- 私の旅行記
ハワイ オアフ島 ハナウマ湾
更新日:2021年3月6日

こちらは、自然保護区に指定されウミガメや熱帯魚がたくさん生息する「ハナウマ湾」です!
ワイキキから車で約20分。オアフ島島南部に位置する「ハナウマ湾」は、カラフルな魚たちに大接近できるオアフ島随一のシュノーケリングスポットです。
波も穏やかで、小さな魚が波打ち際まで泳いでいるため、お子様連れにおすすめのスポットです!2016年の全米ベストビーチNo.1にも輝いています!
【自然保護区】

「ハナウマ湾」はハワイ語で「曲がった砂浜(ウマ)の湾(ハナ)」といい、死火山の噴火口に海水が流れ込み、浸食してできた馬蹄型の入り江です。
※【馬蹄(ばてい)】:馬のひずめ。
・ハワイではホースシュー(馬蹄)は幸運を呼び込むラッキーアイテムとして有名で、古くから馬そのものが各国で幸せの象徴とされています。
青く澄んだ遠浅の海にはサンゴ礁が広がり、たくさんのトロピカルフィッシュが泳いでいます。
そんな美しい自然を守るため、ホノルル市は自然保護区に指定され、入場にはいくつかの規制や注意事項があります。
まず、一般のビーチと違い入場料(大人7.5ドル)が必要です。(12歳以下とハワイ州居住者は無料)

入場には、入り口にある海洋教育センターで環境保護に関する約9分間のビデオ鑑賞が義務付けられており、鑑賞後に坂を下りビーチへ向かいます。
※ビデオ鑑賞後、坂を上り下りするトラムも運行しているので利用可能です。(有料)
ビーチでは、魚の餌付け・砂やサンゴなどの持ち出し・水溶性のサンオイルや日焼け止め・タバコ・アルコールなどは禁止されています。
もちろん、絶対にサンゴ礁・魚たちを傷つけるようなことをしてはいきません。
トイレ・シャワー・ライフガードなど園内は管理が行き届いており、シュノーケリングセットを貸し出しするレンタルショップもあります。
ただし、軽食や飲み物を扱うスナックショップは、坂の上にある海洋教育センター内のみです。必要な人はビデオ鑑賞時に購入しておきましょう。
【開園時間・日程】

「ハナウマ湾」は毎週火曜日、清掃や環境保護のため休園です。
※クラゲの出没や海の状態によって突然休園になることがありますので、念のため電話で確認するのが良いでしょう。
電話番号:808-396-4229
※24h自動音声ガイダンスで、英語で早口です。
ツアーの場合は、中止なら電話で連絡してくれます。
バスで訪れる場合は、乗り込む際にドライバーさんが「今日はクローズだよ。(closed Today)」と教えてくれます。
開園時間は、、、
夏期(5月第1日曜日~10月第1日曜日):6:00~19:00
冬期:6:00~18:00になります。
【ハナウマベイでのシュノーケリング】

「ハナウマ湾」は、上の展望台から景色を眺めるだけでも楽しめる観光スポットですが、やはり「シュノーケリング」で綺麗な海を泳ぐカラフルな熱帯魚を見てみたいものです。
「ハナウマ湾」では様々なハギやバタフライフィッシュ、チョウチョウウオなどの色取り取りの魚の他、ハワイ近海で見られるウツボやウミガメなどを見ることができます。「スキューバダイビング」をしなくても、水族館のような海の中の世界を楽しめるのが魅力です!
「ハナウマ湾」では、初心者向けから上級者向けまでシュノーケルのポイントがありますが、初心者の方はリーフの内側にある「キーホール(Key Hole)」というポイントがおすすめです!

「キーホール」は、真ん中やや右寄り、海底が砂地になっている場所で、鍵穴の形をしていることから「キーホール」と呼ばれています。
「ハナウマ湾」では最もポピュラーで広い場所で、リーフの内側なので波の影響が少なく、透明度も高いので、たくさんの魚が見ることができます。
ウミガメはリーフの外側に行かないと見られませんが、波打ち際近くまでやってくる魚も多く、お子様連れでも比較的安全な場所で「シュノーケリング」することができます。
なお、海に向かって真ん中辺りと左端のリーフ(珊瑚礁)の切れ目がある場所では、満潮時も干潮時も「リーフカレント(離岸流)」が発生するので、沖に流されないように十分に注意してください。
【シュノーケリングの持ち物とレンタル料金】

