を知らない方も多いのですが、基本的には【タイムパス】がないと入館することができません。

そして、現在でも「国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館」の人気は高く、当日パスの入手は困難ですので、訪れる予定のある方は旅行前から、オンラインの【タイムパス】を事前に入手しておくことをおすすめします!

せっかく訪れたのにも関わらず、【タイムパス】が必要で入館することができなかった。という話も聞きますので、早めに入手しておいたほうが良いでしょう。公式ウェブサイトも日本語対応はなく、余計見落としてしまう情報ですので、【タイムパス】の取得方法について詳しくご紹介します。

〖タイムパス取得方法〗

①.3ヶ月前に取得する!

現地時間・毎月第1水曜日の午前9時から(その月から)3か月後の【タイムパス】が入手できるように行進されます。

例):4月の第1水曜日が4月5日だとすれば、4月5日の午前9時にアクセスすれば、7月分のカレンダーから日にちをクリックし、時間を選択することができます。

ただし、アクセスした際に、カレンダーの色が薄いグレーの場合は、すでに終了してしまっているため、先の日程の【タイムパス】を入手したい場合は改めて、翌月の第1水曜日午前9時以降に再度試みるしか方法がありません。

こちらの【タイムパス】取得ページはこちらから➡「Advance On-line

②.当日パス!

現地時間の午前6時半から【当日パス】が入手可能です。

ただし、数に限りがありますので即終了になることも十分あり入手困難な状況です。(1回につい4枚のタイムパスが入手可能)

こちらの【当日パス取得ページ】はこちらから➡「Some-Day On-line

③.平日水曜午後1時からパス無しで「Madison Drive」側からウォークイン!

平日水曜日の午後1時には、パス無しでも先着順に「Madison Drive」側から入館することができるサービスが現在行われています。

追加情報

2018年11月以降、現在も平日水曜日の午後1時からパス無しでも入館できる「Walk up Wednesday」が開催されています。

入場者数に制限はあるかもしれませんが、通常よりも簡単に入館できるタイミングです。

ただし、今後いつまで、どのタイミングでこのサービスが続くかは不明ですので、訪れる際は必ず〖公式サイト〗や〖ツイッター〗などで最新情報を確認してください。

【博物館内:魅力・見どころ!】

〖まずはセキュリティ検査!〗

アメリカの博物館では、必ずセキュリティチェック(カバンの中、金属探知ゲート)が行われるのであまり荷物のない軽装で行くことをおすすめします。

更に、「国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館」は、オープンして間もない「スミソニアン機関」の最新ミュージアムとあって、現在ワシントンDCでも話題の大人気ミュージアムです。

入場時には、空港レベルのセキュリティー検査が行われます。ちなみに、ペットボトルの水などは持ち込むことができます。

〖The January Toward Freedom〗

博物館中に入っていくと、目をそむけたくなるような事実の展示に胸がしめつけられる思いと同時に、そんな歴史の中で持ち続けた「強さ」と「希望」にまず心が打たれます。そんな「国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館」1番の見どころは、地下1階のコンコースレベルが入り口となる「The January Toward Freedom」です!

15世紀から現在までのアフリカ系アメリカ人と様々な社会状況の歴史が紹介されている、とても充実したフロアになります。3フロアに渡る展示で、フロア毎に「Slavery and Freedom」・「The Era of Segregation」・「A changing American」と時代別に歴史が紹介されています。

入り口に入るとすぐにエレベーターで、1番下のフロアへと向かい、ヨーロッパの国々による大航海・植民地時代からスタートします。初めは、ヨーロッパの国々の植民地だった地域が、それぞれ国として独立していく様子などがドラマティックなディスプレイで紹介されています。

こちらの象は、アメリカ建国の父である「トーマス・ジェニファーソン」です。自由という理念のもとに建国されたアメリカ、その後の社会制度の大きな転機となったのが奴隷制度関する対立からスタートし、「南北戦争」中に発せられた、1862年の「リンカーン大統領」による「奴隷解放宣言」です。

その南部の奴隷を北部へと逃がす活動を行った「Harriet tubman」など、「奴隷制度廃止」に貢献した人物も紹介されています。ちなみに、フロア間の移動はスロープを歩いて行きますが、途中映像作品が上映されていますのでお見逃しなく。

「南北戦争」が終結し、国としては奴隷制度を廃止したアメリカですが、その後もアメリカ南部を中心に「人種隔離制度」や「差別」が続いて行きます。

「カンザス州」の「Nicodemus」など、「南北戦争」後自由になったアフリカ系アメリカ人により設立された町の紹介も展示されています。

また、「テネシー州」の「チャタヌーガ」を走っていた車両も展示されており、車両内には当時の人種毎に座ることができる場所が指定された表記も残っていました。また、リンチやテロなど人種を理由とした「ヘイトクライム」が頻発していた時代で、そんな時代の遺品も数多く展示されています。

中には、「ヘイトクライム」で殺害された14歳の黒人の少年「Emmett Till」の棺も置かれています。そんな状況下で盛り上がっていたのが「公民権運動」なのです。そして、そんな運動に呼応するように「KKK(Ku Kluk Klan)」など社会変化を望まない「白人至上主義グループ」による暴力も盛んになりました。

「公民権運動」のハイライトともいえるイベントがワシントンDCで行われたデモ、「マーティン・ルーサー・キング・ジュニア」の有名な演説「I Have a Dream(私には夢がある)」です。そして、そんな「公民権運動」の最大の成果が「ケネディ大統領」による「Civil Rights Act of 1964」の国レベルで、人種隔離・人種差別が禁止されることになります。

