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  • 執筆者の写真私の旅行記

オーストラリア シドニー ボークルーズ・ハウス

更新日:2020年12月30日


こちらは、シドニーでも指折りの高級住宅地「ボークルーズ」に残る【歴史的建造物】の「ボークルーズ・ハウス(Vaucluse House)」です!

「ボークルーズ・ハウス」は、シドニーの中心街から東へ10キロメートルほど離れた、一般(団体)旅行客がまず訪れないであろう、落ち着いた場所に立つ「ウェントワース家」の邸宅です。

シドニーは、【歴史的建造物】が多く残っていることでも知られていますが、この邸宅はオーストラリア開拓時代の面影を残した豪邸になっています。

今回はそんな、「ボークルーズ・ハウス」について詳しくご紹介させていただきます!

 

【基本情報:ボークルーズ・ハウス】

 

〖歴史・概要〗

美しい庭園に囲まれたゴシック様式の屋敷「ボークルーズ・ハウス」は、オーストラリア連邦成立以前の19世紀、ニューサウスウエールズ植民地で名を挙げた政治家、探検家として知られる「ウイリアム・ウエントワース(William Wentworth)」の邸宅だったもの。

1803年に建てられてから様々な所有者の手に渡り、1910年から国の所有物となりました。

「NSW植民地憲法」のアイデアが練られたのもこの場所で、緑豊かな超高級住宅街にあるこの建物に一歩足を踏み入れれば、19世紀のイギリス統治下のオーストラリアにタイムスリップできます。

〖住所〗

Wentworth Rd., Vaucluse

〖電話番号〗

+61 2 9388 7922


〖アクセス〗

「エッジクリフ(Edgecliff))から「325」バスに乗り「ボークルーズ(Vaucluse)」で下車。

〖開館時間〗

水曜日~日曜日:10:00~16:00

※1月およびNSWのスクールホリデー期間は毎日開館。

〖定休日/休業日〗

月曜日・火曜日/グッドフライデー・クリスマスデー

〖チケット購入・料金〗

建物内を見学するときはこの中の受付で入場料を支払ってから奥に入る仕組みになっています。この小屋はギフトショップも兼ねているので、入場しない場合もお土産を探しに覗いてみて下さい!


大人$12・子供$8・家族$30

※シドニー市内の歴史的名所の入館料がセットになったチケット「シドニー・ミュージアムパス」もあります。

【シドニーミュージアムパス】

オーストラリアは美術館や博物館に無料で入れる所が多いのですが、シドニーの「美術館」は無料の所が多く、「博物館」は有料の所が多いです。

たくさんある博物館の中から気になる所だけ行くというのも良いですが、時間に余裕があれば「シドニーミュージアムパス」を購入するのはいかがでしょうか?

「シドニーミュージアムパス (Sydney Museums Pass)」は、「Sydney Living Museums」が運営する12の博物館及び歴史的建造物をお得に巡れる1カ月間有効のパスで、シドニーの歴史を知るには最適です。

チケット購入は「ロックス (The Rocks)」・「ダーリングハーバー (Darling Harbour)」にある「ビジターセンター」、または「オンライン」でも買えますが、手っ取り早いのは各博物館での購入です。

公式ウェブサイト:https://sydneylivingmuseums.com.au

〖シドニーミュージアムパス料金〗

Adult:$24

Child (5–15歳):$16

Concession:$16

(Full-time students, seniors, pensioners, and ISIC, YHA, HI, Nomad and VIP members)

Family:$50

(2 adults and 2 children or 1 adult and 3 children)

4歳以下:無料

※1つの博物館に1度しか入れません。博物館で特別イベントがある時はチケットが使えないのでご注意ください。

〖公式サイト〗

https://sydneylivingmuseums.com.au/vaucluse-house

 

【魅力・見どころ!】

 

かつて「ボークルーズ・ハウス」の辺り一帯は目の前にあるバス停を含めて土地全部が「ボークルーズ・ハウス」の敷地だったそうです。

敷地に入るとまずは見渡す限りの緑と樹齢数百年はありそうな大木。石のベンチからはかつて海まで見渡せたのでしょうか。

今では周りの木が大きくなりすぎてその間からしか海を臨むことができませんが、当時の風情は充分に残っています。振りかえれば広い空と同様に見渡す限り緑溢れています!

内部は当時の家具や調度品が飾られており、客間や寝室などを見学することができます。

19世紀当時の暮らしぶりがわかるよう内装が再現され、この屋敷の住人に今でも会えるような気持ちにさせてくれます。

また、邸宅と同時に、手入れがしっかりと行き届いた併設の庭園と農園に注目!イギリス風庭園をイメージしたガーデンが美しく、地元の人の憩いの場所となっています。

見渡す限りの緑と花たち、立ち上る花の香におもわずうっとり!この公園は一年中いつ来ても庭の手入れがしっかりと行き届き、花が咲き乱れています。

また季節限定ですが、日本の有名な藤の名所の「藤の花」はとても立派で、種類によっては30センチ以上のものがきちんと藤棚に並んで咲き乱れています。

長いものは50センチを越えるのではないでしょうか。花が1メートルになる藤もあると聞いたことがあります。

シドニーで見る「藤の花」は短いものが多いのですが、「ボークルーズ・ハウス」のものは立派なものも見ることができます。日本と違ってきちんと棚を作り藤の花が下がるようにはしておらず、棚はあっても自然に這わせています。

邸宅と噴水をバックにまるで植物園にいるかのような香りに包まれて散歩をしたり、ベンチで本を読んだりとゆったりと過ぎ行く時間を楽しんでください!

※建物の中を見学するには料金が必要ですが、庭やテラスを歩くのには料金を請求されません。

ちなみに、噴水周りの芝生の中は立ち入り禁止になっているのでご注意下さい!

そして、庭園内に造られた「ボークルーズハウス・ティールーム(Vaucluse House Tea Room)」での休憩を忘れずに!

屋敷に続く濃い緑の中で飲むデボンシャーティーの味はまた格別。シドニー有数といわれるホームメイドのホカホカスコーンにたっぷりとジャムとクリームを付けて、リッチな気分に浸りましょう!

平日の午後はハイソサエティー・マダムたちの優雅なお茶タイムの風景を垣間みることができます。また、サンドウィッチなどの軽食は日本人的サイズなので満腹過ぎて動けなくなる心配はありません。

 

いかがでしたでしょうか。

「ボークルーズ・ハウス(Vaucluse House)」では当時の暮らしぶりを知る、貴重な体験ができること間違いなしです!

シドニーに訪れた際は、是非とも「ボークルーズ・ハウス」で癒されみてくださいね!

ちなみに、敷地内は砂利と芝生がほとんどですので、女性の方はスニーカーなどの踵のない靴で出かけた方がいいかも知れません。

 

【基本情報】

ボークルーズ・ハウス(Vaucluse House)

住所:Wentworth Rd., Vaucluse

電話番号:+61 2 9388 7922

アクセス:「エッジクリフ(Edgecliff))から「325」バスに乗り「ボークルーズ(Vaucluse)」で下車。

開館時間:

水曜日~日曜日:10:00~16:00

※1月およびNSWのスクールホリデー期間は毎日開館。

定休日:月曜日・火曜日/グッドフライデー・クリスマスデー

料金:

大人$12・子供$8・家族$30

※シドニー市内の歴史的名所の入館料がセットになったチケット「シドニー・ミュージアムパス」もあります。

公式サイト:https://sydneylivingmuseums.com.au/vaucluse-house

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。


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