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スペイン バルセロナ サグラダファミリア:魅力・見どころ・チケット購入方法・アクセス方法まで徹底ナビ!

最終更新: 1月14日



こちらは、スペイン・バルセロナにある、毎年世界各国から何百万人もの人が訪れるスペインきっての名所「サグラダファミリア」です!

テレビの映像や雑誌の写真などでご存知な方は多いと思います。近くで見ると相当巨大で、その荘厳な佇まいに圧倒されてしまい、自然に口が開いてしまうほど。

今回はそんな、死ぬまでには一度は見ておきたい!世界遺産「サグラダファミリア」について詳しくご紹介させていただきます!

【サグラダファミリア:基本情報】

〖歴史・概要〗

一度は耳にしたことがあろう人物。バルセロナが誇る建築家「アントニオ・ガウディ」が生涯をかけて取り組んだ未完の教会「サグラダファミリア」は、バルセロナ、いやスペインを代表する観光スポットです!


その起源は1866年、宗教専門書の店主で慈善活動家でもあった「ジュゼップ・マリア・ブカベリャ」が、バルセロナに「聖ヨセフ信仰協会」を設立した事が始まりとなります。ほどなくして会長の「ブカベリャ」は、この会員の寄付を建設費に充てる事でキリストの聖家族に捧げる贖罪教会をバルセロナに建てる事を決意しました。


これがサグラダファミリアの前身。ちなみに「サグラダファミリア」は、「ヨセフ」・「マリア」・「イエス」から成る「聖なる家族」を意味する言葉です。

※日本語では「聖家族贖罪(しょくざい)聖堂」といい、ラテン語で「サグラダ」は「聖なる」、「ファミリア」は「家族」。

※「生誕のファサード」を建設中の写真(1899年に撮影)※


建設着工までその後約5年の準備期間を経て1882年3月19日「サグラダファミリア教会」の建設がスタート。この際、初代主任建築家には当時無名の「アントニオ・ガウディ」ではなく、無報酬で設計を申し出た建築家「フランシスコ・デ・パウラ・デル・ビリャール」が就任。当時「ビリャール」が考案した教会は典型的なネオゴシック様式の教会で、建物最大となる塔部分の高さでも85mほど、現在建設中のサグラダファミリアの塔の高さが172.5mになる事を考えると、当時の建築構想は今よりもかなり小規模だったと言えます。


建築は着工後一年で主任建築家の「ビリャール」と、建設アドバイザーを務めていた「ジュアン・マルトレイ」の間で建築材料を巡って意見が対立。更に依頼人である「ブカベリャ」が予算的な面から「マルトレイ」の意見に賛同したため、結局「ビリャール」は建築主任を辞任、そして新たに2代目の建築主任として白羽の矢が立ったのがこの時、若干31歳の「アントニオ・ガウディ」でした。

まず「ガウディ」が始めたのは、新たな設計図を作成しながらキリスト教について学ぶことでした。それまでの「ガウディ」は信仰心の篤い人間ではありませんでしたが、キリスト教の知識を得るにつれ、次第に宗教に傾倒していきました。そして晩年は、「サグラダファミリア」の建設を神から与えられた使命と考え、「神の家」である完璧な教会を造り上げようとしたのでした。

そして1926年6月7日の夕刻、日課だった教会のミサ向かう途中で路面電車に轢かれて亡くなるまで、棲家を移してまで全エネルギーを注いだ「サグラダファミリア」は「アントニオ・ガウディ」を代表する大作に!一部(生誕のファサードと地下聖堂)は【ユネスコ世界遺産】にも認定されています。「ガウディ」の死後にも工事は続けられましたが、 1936年のスペイン内戦の混乱を経たあとの予算不足や100人の地元著名人が建設反対を訴えるなど様々なマイナス要因が重なり、「サグラダファミリア」の建設はその後30年近くも滞ってしまいます。

そんな状況下で「サグラダファミリア」はこれまで、完成される日は来ないかもしれない。。。と言われていました。しかし、状況が一転し、数年ほど前から2026年が完成の目標だとされ、現在地元スペインを中心とする200名以上もの人が工事に携わり、急ピッチで建設が進められるようになりました。

※完成している門(ファサード)は「生誕の門」と「受難の門」の2つですが、2026年の完成までに栄光の門を含めて3つになり、現在計8本の鐘塔は18本建てられる予定だそうです。