そして時代を経て、人種間の障壁が小さくなり、2008年にはついにアメリカ初のアフリカ系アメリカ人の「バラク・オバマ」氏が第44代アメリカ大統領に就任します。

〖文化・芸術・音楽・生活・歴史・エンターテイメント〗

「国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館」の見どころはまだまだたくさんあり、アフリカ系アメリカンの「文化」・「芸術」・「音楽」・「生活」・「歴史」・「エンターテイメント」に関する多くの収蔵品を鑑賞することができます。


こちらは、黒人のヒップホッパー「Run-D.M.C」が履いていた「アディダスのスーパースター」・「NBA選手マイケル・ジョーダンとのコラボレーション」・「ナイキのエア・ジョーダン」です。ファッションとは己の身を守る大切な防備なので、白人よりもマイノリティ莫大な黒人の方がお洒落敏感なのがわかりますね。

こちらは、壁一面に黒人の有名「エンターテイナー」を紹介しています。

黒人初のファッション誌『EBONY』1945 年の創刊から今年72 年目の今も人気のあるファッション誌です。

こちらでは、「ビバリーヒルズ」で「エディ・マーフィー」が着用していた衣装をはじめとする、有名映画の衣装がズラリと並んでいます。

一際目立つこちらの「キャデラック」は、ロック界の伝説のギターリスト「Chuck・Berry(チャック・ベリー)」が生前に乗っていたものが展示されています。

〖3階:アフリカ系アメリカ人スポーツ選手の展示室〗

・【タイガー・ウッズ(Tiger Woods)】プロゴルファー:1975年12月30日 (年齢 42歳)

・【マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)】バスケットボール選手:1963年2月17日 (年齢 55歳)

・【Title IX.】 連邦教育法第9編:連邦改正教育法(Education Amendments of 1972)第9編;連邦の補助金や助成を受ける教育機関での性差別を禁じている。

・【エディー・ロビンソン(Eddie Robinson)】バスケットボール選手:1976年4月19日 (年齢 42歳)

・【ジム・ブラウン(Jim Brown)】アメリカン フットボール選手:1936年2月17日 (年齢 82歳)

・【アーサー・アッシュ(Arthur Ashe)】テニス選手1943年7月10日:1993年2月6日(享年49歳)

・【ウィルマ・ルドルフ(Wilma Rudolph)】陸上競技選手:1940年6月23日 - 1994年11月12日(享年54歳)

・【モハメド・アリ(Muhammad Ali)】プロボクサー:1942年1月17日 - 2016年6月3日(享年74歳)

※ボクシング世界チャンピオンモハメドアリ(1942~2016WBA,WBC統一ヘビー級世界チャンピオン)コーナーも設けてあります。

・【アリシア・ギブソン(Althea Gibson)】テニス選手:1927年8月25日 - 2003年9月28日(享年76歳)

・【ジャッキー・ロビンソン(Jackie" Robinson)】プロ野球選手:1919年1月31日 - 1972年10月24日(享年53歳)

・【ジョー・ルイス(Joe" Louis)】プロボクサー:1914年5月13日 - 1981年4月12日(享年66歳)

・【ジェシー・オーエンス(Jesse" Owens)】オリンピック選手:1913年9月12日 - 1980年3月31日(享年66歳)

・【ハーレム・グローブトロッターズ(Harlem Globetrotters)】 バスケットボールのエキシビションチーム永久欠番:カーリー・ニール - 2008年2月15日

・【ポール・ロブスン(Paul Robeson)】俳優、運動選手、バスバリトンのオペラ歌手、作家、公民権活動家、共産党支持者、スピンガーン・メダルとスターリン平和賞の受賞者:1898年4月9日 - 1976年1月23日(享年77歳)

・【ジャック・ジョンソン(Jack Johnson)】元ボクシング世界ヘビー級王者:1878年3月31日 - 1946年6月10日(享年66歳)

・【HBCU】:歴史的黒人大学(Historically Black Colleges and Universities)

・【黒人のジョッキー(BLACK JOCKEYS)】

などなど、、、3階には様々なスポーツの有名アフリカ系アメリカ人の選手が特集されています。

〖その他の階〗

2階には、ダンスしたりなどインタラクティブなコーナーがあります。地下には、カフェテリア形式で食事を楽しめるランチスポットがあります。

アメリカ各地のグルメなど工夫が凝らされたメニューが豊富ですのでかなりおすすめです!お土産屋さんのコーナーもありますので、忘れずに是非チェックしてくださいね!

いかがでしたでしょうか。

博物館を進むごとに深く入ってくる残酷な真実や、その歴史の中で負けず埋もれなかった才能、 たくましい愛と思考で差別の中を歩んできたからこそ力強い著名人の『ことば』が、 ところどころに展示されているのも見ものです。

「国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館」は、とにかく見どころたくさんの博物館で、あっという間に時間が経ってしまいます。合計約37000点の展示物が所蔵されており、今回ご紹介した以外にもまだまだたくさんの見どころがあります。

見学所要時間は最低でも半日、じっくりと見たい方は丸1日過ごせてしまうほど充実した博物館です。世界観が変わるくらい、とてもおすすめの博物館ですので、是非足を運んでみて下さい!

オープン以降から現在まで話題の博物館ですので、上記でもご紹介した通り、入場料は無料ですが訪れる際は【タイムパス】情報を公式サイトから確認して予約しておくほうが良いでしょう。訪れる際は必ず〖公式サイト〗や〖ツイッター〗などで最新情報を確認してください。

【基本情報】

国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館

住所:1400 Constitution Ave NW, Washington, DC 20560

電話番号:+1 844-750-3012

営業時間:10時00分~17時30分

入場料:無料(タイムパス要/Webから予約)

公式サイト:https://nmaahc.si.edu/

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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