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ハワイ オアフ島 クカニロコ・バースストーン

更新日:2020年12月30日


こちらは、パワースポットが好き!という方にぜひおすすめメしたい、「クカニロコ・バースストーン」です!

ハワイに数多く存在するパワースポットの中でも最も強力なパワーが宿っているとも言われるほどのスポットです。

その理由は、かつてのハワイ王家の人々の出産スポットであったことに由来します。

この地の石には出産時の痛みをやわらげる効果があったそうで、長い間にわたって王家の出産は「クカニロコ」で行われてきました。

そこから、現在でも安産祈願に訪れるカップルが後を絶たない人気のパワースポットとして知られています。

【クカニロコ・バースストーンの概要】

「クカニロコ・バースストーン」は、オアフ島の中心に位置し、11世紀から18世紀までの700年間、かつてのハワイ王家が出産をしてきた場所です。

ハワイの霊力(マナ)が宿り、一歩足を踏み入れると、清々しい空気と爽やかな風、大地の良い香りが漂い、まさしく聖地の名にふさわしい土地。

入り口からの赤土の道が続いた後、門番をしているかのような大きな夫婦岩を越えると、大小さまざまな形のバースストーンが中央にひっそりと力強く置かれています。

太古の昔、この土地は王族以外立ち入ることが固く禁止されており、一般人が侵入することのない様に、常に見張りがおりました。

当時は、「ワイアナエ山脈」から「コオラウ山脈」一帯を含む、36000エーカーの広大なエリアが、「クカニロコ」としての王族の土地だったそうです。

出産に使われる様になってから、約800年もの間、王家の純粋な血統が守られ、保たれていたのです。

王女は出産のピークを迎えると、岩の上まで運ばれ、足を地につけないようにして岩の上で出産したそうです。

円を描くように周囲にも岩があり、こちらは出産を見守る王族や祈祷師、医師が座っていた場所と言われています。

また出産のない時期には、この場所が航海術などの学校としての機能も果たしており、王家の人たちの学びの場でもありました。

「クカニロコ」とは、王族を地に結びつける場所とされ、ハワイ語で「内部からの叫びを収める」という意味を持ちます。

神が王族の誕生を知ると雷が鳴り、風が吹き荒れたという言い伝えからこの一帯はハワイ語で「音のする土地」を意味する「ワヒアワ」と名付けられたそうです。

またハワイ語で、クカニロコの「クー」はしっかりと受け止める、「カニ」は産声、「ロコ」は子宮を意味するそうで、「クカニロコ」とは「内部からの叫びを収める」との意味があります。

岩の上で生まれた子供は神によって承認され、より高貴な存在になると信じられ、古来より王族を地に結びつける場所とされてきたようです。

ハワイアンにとって特別に神聖な場所で、当時は一般人が足を踏み入れると処刑されるほど、厳重に管理されていたとも言われています。

現在では「Kukaniloko Birthstones state monument」としてハワイ州に、5エーカーの土地が指定されています。

そして、4世代以上に渡り「ハワイアン・シビック・クラブ・オブ・ワヒアワ」の方々が管理、メンテナンスを続けておられます。

現地のハワイアンから一般公開を反対された過去もあり、あまりにもマナーがない観光客が多いと、閉鎖になってもおかしくない場所だと思っています。

現在もすでに「クカニロコ・バースストーン」中心の手前には、「ノー・パブリック・アクセス」と書かれた黄色い看板があります。

この看板の所に石が並べられており、このラインから向こうへは絶対に入ってはいけないとのことです。

ハワイアンにとってはご先祖様とつながり、気持を込めて大切にお参りする場所ですので、土地を尊重するようにしてくださいね。

【クカニロコ・バースストーンの歴史】

はじめてこの場所が王家の出産場所として使われたのは、西暦1060年、日本では平安時代の後期に入った頃で、現在(2019年)から遡ること959年になります。

「ナナカオコ王」の奥様の「カヒキオカラニ妃」が「カパヴァ王子」を出産されたのが始まりと言われています。

出産が近づくと、父親となる王様と関係者の方達が「クカニロコ」の入り口から続く道の、左サイドに18個、右サイドに18個、ずらりと置かれた計36個の石に座り、誕生の瞬間を待ちました。

王家の出産では純粋な血統が非常に重んじられていたので、彼らは出産の証人となったのです。

ちなみに現在置かれている36個の石は、当時の物ではなくレプリカになります。

そして、いよいよ出産の時を迎えると、妊婦であった王妃はカプ(禁止事項)により、石に足を着ける事ができなかったため、複数の介助人により石の上の場所に運ばれ、そこで抱えられながらの出産が行なわれました。

この様にして「バースストーン」の上で子供を出産することにより、神々が子供の出産を知り、ここで産まれた子供を通して地上に強いマナが送られると考えられていたのです。

出産後すぐに、産まれた子供と出産したお后さまは当時「バースストーン」から程近い場所にあった「ホ・オロノパフ・ヘイアウ」に連れて行かれ、「カフナ(神官、医者、専門家という意味)」による儀式が行われました。

