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イギリス ロンドン 交通博物館

更新日:2020年12月28日


こちらは、19世紀~現代に至る200年のロンドンの歴史と、乗り物や交通システムの発達をテーマにした博物館「 交通博物館(London Transport Museum ) 」です!

オシャレエリア・「コベント・ガーデン」の一角に位置するこの博物館は、「アップル・マーケット」や「ジュビリー・マーケット」でのお買い物や観光ついでに立ち寄れる好立地にあります。

館内には圧倒されるような近現代の乗り物がたくさん!間近で見たり触れたりしながら、産業革命の街ロンドンの社会的・文化的な変遷を楽しく学ぶことができます!

今回はそんな、「交通博物館」の魅力・見どころ・お土産などについてご紹介させていただきます。

 

【歴史】

 

2008年にリニューアルオープンしたこちらの「交通博物館」は、元は1980年3月28日に設立された歴史ある博物館です。

コレクションの起源は1920年代にさかのぼり2台のビクトリア朝デザインの馬車バスとエンジン付きバスが保存されたことに始まります。

また、ロンドン南部の「クラパム」というところに、1960年代に「英国交通博物館(The Museum of British Transport)」が開館しコレクションが収蔵されましたが、およそ10年後に、ヨークに新しくできた「国立鉄道博物館(1975年開館)」にメインの資料が移管されたことにともない閉館しました。

一部残ったコレクションは、ガレージで埃をかぶっていたり、郊外のサイオン公園の建物内に理想的とはいえない状態で展示されていたそうです。

現在の「交通博物館」は、「ロンドン交通局」の外郭団体が管理運営しており、博物館の建設・設立はロンドン交通局自体がしたのかこの外郭団体がしたのかはわかりませんが、密接に連携して作ったことは間違いないでしょう。

この博物館の目的は、ロンドンの交通の歴史を保存し伝えることや、首都ロンドンの過去からの成長・発展について理解を促進すること、そして、その未来を考えることにかかわってもらうことにあります。

ロンドンの交通の歴史を知ってもらうばかりではなく、市民参加で交通に限らず未来のロンドンを考えるということを大切にしているのですね。

 

【魅力・見どころ!】

 

開館の時には1,000点ぐらいだった収蔵資料ですが、現在「鉄道車両」・「バス」・「トラム」などの大きなものから「サイン(看板)」・「写真」・「ポスター」・「ユニフォーム」など49万点以上をコレクションしています。

「コヴェント・ガーデン」の本館に展示されていないものは、「アクトンの車庫・収蔵庫」に保存されており、そちらには38万点はあるようです。

ちなみに、「アクトンの車庫・収蔵庫」には本館では展示できない道路運送車両、鉄道車両、街路表示、広告などが収蔵されており、年に数回一般公開されるほか、保存車両が「メトロポリタン線」で運転されることもあります。

過去から現代へと時代が進む展示方法を取っているので、まずは一番古い1800年代の展示物からスタートです。

1863年に開業当時の地下鉄の車両や、コーチ(バス)の原型となった乗合馬車、昔のキャブ(タクシー)やダブルデッカー(バス)などの実物の展示の数々は圧巻。

現在使っている「BUS」という呼び方は、この車体の側面にある通り、「OMUNIBUS」を省略した呼び方なのだとか。

「チューブ」という名で親しまれているロンドンの地下鉄ですが、その始まりはなんと1863年からというから驚きです!その当時の車内の様子を人形を使ってリアルに再現しています。

中には実際に乗ってみることができるものもあり、子供だけでなく、鉄道ファンや乗り物が好きな大人にも十分に楽しめるアトラクションのような博物館です。

「産業革命」以降、ロンドンは世界でも最先端の都市として、交通機関の発展も世界をリードしていました。世界で最古のロンドンの地下鉄の始まりや歴史を知ることができ、鉄道好きやロンドンの街を愛する人に見逃せません。

また、20世紀からつい最近まで街中を走っていたバスも展示されており、現在走っている新型バスは、2012年にイギリスの著名な建築家によってデザインされたもので、以前のものと比べると、機能的な部分を含めて、随分とモダンになったのだとか。

そして、鉄道の歴史をじっくり見たところで、ロンドン交通を語るのに不可欠な「バス」と「タクシー」の展示もお見逃しなく!

