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オーストラリア シドニー クイーン・ビクトリア・ビルディング:魅力・見どころ7選!・おすすめショップ&カフェ11選!・アクセス方法まで徹底ナビ!

更新日:2020年12月30日


こちらは、世界で最も美しいといわれるショッピングモール「クイーン・ビクトリア・ビルディング」です!

豊かな歴史と見事な建築様式を持つ世界で、デザイン界の巨匠「ピエール・カルダン」氏が「世界で最も美しいショッピングモール」と絶賛したと言われ、親しみを込めて「QVB(キュー・ブイ・ビー)」の愛称でも呼ばれています。

シドニーの「ジョージ・ストリート沿い」の1ブロック全体を占める「ランドマーク」的存在で、地下2階・地上4階建ての建物には、200店舗以上のシドニー随一のファッションブティック、ジュエリーショップ、ホームウェア、楽しいカフェやレストランが入っています。

今回はそんな、「クイーン・ビクトリア・ビルディング(QVB)」の魅力・見どころ7選!・おすすめショップ&カフェ11選!・アクセス方法・基本情報について詳しくご紹介させていただきます!

【クイーン・ビクトリア・ビルディング(QVB):基本情報】

〖歴史・概要〗

「クイーン・ビクトリア・ビルディング(QVB)」は、1898年にイギリスの「QUEEN VICTORIA(ビクトリア女王)」の即位50年を記念して建てられたロマネスク建築で、横幅は30メートル、長さは190メートルあります。

イギリスの建築家「ジョージ・マックラエ」がデザインし1898年に完成。当時はコンサートホールに加え、カフェやショールームなどが併設されていました。

およそ50年ほど前に老朽化により崩壊寸前になり、一時は取り壊しの話もあったそうですが、大規模な修復プロジェクトに取り組み、美しく改装を終え1986年に再オープンした「クイーン・ビクトリア・ビルディング」は、以来瞬く間にシドニーで一番人気の高級ショッピングセンターとなりました。

また、政府の雇用対策の一面も持っていたため、多くの人手を加えて建設がされ、美しいステンドグラス、床のモザイク細工など、ただのショッピングモールではなく、建築物としての価値も高く、館内を巡るツアーも毎日行われています。

建物の内装がとにかく美しく、とても優雅な雰囲気。柱や天井のドームやアーチ、階段の手すりなどのディテールが素晴らしく、フォトジェニックな場面がたくさんあります。

正面入り口前に設置されたブロンズ製の「ビクトリア女王の像」は、1985年にアイルランドから贈呈されたものです。待ち合わせスポットにもなっている有名な場所です。

ちなみに、館内の一角には「エリザベス2世」の手紙も未開封のまま展示されおり、これは1986年にシドニー市民宛てに書かれたもので、2085年に開封し、市長が読み上げる予定になっているそうです。

〖住所〗

455 George St., Sydney

〖電話番号〗

(02)92649209 /

〖営業時間〗

月曜日~水曜日・金曜日・土曜日:9:00~18:00

木曜日:9:00~21:00

日曜日:11:00~17:00時 

【1~2階】:10:00~18:00/日曜日:11:00~17:00

※お店により異なります。

〖定休日/休業日〗

なし/クリスマス・元旦

〖アクセス〗

「クイーン・ビクトリア・ビルディング(QVB)」は、「ジョージ・ストリート」と「マーケット・ストリート」の交差点にあります。

【シティ・レール】の「タウン・ホール(Town Hall)駅」に直結しており、駅から徒歩1分です。

ちなみに、「QVB」の東西は「George Street(ジョージストリート)」と「York Street(ヨークストリート)」に挟まれ、南北は「Druitt Street(ドルイットストリート)」と「Market Street(マーケットストリート)」に挟まれており、1区画分を占有しています。

北側の「Market Street(マーケットストリート)」を東に行くとすぐに「ピットストリートモール」があり、「Druitt Street(ドルイットストリート)」か「Market Street(マーケットストリート)」を西に歩くと「Darling Harbour(ダーリングハーバー)」があります。

【電車】

「タウン・ホール(Town Hall)駅」改札レベルから、「QVB地下アーケード」へ直結。北側の改札を出ると「QVB」のサインがあります。

「タウン・ホール(Town Hall)駅」に止まる電車は、「T1 North Shore, Northern & Western Line」・「T2 Airport, Inner West & South Line」・「T3 Bankstown line」・「T4 Eastern Suburbs & Illawalla Line」の計4路線となっています。

