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イギリス ロンドン ナショナル・ギャラリー:見どころ18選!基本情報・見どころ・アクセス・お土産・カフェまで徹底ナビ!
更新日:2020年12月28日

こちらは、英国が誇る世界屈指の美の殿堂「ナショナル・ギャラリー」です!
【ゴッホ】の「ひまわり」や【ダ・ヴィンチ】の「岩窟の聖母」といった一生に一度は見ておきたい名品を多数所蔵する「ナショナル・ギャラリー」は、「ロンドンで最も感動した場所は?」という質問によく名前の上がる人気観光スポットでもあります。
今回はそんな、2,300点を超えるヨーロッパ絵画を収蔵し、年間500万人が訪れる世界的にも名高い「ナショナル・ギャラリー」の基本情報・魅力・見どころ・アクセス・お土産・カフェなどについてご紹介させていただきます。
【ナショナル・ギャラリー:基本情報】

〖開館時間〗
10:00~18:00(金曜は10:00~21:00)
〖休館日〗
1/1、12/24、12/25、12/26
〖入場料〗
入場料は無料ですが、美術館の維持費のためにも数ポンド程度の寄付が推奨されています。
直接お金を寄付しなくても、ショップで絵葉書(1枚0.75ポンド、5枚3ポンド)を購入したり後述のカフェを利用したりして運営を間接的に支援するのもおすすめです!
※特別展は有料
〖所要時間〗
見学にかかる所要時間は、ギャラリー全体を一通り見て回るなら2時間、ゆっくり見て回るなら4時間くらいが目安となります。
また、「ナショナル・ギャラリー」はロンドン有数の観光スポットなので、入場時には並ぶこともあります。比較的空いている時間帯の朝一番または夕方頃に訪れるのがおすすめです!
〖アクセス〗

ロンドン中心部に位置する「ナショナル・ギャラリー」は、以下4つの地下鉄駅から徒歩でアクセスできます。「チャリングクロス駅」が入口に最も近いですが、「ピカデリー線」が乗り入れる「レスタースクエア駅」と「ピカデリーサーカス駅」も便利です。
建物は広大な「トラファルガー広場」に面しているので見つけやすいでしょう。
①【チャリング・クロス駅(Charing Cross)】:駅から徒歩3分
「ノーザン線」・「ベーカルー線」が通る「チャリング・クロス駅」から「ナショナル・ギャラリー」までは徒歩3分で、「トラファルガー広場」近くの地下通路出入り口を利用すると便利です。
②【レスター・スクエア駅(Leicester Square)】:駅から徒歩5分
「ノーザン線」・「ピカデリー線」が通る「レスター・スクエア駅」から「ナショナル・ギャラリー」までは徒歩4分で、ロンドンで最も賑わう繁華街にあり、劇場や中華街が近くにあります。
③【ピカデリー・サーカス駅(Piccadilly Circus)】:駅から徒歩7分
「ピカデリー線」・「ベーカルー線」が通る「ピカデリー・サーカス駅」から「ナショナル・ギャラリー」までは徒歩6分で、「レスター・スクエア駅」と同じく中華街や劇場の近くで、ハイブランドのショッピング街もあります。
④【エンバンクメント駅(Embankment)】:駅から徒歩7分
「エンバンクメント(堤防)」の名の通り、「テムズ川」のほとりにある駅です。「ノーザン線」・「ベーカルー線」・「ディストリクト線」・「サークル線」が通り、「ナショナル・ギャラリー」までは徒歩6分です。
ロンドン路線図の詳細はこちら:https://tfl.gov.uk/maps/track
【バスを利用する場合】
「バス」で「ナショナル・ギャラリー」を訪れる場合は、「トラファルガー・スクエア(Trafalgar Square)」の停留所で降りて徒歩2分です。
このバス停にはルート「3」・「6」・「9」・「11」・「13」・「15」・「23」・「24」・「87」・「91」・「139」・「176」の「バス」が停まり、降車したらすぐ近くの「トラファルガー広場(トラファルガー・スクエア)」の中を通過して「ナショナル・ギャラリー」まで着くことができます。
「地下鉄」と同様に、「バス」も「オイスターカード」で利用することができます。
「バス」利用の注意点として、ロンドンの「バス」は乗ってから行き先が変更されることがあると覚えておきましょう。突然の変更アナウンスを聞き取れるか不安な場合は、「地下鉄」を利用すればストレスなく「ナショナル・ギャラリー」まで辿り着けますよ。
ロンドンバス乗換案内/経路図:https://transit.navitime.com/ja/gb/
〖注意事項〗

