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スペイン バルセロナ ピカソの壁画

更新日:2021年2月11日


こちらは、あの有名な「ピカソ」が描いたバルセロナ・ゴシック地区にある「ピカソの壁画」です!


「ピカソ」の絵だと知らないと、何気ない壁画として通り過ぎてしまいそうなぐらい街中に溶け込んでおり、パッと見では落書きのように見えてもおかしくありません。


しかし、よく見ると不思議と面白く、バルセロナは「アントニオ・ガウディ」の建築物で溢れ、壁には「ピカソ」の絵が描かれていたりと、街をただ歩いているだけでも楽しむことができます!


今回はそんな、「ピカソの壁画」について詳しくご紹介させていただきます!

 

【基本情報】

 

〖パブロ・ピカソについて〗

「ピカソ」って名前は聞いたことあるけど具体的にはどういう人なの?と以外に知らない人も多いと思います。「ピカソ」は、1881年10月25日にスペイン南部のマラガで生まれました。父親は、絵画教師でしたが景気は良くなく、家計は非常に苦しかったそうです。

それでも、「ピカソ」の才能を幼いころに見出したのは父親で、「ピカソ」が絵を描くための道具や場所に苦労しなかったのも家庭環境のおかげでした。

「ピカソ」は15の時には、自分のアトリエをすでに持っていたりと、すでに天才を世に出すための見事なまでのストーリーがあります。その後、「マラガ」から「マドリッド」へ。そして「バルセロナ」へと移り、1900年に初めて「パリ」を訪問しました。

1904年に「モンマルトル」に身を置いてから、91歳でこの世を去るまで、フランスを離れることはありませんでした。「ピカソ」はまた、、、


・ディエゴ・ベラスケス

・トゥールーズ=ロートレック

・フィンセント・ファン・ゴッホ

・アンリ・ルソー


などなど。

著名な印象派の画家から影響を受け、その作風は時代によって異なるのが特徴です。また、19世紀末の自由で開放的な「バルセロナ」の街での生活がピカソに影響を与え、そして「ピカソ」にとって「バルセロナ」は特に思い出深い街となったのは、作品やところどころに残る彼の足跡から窺い知ることができます。


〖住所〗


Picasso Wall,Placa Nova, 5, 08002 Barcelona, Spain


〖アクセス〗

「ピカソの壁画」は、ゴシック地区の中心であるカテドラルの前の「ヌエバ広場」に面した「カタルーニヤ建築協会本部」の建物に描かれています。


最寄り駅は、メトロ4号線「ジャウマ・プリメ駅(Jaume I.)」またはメトロ3号線「リセウ駅(Liceu)」で、広場まではどちらも徒歩5分で行くことができます。

 

【ピカソの壁画:魅力・見どころ!】

 

「ピカソの壁画」が描いている、モダンな作りをした建物は「カタルーニャ建築協会」のもので、その壁3面にそれぞれ「ピカソ」の作品が描かれています!

・カタルーニャ地方伝統舞踊の「サルダーナ」。

・お祭りで使われる「ジガンテス(巨人の意)」。

が描かれています!これらは、若かりし頃の「ピカソ」のデザインで、彫刻はノルウェー人の「カール・ネスジャール」によって完成されました。

正面に向かって左から「子供たちの壁画」➡「巨人たちの壁画」➡「カタルーニャの旗の壁画」となっています!

 

【ピカソの芸術を巡ろう!】

 

ピカソ美術館

旧市街のゴシック地区に1963年に開館した「ピカソ美術館」は、「ピカソ」自身がその場所を決定したといわれ、元々は中世に建築された貴族の館でした。


「ピカソ美術館」は、「ピカソ」の友人で秘書だった「ジャウメ・サバルテス」や「バルセロナ市」の収蔵品を基にしたコレクションで、メインは9歳から20代前半の「青の時代」までのピカソ初期作品が中心です。

少年時代の作品からバルセロナ時代の美術学校、そしてパリでの青の時代、キュービズムの作品、晩年の連作など、「ピカソ」の絵を通しての表現が年代別にいかに変化してきたかということが手にとるようにわかります。


「ピカソ」が初めて美術展で入選した「科学と慈愛(1897)」もここに展示されており、また「ベラスケス」の代表作「ラス・メニーナス」を基にして描かれた連作(1950年代)なども、ここに展示されています。

この他以外には、ほとんどが見たことがない作品ばかりで好みが分かれるかもしれませんが、「ピカソ」について知識を深めたい方にとってはうってつけの美術館です!


