私の旅行記
オーストラリア シドニー センテニアル・パーク
更新日:2020年12月30日

こちらは、総面積が220haで「東京ドーム」約40個分という広大な土地に広がる都会のオアシス「センテニアル・パーク(Centennial Park)」です!
「センテニアル・パーク」は、シドニー中心部から南東約5㎞「パディントン」から「ボンダイ」の間の「ウラーラ」という地域に位置しています。
オーストラリアの自然を100%感じられる環境が残されており、季節を問わず多くのオーストラリア人の憩いの場となっているこの公園はまさに都会のオアシス。
今回はそんな、「センテニアル・パーク」について詳しくご紹介させていただきます!
【アクセス】
「センテニアル・パーク」は市街地「タウンホール」からバスで15分とアクセスはとても簡単です!
「センテニアル・パーク」へ向かうバスNoは、「333」・「333N」・「440」の3つのバスで向かうことができます。
「333」系のバスは「サーキュラーキー」から「ボンダイビーチ」まで直行する「Bondi Link」、「440」は「ロゼル」というエリアから「ボンダイジャンクション駅」までを繋ぐバスになります。
いずれのバスも「ハイドパーク」の端にある「Museum(ミュージアム)駅」そばの「バス停(Museum Station, Liverpool St, Stand A )」から乗るのが簡単でベストです。
ちなみに、「サーキュラーキー」付近のホテルに滞在するのであれば、駅前発の「333番」に乗って向かうのが早いです。

「440番」のバスは「セントラル駅」を通りますので そちらの方が都合が良ければ「ベルモアパーク前(セントラル駅3番出口Eddy Ave沿いStand B )」のバス停から乗りましょう。
バスは約15分で「センテニアル・パーク」の「パディントンゲート」付近に到着します。バスを降りる場所の目印は進行方向の右手にあるこちらの教会になります。
※教会が見えたらすぐにバスの停車ボタンを押すようにしましょう。

バスを降りたら「パディントンゲート」から入場して公園内を進んでいきましょう。
〖センテニアル・パーク内での回り方〗
公園の回り方は、こちらの地図のように中央道路を突き抜けて行くのが分かりやすくておすすめです!
まず「パディントンゲート」を抜けるとすぐに道が2股に分かれています。この道は右側の車がたくさん駐車してある方へ進んでいきましょう。徒歩で1時間もあれば十分楽しむことができますので、以下では「パディントンゲート」からの進み方をご紹介します。

まず「パディントンゲート」を抜けるとすぐに道が2股に分かれています。この道は右側の車がたくさん駐車してある方へ進んでいきましょう。
5分程歩くとまた道が2股に分かれますので、こちらも右側に進みましょう。更に5分ほど歩くと公園の中央にある「インフォメーションセンター」に着きます。

ここにはカフェやレストラン、トイレがありますのでひと休憩を入れるのも良いでしょう。
また、「インフォメーションセンター」前にはパンフレットが置かれています。英語表記ですが、パーク内マップやイベント情報などのカタログがありますので忘れずに貰っておきましょう!
公園内で見られる鳥を紹介するパンフレットもありますので、色んな野鳥を探しながら回るのも楽しいですよ!

そして、「インフォメーションセンター」で休憩を取ったら、センターを左手に更に真っすぐ進んでいきましょう。
今回ご紹介するルートはパーク内でもメインとなる道路に沿って進みますので、まず迷うことはないと思います。

しばらく直進すると左手に「Duck Pond」と呼ばれる大きな池が現れます。ここから数分歩いたらもうすぐ公園の反対側の出口に到着します。公園の端に着いたら右折して5分程歩くと、帰りのバス停に近い「Randwick Gate(ランドウィックゲート)」に出ることができます。
〖帰り方〗

「ランドウィックゲート」を出ると道路に出ますので、ここを直進します。
歩くとすぐにバス停が現れますがここではありませんので注意してください。シティとは逆方向に行ってしまいます。
こちらのバス停を通り過ぎて、大通り「Alison Rd」の信号を超えた奥にあるバス停が正解です。
こちらの「Australian Turf Club」の目の前にあるこちらのバス停から「セントラル(Central)駅」行き「338」・「372」・「376」、「タウンホール(Townhall)」行き「339」・「373」・「374」・「377」の番号のバスで帰ることができます。
【魅力・見どころ・楽しみ方!】

1888年に建国100周年を記念してつくられた「センテニアル・パーク」は、木々の緑や池がとても美しい公園で、「ウォーキング・コース」・「サイクリング・コース」・「バーベキュー施設」・「18ホールのゴルフ場」・「クリケット場」・「フットボールスタジアム」・映画の撮影に使われる「フォックス・スタジオ (Fox Studios)」などがあり、地元の人々のピクニック・エリアとして大人気のスポットです!
「パークライド」として乗馬を楽しむこともでき、初心者でもレッスンが受けられるスクールがあるため、公園内一周をしてみるのがおすすめです!
また、「センテニアル・パーク」には多くの野鳥がいることでも有名で、バードウォッチングをしながら、一日ゆっくりと自然を楽しむのも良いでしょう。
〖バードウォッチング〗

「センテニアル・パーク」では季節にもよりますが、50種以上の野鳥が観察されています。
その中でも、是非とも探して見て欲しい野鳥たちをいくつかご紹介します。
【Australian Magpie(オーストラリアン・マグパイ)】

カラス科に属する白と黒の2色柄が特徴の「オーストラリアン・マグパイ」は、日本では「カササギ」として知られています。
オーストラリアの「マグパイ」はよく小さい鳥に追いかけられていたりしてとても可愛いらしいですよ!基本的にシドニーの至る所で見られる鳥ですので、それほど珍しくはありません。
【Cockatoo(コカトゥー)】

