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イギリス ロンドン シャーロック・ホームズ博物館

更新日:2020年12月28日


こちらは、「シャーロック・ホームズ」と「ワトソン博士」が1881年から1904年まで、住んでいたとされる「シャーロック・ホームズ博物館(Sherlock Holmes Museum)」です!

イギリスの小説家「アーサー・コナン・ドイル」が執筆した世界的にも有名な推理小説「シャーロックホームズシリーズ」。

架空の探偵「シャーロック・ホームズ」がルームシェアをする「ワトソン」とともに、さまざまな難事件を解決する物語で世界中にファンがいることでも知られます。

ロンドンには2人が暮らしたという設定の住所「ベーカー・ストリート221b(221B Baker Street)」にある、5階建ての住居を「シャーロック・ホームズ博物館」としてオープン。

今回はそんな、ファンならば絶対に行きたい!「第二級重要文化財」にも指定されている「シャーロック・ホームズ博物館」について詳しくご紹介させていただきます!

【歴史・概要】

「シャーロック・ホームズ博物館」は、「ベーカー・ストリート221b」に実業家「ジョン・アイディアンツ」によって1990年に設立されました。

建物は1815年に建てられ、1860年から1934年まで下宿家として登録されていたそうで、下宿家としては本当に歴史があるそうです。

中はまるで「ホームズ」が今も住んでいるような世界。インテリアも素晴らしく、ビクトリア期の生活を見ることが出来ます。

四半世紀が過ぎた現在でも、世界中から熱心な「シャーロキアン(=ホームズシリーズのファン)」を集める人気観光スポットとなっており、ディテールにもこだわった作りでファンなら見逃せません!

【アクセス】

「ベーカー・ストリート駅(Baker Street tube station)」から徒歩で「ベイカー・ストリート」の「シャーロック・ホームズ博物館」へ行きましょう!

地下鉄「ベーカー・ストリート駅」までは、「ハーマースミス&シティ線」・「サークル線」・「ジュブリー線」・「メトロポリタン線」・「ベーカール線」と、複数の路線で行くことができます。

「ベイカー・ストリート駅」校内には様々な「シャーロック・ホームズモチーフ」の絵が描かれているので忘れずにチェックしてください!「シャーロック」が描かれている絵に近づいてみると、その絵は小さなシャーロックの絵がたくさん重なって構成させていることに気付くはず!

改札を出て、駅構内から外に出ると目の前に地図がありますので、地図の中から「シャーロック・ホームズ博物館」を探してください(右下当たりにあります)。

また、地図の看板の左を見ていただくと「シャーロック・ホームズの銅像」があります。博物館とは逆方向ですが、ちょっと立ち寄って写真を撮っておきましょう!

「博物館」へは、駅を背に右手側に「HSBC」と書かれた看板が見えますので、その角を右折してしましょう。そして3分ほど歩いていくと、道路を渡って反対側に「シャーロック・ホームズ博物館」が見えてきます。

緑の看板に「Sherlock Holmes Museum」と書いてあり、外には基本的に行列が出来ているのですぐに見つけられるはずです!

〖ベーカー・ストリート221b番地〗

興味深いことに「シャーロック・ホームズシリーズ」が描かれた当時、「ベーカー・ストリート」には「85番地」までしかなく、「221番地」は架空の住所であったとのこと。

その「221b番地(実際の住所では239番地)」の入り口には、「スコットランドヤード」から派遣されたというヴィクトリア朝の巡査が立っています!

博物館やミュージアムショップのスタッフは、それぞれにホームズたちの時代を象徴する衣装を身につけており、ハウスメイド姿の女性ににっこりと微笑みかけられると、まるでヴィクトリア朝にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ることでしょう。彼らは、記念撮影にも気軽に応じてくれますよ!

