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イギリス ロンドン ホランドパーク

更新日:2020年12月28日


こちらは、西ロンドンの超高級住宅街「ハイ・ストリート・ケンジントン」に位置する「ホランド・パーク(Holland Park)」です!

ロンドンで有名な公園といえば、一際大きな「ハイド・パーク(Hyde Park)」ですが、その西側にあるビクトリア様式のタウンハウスに囲まれた美しい公共公園が「ホランド・パーク」になります。

この「ホランド・パーク」には、クリケット場やテニスコートのほか、お子様向けのプレイグラウンド、ゆったりと過ごせる芝生エリアがあり、広々とした森林地帯を散策していると、公園に生息するリスやクジャクに出会うことも!

そして中心部に「Kyoto Garden(京都庭園)」という本格的な「日本庭園」があることはあまり知られていないでしょう。

今回はそんな、「ホランド・パーク」について詳しくご紹介させていただきます!

【ホランド・パーク:基本情報】

〖歴史〗

ロンドンの中心部よりやや西に向かった「ロイヤル・ケンジントン・チェルシー地区」にある「ホランドパーク」は、元々1605年に「ウォルター・コープ伯爵」の邸宅として建築された「ホランド・ハウス」を娘が引き継ぎ、結婚相手である初代「ホランド伯爵」が相続し、その後変遷をへて、1952年にロンドン市により買い取られ現在に至っています。

この邸宅には 19 世紀を代表する貴族や作家が集まり、「ロード・バイロン」や「チャールズ・ディケンズ」などの著名人も訪れていました。

「第二次世界大戦中」に大きな被害を受けた「ホランドハウス」をぜひ見学してみてください!

エレガントなガラスと石が使われた「オランジェリーギャラリー」も訪れておきたいスポット!「ロード・ホランド」と「レディ・ホランド」がパーティーを開く際に使用していた歴史ある建物は必見です。

現在、「オランジェリーギャラリー」は美術展やイベントなどに利用されています。

ギャラリーの外には美しい「バラ園」があります。1991年に「京都商工会議所」により寄贈された「京都庭園」もお見逃しなく!橋や鯉が泳ぐ池など、日本庭園の要素が取り入れられた京都庭園では、静かなひとときを過ごせます。

また2012年には、2011年に震災の被害を受けた福島の復興を願い、「福島庭園」が増設され、2016年秋にこの敷地内に「デザインミュージアム」がリニューアルオープンしました。

〖開園時間〗

7時30分~20時00分

※冬季は異なる

〖休業日〗

無し。毎日終日開いています。

〖入場料〗

無料

〖所要時間目安〗

60分程度

〖アクセス〗

最寄駅:

「ホランドパーク駅(Holland Park)」

「ケンジントン・ハイストリート駅(Kensington High Street)」

「ノッティングヒル・ゲート駅(Notting Hill Gate)」

同じく高級住宅街で有名な映画の撮影地となった「Notting Hill Gate駅」と、大きなショッピングセンターのある 「Shepherd's Bush駅」に挟まれています。

賑やかなショッピングエリアの「High Street Kensington駅」からも近く、買い物やお出かけにも便利なエリアと言えます。

ゾーン1と2に位置する「Notting Hill Gate駅」の隣にあることもあり、セントラルにすぐにアクセスすることができますよ!

ロンドン路線図の詳細はこちら:https://tfl.gov.uk/maps/track

【バスを利用する場合】

バスで「ホランドパーク」にアクセスする場合は、「31」・「94」・「148」・「228」・「N207番」を利用します。

ロンドンバス乗換案内/経路図:https://transit.navitime.com/ja/gb/

〖公式サイト〗

https://www.rbkc.gov.uk/leisure-and-culture/parks/holland-park

【魅力・見どころ!】

〖京都庭園(日本庭園)〗

「京都庭園」は、1991年に日本と英国の長年の友好の証として、京都市から贈られたもので、この庭園建設は、英国の「ジャパンソサエティ」設立100周年を記念した「ジャパンフェスティバル1991」の一環であり、「京都造園業界」と「京都商工会議所」が提携して実現しました。

こちらの掲示板には、、、、

この庭園は「京都庭園」と称し、英国のジャパンソサエティ創立100周年を記念するジャパンフェスティバル1991の一環として、京都商工会議所が京都造園業界の協力の下に建設し、日本と英国との永遠の友好の象徴としてロイヤルケンジントン・チェルシー区に寄贈されたものである。1991年9月17日、日本国皇太子殿下並びに英国皇太子殿下のご光臨を得て開園された。

と書かれています。

「皇太子さま」もご訪問されたことがある由緒正しき庭園で、「天皇皇后両陛下」が「エリザベス女王」の「ダイアモンド・ジュビリー」を祝うために渡英した際、こちらの「京都庭園」をお散歩になり、ロンドン在住の日本人コミュニティーの方々とご交流なさっていました。