2010年には、祭壇のあるメインの部分が完成し、「ローマ法王」を招いてミサ(「ローマ・カトリックだけ」の用語で、しかもある特別な儀式に対して使われる限定的な儀式を指す言葉)が行われ、2018年には中央にそびえる高さ約170mの「イエスの塔」がついに着工しました。


【工期短縮の理由】

そもそも「サグラダファミリア」は、なぜそんなに建設に時間がかかるのか、誰もが不思議に思うところですが、「サグラダファミリア」の全貌は設計者である「ガウディ」の頭の中にしかなかったとも言われており、頼りにできるのはたった1枚のスケッチのみ。「ガウディ」亡き後弟子たちがこしらえた数々の資料もスペイン内戦で焼失してしまうというアクシデントに見舞われ、常に手探り状態で建設を進めていくしかなかったようです。


しかし、21世紀に入り「3Dプリンター」や「コンピュータ設計」などの様々なIT技術が発展したことで、建設工事も大幅に短縮が見込まれ、現在では2026年に完成する予定とされているのです。ちなみに、2026年は「ガウディ」没後100周年の年でもあります。


そしてもう一つの理由として、「サグラダファミリア」を建設する予算が観光客増加によって潤沢になったこと。これは「サグラダファミリア」を語る上で欠かせないポイントで、「サグラダファミリア」は「贖罪教会」という特性から、その建設予算は人々の寄附によってまかなわれてきました。かつては工事費の不足により建設が遅れてしまっていた側面も大きかったのです。


【サグラダファミリアの完全予想図】

スペインが世界に誇る建築家「アントニ・ガウディ」の最高傑作であると同時に遺産としても知られている「サグラダファミリア」は、なんといっても壮大なたたずまいが魅力の一つ!現在でも、十分すぎるくらい大きく荘厳な雰囲気をかもし出していますが、完成予想図として発表されたその姿は現在の約1.5倍の高さを誇り、新たに追加される塔の数も一つや二つではありません。これから建設する部分の方が多いんじゃないか?と思わせるほど、圧倒的すぎる完成予想図になっています。

完成イメージは「サグラダ・ファミリア」が公式に公開している動画で見ることができます。

※2014年に公開されたビデオですので、「受難のファサード」などすでに完成している部分も多くあります。


【工事年表】

・1882年:工事開始の定礎が置かれる。

・1913年:生誕の塔の高さが66メートルに達する。

・1926年:ガウディ路面電車の事故により死去。

・1933年:生誕の塔が完成。

・1935年:スペイン内戦この後17年間にわたり工事停止。

・1988年:彫刻家ジョセップ・マリア・スビラック工事に参加。

・2010年:祭壇のあるメインの部分が完成し、ローマ法王訪問。寺院からバシリカに昇格。

・2018年:高さ約170mの「イエスの塔」が着工。


〖住所〗


Carrer de Mallorca, 401, 08013 Barcelona,


〖電話番号〗


+34932080414


〖アクセス〗

【地下鉄】

地下鉄でのアクセス方法は「L2(2号線)」・「5L(5号線)」に乗り、「サグラダ·ファミリア駅」で降りてすぐ。地下鉄は10回分の回数券と乗り放題券があり、コスパも非常に良くおすすめです!

ちなみに、「カタルーニャ広場」から「サグラダファミリア」へ行く場合、「L3ライン」で「Passeig de Gracia」まで行き、「Passeig de Gracia」で「L2ライン」に乗り換え、そこから3つ目の「サグラダファミリア」の駅で下ります。


【バス】

スタンダードな行き方で最もおすすめなのは「Aerobús(アエロブス)」という「バス」での行き方。空港から「スペイン広場」や「カタルーニャ広場」といった市街地まで運んでくれる便利なバスで、5分から10分間隔で運行されています。白と水色のバスの胴体には大きく「Aerobús」と書かれており、非常にわかりやすいのもポイントです!


【タクシー】

「TAXI」マークの横に緑ランプが点いているタクシーが近づいてきたら、日本と同様に手を挙げて止めます。バルセロナでは初乗り270円ほどですので、バルセロナ市内からタクシーに乗ってもそれほど高い料金ではありません。


〖チケット購入&予約方法〗

まず初めに、入場チケットの種類を選ぶことになりますが、一生に一度の訪問なら「入場+塔」へ登れるチケットをおすすめします!また、その場合ですとオーディオガイドも付くため、個人旅行で来られる方にもってこいのチケットになります!


