私の旅行記
イタリア ローマ パンテオン:魅力・見どころ・アクセス方法・入場方法・チケット購入方法・基本情報まで徹底ナビ!

こちらは、ミケランジェロも「天使の設計」と称賛したローマ建築の神殿「パンテオン(Pantheon)」です!「パンテオン」は「万神殿(あらゆる神を祭った神殿)」という意味があり、PANは「全ての」「全部の」TEONは「神」「神聖なもの」を意味するギリシャ語由来の接頭辞になります
石造りの建築としては世界最大とされる圧倒的なスケール感の建物で、「パンテオン」の近くには「四大河の噴水」で有名な「ナヴォーナ広場」もあり、観光ルートにぜひ組み入れたいスポット!今回はそんな、「パンテオン」の魅力・見どころ・アクセス方法・入場方法・チケット購入方法・基本情報まで詳しくご紹介させていただきます!
【パンテオン:基本情報】
〖歴史・概要〗

現在のイタリアは圧倒的なカトリック国家ですが、「パンテオン」は元々ローマの神を祭る神殿(tempio)でした。初代ローマ皇帝の「アウグストゥス」の側近であった「アグリッパ」という人物が紀元前25年に建築。初代パンテオンは建設からおよそ100年後のD.C.80年に火災によってその姿を消してしまいましたが、紀元後118年から10年の歳月をかけてハドリアヌス帝が再建した第2世が現在の「パンテオン」であります。そんな「パンテオン」の驚くべき点はその建築方法にあります。
建物はローマンコンクリートで造られており、なかでもドーム状の天井は無鉄筋のコンクリート建築としては世界最大。現代のコンクリートは寿命が50~100年程度ですが、ローマンコンクリートは約2000年が経った今も十分強度を保っていることが研究で明らかにされています。何故そこまでの強度があるのか、石灰と火山岩が使われていることなど諸説ありますが、未だすべては解明されていません。古代ローマの建造物の中でも特に「パンテオン」は保存状態が良いとされていますが、厚さが6mもある頑丈な壁でできた円堂に沿う形で巨大な柱を立てて空間を作っていたことも強度を保つ要因と言われています。
〖住所〗
Piazza della Rotonda, 00186 Roma RM,
〖電話番号〗
+390668300230
〖アクセス〗
「パンテオン」から最寄りの地下鉄駅までは少し距離があるため、効率よくアクセスするにはバスがおすすめ!もしくは周辺の主要観光スポットからローマの街を散策しつつ行く方法もあります。
【バス(トラム)】
・トラム8号線の停留所「Largo di Torre Argentina」から徒歩5分ほど。
【電車】
・地下鉄A線の「Barberini」駅から徒歩15分ほど。
〖入場料金〗

「パンテオン」は入場料無料、月曜から金曜までは予約不要で見学することができます!ただし、週末と祝日は、公式サイトからの入場予約が必要(毎月第一日曜日のみ予約不要)で、
見学希望日の1週間前から、30分単位で予約することができます。
【チケット購入方法】

①:パンテオン公式サイトからチケット予約
※平日の寄浴は不要ですが、週末は画像のように希望する内容で予約をします。

②:[人数]を選択
③:[日時]・[時間]を選択
④:内容を確認

※観光客は5ユーロの入場料がかかるという情報もあるのですが、2023年6月現在では画像のようにフリーです。
※記載の情報は2023年6月の情報です。最新情報は事前に公式サイトでご確認ください。
※予約には、メールアドレスとパスワードが必要です。
〖営業・入場受付時間〗

月曜日〜土曜日:9:00〜19:00(最終入場 18:45)
日曜日:9:00-18:00
祝日:9:00-13:00
ミサの時間:土曜日17:00・日曜日10:30
※ノースリーブや短パンなど肌の露出が多い服はNG!
観光におすすめの時間帯は、夕方~夜の時間帯。ライトで照らされた「パンテオン」は、昼間の姿よりさらに神秘的ですよ!
〖公式サイト〗
https://www.pantheonroma.com/home-eng/
〖見学時の注意事項〗
見学の際には半パンやノースリーブといった露出の多い恰好では入れないため、服装には注意してください!
【パンテオン:魅力・見どころ!】
〖パンテオンの目〗

「パンテオン」内部に入り、「クーポラ(丸屋根の部屋)」へたどり着くとまず驚くのが、天井の美しい模様と中心に大きく空いた穴!この穴はラテン語では「オクルス(oculus、目の意味)」と呼ばれ、「パンテオンの目」とも称される採光窓です。ドームに日ざしが入り込む光景は神秘的な感動を覚えてしまうほど。クーポラの高さは、約43.2メートル。また、「パンテオン」は全て石で造られており、オクルスにもガラスなどは嵌め込まれておらず穴が開いたまま。雨の際は、床に排水孔を通すことで水はけを確保しているのだそう。建物自体のスケールも古代の技術とは思えませんが、天候の対策も行っているのも驚かされます。
〖ラファエロ・エマヌエーレ2世などのお墓〗

19世紀後半からは各界の重要人物がここに埋葬されるようにもなり、「ラファエロ」やローマの王様であった「エマヌエーレ2世」のお墓が建物の中に安置されています。また、著名画家の作品集もここに保管されているのです。

いかがでしたでしょうか。
「パンテオン」は入場は無料、年中鑑賞できるということから非常に人気の高いスポット!
シンプルでありながらも圧倒的な存在感を誇る形状、構成美が物語る力強さを丸屋根の下で是非とも体感してみて下さい。
【基本情報】
パンテオン(Pantheon)
住所:Piazza della Rotonda, 00186 Roma RM,
電話番号:+390668300230
アクセス:
「パンテオン」から最寄りの地下鉄駅までは少し距離があるため、効率よくアクセスするにはバスがおすすめ!もしくは周辺の主要観光スポットからローマの街を散策しつつ行く方法もあります。
【バス(トラム)】:
・トラム8号線の停留所「Largo di Torre Argentina」から徒歩5分ほど。
【電車】:
・地下鉄A線の「Barberini」駅から徒歩15分ほど。
入場料金:
「パンテオン」は入場料無料、月曜から金曜までは予約不要で見学することができます!ただし、週末と祝日は、公式サイトからの入場予約が必要(毎月第一日曜日のみ予約不要)で、
見学希望日の1週間前から、30分単位で予約することができます。
【チケット購入方法】:
①:パンテオン公式サイトからチケット予約
※平日の寄浴は不要ですが、週末は画像のように希望する内容で予約をします。
②:[人数]を選択
③:[日時]・[時間]を選択
④:内容を確認
※観光客は5ユーロの入場料がかかるという情報もあるのですが、2023年6月現在では画像のようにフリーです。
※記載の情報は2023年6月の情報です。最新情報は事前に公式サイトでご確認ください。
※予約には、メールアドレスとパスワードが必要です。
営業・入場受付時間
月曜日〜土曜日:9:00〜19:00(最終入場 18:45)
日曜日:9:00-18:00
祝日:9:00-13:00
ミサの時間:土曜日17:00・日曜日10:30
※ノースリーブや短パンなど肌の露出が多い服はNG!
観光におすすめの時間帯は、夕方~夜の時間帯。ライトで照らされた「パンテオン」は、昼間の姿よりさらに神秘的ですよ!
公式サイト:https://www.pantheonroma.com/home-eng/
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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