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イギリス ロンドン テート・モダン:見どころ19選!基本情報・アクセス・魅力・見どころ・お土産まで徹底ナビ!

更新日:2020年12月28日


こちらは、20世紀以降のアート作品が集まった近現代美術館「テート・モダン」です!

ロンドンのテムズ川沿いに建つ「テートモダン」は、「ピカソ」や「ダリ」をはじめとした有名画家から、今をときめくアーティストまで様々な作品を見ることができます。

かつては発電所だった建物を利用しているため、巨大な吹き抜けの「本館・ボイラーハウス」など建物自体も見どころとなっています。

また「新館・スイッチハウス」には、街が一望できる無料展望台もあるので忘れずにチェックしてみて下さい!

今回はそんな「テートモダン」の基本情報・アクセス・魅力・見どころ・お土産などについて詳しくご紹介させていただきます!

【テート・モダン:基本情報】

〖歴史〗

「テート・モダン」は、英国国内のほかに3つの美術館(Tate Britainテート・ブリテン, Tate St Ivesテート・セント・アイヴス, Tate Liverpoolテート・リバプール)を持つ、「Tate(テート)」が運営する美術館です。

「テート」が美術作品の一般公開を始めたのは、1897年のこと。以来、イギリスの美術作品の所蔵と公開において大きな役割を担ってきました。

その「テート」にとって転機となったのは、2000年の「ミレニアムイヤー」で、それまでの英国人アーティストの作品に特化していた活動から一歩踏み出し、広く世界の現代アートの作品収集と公開を行う、新たな美術館をオープンさせました。

それまであまり観光客が多く訪れることのなかった「テムズ川南岸」を再開発し、閉鎖された「火力発電所」を改築して美術館にするという大胆な発想で、この「テート・モダン」は誕生します。

改築にあたっては設計コンペが行われ、スイス出身の建築家ユニット「ヘルツォーク&ド・ムーロン」の設計案が採用されました。

〖開館時間〗

10:00~18:00(金曜・土曜は10:00~22:00)

〖休館日〗

12/24、12/25、12/26

〖入場料〗

無料 ※特別展は有料・館内マップは£1の寄付

〖所要時間〗

それほど大きな美術館ではないので、見学にかかる所要時間は1~2時間が目安となります。

〖アクセス〗

「テート・モダン」は地下鉄駅から少し離れた場所にあるため、いくつかの行き方があります。

①.「テムズ川」の南側にある最寄り駅「サザーク(Southwark)駅」から歩く。

②.「テムズ川」北側の「ブラックフライアーズ(Blackfriars)駅」・「セントポールズ(St. Paul’s)駅」・「マンションハウス(Mansion House)駅」のいずれかで下車し、橋を渡って行く。

時間がない方は①ですが、余裕がある方は②の橋を渡って行く方法がおすすめです!「テムズ川沿い」の美しい景色を見ながら美術館へ行くことができますよ!

特におすすめの行き方は、「セント・ポールズ駅」で降りて、「ミレニアム・ブリッジ」を渡っていく方法です!

「ミレニアム・ブリッジ」の上からは、「テムズ川沿い」の美しい景色を眺めることができ、奥の方にはロンドンのランドマークである「タワーブリッジ」も見えますよ!

橋を渡り切って後ろを振り返ると、「セントポール大聖堂」のドーム屋根が見え、お天気にも恵まれた日には実に爽快です!

【館内:見取り図・マップの入手方法・音声ガイドについて】

「テート・モダン」はかつて発電所だった建物を再利用しており、レンガ造りの無骨な外観をしています。

一見すると美術館には見えない。というのも「テート・モダン」のポイントで、発電所の名残である煙突をそのまま使ってしまう発想がユニークですね。

「テート・モダン」は、7階建ての「本館・ボイラーハウス」と11階建ての「新館・スイッチハウス」に分かれています。

展示室は「本館」の「レベル2~4」、「新館」の「レベル0と2~4」。「エントランス」は「本館」と「新館」の「レベル1」にあり、「カフェ」や「ミュージアムショップ」も各館にあります。また館内では無料Wi-Fiが利用でき、写真撮影は許可されています。

「テムズ川」の方から入場すると、「本館」の「レベル1」に出て、「本館・ボイラーハウス」と「新館・スイッチハウス」は、「レベル1」と「レベル4」で繋がっています。

また、「本館」と「新館」の間には、巨大な吹き抜けの「タービンホール」があり、かつては大型の発電機が置かれていたことから「タービンホール」という名が付いたそうです。

「タービンホール」では、ユニリーバ社の提供の元、毎年ユニリーバ・シリーズと呼ばれる人気企画が開催されています。

その広さを利用した巨大な作品が展示されることが多く、ダイナミックな展示スペースとして人気を博しており、発電所時代発電機が置かれていた場所に、現在は近現代アート作品が置かれるとは不思議な感覚に陥りそうですね。

「レベル1」から「レベル0」に下りると、「インフォメーション」と「マルチメディアガイド」の貸し出しカウンターがあります。無料の「館内マップ(£1の寄付金制)」はここで貰うことができます。

「レベル0」には無料の「コインロッカー」もあるので、大きな荷物は預けましょう。

「タービンホール」は「新館エントランス」に向かってスロープになっており、スロープを上がって外へ出ると、2016年にオープンした「新館・スイッチハウス」の面白い外観を見ることができます。

「ピラミッド」を捻ったような形をしており、本館のデザインに合わせてレンガで覆われているのが特徴です。

【無料のガイドツアー】

英語のみですが、各コレクションの概要や代表的な作品を説明してくれる「無料のガイドツアー」が行われているので、英語のヒアリングに自信があれば参加してみましょう!