【チケット購入・入場】

「シャーロック・ホームズ博物館」に並ぶ前に、まずはチケットを買います。右手に映る緑のファサードの建物はミュージアムグッズを扱うショップですが、チケットもここで購入します。

レジのところで「ticketplease」といえばOK!チケットとともに日本語のガイドブックがもらうことができます。

入場料:15ポンド(16歳以下10ポンド)。詳しくはこちらから➡️ http://www.sherlock-holmes.co.uk/

チケットを買ったら列の最後尾に並びます。平日の混雑時は約30〜40分ほど。特に時間制を敷いているわけではなさそうなので、中にいる人がはけたら中へ呼ばれる形式のようです。

そのため、行列が出来ている時、尚且つ複数人で行かれる場合は、1人が行列に並び他の方がチケットを買いに行くというようにするとスムーズに中に入ることができます。

また、並んでいる時に注目していただきたいのが、建物の壁にある「ブルー・プラーク(blue plaque)」です。

「ブルー・プラーク(blue plaque)」は、著名人が住んだり、歴史的な出来事があった場所に設置される青いプレートです。

「221b SHARLOCK HOMES」の文字に「CONSULTING DETECTIVE(顧問探偵と職業)」まで記載されています。

入り口横には、「シャーロック・ホームズ」と「ワトソン博士」の帽子が掛けてあり、記念写真を撮ることができます。「スコットランドヤード警察」の制服を来たこの係員さんも気さくに写真撮影に応じてくれますよ!

【シャーロック・ホームズ博物館の内部:魅力・見どころ!】

「シャーロック・ホームズ博物館」は、5階建の建物が博物館になっています。

入口の小さな扉を潜り抜けると細い階段が現れ、階段には様々な写真が飾られており、その古めかしさがイギリスの歴史を感じさせてくれますよ!ちなみに階段はすこしデコボコしており、こけないように注意が必要です。

〖2階〗

玄関から17段の階段を登って2階の部屋に行くと、そこには小さな「ベッドルーム」と「リビング・ルーム」があります。

「シャーロック」の衣服が置かれていたり、ベッドサイドの書籍、小さな暖炉の周りに置かれたアンティークな調度品たちがいい雰囲気を出しています。

彼が演奏したという名器ストラディヴァリ製の「ヴァイオリン」。暖炉の前のテーブルには、「シャーロック・ホームズ」の「ディアストーカー(鹿撃帽)」と「ワトソン博士」の「帽子」、そして「キャラバッシュ」の「パイプ」が置いてあります。

「ワトソン」の机には、往診用のカバンや医学書などもあり、室内はお世辞にも片付いているとはいえません。しかし、その乱雑さが、かえって心地よく感じられるから不思議なものです。

書斎は「ベイカー・ストリート」に面しており、大きな窓から差し込む太陽の日差しで明るく、「シャーロック・ホームズ」をご存知無い方でも、このヴィクトリア朝の雰囲気が好きな方は楽しめるかと思います。

〖3階〗

3階は、大家の「ハドソン」さんの部屋と「ワトソン博士の寝室」。

調査に使ったアイテムや事件解決のカギになった証拠などが飾られています。「シャーロック」の調査ノートなんかも飾られているのでぜひ覗いてみましょう!ちょっとした秘密をのぞくような不思議な気分を味わえます。

ちなみにこの部屋には小説に出てくる「シャーロック」の身の回りのアイテムの説明書きが日本語でも記されているので要チェック!

大家である「ハドソン夫人」の部屋は「ワトソン」の部屋の向かい側で、ちゃんと女性らしくしてあります!

壁付けの小さな「キャビネット」の中には、上から素敵な陶磁器やガラス製品、医療関係のものなど様々なものが飾られており、中も灯りが付くように細工されています。

〖4階〗

4階には「シャーロック」や「ワトソン」はもちろん、小説の中に出てきた登場人物の蝋人形が飾られています。

少し不気味な雰囲気ではありますが、小説の中に迷い込んだような臨場感が得られる部屋が広がっていますので、記念撮影を楽しみましょう!