【インターネット予約方法】

「サグラダファミリア」の入場チケットは入場時間の指定制になっており、世界有数の観光スポットなので、事前のオンライン予約がほぼ必須です。繁忙期はオンライン予約も完売になる可能性があるので、早めの予約が大切です。


また、「サグラダファミリア」には「生誕のファサード」と「受難のファサード」の2つの塔があり、両方登りたい場合は同じチケットをもう1枚購入する必要があります。チケットの事前購入は2ヶ月後まで可能ですので、バルセロナを訪れる日程が決まったら早めの予約が大吉です!

※どのチケットも入場は「生誕のファサード」側になります。


① :〖公式サイトにアクセス〗

「サグラダファミリア」のチケットは、インターネットで購入するのが手軽でおすすめ!まずは公式サイトにアクセスしましょう。https://sagradafamilia.org/


② :〖チケットの種類を選ぶ〗

サイトにアクセスしたら、まずは以下の6つから購入するチケットの種類を選び、「BUY」をクリックして次のページに進みます。

※以下、この記事では一番人気の高い「SAGRADA FAMILIA WITH TOWERS(入場+塔)」を例に紹介します。


・【SAGRADA FAMILIA WITH TOWERS(33ユーロ)】:サグラダファミリア内部の見学、生誕/受難のファザードへのエレベーター、オーディオガイド付き(言語はカタルーニャ語、スペイン語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、中国語、日本語、ポルトガル語、ロシア語、ハンガリー語、韓国語、スウェーデン語、フィンランド語、ポーランド語、オランダ語から選択可)

・【SAGRADA FAMILIA AND GAUDI HOUSE MUSEUM(28ユーロ)】:サグラダファミリア内部の見学、オーディオガイド、ガウディ博物館の入場チケット付き

・【SAGRADA FAMILIA WITH GUIDED TOUR(27ユーロ)】:サグラダファミリア内部の見学、ガイド付き(言語はカタルーニャ語、スペイン語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語から選択可)

・【SAGRADA FAMILIA(26ユーロ)】:サグラダファミリア内部の見学、オーディオガイド付き

・【SAGRADA FAMILIA BASIC TIKET(20ユーロ)】:サグラダファミリア内部の見学のみ

・【GAUDI HOUSE MUSEUM(5.5ユーロ)】:ガウディ博物館の入場チケットのみ


③ :〖購入するチケットの日付と枚数を選択〗

画面左にあるカレンダーで入場日を、右画面で購入するチケットの枚数を選択。6歳未満の子どもは、たとえ大人と一緒でも塔に登ることができませんので、特に子連れで旅行の際は注意しておきましょう。


・General:大人(32ユーロ)

・Student:学生(30ユーロ)

・Children under 11 years old:11歳未満(無料)

・Senior:66歳以上(26ユーロ)

・Under 30 years old:11歳以上30歳未満(30ユーロ)


④:〖塔への入場時間を選択〗

1.「Tower on the Passion facade(受難のファザード)」もしくは「Tower on the Nativity facade(生誕のファザード)」のどちらかを選択。

2.希望する入場時間帯を選択。

3.希望する入場時間を選択(時間の右側に残りのチケット枚数が表示されます)。


⑤:〖入場時間の確認〗

塔への入場時間を選択すると、「サグラダファミリア」への入場時間を確認する画面が出てきます(サグラダファミリアへの入場時間は、塔へ入場する15分前に自動的に設定されます)。問題なければ「OK」➡「ADD TO CART」の順にクリックします。


⑥:〖オーディオガイドの言語の確認〗

「ADD TO CART」をクリックすると、オーディオガイドの言語を選択する画面が出てきます(日本語も選択可、11歳未満の場合オーディオガイドの貸出はありません)。2人以上で予約している場合はそれぞれ別の言語で予約することも可能です。


⑦:〖入力内容の確認〗

画面右に表示されているチケット内容や時間、金額を確認し、問題がなければ「COMPLETE PURCHASE」をクリックし、次に進みます。


⑧:〖個人情報とカード情報の入力〗

氏名やメールアドレス、電話番号などの個人情報と、カード情報を入力して、購入手続きを進めます。

※この画面が出てから26分以内に購入を完了しないと時間切れとなり、最初から入力し直すことになるのでご注意ください。(残り時間は画面右上に表示されています)

※その他の部分(苗字、電話番号など)は任意で特に入力する必要はありません。

無事に決済が完了するとチケットのダウンロード画面が表示されるので、プリントアウトして当日持参しましょう! 予約確認は「VIEW DETAILS」をクリックするとチケットの詳細画面が展開し、ここで予約内容に間違いないかを確認することができます。