同館を訪れる際の重要な注意点は1つだけ。持ち込み可能なバッグの最大サイズは38㎝×30㎝で、例外は「ベビーカー」と「医療用品」が入ったバッグのみという点です。
「スーツケース」などの大きな荷物を持って入ることはできないのでお気をつけください。また、入館時にはセキュリティのために係員にバッグの中身を見せる必要があります。
「クロークルーム」は「セインズベリーウイング」入口と「トラファルガー広場」入口にあり、料金は£1.50です。
【館内:見取り図・マップの入手方法・音声ガイドについて】

入口は本館正面の「トラファルガー広場入口」・右側の「ゲティ入口」・左側の別館「セインズベリーウイング入口」の3か所あります。
正面入口は行列が出来ていても、他2か所の入口は空いていることも多いので覚えておくといいかもしれません。
正面入口には、「インフォメーションデスク」と「オーディオガイドデスク」があります。日本語を含む12言語に対応した「オーディオガイド」を貸し出しており、料金は1台£4です。

80作品が解説されているので、じっくり鑑賞したい方や理解を深めたい方におすすめ!無料の館内マップ(£1の寄付金制)もここで貰えますよ。
また、同じものが(英語版のみですが)公式サイトから無料でダウンロードできますので、効率よく回れるためにお目当ての作品がある部屋を事前にチェックしておきたい方は、印刷して持参すると良いでしょう。
フロアマップページ:https://www.nationalgallery.org.uk/visiting/floorplans/level-2
※印刷用ページを表示するにはページ上部右側の「Download printable floorplan」をクリック。

ちなみに、「ナショナル・ギャラリー」の作品にはそれぞれ簡単な説明がついているため、英語に強い人ならガイドがなくても十分楽しむことができます。
日本語できちんと理解したいという方は「オーディオガイド」を借りるか、美術が大好きな人なら「ナショナル・ギャラリー・コンパニオン・ガイド」の日本語版(12.95ポンド)を購入するのがおすすめ!
同館の名作が写真付きで紹介されていて、非常に読み応えがありますよ。

「ナショナル・ギャラリー」には「本館」と「新館(セインズベリーウイング)」があり、ギャラリーは年代別に分かれています。また館内では無料Wi-Fiが利用でき、写真撮影は許可されています。

・新館セインズベリーウイング:1200~1500年(ダ・ヴィンチ、ラファエロ等)
・本館西側:1500~1600年(ホルバイン、ティツィアーノ等)
・本館北側:1600~1700年(フェルメール、ベラスケス等)
・本館東側:1700~1930年(ターナー、ゴヤ等)
・本館グラウンドフロアギャラリー(ゴッホ、レンブラント等)
【魅力・見どころ18選!】

「ナショナル・ギャラリー」の展示品はどれも魅力満載で、ゆっくりと時間をかけて全室を楽しむのが理想的です。
しかし、今回はあまりお時間のない方のために「絶対おすすめ!これだけは見逃せない!」という作品をご紹介させていただきます。
挙げようと思えばいくらでも紹介できるのですが、今回は時間がない方も楽しめるよう18点だけに絞り込みました。
〖新館:セインズベリーウイング(1200~1500年)〗
【ルーム54】:パオロ・ウッチェロ・「サン・ロマーノの戦い」

「ウッチェロ」の代表作である「サン・ロマーノの戦い」。三連作の一枚で、他の二枚はパリの「ルーヴル美術館」とフィレンツェの「ウフィツィ美術館」に所蔵されています。
甲冑に身を包み、飾りをつけた馬にまたがった兵士たちはまさに私たちが想像する中世の戦闘そのもの。画面左側で多数掲げられている槍は戦闘の激しさを物語ると同時に、まるでアニメのスローモーションのように躍動感を演出する効果を狙ったとも言われています。
【ルーム54】:ピエロ・デラ・フランチェスカ・「キリストの洗礼」