予約不要、実施は毎日、1日4回(詳細は下記)、所要時間は約45分。都合により実施されない場合があるので、「インフォメーション」で確認しましょう。

実施エリアの絵画に関するツアーとなりますので、興味があるエリアの「ガイドツアー」を選びましょう!

  • 11:00: Poetry and Dream ガイドツアー:Level 2コンコースに集合

  • 12:00: Making Traces ガイドツアー:Level 2コンコースに集合

  • 14:00: Structure and Clarity ガイドツアー:Level 4コンコースに集合

  • 15:00: Energy and Process ガイドツアー:Level 4コンコースに集合

➡️ガイドツアーの詳細ページ

【本館・ボイラーハウス:魅力・見どころ!】

「テート・モダン」の主な見どころは、「本館・ボイラーハウス」の「レベル2」と「レベル4」にあり、「レベル3」では「特別展」が行われています。

展示は年代別ではなくテーマ別になされているため、突然「ピカソ」や「ダリ」といった見どころの絵が出現します!うっかりしているとお目当ての作品を見逃すので気を付けて下さいね。

〖ピカソの作品〗

【レベル2】:パブロ・ピカソ「泣く女」

「テート・モダン」で一番人気なのがこの作品。「キュビズム」という面白い手法で描かれています。

「ピカソ」の禍々しい歪んだ人物表現と「泣く女」という主題が見事にマッチした作品です。

【レベル2】:パブロ・ピカソ「Bust of Woman」1909年

【レベル4】:パブロ・ピカソ「Bust of Woman」1944年

「ピカソ」は作風が目まぐるしく変わった天才的な人物です。前述の作品と同じテーマなのですが、35年後にはこんな描き方に変わるのが面白いですね。

【レベル4】:パブロ・ピカソ「Bowl of Fruit, Violin and Bottle」

〖ダリの作品〗

【レベル2】:サルバドール・ダリ「秋の人肉食」

【レベル2】:サルバドール・ダリ「ロブスター電話」

実際に電話としても機能していたという奇抜な逸品。

受話器の口の所にロブスターの生殖器が当たるとか、耳に当てる所にハサミが来るのは「ゴッホ」が自分の耳を切り落としたことにインスピレーションを得ているとか。なんとも「ダリ」らしいマニアックな寓意です。

【レベル2】:サルバドール・ダリ「ナルシスの変貌」

〖その他の作品〗

【レベル2】:ピエト・モンドリアン「赤・青・黄のコンポジション」

「モンドリアン」の作品は音楽的で、パズルを組み合わせた感じが、賑やかさを感んじさせてくれます。

【レベル2】:ヨーゼフ・ボイス「Lightning with Stag in its Glare」

【レベル2】:ジェーン・アレクサンダー「African Adventure」

【レベル2】:ジョルジュ・ブラック「Mandora」

【レベル2】:ジョアン・ミロ「Painting」

【レベル2】:ルネ・マグリット「受胎告知」

【レベル2】:クロード・モネ「睡蓮」

【レベル2】:マーク・ロスコ「シーグラム壁画」

「テート・モダン」の目玉なのが、「シーグラム壁画」を集めた「ロスコルーム」です。

他の展示室よりも人気があり、見学者で賑わいを魅せ、日本の「DIC川村記念美術館」にも「ロスコルーム」があるので、見比べてみるのも楽しいかもしれませんね!

【レベル4】:アンディ・ウォーホル「マリリン・モンローの二連画」

【レベル4】:シウド・メイレリス「バベルの塔」

古いラジカセやラジオで作られた、ブラジル人アーティストによる作品です。

ラジオがピコピコ光り、複数人のアナウンサーの声とジャズっぽい音楽が同時に聞こえます。

【レベル4】:エル・アナツイ「Ink Splash II」

【新館・スイッチハウス:魅力・見どころ!】

「新館・スイッチハウス」へは、「レベル4」にある「ブリッジ」を渡って行きます。

「ブリッジ」からは、「タービンホール」の全体像を見ることができますよ!

建物は、「ねじれピラミッド」と呼ばれる要塞風の建物で、設計は「ボイラーハウス」の時と同じく「ヘルツォーク&ド・ムーロン」が担当しました。「ボイラーハウス」と調和されるよう、レンガで覆われた建物は、地上10階建て高さ64.5メートルです。

「スイッチハウス」内の展示は、1960年代の立体やインスタレーション、映像アートが中心。有名作家の作品も数多く展示されており、「草間彌生」など日本人作家や画家の作品も展示されています。

広いテートモダンの中をゆっくり鑑賞して、ぜひ探してみてください!