「ハナウマ湾」でシュノーケリングする際の持ち物は、水着、ラッシュガード、ビーチサンダル、シュノーケルセット、フィン、レジャーシート、タオルなど、サンゴにぶつかって足を傷つけないように、マリンシューズもあれば良いでしょう。
もちろん「ハナウマ湾」には多くの観光客が「シュノーケリング」を楽しみにやってくるので、レンタルが充実しています。
ビーチに降りた少し先にレンタルショップがあり、ドライシュノーケルと水中マスク、フィン(足ひれ)のセットを20ドルで借りることができます(クレジットカードや免許証などのデポジットが必要)。

また、シュノーケルと水中マスクのセットは12ドル、フィンだけだと9ドルで、シュノーケルは消毒されていますが、他人が使ったものを口に入れたくないという方は、4ドルで新品のマウスピースに交換してくれます。
ただレンタル料金は結構高いので、自分で買って行った方が経済的でしょう。フィンはなくても、最低限シュノーケルセットだけあれば楽しめますよ!
「ハナウマ湾」のレンタル料金は以下の通りです。
・デポジット(保証金)として、50ドル(現金・クレジットカードどちらでも可)、パスポート、ダイビングライセンスのいずれかが必要となります。
・プラチナムパッケージ(ニンジャマスク、フィン):40ドル
・プレミアムパッケージ(ドライシュノーケル、マスク、フィン):20ドル
・マスク&ドライシュノーケル:12ドル
・フィン:9ドル

「ワイキキ」のスーパー等では、シュノーケルとマスクのセットがたくさん売られています。
「ABCストア」や「コココーブ」をはじめ、「ロングスドラッグス」、「フードパントリー」、「ドン・キホーテ」、「ウォルマート」、「ターゲット」など主要なお店には必ずと言っていいほど売られています。
相場は大人用セットで7~14ドルほどで、個人的に「ウォルマート」の品揃えが一番多かったと思います。使用した感じも安さの割にしっかりとしているので、問題なく楽しむことができました。シュノーケルセットを現地で入手する時間がない方は、日本で購入して行くといいでしょう。
〖オプショナルツアー〗

「オプショナルツアー」を利用すれば、穏やかな遠浅の海で浅瀬でもたくさんの種類のお魚を見ることができ、ウェットスーツやお弁当などが含まれるプランも用意されています。
おすすめポイント!
・手ぶらで参加できる! ウェットスーツ&おにぎり弁当付きプランを用意。
・ハナウマ湾に最大5時間滞在可能!
・旅程に合わせて出発時間もお迎え時間も選択可能!
【設備情報】

「ハナウマ湾」のビーチには更衣室とトイレ,シャワーなどの設備が整っています。
荷物を預け入れるロッカーもあるので,貴重品はしっかりと管理しておきましょう(ハナウマ湾は置き引きも多いんです)。
ロッカーの利用料金は小が8ドル,大が10ドルになります。
ちなみに、少しでも節約したい方はロッカーを使用せず、レジャーシートの上に着替えやタオルを置いて、現金やカメラ、ホテルのルームキーといった貴重品は、防水ポーチに入れて身に着けていけば問題ないでしょう。
【飲食は?】

ビーチにはレストランや海の家などの飲食用施設はありません。
エントランスに1軒だけスナックショップがあり,軽食やお菓子,飲み物の購入が可能です。
もちろん,自分で用意した食べ物や飲み物をビーチに持ち込んでも問題ありません(ただし飲酒は不可)。
お昼をまたいで遊ぶ場合は、ランチの準備をして行くのがおすすめです!
もちろん、軽食と飲み物を用意し、「ワイキキ」に戻ってからランチを食べるというのも良いでしょう!
【アクセス】
バス・レンタカー・タクシー・バイク・自転車・徒歩・オプショナルツアーなどと色々と選択肢はありますが、それぞれ注意が必要です。
朝早い時間に行くのがベストです!
夏休みシーズンは、朝8時を過ぎると入場チケット売り場に行列ができるので、ビーチで泳ぐまで1時間以上かかることもあります。
〖ザ・バス〗
「ワイキキ」から乗り換えなしで約50分。
22番バスで「ハナウマ湾」で行くことができます。
22番バスは、ワイキキ西側にある「キング・カラカウア・プラザ」脇にある「オロハナ通り」停留所が始発で、8時台から運行しています。
「カラカウア通り」と「カプフル通り」交差点停留所を経由して「ハナウマ湾」へと向かいます。
バス料金は距離に関係なく1回の乗車2.75ドルです。

人通りの多い場所を経由しますので、この22番バスは大変混み合います。
もしバスで行く場合は始発のバス停からの乗車をおすすめします。
また、平日は1時間毎、休日は30分毎と本数も少ないので、「ザ・バス」の公式サイトの【22番時刻表】で確認し、なるべく始発で、厳しいのであればより始発寄りのバス停から乗車しましょう。
「ハナウマ湾」からの復路も時間に寄ってはかなり混み合います。
最終バスも17~18時と早めですので注意してください。
〖レンタカー〗
「H1フリーウェイ」の東行き終点から「カラ二アナオレ・フリーウェイ」で約30分。
「ハナウマ湾」には約300台の駐車場がありますが、だいたい朝の9時までに満車になってしまいます。
満車になると入場制限が行われ、駐車場待ちをすることもできません。
ですので、レンタカーで行く場合は、すごく早く行くか、もしくは時間をずらして午後から行くことをおすすめします。
駐車料金は1ドルです。
〖タクシー〗