【ルーム56】:ヤン・ファン・エイク・「アルノルフィーニ夫妻像」

初期フランドル派の画家「ヤン・ファン・エイク」の「油彩画」で、「ナショナル・ギャラリー」でも1、2の人気を争う作品。細かな部分まで観察して描かれており、油彩画の基礎を築いた美術史の中でも貴重な一枚です。
1434年制作のこの作品は、イタリア人の商人夫妻を描いており、その繊細な描写や技法から、ヨーロッパの美術史を語る上で欠かせない重要作品に位置付けられています。
女性の腹部が膨らんでいるように見えるのは妊娠しているわけではなく、当時の流行ファッションだそうです。
【ルーム58】:ボッティチェリ・「ヴィーナスとマルス」

ルネサンスの巨匠「ボッティチェリ」が好んで描いた「美の女神・ヴィーナス」。「ヴィーナスの誕生」と同様に、ついつい見入ってしまう美しい作品です。
【ルーム60】:ラファエロ・「アレクサンドリアの聖カタリナ」

【ルーム66】:レオナルド・ダ・ヴィンチ・「岩窟の聖母」

言わずと知れた天才「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の傑作。この「油彩画」には、パリの「ルーヴル美術館」に所蔵される「ルーヴル・バージョン」と、ロンドンの「ナショナル・ギャラリー」にある「ロンドン・バージョン」の2つがあります。レオナルドが編み出したスフマートという技法が使われ、繊細な陰影を描き出しています。
「ナショナル・ギャラリー」でも指折りの人気作品で「洗礼者ヨハネ」・「聖母マリア」・「イエス・キリスト」・「天使」が描かれています。
【ルーム66】:レオナルド・ダ・ヴィンチ・「聖アンナと聖母子」

〖本館西側(1500~1600年)〗
「セインズベリーウイング」から移動し、「本館」の見どころをご紹介します!
【ルーム4】:ハンス・ホルバイン「大使たち」

「ナショナル・ギャラリー」でも常に人だかりが出来ている人気作品で、とても大きい絵です。肖像画の傑作でありながら、だまし絵としても有名な一枚。
左側の男性はフランスの貴族でロンドンに使節として駐在していた「ジャン・ド・ダントヴィル」。右側は同じくフランス人で「ダントヴィル」の友人、考古学者でもある「ジョルジュ・ド・セルヴ」です。20代の若者たちの堂々として威厳にあふれた姿と美しい布地の描写に目が行きがちですが、足元に不吉に歪めて描かれたドクロにもご注目ください。このドクロには「メメント・モリ(いつか自分が死ぬことを忘れるな)」というメッセージが込められているものと推察されます。
【ルーム2】:ティツィアーノ・「バッカスとアリアドネ」

「ティツィアーノ」は神聖「ローマ皇帝」や「ローマ教皇」といった有力なクライアントを抱えていたイタリア・ルネサンス期の超人気画家。中央の「バッカス」は画面左の「アリアドネ」を妻にすべく、戦車から勢いよく飛び降りてきたところ。彼の来訪を予想していなかった「アリアドネ」は「バッカス」の率いる賑やかな面々の様子に驚いています。なお、「アリアドネ」のはるか頭上に輝く星の王冠は、妻「アリアドネ」の死後に「バッカス」が妻の冠を天に飾ることを暗示しています(星座のかんむり座はこのエピソードから生まれています)。
〖本館北側(1600~1700年)〗
【ルーム16】:フェルメール・「ヴァージナルの前に立つ女」

現存する作品はこの世に30数点しかない、オランダの巨匠「フェルメール」の傑作・1670年頃の油彩画。「光の魔術師」と言われる「フェルメール」らしく、ドレスの光沢感が素晴らしいです。
女性モデルの着ているドレスや床のタイルなどの質感を生き生きと描き、オランダ黄金時代の芸術の写実性やモチーフの幅広さなどを如実に表しています。
また、何かもの言いたげな女性の視線と奥に飾られている「キューピッド」の絵画は、この女性が愛を夢見ていることを表しています。ちなみに「ヴァージナル」とは女性の前にある「ハープシコード」のような楽器を指します。
【ルーム16】:ピーテル・デ・ホーホ・「デルフトの中庭」