1階には、子供だけでなく大人も大興奮!の、「バス」と「タクシー」の模型が数多く配置されています。中に入れるものも多いので、ぜひ昔の車両と今の車両の違いを感じてみてください!

「トランスポート・バイ・デザイン(Transport by Design)」 では、現在のロンドンで使用されている、地下鉄やバスのサインなどもあり、昔から多くの才能あふれるアーティストを輩出しているイギリスらしく、看板にだってデザイン性の高いものを採用しています。

こちらは実際の落し物で作られたという、ロンドンの地下鉄を表すロゴマーク。こんなユニークな展示物もあるんです!

また、地下鉄路線図やロゴのデザイン、フォントの誕生を紹介するビデオや、歴代のポスターが壁や床にプロジェクターで映し出されますので、部屋の中央にあるベンチに腰掛けて、ゆっくり鑑賞するのもおすすめです!

フロアプラン:https://www.ltmuseum.co.uk/visit/museum-guide/floor-plans

そして、この博物館の中で1番の人気は、地下鉄の運転が体験できる「シミュレーション」のコーナーです!

チケット販売機やエスカレーター、監視カメラのモニターが見られる駅員室などが再現された地下鉄駅のセット内に、運転体験コーナーがあります。

運転席に座ってレバーを握ると、窓にはリアルなCG画面が映り、いざ出発! ただレバーを握っていればいいワケじゃなく、油断すると「スピードが出過ぎています」なんて警告が出てきます。

この本格的シミュレーターの他に、簡易シミュレーターも二台用意されており、いずれもすぐに順番待ちの列ができてしまうので、あまり真剣になりすぎて、後ろの子供たちに怒られないようにしましょう!

展示の出口付近には、バスの運転席体験コーナーも設けられており、こちらは周りの景色は動きませんが、なかなか本格的な作りになっています。

ちなみに、「スタンプ・ラリー」の台紙を貰うことができ、館内各所のポイントで差し込み、自動車やバスなど乗り物のシルエットになっている型抜きをするという、なかなかおもしろいサービスもあります!館内13か所に設置されていました。

 

【ガイドツアー】

 

全て英語のみですが、英語がわかる人はぜひ参加してみましょう!

〖Johnston Journeys tours(ジョンストン・ジャーニーズ・ツアー)〗:

1916年に「エドワード・ジョンストン」によって作られた「ジョンストン」書体の生誕100周年を記念したツアーです。

「ジョンストン書体」は、ロンドンの地下鉄の駅名や構内の表示で使われているおなじみのフォントです。

要予約(サイトから):大人£10、約1.5時間、16歳未満は要大人同伴。

〖Depot Discovery tours(デポ・ディスカバリー・ツアー)〗:

歴史的な車両やエンジニアリングや看板のコレクション、小さなオブジェクトストアを見学します。

要予約(サイトから):大人£12、約2時間、16歳未満は要大人同伴。

〖Art and poster store tours(アートとポスターのストアツアー)〗:

ミュージアムのレアなポスターや関連アートなどの特別なコレクションを見ることができます。

要予約(サイトから)、大人£10、約75分、16歳未満は要大人同伴。

 

【カフェ】

 

「交通博物館」の中2階には、「アッパー・デッキ・カフェ・アンド・バー(Upper Deck Cafe and Bar)」というカフェがあります。

座席数は20席程度とこぢんまりしていますが、天井から入る自然光と、吹き抜けでショップやピアッツアを見渡せる、開放的で居心地のよい空間です。

「交通博物館」のカフェらしく、座席に使われているのは、1930年代に地下鉄「ノーザン・ライン」の座席シートだった布(モケット)。このモケットの柄は年代や路線ごとに違うのですが、マニアなら「いつ頃の〇〇ラインのもの!」なんてすぐに分かるのだとか。

オリジナルのカクテルも、旧型二階建てバスの名称「ルートマスター」や、(鉄道)オタクを意味する「アノラック」なんてユニークなものもがたくさん!