【基本情報】

ピカソ美術館

住所:Carrer de Montcada, 15-23, 08003 Barcelona,

電話番号:+34932563000

アクセス:

「バルセロナ市内」から「ピカソ美術館」へは「地下鉄」の「L4線」を利用するのが一般的。地下鉄「L4線」の「Jaume I」駅で降りて、「ピカソ美術館」の入口までは徒歩3分(270m)ほど。

料金:

常設展示/常設展示+企画展:12ユーロ(一般大人)/7ユーロ(25歳未満、65歳以上の方)

企画展のみ:6.5ユーロ(一般大人)/4.5ユーロ(25歳未満、65歳以上の方)

※毎週木曜日と毎月第1日曜日の18時~21時30分に無料入場日。更に2月12日、9月17日、24日の3日間は終日無料入場になります。

営業時間:

月曜日:10時00分〜17時00分

木曜日:9時00分〜21時30分

火曜日・水曜日・金曜日~日曜日:9時00分〜19時00分

※最終入場は営業時間の30分前までになります。

※1月5日は 9~17時、12月24日と31日は 9~14時での短縮営業となります。

休館日:1月1日、5月1日、6月24日、12月25日

公式サイト:http://www.museupicasso.bcn.cat/en


〖カフェ:クアトロ・ガッツ〗

4匹の猫という意味の「クアトロ・ガッツ」は、1897年に「パリ」のキャバレー「黒猫」を模してオープンし、10年弱営業しただけのお店でした。当時、「バルセロナ」に集まる「カタルーニャ」の19世紀末を代表する芸術家達が集まる活気のあるお店で、「ピカソ」も18歳の無名なころに仲間と共にここに出入りし、芸術への想いを熱く語り明かしました。

※実際に「ピカソ」が通っていたお店はすでに閉店してしまいましたが、「ピカソ生誕100周年」の1981年に当時の店の雰囲気を再現したかたちで再びオープンしたのが、今の「クアトロ・ガッツ」になります。

また、このお店は才能が満ちていた若き「ピカソ」が個展を開いたお店ということで、今でもその名を知られています。当時、若かった「ピカソ」も仲間たちと店のメニューやポスターのデザインしたり、この店のデッサンや油彩画なども数多く残されています。

ここではスペイン料理の定番のパエリアやカタルーニャ地方料理のメニューがおすすめ!締めのデザートにはカタルーニャで生まれたスイーツ「クレマ・カタラーナ」をお召し上がりください。クリームブリュレのようなスイーツですが、甘みが強くシナモンの味付けが美味しいと人気のスイーツです!

また、コーヒーを注文すると、「4GATS」と書かれたソーサーやラモン・カサスの絵が描かれたカップでサーブされます。これらのオシャレなオリジナルグッズは、店頭で販売もされているのでお土産に買って帰ることができますよ!


【基本情報】

クアトロ・ガッツ

住所:Carrer de Montsió, 3, 08002 Barcelona,

電話番号:+34 933 02 41 40

アクセス:

「JaumeI(ジャウメ・プリメール)駅」から徒歩10分くらいの場所にある「ピカソ美術館」からこの「クアトロ・ガッツ」までは徒歩20分程度。「JaumelI(ジャウメ・プリメール)駅」と「Urquinaona(ウルキナオナ)駅」の途中の路地を入った場所にあります。

営業時間:

モーニング:9時00分~11時30分

ガストロバー:11時30分~24時00分

レストラン:13時00分~16時00分/19時00分~24時00分

公式サイト : https://www.4gats.com

 

いかがでしたでしょうか。


せっかくバルセロナへ訪れたのなら、興味がなくても足を止めて頂いてじっくり見ていってください!


「ピカソの壁画」はそこまで知名度がないのか、簡単に通り過ぎてしまう人が多いようです。通り過ぎるなんて本当に勿体ないですよ!

※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。


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