「ワイキキ」から約30分ほどで、料金は約40~50ドル+チップです。
チップは15%ですので、40ドルだとしたら+6ドル=46ドル以上ドライバーさんに渡してください。
「ハナウマ湾」には客待ちタクシーがいないため、復路のタクシーは電話で呼ぶ必要があります。
日本語で予約・配車手配ができるタクシーはこちらから➡【チャーリーズ・タクシー】
〖バイク・原付〗

意外とおすすめなのがバイク・原付です。バイクでも良いのですが、ただバイクよりも原付のほうがレンタル代も安いです。
駐車場が満車の場合でも、バイク・原付であれば入れてくれます。駐車場に入ってすぐ右手にある駐車場(無料)に停められます。
〖自転車〗

ワイキキから「ハナウマ湾」まで片道約1時間半かかりますが、ハワイの自然や地形を満喫したい!という方におすすめです。
坂道や向かい風など試練がたくさんありますが、ハワイと向き合える貴重な体験ができます。もちろん駐車場(無料)もあります。
〖徒歩〗

「ワイキキ」から「ハナウマ湾」まで片道約3時間半かかりますが、「ハナウマ湾」手前の「ハワイカイ」までは「ホノルルマラソン」のコースになっていますので、「ホノルルマラソン」に出たことがある方は距離感が掴めるんではないでしょうか。
徒歩はあくまでも「ハナウマ湾」までのアクセスの参考の1つです。ただ、マラソン好きなら意外と行けるかも?しれません。
〖オプショナルツアー〗

オプショナルツアーを利用の場合、滞在時間の自由選択・ホテルまでの送迎・シュノーケルセットの無料貸し出し・日本語でのハナウマ湾説明・無料貴重品ロッカー完備など、観光の際に生じる心配事を気にせず、思う存分楽しむことができます!➡
【景色だけ観たい!】

「ハナウマ湾の景色だけ眺めたい!」という方は、「ハナウマ湾」の駐車場に車を停めて、展望台へ行きましょう!
15分以内であれば、駐車料金1ドルは返金されます。
また、ワイキキトロリーの「ブルーライン(パノラマコーストラインツアー)」は、2階建てバスで東海岸線を巡るツアーになっています。
「ハナウマ湾」での停車時間は5分程度ですが、展望台での記念撮影が可能です。
いろいろなアクセス方法をご紹介しましたが、やはりハワイまで来て心配事を増やしたくない!楽したい!
など、時間調整や不安を考慮したうえで、1番コストパフォーマンスが良いのはやはりツアーがおすすめです!
時間に縛られるという欠点はありますが、それ以外は安心して思い切り楽しむことができます。
「ハナウマ湾」は、穏やかな遠浅でトロピカルな魚と一緒に泳げ、運が良ければウミガメに出会えることもあります。
小さなお子様連れも安心して楽しむことができ、シュノーケリング初心者にも大変優しい海です。

いかがでしたでしょうか。
日本人にとってすっかりお馴染みとなったハワイですが,「ハナウマ湾」は他の観光スポットと比べまだまだ知られていないスポットのような気がします。
自然保護区に指定され,全米No.1ビーチにも輝いた「ハナウマ湾」は,昔からのハワイの自然がしっかりと守られています。
リゾートホテルが立ち並ぶ「ワイキキビーチ」も確かに良いけれど,サンゴ礁の合間を気持ちよさそうに泳ぐカラフルな熱帯魚を眺めながらのシュノーケリングや,湾ならではの穏やかな波を何もせず,ただボーっと眺めるだけの贅沢な時間を過ごすのも良いのではないでしょうか?
是非とも一度「ハナウマ湾」に遊びに来てみて下さい!
【基本情報】
ハナウマベイ自然保護地域
住所:100 Hanauma Bay Dr.
電話番号:インフォメーションライン(24h自動音声ガイダンス) 808-396-4229
開園時間:夏季6:00~19:00、冬季 6:00~18:00、夏季・冬季ともに火曜休園 クリスマスと元旦も休園。
入場料:大人7.50ドル、12歳以下とハワイ州居住者は無料。
ワイキキ中心部からの所要時間:車で約20~30分、「TheBus・22番」で約40~50分
公式サイト:https://hanaumabaystatepark.com/
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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