また、営業時間を通して軽食も食べられ、マーマイトつきクランペット(1.90ポンド)といった簡単なものから、フル・イングリッシュ・ブレックファスト(6.50ポンド)、バーガー(8.50ポンド)といったしっかりメニューまで。

メニューによっては、ハーフサイズも用意してあるので、お子様づれでも安心です。

日曜を除いては夜9時すぎまで営業しているので、軽めの夕食やミュージカル、オペラ観劇前のスナックにも最適!

カクテルは一杯6.95ポンドから、シャンパン・カクテルも7.50ポンドとお手頃価格なのも嬉しいですね!

✪メニュー例✪

エスプレッソ:1.90ポンド(約270円)

カフェラテ:2.80ポンド(約400円)

紅茶:2.60ポンド(約370円)

キャロットケーキ、スコーン:いずれも3.95ポンド(約560円)

【基本情報】

アッパーデッキ・カフェ・アンド・バー

住所:London Transport Museum, The Piazza, Covent Garden, London WC2E 7BB

電話番号:+44 20 7598 1355

営業時間:

月曜日~木曜日・土曜日:10:00~21:30(食事のラスト・オーダーは20:30)

金曜日:11:00~21:30(食事のラスト・オーダーは20:30)

日曜日:10:00~18:00

公式サイト:https://www.ltmuseum.co.uk/visit/eating

 

【ミュージアム・ショップ】

 

「ロンドン交通博物館」に併設している「ミュージアム・ショップ」は、鉄道好きじゃなくても必見の価値あり!

鉄道モチーフがグッズだけでなく、ロンドンなアイテムの宝庫でお土産探しにもおすすめ!かわいいイギリス土産や雑貨の宝庫なので、欲しいものがいっぱい見つかりますよ。

タクシーや2階建てバス、ロンドン塔、電話ボックスなどのシルエットになっている、赤と黒のコントラストが目を引く「ブックエンド」。 ロンドンの地下鉄「チューブ」の駅に施されたタイルを模したテキスタイルは、クッションやエコバッグ、ランチョンマットになって販売されています。

エプロンやお皿もとてもかわいく、鉄道系の雑貨も豊富なので、子供向けのおみやげに最適ですし、大人が喜ぶデザイン性の高いアイテムもたくさんあります!

また、ニットでできたロンドンバスとタクシーのおもちゃや「ポストカード」の図柄になっている、昔ロンドンでポスターとして使用されていた図案を復刻したものもあり、小さなフレームを買って、「ポストカード」を入れて飾るのも良いですね。

同じ柄でポスターも販売しているので、レトロモダンなインテリアに馴染む格好のおみやげになります。

他にも、「チューブ」の駅ロゴに使用されたデザインをあしらったTシャツ。路線図も定番モチーフで、パスケースやかばん、小物類がいろいろ。鉄道以外にも、ロンドンの風景を図案化したグッズもずらりと並んでいます。

 

【職業教育や館外ツアーも!:教育普及プログラム】

 

「交通博物館」の教育普及プログラムは、家族向けプログラムなども含めて基本的なものはだいたいあり、特に「学校団体向け」のプログラムが充実しているように見えます。

子どもたちに人気の「交通博物館」ですが、大人向けの夜間開館「Friday Lates」などもありますし、幅広い層に対応しています。

〖職業教育プログラム〗

【Young Volunteer Projects】:

18歳から25歳を対象としたプログラムで、ボランティア活動を通じて職業体験をしてもらうことを大きな目的としているようです。博物館の活動を知ってもらうこともさることながら、やはり交通に関する仕事を知ってもらうことが狙いなのでしょう。実際の就職に向けて履歴書を提出する機会も提供されるようです。