やがて、竹の刀によるヘソの尾を切る儀式が終わるとハワイ固有のドラムが鳴らされ、それにより王家の子孫の誕生が世に知らされたのでした。

ここで産まれたロイヤルベイビーは、将来、神に近い高い地位と立派な王様としての将来が約束されていました。

ホノルルのダウンタウンにある大王像で知られる「カメハメハ大王」も、妻の「ケオプオラニ」の出産を「クカニロコ」で望んだにもかかわらず、叶わなかったたそうです。

それは、「カメハメハ大王」が「ケオプオラニ」を娶った際の戦いが紳士的な方法ではなかったことに起因していると言われています。

それだけこの地は神々の愛に溢れた(愛と平和の)場所だということなのです。

1900年代の中盤になると、ハワイ全土でパイナップル栽培が盛んになり、悲しいことにその時期「ホ・オロノパフ・ヘイアウ」が取り壊されてしまいました。

またダムの建設により、「クカニロコ」の土地との境界線であった河の流れが変えられ、この先は王家の人しか入ってはいけないという目印であった石も用をなさなくなってしまいます。

その後も存続の危機が訪れ、この土地一帯を買い取り、別の施設を建設する計画なども持ち上がったようでしたが、それは間逃れることが出来たようです。

紆余曲折があり、36000エーカーだった土地が5エーカーになりましたが、現在も「クカニロコ・バースストーン」は聖地として愛と光を放ち続けています。

【お参りの方法】

「クカニロコ・バースストーン」は、特別な場所ですので、まず行く前に気持ちを整えることが大切です。

本来はハワイアンのための聖地ですので、「お参りをさせてもらっている。お邪魔させてもらう。」という謙虚な気持ちになることが大切です。

そして、現地に到着したら「ヘイアウ(聖地)」に入る時のルールに従います。

1. 入り口で立ち止まる

2. 自分の名前、どこから来たか、親や先祖の名前(できれば3代前まで、分からなければ1代前)を述べる

3. 聖地にきた目的を述べる

4. 入ってもいいか許可を求める

中心部に行くと、大小さまざまな岩が置かれていますが、安易にまたいだり、ベタベタと気軽に触るのは避けましょう。

精霊が宿っていると信じられていますので、大切なものを扱う態度で行きましょう。

実際に訪れてみると、神聖な気持ちで「子を授かりたい、安産を祈願したい」と願う人にとっては、受け入れてくれる場所だと感じるはずです。

そして、帰る際には「ありがとうございました。」と伝えるのをお忘れなく!

しかし、数年前からは心ない訪問者が敬意を示さず、バースストーンに乗ったり、汚したり、、、

そんな事から、「バースストーン」の周りには石で囲いがしてあり、入れないようになってしまっています。

【あなたは神様に歓迎される!?】

天気が良い日、ユーカリとヤシの林から外へ目を向け、遠くを見渡すと、横たわった妊婦のシルエットに見える山並み「ワイアナエ山脈」が見えます。

神様が歓迎する方がここに来ると、さっきまで雨は降っていてもサーッと雨が上がって晴れ間が出るという噂があります。

歓迎されない人は急に嵐になるとか、、、。

湿気に混じったユーカリの香りは一層清冽で、クカニロコを思い出す度、匂いまでも蘇り心が癒されます。

日本最強のパワースポットと言われる出雲大社も松林の香りの清々しい香りが印象的ですが、パワースポットに良い香りはつきものなのかもしれませんね。

また、匂いと共に思い出すのは、絶え間なく吹いている優しく心地良い風です。

永遠に続くかのような揺れる木々、葉のすれ合う音に、心は落ち着き、優しい気持ちになれます。

ただ、このパワースポットはパワーが強力すぎて、感じやすい方は体がしんどくなってしまう人もいるようなので、そういう人はお礼を言って早めに帰りましょう。

【アクセス】

「クカニロコ・バースストーン」までは、「ワイキキ」から「ノースショア・ハレイワ」に行く途中にあります。

交通手段として、「レンタカー」・「バス」・「ツアー」の3種類があります。

〖レンタカー〗

「H1」から「H2・ワヒアワ、ノースショア」方面に入り、8番の出口を出ます。

ワヒアワを越えたら、橋を渡って次の、信号があるT字路の交差点を左折すると、目の前が「クカニロコ」です。

駐車スペースはあまりありませんが、入り口付近に停める形となります。

〖バス〗

「アラモアナ・センター」のバス停「Ala Moana Bl + Ala Moana Center」から「52番」か「55番」のバスに乗ります。

「アヒアワ」の町を巡回した後、「Kamehameha Hwy + Whitmore Ave」のバス停で降りれば、「クカニロコ」はすぐ側にあります。

〖ツアー〗

「クカニロコ・バースストーン」は、ハワイの土地勘がない方にとっては、場所がわかりにくいため、「ツアー」の利用が一般的でしょう。

観光名所「ドール・プランテーション」の近くにあるため、併せて組まれているツアーも多いようです。

「ツアー」は、入口付近で下車し自由散策というものものから、詳しいガイド付きのものまで様々です。

ただ、自由散策だとただ単に一巡して終わりになりがちなので、初めて行かれる方は、少々料金が高くてもガイド付きのツアーを選ばれた方が値打ちがあると思います。

更に、大人数で行く「ツアー」の場合は現地からの苦情も多いと聞きますので、少人数で、またガイドさんがしっかりしている方が気持ちとしては安心できます。

安易に訪れる場所ではない分、ツアー参加される場合、会社は慎重に選んでくださいね!

【注意事項】