鳴き声が特徴的な「コカトゥー」は日本では「キバタン」と呼ばれており、日本では珍しいこのオウムもここでは何十匹も見られます。
雨上がりによく地上に降りてくるため、近くで観察することもできますよ!
【Dusky Moorhen(ダスキー・モーヘン)】

「ダスキー・モーヘン」は、赤いくちばしが特徴でクイナ科に属し、公園内でよく見かけることのできる鳥です。
オセアニアではあまり見られないはずなのですが、「センテニアル・パーク」にはたくさんいます。
【Black Swan(ブラックスワン)】

「ブラックスワン」は、池の中にぽつんと佇む黒い鳥で、オーストラリアに生息する固有種の「コクチョウ」です。
近づいても全く恐れない堂々とした態度に威厳を感じますが、是非とも近くでご覧ください!
〖サイクリング〗
【おすすめレンタサイクルショップ:センテニアル・パークサイクル(Centennial Park Cycles)】

公園内にある「レンタサイクルショップ」は、普通車を1時間15ドルから借りられ、他にも、子供乗せ自転車、幼児車、タンデムバイクなど種類が豊富にあり、四人乗り自転車まであるので家族や友達と行って楽しめる自転車があります。
ランニング、サイクリングコース沿いは、道幅が広く、自動車も通りますが安全です。
ただし、自転車の場合自動車道用一方通行となっていますので逆走しないよう気をつけましょう!
【基本情報】
センテニアル・パークサイクル(Centennial Park Cycles)
住所:Fearnley Grounds, Grand Drive, Centennial Park NSW 2021
営業時間:8時30分~17時00分
休業日:なし
公式サイト:https://www.cyclehire.com.au
【サイクリングコース】
走行距離:4km
走行時間:15分
〖乗馬〗

この広大な敷地を誇る「センテニアルパーク」で、憧れの乗馬体験はいかがでしょうか。
乗馬初心者という方も、専属のインストラクターが丁寧に説明してくれるので、気軽に参加することができます。馬に乗って優雅に散歩ができるのは、自然に囲まれたシドニー旅行ならでは。
日本ではなかなか体験できない貴重な経験を是非ともお楽しみください!
〖1万種以上の植物・花〗

美しく手入れされた公園内にはなんと1万種以上の植物が生息しているとのこと!植物や花もオーストラリアならではの自然美で溢れています。
珍しい植物や、オーストラリアでしか見られない固有種も少なくありません。こちらはバラ園では、ベンチに腰かけて休日を楽しんでいる夫婦・カップルの姿を見かけます。
スポーツのイベントも開催されることが多く、観光客はほとんどいない様子。地元の憩いの場としてピクニックなど楽しみ方ができますよ!
【合わせて行きたい観光スポット!:シドニー・オリンピック・パーク】

こちらは、2000年に開催された「シドニー・オリンピック」のために建設された「シドニー・オリンピック・パーク」です!
「センテニアル・パーク」に隣接しているため、合わせて観光するのがおすすめです!

2000年「シドニー・オリンピック」は、2009年9月15日から10月1日までの期間、オーストラリアのシドニーで行われた第27回夏季オリンピックで使用。20世紀最後かつ2000年代最初のオリンピックにあたり、南半球での開催は1956年の「メルボルン・オリンピック」以来の44年ぶりとなりました。
「シドニー・オリンピック・パーク」は、今なおオリンピックの興奮と感動を残しながら、現在でも様々なスポーツやエンターテイメントに利用されています。2003年の「ラグビー・ワールド・カップ」の会場としても使われました。

広大なパークにはスタジアムやドーム、テニスセンター、プール、ホテル、レストラン、コンサートホールやオフィスビルなどオリンピックに使用された施設の他にバーベキューやピクニックの出来る広大な公園があり、家族でのんびり休日を過ごしたり、一般に開放されている施設でスポーツを楽しむのにぴったりです。
【基本情報】
住所:Corner Showground Road and Murray Rose Avenue, Sydney Olympic Park NSW 2127 (Vsitor Centre)
電話番号:02-9714-7888
公式サイト:www.sydneyolympicpark.com.au
アクセス:「Central(セントラル)駅」から「T1 North Shore, Northern & Western Line」に乗車し、「Lidcombe(リッコム)駅」で「T7 Olympic Park Line」に乗り換えて、「Olympic Park(オリンピックパーク)駅」で下車。途中の「ストラスフィールド駅(エバートン・ロード、スタンドC)」より「525番」バスで行くこともできます(約10分)。または、フェリーで「サーキュラー・キー(Circular Quay)」から「パラマタ川(Parramatta River)サービス」で「シドニー・オリンピック・パーク・ワーフ(Sydney Olympic Park Wharf)」まで乗って行くことができます。

いかがでしたでしょうか。
シドニーの中心地からわずか15分でアクセスできる「センテニアルパーク」は、オーストラリアの自然がたくさん詰まった美しい公園です。
たくさんの野生の鳥たちが暮らす楽園でもあり、近代化する街中とは対照的にここには数百年前から変わらないオーストラリアの姿が未だに残されています。
観測スポットに隠れて水鳥を見たり、マングローブの密林の泥沼のなかのボードウォーク歩き、広い芝生や噴水広場でゆったり過ごしてみてはいかがでしょうか。
【基本情報】
センテニアル・パーク(Centennial Park)
住所:Oxford Street, Centennial Park, 2021
電話番号:+61 2 9339 6699
公式サイト:www.sydney.com/destinations/sydney/inner-sydney/attractions/centennial-parklands
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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