※注意事項※

購入したチケットの変更・キャンセルはサイト上からは手続きできず、「サグラダファミリア」のチケット事務所へメール(customer@sagradafamilia.org)で直接問い合わせる必要があります。いずれもかなりの手間を要するので、チケット購入前には十分に確認するようにしましょう!当日はどのチケットでも「サグラダファミリア」に向かって右にある「生誕のファサード」側からの入場になります。向かって左の「受難のファサード」側の行列は、当日券を求める人の列なのでご注意ください。どちらの塔でも、雨天や強風など天候によって運行停止になる場合があります。その場合ほかの日にちや時間への振替はなく、再度チケットを購入する必要があることを覚えておきましょう(チケットの差額は、後日クレジットカードへ返金されます)。


【当日購入】

当日券売り場の場所は「受難のファサード」からそのまま南へ50m位歩いた「サルデーニャ通り」と「マジョルカ通り」の角にあります。

※売り切れることが多いので事前予約が安心です。


【チケットの手配が不安な方はツアーが便利!】

日本語が使えないサイトでのチケット予約は、不安がつきものですよね。希望の日時にきちんと予約が取れているか、予約したチケットに不具合がないか、当日まで不安な気持ちで過ごされる方もいらっしゃると思います。


チケットの予約が移動が不安な方はオプショナルツアーへの参加がおすすめ!自分の旅程にあったツアーを日本語で予約できますし、お問い合わせなども日本語で行えるので、旅前の不安もしっかり解消できます。


チケットの予約や移動の手配も全てお任せすることができるので、当日は観光だけに集中して旅行を楽しむことができます。また、現地の情報に精通したガイドが案内するため、観光スポットを効率よく回ることができます。➡


〖生誕のファザードと受難のファザードどちらがおすすめ?〗

チケット購入時に「TOP VIEWS」を選択した場合、「生誕のファザード」と「受難のファザード」のどちらかを選んで上ることになります。一般的には「ガウディ」が生きている間に建造された「生誕のファザード」のほうが人気があります。


「生誕のファザード」の場合は、主にバルセロナの東側の景色を見ることができ、見晴らしのいいバルコニーもあるため、開放感のあるパノラマを楽しむことができます。ただし、塔に上るのはエレベーターが使えますが、降りるのは階段になるため足に自信のない方は注意が必要です。


「受難のファザード」の場合は、モンジュイックの丘や海を見渡すことができますが、バルコニーがないため、見える範囲が狭くなってしまいます。こちらは上りも下りもエレベーターが使えるため、足に自信のない方でも安心です。


〖見学時間の目安・流れ〗

「サグラダファミリア」の一般入場口は、出口や団体入場口があり、少々ややこしいですが、「生誕のファサード」を正面に一番右が一般旅行者の入場口と覚えておきましょう!まずは係員にチケットを見せ、入場の列に並びます。ここではプリントアウトしたチケット、もしくはスマートフォンやノートパットなどの端末上で提示してもOK!


そのまま列を進み手荷物検査を受け、入場改札機へ。そこでチケットのQRコード部分をかざして入場門に進みますが、スマートフォン画面のQRコードが機械に受け付けてもらえない場合も多々あるそうなので、スムーズな入場を希望する人はチケットをプリントアウトして持って行った方が安心です。

開場前に「サグラダファミリア」前に並ぶ覚悟であれば、塔の入場予約を9時15分に設定して、開場の9時に「サグラダファミリア」に入場することがベスト!それ以降の時間の場合は、行列が長くなるので、塔の入場予約の1時間前以上に「サグラダファミリア」に到着し、時間が余ったらエレベーターの時間まで聖堂内の見学やギフトショップを見て時間をつぶすのがおすすめです!

※塔に昇るエレベーターは時間と予約人数が決められているため、間に合わなければ「サグラダファミリア」の塔に登れないので気をつけてください。

所要時間は普通に見学して2時間、ゆっくり見学して3時間くらいが目安になります。入場に20~30分、ファサードや教会内の見学に40分~60分、タワーの見学に30分、博物館の見学やお土産購入に30分くらいの配分になるでしょう。


見学の流れは、入場➡生誕のファサードの外観見学➡塔➡教会内部➡受難のファサード➡博物館➡お土産ショップ➡退場。と言う感じになるのですが、オーディオガイドの番号順に進んでいくと見落とし無く回れるはずです。また、もし見落とした・もう一度見たいという場合には、ショップの後にもう一度戻って見てから退場されると良いでしょう。

