私の旅行記
スペイン バルセロナ エスパーニャ広場

こちらは、バルセロナ中心地へと入る西の玄関口「エスパーニャ広場(Placa Espanya)」です!
「エスパーニャ広場(別名:スペイン広場)」は、交通の要衝としては非常に重要な場所で、空港と市内を往復する「バス(アエロ・バス)」の発着場所でもあります。
また、「モンセラット」や「コロニアグエル教会」へ行く際に使う「FGCカタルーニャ公営鉄道」の発着駅もあり、更に地下鉄は「L1」と「L3」が接続している交通の要衝で、「モンジュイック」の各観光スポットへの起点ともなる場所でもあります。
今回はそんな、「エスパーニャ広場」について詳しくご紹介させていただきます!
【エスパーニャ広場:基本情報】
〖歴史・概要〗

「エスパーニャ広場」は、広さ約34000平方メートルと【マドリード】の「エスパーニャ広場」に次いでスペインで2番目に広い広場になります。現在では多くの大通りが交わる主要な交差点になっていますが、歴史がある場所としても有名です。バルセロナを最も象徴的に表す1つであるこの広場は、1929年の万博のために作られ、ここで採用されたのは建築家「プッチ・イ・カダファルク」と「ギジェム・ブスケッツ」の案でした。
当時はすでにモデルニスモ様式の流行が廃れてきていたため、彼らはバロック様式の影響が見られる古典的なスタイルにすることを選びました。広場の中心には彫刻で飾られた噴水を配置し、万博に訪れる人たちを迎えました。これは「ジュセップ・マリア・ジュジョル」によってデザインされました。
また、高さ47mの2本のそびえ立つ塔は「ヴェネチア」にある「サン・マルコの鐘楼」から影響を受けたもので、下を通る道は「噴水広場」・「カタルーニャ美術館」方面へ伸びています。更に広場の周りには、「アレーナス・デ・バルセロナ」というショッピングモールや「ジュアン・ミロ公園」があり、とても見所の多い場所でもあります。
〖住所〗
Pl. Espanya, Barcelona
〖アクセス〗
地下鉄1・3号線「エスパーニャ駅」から徒歩すぐ。
「エスパーニャ広場」は、バルセロナ郊外と市内を結ぶ「FGCカタルーニャ公営鉄道」と「市内中心」とを結ぶ2本の地下鉄ラインの乗り換え駅で、「サンツ中央駅」・「パセジダグラシア駅」・「カタルーニャ広場駅」と並び、バルセロナでも最も重要な駅の一つとなっています。
【空港バス乗り場】

空港行バス停は、「エスパーニャ広場」にあるホテル「CATALONIA PLAZA」前にあります。この近くのホテルに泊まる人以外はほとんど利用することはありませんが、もし、早朝にこのバス停を利用される方は置き引き、ひったくりなどの盗難事件が多発していますのでご注意ください!
【市バスの降り場と乗り場】

「バルセロナ空港」から市内への安価な移動の仕方として「46番」の「市バス」を利用する方法があり、「スペイン広場」で降りることができます。尚、ここからの移動は地下鉄となりますが、地下鉄チケットの購入の必要は無くバスで使ったチケットがそのまま使えます。
ちなみに、帰りの空港行の「46番市バス」は降りたバス停ではなく、広場から「見本市会場」の横を少し歩いたところに始発のバス停があります。
【エスパーニャ広場:MAP】

①:ラス・アレナス ショッピングモール(Las Arenas)
② :空港バス乗り場(Aero Bus)
③ :FGCカタルーニャ公営鉄道のスペイン広場(Plaza Espanya)駅入り口
④ :地下鉄「L1」・「L3」/スペイン広場(Esynya)駅入り口
⑤ :空港から市バス「46番」の到着バス停
⑥ :空港行市バス「46番」の発車バス停
⑦:モンジュイックの丘行のバス「150番」のバス停(ミロ美術館、オリンピックスタジアム..etc。
⑦ :見本市会場(Fira Barcelona Montjuic)
⑩:ベネチアの塔(Torres Venecines)
【エスパーニャ広場周辺:おすすめ観光スポット4選!】
〖スペイン広場の元闘牛場(現ショッピングモール)〗

