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  • 私の旅行記

オーストラリア シドニー ハイド・パーク・バラックス

更新日:2020年12月30日


こちらは、世界遺産にも登録されている「ハイド・パーク・バラックス」です。

オーストラリア各地に散らばる「オーストラリアの囚人遺跡群」のひとつとして、2010年に世界文化遺産へ登録されました。

「ハイド・パーク・バラックス」は、1819年に流刑囚の建築家「フランシス・グリーンウェイ」により、男性囚人宿泊所として建築されたジョージ王朝様式建造物です。このレンガ造りの小さな収容所は、設計も建築も全て囚人によって行われた珍しい建物なのです。

当初は男性囚人の宿舎として、その後は政府の施設などにも使われ、現在では博物館として公開されています。館内には、当時ここで生活をしていた囚人や女性移民らに関する物が展示されています。

 

【歴史】

 

1818年に建てられてからの30年の間、600人もの男性囚人が寝泊まりする刑務所として使用されてきましたが、1848年に囚人たちが「コッカトゥー島」に移されてからは移民の収容所となり、1887年には法廷や庁舎として使用されるようになりました。

1984年には博物館として一般公開されるようになり、オーストラリア囚人や開拓時代の歴史を知ることできる貴重な施設として、2010年には世界遺産に登録されました。

「ハイド・パーク・バラックス」は現在に至るまでに185年にも渡り、50以上の団体に属しましたが、そのうち28団体は主に法務または行政機関の部署として幅広く利用されてきました。

現在では、建物の構成、考古学および空間を使用し、バラックスに居住した者たちの生活と体験を語りかける様々な展示を通じて、この遺跡の歴史を記した博物館となっています。

フロアに並ぶハンモックに横たわると耳元から囚人や入植者の女性たちの声が聞こえる「眠りと悪魔の部屋」やバラックスの歴史を模型で辿る「物語の部屋」のほか、青と白の縞模様の囚人用のシャツなど興味深い遺物も多い。

オーストラリアはもともとイギリスの流刑地でした。この地に送り込まれた流刑囚人たちは、日中は新天地を開発するための労働に駆り出されていました。

ここでは、流刑囚のデータベースを閲覧できる他、流刑囚たちの遺品も展示されています。特に、囚人たちの寝床として使われていた小さなハンモックが並んでいる様子はとても見ごたえがあります。

展示物は人・考古学・囚人・物語・グリーンウェイギャラリーと分かれており、歴史が好きな方におすすめのスポットです。

 

【アクセス】

 

〖鉄道〗

シドニー市街の地下には、「CityRail(シティーレール)」という鉄道が走っています。シドニーから郊外に延びる鉄道の市街地部分が地下に潜った、というイメージで地下鉄ではありません。

その「CityRail(シティーレール)」の「South Line」・「Inner West Line」・「Airport & East Hills Line」・「Bankstown Line」(この4路線は、シドニー市街地下を環状線のように走っており、この部分を「City Circle」とも呼びます。)の「St. James(セント・ジェームズ)」駅から徒歩2分の場所にあります。

または、「Eastern Suburbs & Illaw Arra Line」の「Martin Place(マーティン・プレイス)」駅から徒歩5分。

「CityRail(シティーレール)」の路線図・料金・時刻表について、、、

・路線図はこちらから➡【路線図

・時刻検索はこちらから➡【時刻検索


画面右側の「Trip Planner」に、

1. 出発地と目的地の最寄の駅・住所・施設名のどれで入力するかを選択し、名前を入力します。

2. leave after=出発時刻か、arrive before=到着時刻のいずれで検索するかを選択します。

3. 日付、時刻を入力します。

4. 「View Trip」をクリックします。

すると、「CityRail(シティーレール)」だけではなく、バス・フェリーも経由した場合の、最短時間や乗り換え回数が少ない行き方が表示されます。

徒歩部分まで含めた全行程の地図や列車の発着するプラットフォーム番号など、詳細に表示されますのでとてもわかりやすいです。

・料金検索はこちらから➡【料金検索

出発と到着の駅名を入力し、「Calcurate」をクリックすると、料金表が表示されます。

表のタイトルが「My Train」となっているが普通のきっぷであることを示していますので、あまり気にしなくて大丈夫です。

「Single=片道」・「Return=往復」・「Off-peak return=混雑していない時間帯の往復割引」などが表示されます。

※「Off-peak」の時間帯は、月曜日から金曜日の午前9時以降に購入した場合、および週末・祝日が30%の割引となります。

※「子供料金」=料金表の「Child」は、4~15歳の子供に適用され、3歳以下の子供は無料です。

※「シドニー空港」を出発地や目的地にする場合、きっぷを買うと普通の運賃とは別に「Gatepass」という料金が自動的に加算されます。料金など詳細はこちらから➡【料金詳細】。また、下記に記載している「My Multi(乗り放題きっぷ)」を持っている人は、空港駅で係員に別途「gatepass」料金を支払う必要があります。