また、タワー見学は通路が狭いところがあるので大きい荷物はロッカーに預けます。ロッカーはエレベーターの左側にあり、ロッカーの使用には1ユーロのコインが必要です。1ユーロは使用後に返却されます。


〖営業時間〗


4月1日~9月30日:9:00~20:00

10月1日~3月31日:9:00~18:00

※12月25日・12月26日・1月1日・1月6日 は9:00〜14:00(最終入場〜13:00)


〖観光シーズン〗

地中海性気候に属するバルセロナは一年を通じて比較的温暖ですが、観光には春から秋にかけてベストシーズンです。寒くなる冬は観光客もそれほど多くありませんが、稀に混むこともあるので、エレベーターで塔の上まで行きたい場合は事前に予約しておくことをおすすめします!また、夏の昼間は非常に暑くなるので、熱中症に注意してください。さらに、春から夏にかけても朝晩は冷え込むので、上着などを持っていくと安心です。


〖公式サイト〗


http://www.sagradafamilia.org/


〖禁止事項〗

【撮影禁止の場所】:

お祈りの空間である「聖堂内部」での撮影は禁止されています。祭壇から離れたところには黒い椅子が並んでおり、そこからなら撮影が可能です。

【内部での帽子着用は禁止】:

「サグラダファミリア」の内部に入る際は男女共に帽子を取らなければなりません。地下にある博物館も同様なので気をつけましょう。ただし、敷地内であっても屋外は帽子の着用が許されています。

【肌を過度に露出した服装は避ける】:

お祈りの空間へ行かないのであれば問題ありませんが、主祭壇周辺を通る際は肌を露出した服装を注意される可能性もあるので、ストールや上着など何か羽織れるものがあると安心です。

【サグラダファミリア:魅力・見どころ!】

〖生誕のファサード(生誕の門)〗

東側にあたる「生誕のファサード(生誕の門)」では、救世主である「イエス・キリスト」の誕生を祝福しており、「イエス・キリスト」の幼少期に関する福音をもとに作られています。「ガウディ」は、「イエス・キリスト」の「生・死・復活」を象徴する「生誕・受難・栄光」の3つのファサードを計画しました(南側の栄光のファサードは現在工事中)。そのうち唯一「ガウディ」が生きている間にほぼ完成の形となった唯一のファサードです。

4本の鐘楼と共に東側正面を飾る緻密で精巧な彫刻が人々を魅了し、自然・写実主義が徹底されていて、「イエス・キリスト」の誕生から幼少期を経て初めて説教を行うまでを表現しています。中央の「慈愛の扉」上部には、「聖母マリア」と「ヨセフ」、牛とロバに囲まれ誕生した「イエス・キリスト」の彫刻があります。誕生を祝う羊飼いや音楽を奏でる天使たちは、日本人彫刻家の「外尾悦郎」氏が内戦により損傷を受けたものを修復する作業に携わったものになります。

石造りなのにまるで布でもあるかのような柔らかさが伝わる33体の彫刻がファサードを飾っており、「イエス・キリスト」にまつわる出来事が表現されています。また15体の「天使像」をはじめ、「慈悲の門扉(2014年)」、「希望の門扉(2015年)」などが完成しています。一つひとつ見ているだけでも時間があっという間に過ぎてしまいます。

生誕のファサード前には、彫刻が聖書のどの場面を表しているか説明されているボードがあります。


①マリアとヨセフの婚姻

②エジプトからの脱出

③幼児虐殺

④マリアの戴冠

⑤受胎告知

⑥キリスト降誕

⑦マギの礼拝

⑧羊飼いの礼拝

⑨神殿でのキリストの発表

⑩神殿でのキリストの説教

⑪聖母のエリサベト訪問

⑫大工として働くキリスト

⑬生命の木

「生誕のファサード」には、「希望の門」・「慈悲の門」・「信仰の門」があり、「希望の門」にはエジプトから脱出する「マリア」たちや「イエス・キリスト」の誕生を恐れた「ヘロデ王」が「ベツレヘム」で2歳以下の男子を皆殺しにした場面の彫刻があります。

「慈悲の門」には、絵画でもよく描かれる有名な「マリア」への受胎告知や「イエス・キリスト」の生誕(降臨)の場面の彫刻があり、「蔦」は「慈悲」の象徴として使われており、カマキリやコガネムシなどの生物も隠れています。「信仰の門」には、教会で説教をする「イエス・キリスト」や大工であった父親「ヨセフ」の手伝いをする「イエス・キリスト」の場面の彫刻があります。