【Route into Work】:

このプログラムは16歳から24歳の求職中の若者を対象とした3日間のコースで、交通関係の仕事を学ぶことができます。面接の機会も提供され、面白いのは「ロンドン交通局」以外の雇用主にも開放されていて、参加者に仕事の説明などができるようです。

〖館外で行われるプログラム〗

【Hidden London】:

こちらは、普段は見られない場所が見られる館外ツアーで、使われなくなった駅や施設を見学するツアーを行っています。なかには「チャーチル」が使った秘密の駅や、映画やドラマのロケが行われたり防空壕になった駅などもあったり、普段は公開されていないところを巡るいろいろなコースが設定されています。有料ですが、売り切れになっているものもあり、人気のようです。

【Heritage Vehicle Outings】:

歴史的な車両の乗車体験ができ、鉄道やバスなど歴史的な車両に乗車できる体験を提供しています。近々では、クリスマス時期の12月21日と22日に、昔の2階建てバスに乗ってクリスマス時期の街を巡るツアーが設定されています。両日とも家族向けと大人向けがあります。

 

【アクセス】

 

「交通博物館」へ行くには、「コヴェント・ガーデン」を目指していくのが良いでしょう!

「コベント・ガーデン」への「アクセス」は、「マーケットビルディング」から徒歩数分の所にある、地下鉄「コベントガーデン駅」が便利です!

混雑を避けたい方は、その他の最寄り駅である「レスタースクエア駅」や「チャリングクロス駅」を利用するのがおすすめです!

「バス」で「コベント・ガーデン」に行く場合は、「RV1」に乗りましょう!

「9」・「13」・「15」・「23」・「139」・「153番」の「バス」は、「マーケットビルディング」から徒歩数分の「トラファルガー広場」で停車します。

混雑を避けたい方は「24番」の「バス」に乗って、「レスタースクエア」で降り「コベント・ガーデン」へ行きましょう!案内標識があるので、とても分かりやすいですよ。

ちなみに、子供たちに人気の博物館だけに、平日の日中や週末は家族連れで大混雑。展示をゆっくり楽しむには、夜9時までオープンしている金曜の夕方以降がねらい目です!それが難しければ朝一番に!

入場無料が多いロンドンの博物館ですが、「交通博物館」は有料。しっかり楽しむためにも空いている時間帯に訪れたいですね!

 

いかがでしたでしょうか。

子供はもちろん、大人でも十分に楽しむことの出来るこちらの施設!

交通系のミュージアムは、一般的にファミリー客が多い一方で、鉄道ファンなどコアな層も多く、何を展示するのかのチョイスをはじめ細部にこだわりが求められるのが交通系ミュージアムです。

こうした両極端な層と一般的な来館者など、バランスをとった展示構成がされていて、誰もが楽しめるミュージアムです。

また、「鉄道なんて興味ないな。」と思ってパスしがちな「交通博物館」ですが、実はかわいい雑貨がいっぱい見つかる最高のお買い物スポットでもあります。

ロンドンに訪れる機会があれば、是非足を運んでみてくださいね!

 

【基本情報】

交通博物館(London Transport Museum )

住所:Covent Garden Piazza, London WC2E 7BB

電話番号:(020)73796344

アクセス:地下鉄コヴェントガーデン(Covent Garden)駅から徒歩5分

駐車場:なし

営業時間:10時00~18時00(金曜は11時~)

最終入場:17時15分

所要時間目安:90分程度

入場料:有料

大人:17.50ポンド、 子供:17歳以下無料、 シニア:15ポンド、 ※チケットは1年間有効、何度でも入場可能。オンライン割引あり

定休日:なし

休業日:12/24、12/25、12/26

クレジットカード:Visa,Master,American Express

公式サイト:www.ltmuseum.co.uk/

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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