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アメリカ ワシントンDC 朝鮮戦争戦没者慰霊碑

更新日:2020年12月28日


こちらは、アメリカ合衆国・ワシントンDCの「ウェスト・ポトマック・パーク」にある「朝鮮戦争戦没者慰霊碑(Korean War Veterans Memorial)」です!

1950年6月から勃発し、双方100万人を超える犠牲者を出した朝鮮戦争にまつわる記念慰霊碑です。軍の統計によるとこの戦争で亡くなったアメリカ人は5万4246人、負傷者数は10万3284人にも及びます。

戦前から大日本帝国の統治下にあった朝鮮半島は、第二次世界大戦の日本敗戦と同時にソ連とアメリカに占領されました。


昭和の日本が戦後からわずか10年で東洋の奇跡とまで言われる復興を遂げ、世界二番目の経済大国にまで成長した陰には朝鮮戦争による特需がありました。

【朝鮮戦争戦没者慰霊碑:基本情報】

〖歴史・概要〗

「朝鮮戦争戦没者慰霊碑」は、アメリカ戦闘記念碑委員会がそのデザインと建築の運営を担う形で、アメリカ合衆国議会(合衆国制定法第99議会572法案)によって1986年10月28日に建造の権限が認定されました。

1993年11月に慰霊碑の建築が着工し、1995年7月27日戦争終了42周年に除幕式が行われました。式は戦争時に戦地へ派遣された男女へ向けたもので、当時のアメリカ合衆国大統領「ビル・クリントン」と韓国の大統領であった「金泳三(キム・ヨンサム)」が出席。

また慰霊碑の運営は、国立公園局下の「ナショナル・モール」と記念公園団体によって行われ、慰霊碑はこの献納の日、国立公園局の定める他の国立歴史地区と同様に行政管理上の「国家歴史登録財」に登録されました。


〖住所〗

900 Ohio Dr SW, Washington, DC 20024

〖電話番号〗

+12024266841

〖アクセス〗

【サーキュレーター】

「サーキュレーター(Circulator)」とは、一律$1で乗れるワシントンDC内の循環バス。「サーキュレーター」の「ナショナル・モールルート(レッドライン)」は、「ナショナル・モール」を1周しており、各観光スポット付近が停留所になっているので観光客に大変便利です。

「ナショナル・モールルート」の「停留所9」で降りると、「朝鮮戦争戦没者慰霊碑」のすぐ近くに行くことができます。

サーキュレーター公式サイト:https://www.dccirculator.com/

【メトロ地下鉄(Metrolink)】

最寄り駅: Foggy Bottom-GWU

※メトロ地下鉄の「ブルーライン」・「シルバーライン」・「オレンジライン」の3本が通っています。「Foggy Bottom-GWU駅」から「朝鮮戦争戦没者慰霊碑」までは、徒歩15分程度かかります。

DC Metro 公式サイト:https://www.wmata.com/

路線図:https://www.wmata.com/rider-guide/new-riders/upload/pocket-guide-English.pdf

近くには「ベトナム戦争戦没者慰霊碑」や「リンカーン記念堂」などがあるため、モール内の他の博物館やモニュメントと合わせて効率よく回ることができ、様々なルートで行くことができます。

〖入場料金〗

無料

〖開場時間〗

24時間

〖公式サイト〗

https://www.nps.gov/kowa/index.htm

【慰霊碑】

「朝鮮戦争戦没者慰霊碑(Korean War Veterans Memorial)」は「リンカーン記念館」から歩いてすぐの場所にあり、ワシントンDCを象徴する人口池「リフレクティングプール」の南側に位置する三角の形をした広場に建っています。

ポンチョ姿の兵士像19体が全長50メートルの黒花崗岩の壁に映し出される形で38体となり、朝鮮を南北に隔てる38度線を表現しています。しかし、未だに分裂している朝鮮半島ですので、まだ戦争が終わっていないと思うと何だか複雑な気持ちになります。

また、「朝鮮戦争戦没者慰霊碑(Korean War Veterans Memorial)」には「我が国はそれまで知る由も無かった国と一度も面識の無い人を守る声に答えた息子や娘たちに敬意を表する」の文言が刻まれています。先ほども述べた通り、朝鮮戦争で亡くなったアメリカ兵士は5万4246人を数えました。

兵士像は「陸軍兵」・「海兵」・「海軍衛星兵」・「空軍兵」で構成されており、重そうな荷物を背負い、まったく同じ表情は無く、辺りを警戒しながら行進している姿には危機迫るものを感じます。とても静かで落ち着いた雰囲気があるところです。

また、これらの像を含む円形広場には黒花崗岩で縁取られ、木立とベンチで囲まれた直径約10メートル(30フィート)程の「追憶の池(the Pool of Remembrance)」という浅いプールが設置されています。これには戦争で殺害された人数、行方不明者数、捕虜として捕まった人数などの記録が刻まれている他、その近くにある小板の記章には、「わが国は、それまで知る由も無かった国と一度も面識の無い人を守る声に答えた、息子や娘達に敬意を表する」と刻印されています。

更に、こうしたアメリカ兵の人数の記録のすぐ隣には、戦争に関わった当時のアメリカ軍とその同盟の軍による国連軍の数が同じく書かれています。また、「追憶の池」越しに建つ花崗岩の壁の一部には、銀色に彫られた「自由はただではない(犠牲の上に成り立っている)―Freedom Is Not Free」の文字が刻まれています。

【メモリアルデー】

アメリカでは、5月の最終月曜日は「Memorial Day(メモリアルデー)」で3連休となり、9月の「Labor Day(レイバーデー)」までの間がサマーシーズンになります。このため、夏休みをとって旅行へ出かける人が大変多くなります。

11月の「Veteran Day(ベテランデー)」同様、軍に関わる祝日ですが、「Memorial Day(メモリアルデー)」は、特に戦没者を悼む祝日となり、戦没者のメモリアルやお墓が美しく飾り付けがされます。

サマーシーズンの始まりを告げる日となっている「Memorial Day(メモリアルデー)」ですが、南北戦争の北軍の戦没者のお墓を飾り付けするという習慣から生まれた祝日です。

【基本情報】

朝鮮戦争戦没者慰霊碑(Korean War Veterans Memorial)

住所:900 Ohio Dr SW, Washington, DC 20024 アメリカ合衆国 電話番号:202-426-6841 アクセス:「ワシントン記念塔」より徒歩約20分。

公式サイト: https://www.nps.gov/kowa/index.htm

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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