〖受難のファサード(受難の門)〗

西側を飾る「受難の門」は「ガウディ」死後に建設され、東側の自然・写実主義の柔らかさとは打って変わって、直線的なデザインが印象的な彫刻で「イエス・キリスト」の死から復活までの物語を描いています。

「受難の門」は「イエス・キリスト」が十字架にかけられた苦しみや悲しみを表しており、彫刻家「ジュセップ・マリア・スピラクス」が12の彫刻群に着手しました。足元にはひざまずく「マグダラ」の「マリア」と死を象徴する頭蓋骨があり、下段には「ヨハネ」に慰められる「聖母マリア」。上部にある丸い彫刻は月で夜を表現しています。

「受難の門」の中央にあるのが「福音の扉」で、新約聖書から抜粋した「イエス・キリスト」最後の2日間を8,000字で刻んでおり、重要な部分が金文字で装飾されています。そして「福音の扉」の前少し離れた柱にいるのが「イエス・キリスト像」。柱にくくられ鞭打ちの刑をうけている場面で、「ガウディ」は教会に出入りする人が必ず観るようにと考えてこの位置に配したそうです。

左下からS字形に見ていくと、「最後の晩餐」から始まる磔刑前のできごと(下層)、ゴルゴダの丘への道(中層)、イエスの死と埋葬(上層)の順に辿ることができますよ。


〖栄光のファサード(栄光の門)〗

南側にあたる「栄光のファサード(栄光の門)」は正面入口になると言われている最も重要な門です。現在まさに建設が行われている場所で今後どのような彫刻や装飾が施され、どのような世界観が広がっていくのか非常に楽しみですね!

また、「栄光のファサード」完成時に取り付けられる扉が置いてあるのですが、こちらは「ガウディ」を支えた協力者として有名な建築家「ジュゼップ・マリア・ジュジョール」の作品になります。50ヶ国語以上の言語で「主の祈り」が書かれており、日本語はあの超人気マンガ「SLAM DUNK」の作者「井上雄彦」が(も)書いたものになります。


〖聖堂内部〗


【神秘の森】

大きく高い柱の先が枝分かれし、森の木々のように見える聖堂内部。教会とはにわかに信じられないほど、華やかで斬新ですが、「アントニオ・ガウディ」は生前、聖堂は信者が神との一体感を得られるような場所にしたいと考え、聖堂内の柱を殉教のシンボルであるシュロの木に見立てたと言います。


「神秘の森」と呼ばれるこの場所は、森の中にいるように日光が降り注ぎますが、これは高い天井に埋め込まれている、「ガウディ」が考案した採光器のなせる業なのです。


【中央祭壇と天蓋】

聖堂の中央にはアルプスの山のようなパイプオルガンの上に、まるでキリストが下りてくるかのような主祭壇が浮かび上がります。この祭壇は高さ60メートルあり12本の柱に支えられています。

パラシュートのような「天蓋」は葡萄の房を模った飾りと50個のランプが縁を飾っており、屋根の上には小麦の穂が立てられています。「天蓋」は「ガウディ」作品の一つである「マヨルカ島」の「カテドラル」の天蓋飾りを元に、彼の死後に作られました。樹木をモチーフにした大理石柱が何本も天に向かい、壁面には規則正しく配された彫刻が並ぶ美しい眺めが取り囲んでいます。

また、主祭壇の手前にある柱上部の節目には、生き物の絵と文字が描かれています。これは四つの福音書を書いた4人の「エヴァンゲリストの印」。赤はマルコで獅子、緑はルカで牛、青はヨハネで鷲、黄はマタイで天使がそれぞれ描かれています。


【ステンドグラス】

「アントニオ・ガウディ」は、建物の中の光の入り方にこだわる建築家で、太陽が昇る東側の窓を青、太陽が沈む西側のステンドグラスを赤にして、聖堂内部の床や柱を照らすことで、とても神秘的な空間を造り上げています。

グラデーションが素晴らしく、時間帯によっては太陽の光が入り込んで柱や床に写り込み、神秘的・幻想的な眺めが広がります。ちなみに、上部にある花型のステンドグラスには、よく見ると文字が書かれていますので是非注目してみてください!