・「最後の事件(The Final Problem)」の「ホームズ」の宿敵の「モリアーティ教授」

・黒いベールをまとった恐喝王「チャールス・オーガスタス・ミルバートン」を殺して復讐する「犯人は二人(The Adventure of Charles Augustus Milverton)」

・「バスカヴィル家の犬(The hound of the Baskervilles)」の犬

・「シャーロック・ホームズ」宛に「ルクセンブルク」から届いた「依頼の手紙」

・「赤毛連盟(The Red-Headed League)」で「ブリタニカ百貨辞典」を書き写す質屋の「ジェイベス・ウィルソン」

・「マスグレーヴ家の儀式(The Musgrave Ritual)」

・「唇のねじれた男(The Man with the Twisted Lip)」

・変装した「ネビル・セント・クレア」氏

・「まだらの紐(The Adventure of the Speckled Band)」

・「グリムスビー・ロイロット博士」の頭にまだら模様の蛇が巻きついている場面。

・「グロリア・スコット号事件(The Gloria Scott)」で「グロリア・スコット号」に乗る囚人のリーダー「ジャック・プレンダーガスト」

・「ぶな屋敷(The Adventure of the Copper Beeches)」で彼女の髪とそっくりの渦巻き髪を発見して驚いている使用人「バイオレット・ハンター」

・「ショスコム荘(The Adventure of Shoscombe Old Place)」の教会地下室の様子。

・「緑柱石の宝冠(The Adventure of the Beryl Coronet)」の場面。

・「ボヘミアの醜聞(A Scandal in Bohemia)」の場面。

以上の有名な事件の場面が再現されていますので、博物館を訪れる前には原作を今一度読み直して、ストーリーを再確認されることをおすすめします!

特に「最後の事件」で「ホームズ」と対決した世紀の極悪人「モリアーティ教授」の人形のそばに行って、彼の目をじっと見つめてください!その鋭い眼光と人を見下したような表情は、憎らしいまでに彼の人となりを物語っています。

〖5階(屋根裏)〗

5階には小さな「バスルーム」と「物置」があり、当時のイギリスの生活がどんなものだったのか感じさせてくれるアンティークな作りになっています。

【お土産】

「シャーロック・ホームズ博物館」を楽しんだ後には是非じっくり「ミュージアムショップ」も楽しんでください!

「ミュージアムショップ」へは、一度外へ出てチケットを買った緑のファサードの出入り口へと移動します。

大人気のお土産はこの博物館オリジナルの「アヒルのおもちゃ」や「エコバック」なのでお見逃しなく!

「シャーロック」のようなハットやネクタイ、本、パイプ、ポストカードなども売られているので「シャーロック・ホームズ」好きの友達や自分のお土産に最適ですね。

ちなみに、「ミュージアムショップ」はドーム型になっており、天井部分には有名なシーンをひとコマひとコマ描いてありますよ!

いかがでしたでしょうか。

「シャーロキアン」はもちろんのこと、「シャーロック・ホームズ」シリーズを一度でも読んだことがある方なら、この博物館を訪れることで、彼らの手がけた事件やヴィクトリア朝の空気を肌で感じることができるはずです。

趣味のよいアンティーク家具やテーブルセット、パイプやフロックコートなど、当時を偲ばせる美しい展示品を眺めていると、ホームズの愛読者ではなくとも彼らが生きた時代のノスタルジーを感じることでしょう。

「シャーロック・ホームズ博物館」はとても小さな建物のため、限られた人数毎の入場となっています。そのため、行列が出来ている可能性は高いものの、せっかくロンドンに来たからには是非訪れてほしい博物館の1つです!

【基本情報】

シャーロック・ホームズ博物館(Sherlock Holmes Museum)

住所:221b Baker St., London NW1 6XE

電話番号:(020)72243688 /

アクセス:地下鉄「ベイカーストリート(Baker Street)駅」から徒歩1分