庭園内は、色とりどりの鯉が泳ぐ大きな池を中心に、綿密な設計のもと配置された各種植物や木、石造りの灯篭や滝などで構成されています。一歩足を踏み入れると、いきなり日本のわびさびの世界に迷い込んだような不思議な感覚を覚えます。

日本人にとっては、まさに故郷を思い起こさせる懐かしい気分にさせてくれる公園ですが、地元のイギリス人にとっても美しい「日本庭園」は憩いの場であるようです。

池にかかった石橋からは、短い滝を眺めることができ、低い段々を持つ階段状で、そこを水が爽やかな音をたてながら流れ池に落ちていく様子は何とも趣があります。撮影スポットとしても人気なため、多くの人が橋の上で足を留めます。

木や植物は日本の庭園と同じように、植物の自然な姿を生かしながら丁寧にトリミングされており、日本人の繊細な美意識が余すことなく生かされています。春には色とりどりの花が一斉に咲き、庭園はカラフルな顔を見せます。

冬には緑も少なくなり少し寂しい景色になりますが、それはそれで四季の趣を感じられ、日本人にとってはなじみ深く感じられます。

この繊細な技術が生きる「京都庭園」では、広大かつ大胆とも言える作りの英国の公園との対比がはっきりと感じられ、日本人の自然に対する向き合い方を改めて発見できることでしょう。

〖孔雀〗

「ホランド・パーク」には、「孔雀」は5~6羽ほど存在します。メスが1羽にオスが4~5羽。公園中を歩き回っていますが、特にお気に入りは「日本庭園」とのこと。

ちなみに、「日本庭園」の片隅では「孔雀」のワンマンショーが行われ、午前10時半~11時頃が羽を広げるタイミングだそうです。春から夏にかけてがチャンスで、秋になると繁殖時期は過ぎ、羽根が抜け落ちてしまうそうです。羽根を広げるのはメスへの求愛なので、公園内にたった一羽のメスを見つける必要がありますね。

「孔雀」はとても大きく、羽根も頭の飾りも美しい!人慣れしていて、人がすぐ近くまで寄っても動じる様子が全くありません。

「孔雀」は、鶏など他の鳥と同じように、首を動かしながら優雅に進み、「アーウ!」を言い合いながら歩き出す「孔雀」は見ていてとても癒されます。

「日本庭園」にいる場合は、くちばしを手水鉢に溜まった水に突っ込んで、そこで掬った水を上を向いて飲みこむ姿を見られるかもしれません。

近くにも他の池がありますが、「孔雀」もここの水がきれいだと分かっているんでしょうね。「日本庭園」がお気に入りという理由も納得です!

石の灯篭や淡い緑の植物で構成された素朴な風景には、孔雀の鮮やかな羽根がよく映え、日本風の空間に美しい孔雀が悠々と歩いている様子は、エキゾチックながら風雅な組み合わせです。

また、園内には大きな尻尾を持つリスや水鳥など、数多くの動物たちが暮らしています。すべて野生の動物ですが、人間に慣れている個体も多く、かなり近くまで寄ってきてくれることもありますよ。

〖東日本大震災のメモリアル〗

「京都庭園」内にある小路を行くと、「Fukushima Memorial Garden(福島庭園)」というごく小さな別公園へ出ます。

別の入口を持っていますが「京都庭園」とは中でつながっています。「福島庭園」は、2012年に英国の「東日本大震災被災地支援」への感謝の証として建設されました。

中は石と木々が配置されたシンプルなスペースで、庭園そのものに特徴があるというよりは、メモリアルとしての役割が大きいようで、英国の支援に感謝の意を表す「天皇陛下」のお言葉を刻んだプレートも設置されています。

〖優雅な野外オペラも開催!〗

「ホランド・パーク」にあるお屋敷「ホランド・マンション」では、毎夏恒例の「野外オペラ」が開催されます。

また、17世紀には夏の舞踏会が開かれていたと言われるジャコビアン様式の美しい高級レストラン「ベルヴェデーレ」も公園内にあり、ランチやディナーだけでなくウェディング会場としても人気があります。

【ホステル:Safestay London Kensington Holland Park(セーフステイ・ロンドン ケンジントン・ホランド・パーク)】

大都会ロンドンでは完全に都会の喧騒からかけ離れた、まるで自然の家に宿泊したような雰囲気を味わえます。

「ホランドパーク」には、「セーフステイ・ロンドン ケンジントン・ホランド・パーク」というホステルがあり、ゆっくりと落ち着いた滞在がお望み方にとてもおすすめです!

〖緑豊かな自然の中にあるホステル:レセプション〗