【天井】

「サグラダファミリア」の聖堂内部の天井は、樹木をイメージした壮麗なデザインで、礼拝席のエリアから見上げる天井はことさら美しいです。一部は採光の役目も果たしています。天井を支える柱はまるでヤシの林のよう。真っ白で天井近くで枝分かれした先には生い茂る葉っぱのように見える天井装飾!とても美しいもので首が痛くなってしまうほど見惚れてしまいます。


〖地下礼拝堂〗

「地下礼拝堂」は、「サグラダファミリア」の2代目建築家に就任した「ガウディ」が、初代建築家の設計をほぼ踏襲し、最初に完成させた部分。「礼拝堂」の片隅には「ガウディ」の墓が置かれています。「受難のファサード」に向かって左側に入口があり、毎日数回行われるミサの前後のみ無料で見学することができます。


〖博物館〗

聖堂の地下には博物館があり、「ガウディ」が残したスケッチや模型などが展示されています。なかでも有名なのが「フニクラ(Funicular)」と呼ばれる「逆さ吊り模型」。「ガウディ」はこの模型を使った実験を10年間も行い、ヒモに重りを吊り下げてできる曲線を上下反転したものが、自然で丈夫な建築構造であると考えたのです。


〖教会付属学校〗

「受難のファサード」の横にひっそりと佇む建物は、「ガウディ」が「サグラダファミリア」で働く労働者の子供達のために教会の角地に建てた付属学校になります。地味で小さな作品ながらも天井を波のようにうねらすなどの工夫により、最小限の材料で最大限のスベースを「ガウディ」は生み出すことに成功させ、現在建つものは1936年の内戦で破壊された後に再建されたものになります。


〖聖具室〗

後陣のファサードの端に背の低いドームが建っているのですが、こちらの建物は宗教行事で使う様々な用品を収める「聖具室」です。現在1つのみですが2026までにはもう一つ作られることになっており、後陣のファサードの左右の端にそれぞれが並びます。また、ドームの上のレリーフは「イエス・キリスト」のシンボルである葡萄を摘む人と民衆のシンボルである羊を表しています。


〖塔の上からの眺め!〗

「サグラダファミリア」は、「生誕のファサード」と「受難のファサード」という2つの門があり、それぞれに約100メートルの4本の塔がある構造になっています。どちらにもエレベーターがついており、エレベーターで塔の上まで登ることが出来ます。

※「受難のファサード」から上る塔の場合は上りも下りもエレベーターですが、「生誕のファサード」から上る塔は下りが階段となっており、途中の小窓からはバルセロナの街並みを眺める楽しみをもって下りてくることができます。

途中のフロアから見える景色やオブジェもお見逃しなく!体力に自信がない人は、踊り場で休憩をとりながらゆっくりおりていきましょう。途中から工事現場的な光景が見えるのも、世界遺産を製作途中という証。完成後はこのような「成長過程」が見られなくなるので、今のうちに見ておきましょう!

塔に登ると「サグラダファミリア」上部にある彫刻や果物のオブジェなどを間近に見ることが出来るほか、バルセロナ市内の景色を一望することができます。モンジュイックの丘や地中海までもが見渡せ、町歩きの予定をここで組み立てるのにも参考になる眺めです。

ちなみに、「生誕のファサード」のエレベーターの隣には「ガウディ」が生前に手掛けた「ロザリオの間」があります。「ロザリオの間」はスペイン内戦によって破壊され、長年封鎖されていたのですが、わずかな資料をもとに「外尾悦郎」氏が復元したそうです。

塔から降りる時はらせん階段を使いますが、らせん階段はガウディが「巻貝」の中の構造をヒントにデザインしてもので、約400段の階段を降りながら、「ガウディ」の思いの詰まった趣きある階段をゆっくりと降りてみてはいかがでしょうか。


【ピナクル】

塔の先端部分は「ピナクル」と呼ばれるもので、そこには鮮やかなモザイク装飾が施されているのですが、これには意味が込められていて上部から司教帽、杖、指輪が表現されています。多彩な配色のモザイクでフルーツ(外尾悦郎氏が制作)や司教冠や指輪などのモチーフが表現されています。


現在は「生誕」と「受難」それぞれ8本の塔のみが完成していますが、今後は「マタイ」・「ルカ」・「マルコ」・「ヨハネ」の4本の塔、更に急ピッチで建設が進む「聖母マリア」に捧げる塔に続き、最後は最も高い塔となる170メートルのキリストに捧げる塔、合計18本が建つ予定となっています。