「デ・ホーホ」は「フェルメール」と同時期に活躍した画家。「アムステルダム国立美術館」に所蔵される「フェルメール」の「デルフトの小路」に影響を与えた作品とされています。
【ルーム30】:ディエゴ・ベラスケス・「鏡を見るヴィーナス」

スペインの巨匠「ベラスケス」が描いた、唯一の裸婦像。白く艶やかな肌と女性らしい体の曲線が見事に描かれており、つい引き込まれてしまいます。
自由なタッチでありながら構図は非常に考え抜かれており、「ゴヤ」はこの作品に刺激を受けて代表作である「裸のマハ」を制作したと言われています。
【ルーム32】:カラヴァッジョ・「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」

バロックの巨匠「カラヴァッジョ」らしい、どこか不気味さを感じる絵です。
〖本館東側(1700~1930年)〗
「本館東側」の【ルーム34】は、映画「007スカイフォール」のロケ地となった部屋で、「ジェームズ・ボンド」と「Q」が初めて会うシーンで登場しています。
【ルーム34】:ウィリアム・ターナー・「戦艦テメレール号」

イギリスを代表する風景画家「ターナー」の傑作。この作品に描かれた「テメレール号」は1805年の「トラファルガーの海戦」で活躍しましたが、「ターナー」が捉えたのは解体されるために停泊地に曳かれていく戦艦の姿でした。夕日を浴びたその姿はドラマティックで、若い時分に活躍をした人間の晩年を思わせます。その表現の見事さが認められ、2020年からイギリス中で流通する20ポンド紙幣のデザインに盛り込まれることが決定しています。
「007」ではこの絵を見ながら「ボンド」と「Q」が会話をするので、映画ファンにとっても見逃せない一枚となっています。
【ルーム34】:ウィリアム・ターナー・「雨、蒸気、速度――グレート・ウェスタン鉄道」

1844年当時、世界最大の鉄道であった「グレート・ウェスタン鉄道」の黒い機関車の疾走を、力強いタッチとデフォルメした遠近法で表現しています。
【ルーム34】:ジョージ・スタッブス・「ホイッスルジャケット」

ルーム34の中で最も目立っている大きな馬の絵です。遠くからでもすぐに分かるので目印にするといいかもしれません。
【ルーム35】:トマス・ゲインズバラ・「アンドルーズ夫妻像」

この肖像画は1748年に結婚して間もないころの「ロバート・アンドルーズ」とその妻である「フランシス・メアリー」を描いたものです。夫妻のまるで人形のように端正な姿かたちが目を引きますが、それもそのはず、2人の衣装は画家の使うモデル人形に着せて描かれたものと言われています。
実際にこの絵の魅力を高めているのは、背景とした描かれたイギリスの地方の抒情的な景色。吸い込まれていきそうな奥行きのある自然の描写をお楽しみください。
〖本館グラウンドフロアギャラリー〗
【ルーム43】:フィンセント・ファン・ゴッホ・「ひまわり(Sunflowers)」

「ナショナル・ギャラリー」で1番人気なのが、言わずと知れた名画「ひまわり」です。
「ゴッホ」にとって幸福の象徴であったと言われる黄色をふんだんに使い、生命の循環を示すものとしてこの美しい花を画面いっぱいに描いています。この作品に「ゴッホ」の狂気を見るか、輝かしいばかりの生命力を見るかは、あなた次第!
ちなみに、「ひまわり」は他にも世界に数点存在しており、東京の「東郷青児美術館」やアムステルダムの「ゴッホ美術館」にも所蔵されています。名作を見比べてみるのも、美術館巡りの醍醐味ですよね。

まだ時間があるという方は、ルーム41~44の作品をゆっくりとご鑑賞ください!ここには「モネ」や「マネ」(展示室41)・「ルノアール」(展示室42)・「ゴッホ」・「セザンヌ」・「ゴーギャン」(展示室43)・「ドガ」・「マチス」(展示室44)といった印象派を始めとする巨匠たちの作品がずらりとあります。
また、このフロアの作品を見尽くしてなお余力のある方は、「イギリス式0階」にある展示室もお楽しみください!
【お土産】

