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イギリス ロンドン ケンジントン宮殿

更新日:6月10日


こちらは、「ウィリアム王子一家」が暮らす「ロイヤル・ファミリー」の居城「ケンジントン宮殿(Kensington Palace)」です!

「ウェストミンスター」の西「ケンジントン・ガーデンズ」の西端にあるお城で、ロンドンのなかでも「バッキンガム宮殿」と並んで人気のある観光スポットです!人気の「アフタヌーンティー」もいただくことができることでも有名です!

17世紀以降、王室のさまざまなメンバーが住居とし、現在も王室の住居として使われていますが、宮殿と庭園の一部は一般公開されています。

故「ダイアナ妃」も、亡くなるまでこの「ケンジントン宮殿」に住み続け、「ウィリアム王子」と「ヘンリー王子」はここで幼少期を過ごしました。

イギリスに最も大きな影響を及ぼした王族の一部の人生とその時代をかいま見る興味深いチャンスです!こぢんまりと整えられた庭園には「ウサギ」や「リス」の姿を見かけることも。

今回はそんな、「ケンジントン宮殿」の歴史・魅力・見どころ・アクセス方法などについてご紹介させていただきます。

【歴史】

「ケンジントン宮殿」はもともとは、1605年に貴族の館として建てられたジャコバン風の2階建の建物でした。

宮殿が建設された当初は郊外の田園地帯で、王族がゆったりと過ごすのに最適の場所でした。

その後「ノッティンガム伯」に買い取られ、1689年に当時のイギリス王であった「ウィリアム3世」と「メアリー女王」によって住居として買い取られました。

その後は代々イギリスの「ロイヤル・ファミリー」の住居として使用され、1989年に結婚した「チャールズ皇太子」と「ダイアナ妃」の住居としても知られています。

「ダイアナ妃」は、「チャールズ皇太子」との離婚後も「ケンジントン宮殿」に住み続け、現在では「ケンブリッジ公爵ウィリアム」と「キャサリン妃一家」の住居となっています。

【純白のドレスはここから始まった】

代々王族が実際に暮らしてきた場所だけあり、「ケンジントン宮殿」の展示物は王族関連の貴重なものが目白押し!

「ヴィクトリア女王」の愛用品や「ダイアナ妃」が描かれた壁画を始め、絢爛豪華な宮殿の内装にも注目!中でも必見なのは「ヴィクトリア女王」の「ウェディングドレス」で、「ヴィクトリア女王」が結婚したのは1840年ですが、このときに着用したドレスが真っ白だったのです。

「そんなこと当たり前でしょう。」と思う方もいるかもしれませんが、実は当時、結婚式の際に白いドレスが選ばれることはほとんどなく、かなり大胆なセレクトだったのです。

これ以降、庶民の間でも白いウェディングドレスを着ることが流行し、いつしか定番となりました。そのため、現代に通じる「ウェディングドレス」の元祖だといえるのです。

【基本情報】

〖開館時間〗

夏季(3月~10月)10時~18時(最終入場17時)

冬期(11月~2月)10時~16時(最終入場15時)

※「宮殿」はクリスマス休暇の数日と1月末を除き、年中無休で公開しています。

〖入場料〗

・大人(16歳以上) 23ポンド

・シニア(60歳以上) 18.3ポンド

・学生(16歳以上) 18.3ポンド

・子供(5~15歳) 11.5ポンド

・幼児(0~4歳) 無料

チケット価格には「宮殿」・「庭園」・「展示」の入場料が含まれます。

「ケンジントン宮殿」の見学だけではなく、他のロンドンの人気観光スポットの入場料は「ロンドン・パス」を使うとかなりお得になります。

「ケンジントン宮殿」のほかには「ウェストミンスター寺院」・「ロンドン塔」・「タワーブリッジ」など、80以上の観光スポットの見学やツアーに参加することができる「ロンドン・パス」は、3日間から10日間の種類があり、列に並ばずに入場することが出来る「ファスト・パス」としても使用できることもあります。➡


〖注意事項〗

・リュックサック・大型荷物はクロークに預けましょう。

・写真撮影OKですが、フラッシュの使用・動画撮影・パノラマ写真撮影は禁止です。

〖平面図・間取り〗

展示は、【王の間】・【女王の間】・【ダイアナ妃の衣装展】・【ビクトリア女王】と4つのテーマがあります。

また、「パレス・カフェ」と「パレス・ショップ」もあり、出口からは「ケンジントン・パレス・パビリオン」に行くことができます。

「男子トイレ」・「女子トイレ」の他に「多機能トイレ」・「おむつ交換台」があり、車いす用のエレベーターもあります。

【各階ごと】

イギリスのフロアの数え方は、日本とは違って1階が「グランドフロア」・2階から「ファーストフロア」・3階が「セカンドフロア」・4階が「サードフロア」と呼ばれていきます。

地階を「グランドフロア」と数え、数に含めないため「ケンジントン宮殿」では、1階が「ビクトリア女王の展示」と「ダイアナ妃の展示」。2階が「王の間」・「女王の間」となります。