〖ライトアップされたサグラダファミリア〗

ライトアップされた「サグラダファミリア」の美しさはまた格別で、池に映った姿はとても幻想的です。観光客でにぎわう日中とは違う落ち着いた雰囲気も魅力で、写真を撮影するなら「生誕のファサード」側にある「ガウディ広場(Plaça de Gaudí)」がおすすめ!池に映った「逆さサグラダファミリア」を見られます。ライトアップの時間は季節によって異なるので、事前に確認しておくと良いでしょう。※ライトアップは予告なく中止されることがあります。


1月:18:30〜22:00

2月:19:00〜23:00

3月:19:30〜23:00

4・9月:21:00〜24:00

5・8月:21:30〜24:00

6・7月:22:00〜24:00

10月:20:00〜23:00

11月:18:30〜22:00

12月:18:00〜22:00

【お土産について】

「サグラダファミリア」でお土産が買える売店は2店あり、「受難のファサード」側と「生誕のファサード」側にあります。博物館の最後の出口が生誕側の売店につながっているため、最後にそこで買い物すると良いでしょう。お土産は「サグラダファミリア」だけでしか買えないものと、バルセロナの他でも買える物があるので、ここでは「サグラダファミリア」でしか買えないものを選びたいですね。

代表的なお土産が「ガウディグッズ」とも呼ばれるモザイク模様のアイテム!オシャレな小皿は気の利いた贈り物にもぴったりです。バラマキ土産用にはマグネットが人気!種類もいろいろありますので、お気に入りのものがきっと見つかります!そして、お土産の定番といえば幻想的な世界が模られたスノードームもおすすめ!細かい部分まで驚くほどしっかり作られていてとてもきれいなスノードームは、バルセロナ旅行の良い思い出になること間違いなしです!

いかがでしたでしょうか。

建築好き。歴史好き。都市伝説好き。新しい物好き。美しい物好き。勉強好き。などなど。。。どれをとっても、サグラダファミリアは皆さんにとって、とても素晴らしいと感じることができます!間違いなく、人生に一度は訪れたい場所といっても過言ではないですね!

【基本情報】

サグラダファミリア(sagrada familia)

住所:Carrer de Mallorca, 401, 08013 Barcelona,

電話番号/FAX: (93)2080414 / (93)4761010

アクセス:地下鉄「L2(2号線)」・「5L(5号線)」に乗り、「サグラダ·ファミリア駅」で降りてすぐ。

チケット種類・料金:

・【SAGRADA FAMILIA WITH TOWERS(33ユーロ)】:サグラダファミリア内部の見学、生誕/受難のファザードへのエレベーター、オーディオガイド付き(言語はカタルーニャ語、スペイン語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、中国語、日本語、ポルトガル語、ロシア語、ハンガリー語、韓国語、スウェーデン語、フィンランド語、ポーランド語、オランダ語から選択可)

・【SAGRADA FAMILIA AND GAUDI HOUSE MUSEUM(28ユーロ)】:サグラダファミリア内部の見学、オーディオガイド、ガウディ博物館の入場チケット付き

・【SAGRADA FAMILIA WITH GUIDED TOUR(27ユーロ)】:サグラダファミリア内部の見学、ガイド付き(言語はカタルーニャ語、スペイン語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語から選択可)

・【SAGRADA FAMILIA(26ユーロ)】:サグラダファミリア内部の見学、オーディオガイド付き

・【SAGRADA FAMILIA BASIC TIKET(20ユーロ)】:サグラダファミリア内部の見学のみ

・【GAUDI HOUSE MUSEUM(5.5ユーロ)】:ガウディ博物館の入場チケットのみ

営業時間:

4月1日~9月30日:9:00~20:00

10月1日~3月31日:9:00~18:00

※12月25日・12月26日・1月1日・1月6日 は9:00〜14:00(最終入場〜13:00)

公式サイト:http://www.sagradafamilia.org/

禁止事項:

【撮影禁止の場所】:

お祈りの空間である「聖堂内部」での撮影は禁止されています。祭壇から離れたところには黒い椅子が並んでおり、そこからなら撮影が可能です。

【内部での帽子着用は禁止】:

「サグラダファミリア」の内部に入る際は男女共に帽子を取らなければなりません。地下にある博物館も同様なので気をつけましょう。ただし、敷地内であっても屋外は帽子の着用が許されています。

【肌を過度に露出した服装は避ける】:

お祈りの空間へ行かないのであれば問題ありませんが、主祭壇周辺を通る際は肌を露出した服装を注意される可能性もあるので、ストールや上着など何か羽織れるものがあると安心です。


※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。

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