「スペイン広場の元闘牛場(現ショッピングモール)」は、地下鉄「Espanya駅」を降りてすぐの場所にあります。ここで目を引くのは円形の建物で、ここは「元闘牛場」だった場所で、現在は「ショッピングモール」になっています。屋上は、円形という建物の特性を生かして360度周りが見渡せるようになっています。「元闘牛場」を利用するというユニークなアイディアですので、スペインのショッピングモールを覗いてみるついでに、立ち寄ってみてるのも良いでしょう。
〖マジカ噴水〗

「マジカ噴水」はバルセロナでも有名な観光スポットで、広々とした広場に大きな噴水があります。「カタルーニャ美術館」をバックにすると、キレイに写真を撮ることができるため、フォトスポットとしても人気!夜のライトアップも魅力的です!

また、金曜日と土曜日の夜からは30分間「噴水ショー」が行われ、吹き上がる水の圧力と、色とりどりの光の技術によってなされるコンビネーションの数々は圧巻の一言。現代技術を余すことなく駆使した迫力満点のショーを、ぜひお楽しみください!
※時期によって少しずつ時間が異なります。
※1/7~2/28の約2か月間は定期点検でお休みになります。
【基本情報】
住所:Plaça de Carles Buïgas, 1, 08038 Montjuic, Barcelona
開催時間:
5月~9月:木曜日~日曜日21:00~23:30
10月~4月:金曜日•土曜日19:00~21:00
アクセス:地下鉄1号線/3号線「Plaza Espanya(スペイン広場)駅」から徒歩約8分。
〖カタルーニャ美術館〗

こちらの宮殿のような建物は、元々「バルセロナ万博」の際に建てられ、開会式が行われた「パビリオン」でした。その後、美術館としてオープンしました。「ロマネスク」・「ゴシック」・「ルネッサンス/バロック」・「モダン」の4つのエリアで構成されており、1つのエリアだけで美術館1つ分に値するほど非常に広く見ごたえがあります。
トータル約200万点もの作品が展示されおり、様々なジャンルの芸術品も期間限定の特別展示で見ることもできます。芸術を堪能した後は、是非外に出て景色も堪能してみてください!すぐ目の前にある「スペイン広場」、その奥にあるバルセロナの街を眺めることができます。

【基本情報】
カタルーニャ美術館 (Museu Nacional D'art de Catalunya)
住所:Palau Nacional. Parc de Montjuic, 08038 Barcelona
電話番号:93-622-0360
アクセス:
地下鉄1、3号線Pl.Espanya 徒歩10分
※スペイン広場から向かって海側
開館時間:
火曜日~土曜日:10:00~19:00
日曜日:10:00~14:30
休館日:日曜日・1月1日・5月1日・12月25日
入館料:12ユーロ
公式サイト:https://www.museunacional.cat/ca
〖ミロ美術館〗

多くの人が耳にしたことがあるであろう、「巨匠ミロ」。バルセロナを代表する画家であり、終生バルセロナを愛した画家です。
「ミロの美術館」は、「ミロ」自身が存命の間に設立した美術館で、初期から晩年にかけての「ミロ」の作品、また主に20世紀、21世紀の美術にフォーカスした展示が行われています。個人美術館での施設の規模、所蔵点数は世界最大級と言われています。

「ミロ」は日本への滞在経験もあり、その際に日本文化の1つである「間」を学びました。西洋画法としては斬新な切り口の画風をもつ絵画を見上げれば、思わず「ミロ」がどのような意図を持ち描いたのかを考えさせられることでしょう。また、美術館の中にはカフェテリアが併設されており、軽食をとりつつ休憩することができます。
【基本情報】
ミロ美術館(Fundació Joan Miró)
住所:Placa de Neptu, Barcelona
電話番号:93-443-9470
アクセス:
「スペイン広場」から「50番」のバスで約5分、ケーブルカーの「パルク・デ・モンジュイック(Parc De Montjuic)駅」から徒歩1分。
開館時間:
10月~6月:10:00~19:00
7月~9月10:00~20:00
全期間木曜:10:00~21:30
日曜日・祝日:10:00~14:30
休館日:月曜日
料金:11ユーロ
公式サイト:https://www.fmirobcn.org/es/
【基本情報】
エスパーニャ広場(Placa Espanya)
住所:Pl. Espanya, Barcelona
アクセス:地下鉄1・3号線(Espanya駅)から徒歩すぐ
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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