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オーストラリア シドニー シドニー・セント・メアリー大聖堂

更新日:2020年12月30日


こちらは、南半球で最大の大きさを誇るローマ・カトリック教会「シドニー・セント・メアリー大聖堂」です!

「シドニー・セント・メアリー大聖堂」は、ゴシック・リヴァイヴァル建築の重圧な大聖堂で、シドニー有数の賑やかな地区、シティの「タウンホール駅」や「ウェストフィールド・シドニー」のすぐ近くに位置しながら、緑豊かな「ハイド・パーク」とドメインに挟まれており、都会の喧騒を忘れて静かな一時を過ごすことができる場所です。

 

【歴史】

 

1788年にシドニーの植民地によって、イギリスから渡ってきたカトリック信者が「シドニー・セント・メアリー大聖堂」を建設しました。

1821年にニューサウスウェールズ州知事である「マッコリー」によって建設計画が立てられ始まった、オーストラリアで最初に建てられたローマ・カトリック教会です。

しかし、1864年に火災で燃失したため、現在の建物は1928年に63年もの歳月をかけて再建されたものになります。

1930年には、当時のローマ法王「ピウス9世」が、「シドニー・セント・メアリー大聖堂」が教会堂より上位の「バジリカ」であることを認定しを受けています。歴代のシドニー大主教はここで教会の職務を行っています。

また、2008年6月には、当時のローマ法王「ベネディクト16世」が訪問するなど、現在もオーストラリアにおけるカトリック中心であり、多くのカトリック信者が祈りを捧げに訪れています。

 

【魅力・見どころ!】

 

〖ゴシック建築〗

「シドニー・セント・メアリー大聖堂」は、南半球で最も大きいことでも有名な「ゴシック・リヴァイヴァル建築」の大聖堂です。

「ゴシック建築」特有の、天を突くように真っすぐに伸びる尖塔は、高さ74.6メートルもあります。また、聖堂自体も107メートルあるという程の巨大さです。

使用されている赤茶色の石材も大聖堂の重厚感を増幅させており、眺めているだけで圧倒される存在感があります。

特に夕暮れ時は、大聖堂の赤茶色の石肌が夕陽を浴びて燃えるような赤色に染まってゆき、素晴らしい景観美を作り出してくれますので要チェックです!

〖内観〗

「シドニー・セント・メアリー大聖堂」の見どころは、何と言っても高いアーチ状の窓やステンドグラス、大理石の床などゴシック様式の美しさです。

尊厳で重圧感溢れる「ゴシック・リヴァイヴァル建築」の大聖堂内に一歩足を踏み入れると、静謐で壮麗な雰囲気の内部に驚かずにはいられないでしょう。

壮麗な長い廊下には、高い天井を支えるアーチ型の柱が延々と連なっており、まるで虹が連なっているかのような美しさがあります。

他にも、「メロッコ兄弟」のモザイクが施された美しい床や大きなパイプオルガン、色とりどりの大きなステンドグラス、十字架に架けられたキリスト像など、どれもが素晴らしいものばかりです。


また、連日ミサも行われており、祈りを捧げている信者の姿、ミサが行われている神聖な様子を眺めていると、自然と息を潜め神聖な不思議な空間にいることを実感できるでしょう。

キリスト教信者でなくでも祈りを捧げたくなってしまうほど、厳かな気持ちになってしまいます。

 

【パイプオルガンのコンサート】

 

「シドニー・セント・メアリー大聖堂」の「パイプオルガン」は教会の中央付近、主祭壇を見て左側の高い位置にあり、 規模としてはそれほど大きなパイプオルガンではないですが、 真下から見上げれば迫力満点です!

この「パイプオルガン」は1999年に導入された新しい楽器で、教会創建当初からあったものは災害などによって消失、これまでに何度か置き換えられてきた歴史があります。

「シドニー・セント・メアリー大聖堂」を訪れるなら、是非パイプオルガンの音を生で聴いてみたいものです!

この教会では、「パイプオルガン」を使ったコンサートが時々行われており、ダイナミックな演奏を聴くチャンスがあります。

ちなみに、「パイプオルガン」にはレバーが沢山あり、細かな音質の調整が可能なのですが、足を使ったベースの操作も必要なため、非常に難しいとされています。

尚、この演奏者の後ろ側には座席があるので、座って演奏風景をじっくり見る事ができますよ!観光で教会を訪れても、なかなか生演奏の機会に巡り合う事は無いので、生で演奏を聴けることはとても貴重な体験となります。

コンサートスケジュールは教会のHPに掲載されており、チケットも同HPから予約可能です。中には入場無料のコンサートもありますので、滞在スケジュールが合えば、是非とも訪れてみて下さい!

 

【アクセス】

 

「シドニー・セント・メアリー大聖堂」があるのは、シドニー市街の中心部。

「シティーサークル線(T1,T2,T4)」の「セント・ジェームズ(St James)駅」からもすぐなので、アクセスしやすい鉄道を利用するのが便利です。

シドニーの「シティーサークル線(T1,T2,T4)」の「セント・ジェームズ(St James)駅」で降り、出口を出てハイドパークの公園内を歩いて行けばすぐ着きます。

 

【注意点】

 

「シドニー・セント・メアリー大聖堂」内は観光客だけではなくクリスチャンの方も多数訪れています。

節度を持った行動を心がけましょう。

過度に露出の高い服装は避け、帽子を着用の際は脱帽して入場、また祭壇の前では大きな音をたてたりせず雑談を慎むなど、マナー向上に努めて下さい。

 

いかがでしたでしょうか。

「シドニー・セント・メアリー大聖堂」の隣にある「ハイド・パーク」は、ランチスポットとして人気がある場所です。

また、「アンザック戦争記念碑」や「キャプテンクックの銅像」、「アーチボルド噴水」などがあり、観光スポットとしてもとても充実した場所になりますので、是非訪れて見て下さい。

 

【基本情報】

シドニー・セント・メアリー大聖堂

住所:St Mary's Road Sydney NSW 2000

アクセス:シティレール(City Rail)T1、T2、T3、T4線 タウンホール(Townhall)駅

料金:無料

営業時間:6:30-18:30

休業日:年中無休

公式サイト:https://www.stmaryscathedral.org.au/英語

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

#Australia #Sydney #シドニー・セント・メアリー大聖堂 #聖堂 #photo #建築 #歴史

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