「タウン・ホール(Town Hall)駅」は「セントラル(Central)駅」の次の駅になります。「セントラル(Central)駅」から距離にすると1㎞程ですので、歩いても15分ほどで行くことができます。

同じくショッピングモール「THE GALERIES(ギャラリー)」やデパートの「MYER(メイヤー)」にも地下で通じているので、雨の日も濡れずに移動することができます。

電車の路線図と時刻の詳細は【Transport NSW】でチェックしてみて下さい。

【バス】

シドニー市内に向かうバスの多くが、「QVB」またはその周辺のエリアを通ります。「QVB」の前の「Market Street(マーケットストリート)」と「York Street(ヨークストリート)」にはバス停があります。

こちらも詳しくは【Transport NSW】のサイトでチェックして下さい。「From」のボックスに出発地を入れて、「To」のボックスに「QVB」または「Queen Victoria Building」と入力すれば、あなたの出発地から利用できるバス、または電車の選択肢が表示されますよ。


〖公式サイト〗

http://www.qvb.com.au/

【魅力・見どころ7選!】

「クイーン・ビクトリア・ビルディング(QVB)」は、世界で最も美しいショッピングセンターとも言われており、屋根に複数の可愛らしい丸い形のドームのある特徴的な建物です。

玄武岩の外壁で造られたビクトリア様式の美しい建物の外観はさることながら、一歩建物内に足を踏み入れるとその豪華絢爛な内装に驚きを隠せません。

細部までもビクトリア様式のこだわりが随所に見られ、その芸術的な装飾美には、ため息が出るでしょう。ここは、建物を観に行くだけでも訪れる価値のある場所なのです。

〖ヴィクトリア女王像〗

南側の正面入口には、「ヴィクトリア女王像」があり、シドニーシティでの待ち合わせ場所と言えばこの像の前になります。東京の「渋谷ハチ公前」といった感じですね。

この「ヴィクトリア女王像」は、1908年に完成し、もともとはアイルランドの議事堂前に設置されていました。しかし、アイルランドがイギリスから独立して以降、銅像撤去の声が高まり、1947年に遂に「ヴィクトリア女王像」は撤去され、倉庫の中に保管されることとなり、その役目を一旦終えるのです。

時は流れ、1980年代の「QVB」の改修工事の際、現在の設置場所である「QVB」前の広場に「ヴィクトリア女王像」を新たに設置することが決定し、「QVB」のプロモーションディレクター「Neil Glasser」によって、アイルランドに保管されていた「ヴィクトリア女王像」に再びスポットライトが当てられます。

そして40年以上も倉庫の中で眠っていた「ヴィクトリア女王像」は、船でアイルランドからシドニーに輸送され、約1年の補修作業の末、現在の台座と共に再び人々の前にお披露目されたのです。

「ヴィクトリア女王像」の台座をよく見てみるとこんな説明書きがありました。

【At the request of the City of Sydney this statue of Queen Victoria was presented by the Government and people of Ireland in a spirit of goodwill and friendship.Until 1947, it stood in front of Leinster House, Dublin, The Seat of The Irish Parliament. Sculptured by John Hughes, RHA, Dublin.】

訳すと「アイルランド政府は友好の印としてヴィクトリア像をシドニーに贈呈した」と書いてあります。

そして、この「ヴィクトリア女王」の近くにはシドニーの彫刻家「ジャスティン・ロブソン」が制作した女王の愛犬「アイラ」もいます。「ヴィクトリア女王」が愛してやまなかったペットとして有名ですが、実は猫との喧嘩に巻き込まれたため亡くなってしまい、女王とは5年間しか一緒にいることができなかったそうです。

その短い生涯を終えた後もこうして「ヴィクトリア女王像」の後ろで今日も女王を見守っています。この犬の像の前に立ったり、噴水にお金を入れると犬が話す仕掛けになっていますので是非ともチェックしてみてください!

この噴水で集められたお金は体の不自由な子供たちへの基金として役立てられています。


〖グレートオーストラリアンクロック(北口)

「QVB」で必ず見てもらいたいのが、吹き抜けの天井にぶら下がる2つの時計です!