・乗り放題きっぷ 

「CityRail(シティーレール)」だけではなく、「シドニーバス」・「シドニーフェリー」・「メトロ・ライト・レール」のすべてが乗り放題となる一日乗り放題きっぷ「My Multi Day Pass」があります。

料金はこちらから➡【料金】。

「7日間」・「28日間」乗り放題のきっぷは、「CityRail(シティーレール)」の乗り放題区間別に、「My Multi 1, 2, 3」の区別があります。料金は、上記料金検索の要領で自分が移動する範囲の中でもっとも離れた二つの駅を入力し、料金表を表示させると、下記のほうに載っています。

乗り放題区間の地図はこちらから➡【乗り放題区間地図

〖レンタカー〗

「ハイド・パーク・バラックス」施設内には駐車場がないため、以下の場所に駐車する必要があります。

①民間有料駐車場「Domain Car Park」を利用します。徒歩約8分(約400m)

営業時間・料金はこちらから➡【公式ホームページ

②「ハイド・パーク・バラックス」周辺に、路上パーキングメーターがあります。1時間につき7ドル。

 

【ハイド・パーク】

 

「ハイド・パーク・バラックス」のすぐ南側には、南北に伸びるオーストラリア最古の区画された公園である「ハイドパーク」があります。

「ハイド・パーク」は「パークストリート(Park Street)」を挟んで北側部分と南側部分に分かれています。

「ハイド・パーク」北側部分の北端には大きな噴水があり、「セントメアリー大聖堂」がその東側に位置しています。

噴水越しに見る「セントメアリー大聖堂」の写真を撮るのが旅行者の間では定番のようです。

「ハイド・パーク」を挟んで、「セントメアリー大聖堂」の反対側の西側には「シドニータワー」が望めます。

「シドニータワー」の下はシドニーショッピングのメッカ「ピットストリートモール(Pitt Street Mall)」があります。

噴水から伸びる歩道の西の端「エリザベスストリート(Elizabeth Street)」沿いには、シドニートレインの電車の駅「セントジェームズ(St James)駅」があります。

公園内の「セントジェームズ駅」出入り口裏手にはカフェがあり、天気がいい日にはオープンエリアで開放的気分に浸りながら一息つくのがおすすめです!

「ハイド・パーク」南側には、戦争記念碑「ANZAC Memorial」があり、日中であれば見学可能です。

また、広大な芝生のエリアがありますので、地元の人たちがやっているようにピクニックランチを楽しんだり、単に寝そべって休憩するのもいいですね。

「ハイド・パーク」の南端は「リバプールストリート(Liverpool Street)」に面しており、ここにはバス停があり「ボンダイビーチ」や「ボンダイジャンクション」に行く〖333番〗のバスに乗ることができます。

バス停の西側「リバプールストリート」と「エリザベスストリート(Elizabeth Street)」が交差する角の公園側には、シドニートレインの「ミュージアム(Museum)駅」があり、ここは「オーストラリア博物館(Australian Museum)」の最寄駅になります。

 

いかがでしたでしょうか。

人・考古学・囚人・物語・グリーンウェイギャラリーと分かれている歴史が好きな方におすすめのスポット「ハイド・パーク・バラックス」を観光した後は、「ハイド・パーク」内を是非散策してみて下さい。

写真を撮るも良し、気になるスポットがあれば観光するも良し!

きっと充実した時間を過ごせること間違いなしです!

 

【基本情報】

ハイド・パーク・バラックス

住所:Queens Square Macquarie St., Sydney

電話番号:(02)82392311

アクセス:「CityRail(シティーレール)」の「セント・ジェームズ(St. James)駅」から約徒歩2分。

駐車場:なし

営業時間:10~17時

定休日:なし

休業日:聖金曜日、クリスマス

年齢制限:なし

公式サイトhttp://sydneylivingmuseums.com.au/hyde-park-barracks-museum

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

#Australia #Sydney #ハイド・パーク・バラックス #ハイド・パーク #世界遺産 #歴史 #博物館 #photo #公園

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