【推奨順路】

「エントランス」から入り、「ストーン・ホール」がスタート地点になります。

入場するとすぐに「ルミナスレース」に迎えられ、この印象的な「コンテンポラリー・インスタレーション」は「ロイヤル・レース・パターン」に似せて、何マイルもの発光ワイヤと12,000個の「スワロフスキー・クリスタル」を組み合わせて作られました。

まず「ダイアナ妃」の「ファッション展」➡️続いて王の階段をのぼって「王の間」・「女王の間」・「ビクトリア女王」となります。

お部屋には「エクスプレイナー」と呼ばれるガイドさんが常駐しているので、宮殿の歴史やエピソードを質問することができますよ。

〖アクセス〗

「ケンジントン宮殿」はロンドン中心部にある「ケンジントン・チェルシー地区」に位置しており、複数の地下鉄駅から歩いてすぐです。

・「ハイストリートケンジントン駅 (ディストリクト線、サークル線)」

・「クイーンズウェイ駅 (セントラル線)」

・「ケンジントン宮殿」はロンドン交通網の「ゾーン1」内のため、「オイスタートラベルカード付き」の「ロンドン・パス」を選択すると旅費が含まれています。

【バス】

「ケンジントン宮殿」への「バス」でのアクセス方法での利点は、「ケンジントン宮殿」の停車所があるため歩く距離が地下鉄駅より短くなります。

バスルート「70」・「94」・「148」・「390」では「ベイズウォーター」方面に、バスルート「9」・「10」・「49」・「52」・「70」・「452」では「ケンジントン・ハイ・ストリート」方面で、「ケンジントン宮殿(Kensington palace)」の停留所から徒歩でアクセスができます。

【魅力・見どころ!】

〖キングス・ステアケース(王の階段〗

「キングス・ステアケース(King's Staircase)」は日本語にすると「王の階段」で、とても豪華な装飾がされた階段となっており、人気のある記念撮影ポイントです。

当時、「ケンジントン宮殿」の訪問者は「国王の階段」を通って上階にある「謁見の間」へと進みました。

「ジョージ1世時代(在位1714年ー1727年)」の1724年に造られたこの階段の周りには、「柱」や「人物」、「動物」などさまざまなモチーフ壁画が描がかれ、天井からはロウソクのような照明が釣り下がっており、建築当時の雰囲気を感じることができます。

更に壁画には「ジョージ王朝時代」の宮廷の様子も描かれており、様々な人物が登場し、中にはこの内装をデザインした「ウィリアム・ケント」の自画像も描かれています。

白と金を基調とした豪華な装飾は、宮殿を訪れる人に国の繁栄と王の威厳と権威を知らしめ、実際に住居として使用されていた「ステート・アパートメント」に続くこの「キングス・ステアケース」は、「ケンジントン宮殿」の中でも最後に改装された部分になります。

この階段を上るとき、まるで自分が大勢の観衆の注目を浴びているようで誇らしい気分になるかもしれません。

〖キングズ・ギャラリー〗

「ケンジントン宮殿」の中でも最も大きい部屋が「キングス・ギャラリー」で、もともとは「ウィリアム3世」のために造られた部屋になります。

「ウィリアム3世」はこの部屋でスパイなどと密会していたとされ、馬から落馬した後に肺炎で亡くなったのもこの「キングス・ギャラリー」。現在では「ロイヤル・ファミリー」が所有する絵画で壁が埋め尽くされた展示室になっています。

現在見ることができる「キングス・ギャラリー」の内装は1727年「ジョージ1世」の時代に改装されたもの。赤いダマスクス織の壁と装飾がされたオークのドアに囲まれたこの部屋は、会議や謁見だけではなく、運動をするための場所としても使われました。

壁にかかった絵画だけではなく、美しい天井画もみることができます。

こちらの衣装は、本物の布製。織の模様の陰影と可憐な色とりどりの花模様で、白のドレスがこんなにも綺麗な状態で残されています。

〖キュポーラルーム〗

「ケンジントン宮殿」の中でももっとも豪華な装飾がされているのが「キュポーラルーム」で、「ヴィクトリア女王」が洗礼を受けたお部屋でもあります。

「クーポラ」とは半円形をした天井のことで、その名の通り美しい絵画に彩られた半円形の天井が印象的な空間です。

1714年に即位した「ジョージ1世」が最初に改装に着手したのがこの「キュポーラルーム」で、のちに「ケンジントン宮殿」の他の部分もデザインした画家の「ウィリアム・ケント」の手によって装飾されました。

特に青とゴールドの色調の天井は一見の価値があります!

天井の中央にあしらわれているのは、イングランドの最高勲章である「ガーター勲章」で、王の威光を象徴しているかのよう。壁のくぼみにはギリシア神話の神々の彫刻が飾られ、ごぢんまりとした部屋ながら独特の華やかさと重厚感を漂わせる空間に仕上がっています。

〖謁見の間〗