設置箇所は北口と南口で、それぞれ「グレートオーストラリアンクロック(北口)」・「ロイヤルクロック(南口)」と呼ばれています。

「グレートオーストラリアンクロック」は重さ4トン、高さ10メートルの世界最大の吊り時計。制作に4年の月日をかけ、1.5億円を費やしたそうです。

時計盤の上部には、オーストラリアの歴史がわかるジオラマがはめ込まれており、このジオラマを最も近くで見られるのが、最上階のフロアです。

アボリジニの時代、ヨーロッパの殖民時代など、オーストラリアの歴史を描いた絵画が施されるこの黄金の時計は一見の価値あり!

「アボリジニ」とはイギリス人冒険家「ジェームスクック」がオーストラリア大陸を発見する前から住んでいた原住民のこと。イギリスから多くの移民、船乗りを送り込みますが、原住民と移民の争いが激しくなり多くの死傷者を出します。

1869年にはオーストラリア政府により、原住民の子供を親から引き離し隔離する(盗まれた世代)政策が行われますが、もちろんオーストラリアの「原住民(アボリジニー)」は反対します。

これは今でもオーストラリアではセンシティブな問題で、2008年に首相が謝罪することになりました。また、2019年から「エアーズロック」に登ることが禁止されます。

「エアーズロック」は「アボリジニ」にとって神聖なもので、政府が「アボリジニ」に敬意を示すために決めた措置。最近ではオーストラリア政府は「アボリジニ」に手厚いサポートをしたり、なんとか共存する道を探しているところです。

少し話が脱線しましたが、オーストラリアにもこのような歴史があることも知っておくと、違った角度から「グレートオーストラリアンクロック」を観賞できると思います!

〖ロイヤルクロック(南口)

大きなからくり時計の「ロイヤルクロック」は4階まである吹き抜けの空間からどこにいても見える、迫力ある時計。

1982年に「ニール・グラッサー」によって設計されたもので、「アボリジニ」の時代やヨーロッパの殖民時代など、「アボリジニ」と白人の視点からオーストラリアを描いたジオラマパノラマによって展示・絵画が施され歴史を垣間見ることができます。

午前9時から午後9時までの12時間、毎時間ごとに仕掛けが作動し音楽に合わせて人形が出て来るのを見ることができ、船が周りをぐるりと動き、オーストラリアの島々を巡っています。そしてその通路には昔を懐古する写真パネルがかけられています。

・1215年に「マグナカルタ」という民主主義のもととなった重要文書にジョン王がサインする場面

※「マグナ・カルタ」とは「イングランドの自由の大憲章」のことで、民主主義の礎「基本的人権と立憲主義」の出発点となった重要文書。

・イングランドの王チャールズ1世の斬首の場面

・イングランドのハロルド2世ヘイスティングの闘いでの戦死する場面

などのいくつものシーンがくるくると回転して、機械仕掛けの人形劇が始まります。

この仕掛けが始まる前に大きなトランペットの音が「QVB」内に鳴り響くので、ショッピングの合間に立ち寄ってみて下さい!

ちなみにイングランドはイギリスの一部。「イギリス」は 「イングランド」・「スコットランド」・「ウェールズ」・「北アイルランド」の4カ国を「イギリス(UK)」と呼びます。


〖吹き抜けの天井とステンドグラス〗

「吹き抜けの天井」と「ステンドグラス」がある「中央ホール」は、観光客の撮影スポットとして人気です!

ロマネスク様式の半円アーチを持ち、ビザンチン様式のドームの高い吹きの抜けの先にはステンドグラスがはめ込まれています。カーブを描きながら作られている大理石のモザイクタイルを使用した階段、そして美しいステンドグラスは美しいの一言。

階段室やエレベーターやトイレなど、さりげなく豪華に装飾されているため、建物内は見所満載!イギリス王室所有の宝石屋レプリカも展示されています。

「エスカレーター・ホール」のステンドグラスもとても素敵で、よく見ると小さく「QVB」と書いてあります。

また、「クイーン・ビクトリア・ビルディング」は、夜になると昼間とは全く違う雰囲気でライトアップされます。まるで聖堂のようなステンドグラスから内部の光が漏れ、美しい外観を見ることができます。

更に「クリスマスシーズン」ともなれば、子供連れの家族が行列を作る巨大なクリスマスツリーが中央ドームの真下に飾られます。ツリー付近にはサンタクロースとツーショットで写真撮影できるコーナーも設置。ピアノの生演奏も聴けて、まるで聖堂に入ったような雰囲気の空間になります。