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ハワイ オアフ島 フォスター植物園

更新日:2020年12月30日


こちらは、世界中の熱帯地域から絶滅寸前の貴重な植物や珍しい樹木を集めたホノルル最古の植物園「フォスター植物園 (Foster Botanical Garden) 」です!

「ダウタウン」の北側に位置にする「フォスター植物園」は、ホノルルシティの喧騒から逃れてリラクッスするのに最適なスポット!

1850年代に植えられた大木や世界各地の欄を集めた洋ラン園、古くからハワイの生活で活用されてきた植物を集めた有用植物園が有名で、希少種や絶滅危惧種など貴重な植物も観察することができます。

他の植物園に比べ手入れが行き届き、カテゴリー別に見やすく整理されているので、ハワイでは一番日本人の「植物園」のイメージに近いかもしれません。

今回はそんな、「フォスター植物園」について詳しくご紹介させていただきます!

【フォスター植物園:基本情報】

〖歴史〗

「フォスター植物園」は、「ホノルル」の中心部に位置しながら、5.5ヘクタール(東京ドーム1.2個分)もの広さを誇る大きな植物園です。

元々この場所は「個人邸宅の庭」で、ドイツ人医師であり植物学者でもある「ウィリアム・ヒレブランド(William Hillebrand)」が1853年に「カラマ王妃(カメハメハ3世の妻)」からこの土地を購入し、1871年にドイツへ戻るまで 約20年近く暮らしていた場所になります。

彼は、この地を生活の拠点 とする一方で南国の木々を植えたり、鹿やミナの鳥を放したりするなど、自然豊かな森も作り上げていきました。現在、同植物園で巨木となっている木々の大半はヒレブランドが植えたものです。

その後、「トーマス・フォスター」が購入し、更に様々な木々を植え、現在の植物園の原型ができました。「フォスター夫妻」の死後、同地は「ホノルル市郡」へ寄贈され、現在の市営(郡営)植物園となりました。

「フォスター」の名前は、善意で提供してくれた夫妻(及び遺族)に敬意を表しており、「ハロルド・ライアン博士」を初代の園長として、1931年に植物園として一般公開。ハワイの島々の中で初めての植物園となり、その後「ライアン博士」により1万種もの新しい植物をハワイに輸入され現在に至ります。

〖営業時間〗

9:00~16:00

〖休業日〗

クリスマス(12月25日)と元日(1月1日)

〖入場料〗

大人:$5

ハワイ在住者:$3

小人( 6才-12才):$1

小人(5才以下):無料

年間ファミリーパス:$25

【日本語パンフレットを入手!】

チケットを購入する際は、「日本語のパンフレット」をもらう方がベターです!「自然豊かな森」のようになっている反面、解説や補足説明が無いと「珍しい植物の数々」を見過ごしてしまうことがあります。

パンフレットには、どこに何が植えられているかを示しているだけでなく、その植物の概要や特徴なども「1項目に 4~6行くらいのスペース」を使って詳しく解説しています。白黒のコンパクトなパンフレットですが、丁寧さは抜群!実際の鮮やかな色は、園内の散策で確認できます。

日本語の解説があるだけで植物園の全体像をクッキリと映し出すことができ、単なる緑にしか見えなかった木々の名前がわかり、一気に面白みが出てきます。同園に対する印象も随分と変わりますよ!

〖アクセス〗

【バスでの行き方】

ワイキキ」の「クヒオ通り」山側から「2番」・「13番」のバスに乗り、「リリハストリート(Liliha St.)」と「ノースヴィンヤードブールバード(N.Vineyard Blvd.)」の交差点で下車、降りたところにある交差点を渡ってから右方向(ノースヴィンヤードをワイキキ方向)に約500メートル歩くと左側に入口があります。

または、「ワイキキ」の「クヒオ通り」山側から「19番」・「20番」・「42番」のバスに乗り、「ベレタニアストリート(S.Beretania St.)」と「スミスストリート(Smith St.)」の交差点で下車、進行方向に50メートル進んで「マウナケアストリート(Maunakea St.)」を右折、350メートル先で「ノースヴィンヤードブールバード」に突き当たるので横断歩道を渡ってから左方向に200メートル進むと右側に入口があります。

「ワイキキ」から「4番」のバスと書いてあるガイドブックもありますが、運行経路が遠回りで時間がかかります。また「リバーストリート」のバス停からの徒歩を紹介しているものもありますが、入口を目の前にして横断歩道がないので渡れません(ハワイでは横断歩道のないところを渡るのは交通違反で1人につき130ドルの罰金を取られます)。

【レンタカーでの行き方】

ワイキキ」から「アラワイブールバード(Ala Wai Blvd.)」を直進し、「カラカウアアベニュー(Kalakaua Ave.)」で右折、突き当たりの「ベレタニアストリート(S.Beretania St.)」を左折して、「ハワイ州政府庁舎」を過ぎたところの四つ角で「クイーンエマストリート(Queen Emma St.)」に右折、最初の信号を「ノースヴィンヤードブールバード(N.Vineyard Blvd.)」に左折して2ブロック走った右側が「フォスター植物園」です。

駐車場入口は「ノースヴィンヤード」沿いの植物園を通り過ぎたところにあります。同園は混雑する施設ではないので、満車になる可能性は低いようです。駐車場は無料です。

【ハワイ出雲大社は徒歩圏内!】

「フォスター植物園」と「ハワイ出雲大社」との距離は、約400m程度です(徒歩5分程度)。両方の観光スポットを巡っても、さほど負担にならないくらいの距離です。出雲大社への参拝とセットで訪れてみるのもおすすめです!