「ナショナル・ギャラリー」には「ミュージアムショップ」が3軒ありますが、1番品揃えが多くておすすめなのが「セインズベリーウイング」の「レベル0」にあるショップです。
文房具やファッション小物など、美術館らしくセンスの良いお土産がたくさんあり、特に人気なのは「ゴッホ」の「ひまわり」をはじめとした花がデザインされたグッズです。
モネの「睡蓮」グッズも素敵で、折り畳み傘やポーチ、エコバッグ、ランチョンマットなど色々と欲しくなってしまいます。

また、「ナショナル・ギャラリー」のロゴがプリントされたエコバッグは、シンプルなので日本でも使いやすそうです。
この他にも、ポストカードから食品系のお土産まで何でも揃っており、少し変わったお土産を探すには、ぴったりのスポットですよ!
営業時間:10:00~17:45(金曜~20:45)
【カフェ・レストラン】

「ナショナル・ギャラリー」には、「カフェ」・「レストラン」が3軒あります。
「セインズベリーウイング」のレベル1にある「ザ・ナショナルダイニングルーム」は、本格的なイギリス料理が頂けるレストラン。営業時間は10:00~17:00(金曜~20:30)です。
「本館・レベル0」にある「ザ・ナショナルカフェ」は、絵画を鑑賞した後のアフタヌーンティーにもぴったりのカフェ。営業時間は8:00~23:00(土曜10:00~23:00、日曜10:00~18:00)と営業時間が長いのが魅力です。

「本館・レベル0」には「エスプレッソバー」もあり、営業時間は10:00~17:45(金曜~20:45)です。
ここで見逃せないのはケーキ類。このカフェはケーキが美味しくて評判の「ペイトン&バーン」が運営しています。
一押しはイギリスの定番スイーツの1つである「キャロット・ケーキ(4.50ポンド)」。このカフェの「キャロット・ケーキ」は程よい甘さの上、くるみも入っているため香ばしさも楽しめます。「紅茶(2ポンド)」との相性の良さはお墨付き!サンドイッチ類とあわせて頼んで軽いランチにするのも良いでしょう。
ゆっくり休憩しながら、世界的名画を存分に楽しんでみて下さいね!
いかがでしたでしょうか。
ロンドンの【二大ミュージアム】と言われる「ナショナル・ギャラリー」ですが、「大英博物館」に比べて展示場所が分かりやすく、見学しやすい感じがしました。
ほどよい大きさの美術館でありながらも、作品の量・質が良く、バランスの取れた美術館で、ふだんあまり美術館に行かないという方でも十分にお楽しみいただけます!
また、「ナショナル・ギャラリー」の周辺には「ロンドン・アイ」・「ビッグベン」・「ウエストミンスター寺院」といったロンドンを代表する観光スポットがたくさんあります。観光ついでにふらりと立ち寄れる立地も、この美術館の魅力ではないでしょうか。
なお、「ナショナル・ギャラリー」では企画展も随時開催。公式サイトで気になる企画展があるか事前にチェックしておくのもおすすめです!
【世界初!「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」が2020年に「国立西洋美術館」と「国立国際美術館」で開催決定!】

英国が誇る世界屈指の美の殿堂「ロンドン・ナショナル・ギャラリー」。ヨーロッパ絵画を網羅する質の高いコレクションで知られる同館が、その200年の歴史で初めて館外で大規模な所蔵作品展を開きます。
61作品、すべて初来日で、歴史的な展覧会が2020年〖東京〗と〖大阪〗で開催されます。あの有名な「ゴッホ」の「ひまわり」も初来日です!
【開催概要】
〖東京展〗
会期:2020年3月3日~6月14日
会場:国立西洋美術館
〖大阪展〗
会期:2020年7月7日~10月18日
会場:国立国際美術館
電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
公式サイト:https://artexhibition.jp/london2020/
【基本情報】
ナショナル・ギャラリー
住所:Trafalgar Square, London WC2N 5DN
電話番号:44 20 7747 2885
開館時間:10時00分~18時00分
金曜日:10時00分~21時00分
定休日:12/24、12/25、12/26、1/1
入館料:無料
公式サイト:https://www.nationalgallery.org.uk/
※記事内容は執筆時点のもの