〖所要時間目安〗

1時間程度

〖注意事項〗

【園内の注意事項】

園内を観覧中に、突然 枝などが落ちてくる場合がありますので、頭上に注意してください。むき出しになった蔓(つる)や根っこに引っ掛かることもありますので、足元にも気を付けてください。

また、園内の植物は触らないようにしてください。「有毒植物」も展示してありますので(植えてある)、果実や花などを口に持っていくのは絶対にやめてください。安全確保のため、お子さんの行動(触る、食べる、なめる等)には、特に注意を払ってください。

【植物園周辺の注意事項(治安面)】

「フォスター植物園」は、冒頭にも記載しましたが、ホノルルの中心エリアである「ダウンタウン地区」に位置しており、植物園の南側には「チャイナタウン」が広がっています。

「バインヤード・ブールバード」は明るく開けた大通りで、「ダウンタウン」には賑やかなエリアもあり、日中は特に危険を感じることはありません。しかし、夜間(日没後)になると突然危険の漂うエリアに変貌します。

このため、「フォスター植物園」や「ハワイ出雲大社」の周辺を散策する場合は、午前中や昼間など明るい時間帯に行かれるようにしてください。

また、なるべく見通しの良い大通り、例えば「ノース・バインヤード・ブールバード」や「ノース・ベレターニア・ストリート」など、人通りの多い道路を歩くようにした方が より安全です。近道だからといって「チャイナタウンの裏通り」などを通り抜けるのは、なるべく避けた方が良いでしょう。

【周辺の公園はホームレスの溜まり場】

「フォスター植物園」は、有料の公園ですのでホームレスなどは入ってきません。完全防備の柵ではありませんが、外界と隔絶されていて、安全に過ごせます。

しかし、「フォスター植物園」の北側にある「リリウオカラニ・ボタニカル・ガーデン(植物園)」は、無料の公園ですので、ホームレスがうろついていることもあります。

同じ「植物園」という名前が付いていても治安状況は全く異なりますので、「フォスター植物園」に行く感覚で行かないようにした方が良いでしょう。

また、「バインヤード大通り沿い(植物園の南西)」にある「カママル・プレイグラウンド(遊び場)」や「ハワイ出雲大社」の北側にある「ベレターニア・コミュニティ・パーク」など、無料公園はどこも ホームレスの溜まり場になっていますのでご注意ください。

〖公式サイト〗

https://www.honolulu.gov/cms-dpr-menu/site-dpr-sitearticles/568-foster-botanical-garden.html

〖ガイドツアー〗

毎日1回、午前10時30分より無料のガイドツアーを実施しています。以前は午後から実施していましたが、時間帯が午前に変更されました。

所要時間は約1時間~1時間半程度。ただし、英語によるガイドツアーになりますので、英語に自信のある方はチャレンジして参加してみるのもいいかもしれません。

ガイドツアーは予約を推奨しています。公式サイトにも「ツアー希望の方は電話連絡してください」との記述もあります。当日行けるかどうか確約できない場合は、入園してからに相談(申し出)してみると良いでしょう。

【魅力・見どころ!】

「フォスター植物園」は、緑の少ないダウンタウンにおいて、都会のオアシスのような存在で。150年に渡り集められた1万種以上の亜熱帯植物が植樹されており、世界一高いと言われるヤシの木や、色とりどりの蘭など数々の魅力を持ち合わせています。

そんな「フォスター植物園」の見所は、「ココヤシのコレクション」・「ライアン博士の洋ラン園」・「テラス」・「有用植物園」・「先史植物の小庭」・「ハワイの特別保護樹」などなど。園内には木の名前の札が付いているので、植物の種類を楽しめます!

植物園を入るとすぐに1913年に「マリー・フォスターにより植えられた「菩提樹」の木があります。これは2500年以上前にインドの「ブッタガヤ」でお釈迦様が悟りを開かれた菩提樹の木の子孫だそうです。

「菩提樹」の大きな木を左に行くと「ライアン博士」の「洋ラン園」があり、そこに「プルメリア」のルブラ種があり、「ヒルブランド博士」が1860年に初めてハワイに持ち込んだ物だと言われる貴重なものです。

入り口を過ぎるとすぐのところに立っているヤシの木は、世界で最も高い木「カリブ・ダイオウヤシ」。

そして、奥のテラスの方へ入って行くと「タマリンド」・「カポック」・「カウリ」・「トラベラーズツリー」など大きな木が続きます。

そしてヤシのガーデンにはハワイ固有種の唯一のヤシ「ロウル」はロウレヤーナ種で樹齢100年を超えています。葉は扇形をし、横幅だけでも60cmあります。

「タリポット・パーム」というヤシの一種でスリランカとインドの原産があり、これは花と実ができるまで約75年かかると言われ、一度花が咲いて実がなると死んでしまいます。ヤシの種類の中では一番大きな花を付けます。

更に、「ジャックフルーツ」・「ココデマー」・「ブラジル・ロウル」など珍しいヤシも見る事ができ、「ハーブ園」を過ぎると「ソーセージの木」・「タロ」・「アラビアコーヒー」・「パンノキ」・「マカダミアナッツ」・「ククイ」・「ノニ」・「ザクロ」・「コットンの木」・「シナモン」・「カカオ」・「オールスパイス」・「クラウンフラワー」・「ウコン」・「パパイヤ」・「パッションフルーツ」など南国ならではの植物もたくさん見る事ができます。