- 私の旅行記
ハワイ オアフ島 ホノルル動物園
更新日:2020年12月30日

こちらは、オアフ島にある唯一の動物園「ホノルル動物園」です!
「ホノルル動物園」は「カピオラ二公園」の中にあり、「ワイキキビーチ」からすぐの場所にあり、「ワイキキ」のホテルから歩いて行けるため家族連れに非常に人気のスポットです!
敷地面積は42エーカー(0.17k㎡)で、日本の上野動物園と同じくらいの広さです。園内からは、「ダイヤモンドヘッド」も望めます。
「ホノルル動物園」では、220種類もの動物たちに出会うことができ、「ケイキ・ズー(Keiki Zoo:子ども動物園)」では、子ヤギやニワトリなどとふれあうこともできます。
また、芝生や遊具スペースもあるので、子ども連れには特におすすめです。
【歴史】

「ホノルル動物園」は、1876年にハワイ王国の国王であった「カラカウア王」が所有していた土地を、30年間のリースとして国民が楽しめる土地にしようと開放し、翌年1877年には人々が楽しめる公園として使用されることになり、「カピオラ二王妃公園」と名付けられました。
1896年に「カピオラ二公園」と正式に定められ、1914年以降はホノルル市郡が管理をしています。
その「カピオラ二公園」の敷地内にある「ホノルル動物園」は、1930年以降の大恐慌時代に資金不足に悩まされ、閉鎖寸前までとなりました。
しかし、第二次世界大戦後には、ゾウやチンパンジーなどの動物を寄贈され、動物園の再生への希望が高まり、現在の「ホノルル動物園」の概要計画が立てられました。
動物園の再生にはかなりの年月を要しましたが、2011年に新正面玄関と新しいゾウ舎が完成し、現在では年間来場者約60万人もが訪れる人気の動物園になりました。
【ホノルル動物園とは】

「ホノルル動物園」は、NPO団体の「ホノルル・ズー・ソサエティ」がサポート団体として、資金を集めやプログラム企画などしています。
「ホノルル動物園」は、17ヘクタールの敷地は荒野をイメージして造られており、取り立てて珍しい動物がいる訳ではありませんが、南国の植物やバニアンの巨木が生い茂る緑たっぷりの環境で、檻や柵で隔てずに動物たちを自然なままの姿を見ることができるのが「ホノルル動物園」の魅力です!

哺乳類・爬虫類・鳥類など1200頭を超える動物を飼育し、ライオンやチーターなども放し飼いになっています。
中でも、アフリカの草原を再現した「アフリカン・サバンナ」は必見です!
赤土の国屋を放し飼い状態で自由に歩くキリンやシマウマ、サイ、ライオン、チーター、ダチョウなどを間近で見ることができます。

お子様連れのご家族は、「ケイキ・ズー(Keiki Zoo:子ども動物園)」がおすすめです!
動物たちとのふれ合いだけではなく、鯉の水槽にあるトンネルをくぐって、水槽の真ん中から顔を出したりして遊ぶことができます。
子供のみならず大人もとても楽しめます!
一通り見て回るだけでも約2時間くらいで、ゆっくり見て回るなら半日ほどかかります。

ちなみに、動物園内には日陰や日よけができる場所があまりないので、お子様連れの場合は午前中に行くのがいいかもしれません。
また、お土産ショップでは、ベビーカーや車いすのレンタルが可能です。
小さな子どもや年配の方はこれらを利用すると疲れなくて便利です。

・シングル(ベビーカー) $7.00
・ダブル $10.00
・車いす $10.00
※レンタルする場合には最初に$10のデポジット(預かり金)が必要です。
【園内マップ】

【園内マップ:ホノルル動物園公式サイトより】
【子供たちが楽しめる!充実した施設】

子ども連れにおすすめなのが「ケイキ・ズー(Keiki Zoo、子ども動物園)」で、子ヤギやニワトリなどがいる柵内に子どもも入ることができ、動物たちに触れることができます。
「ケイキ・ズー」の中はすべて、柵なども子どもの目線にあわせて低く設けられており、子どもたちは大喜びするはずです。
また、園内には「プレイグラウンド」も設けられており、動物を見て回る休息にちょうど良いです。
地面がクッションのように柔らかい素材なので小さなお子さんも安心で、以前からあるプレイグランドには滑り台があったり橋があったりして、どちらかというと幼児から低学年向けの遊び場となっています。

さらに、近年できた新しいプレイグラウンドもあり、縄を伝って歩いたり、登ったりとやや難度が高い小学生向けのアスレチックな遊具となっています。
このように、広い園内には至るところに芝生の広場があり、プレイグラウンドもあり、家族連れはここで昼食や軽食をとったりしてゆっくりと1日中楽しむことができます!
また、屋外で一日歩きまわるのは意外と体力を消耗するので、ときどきこのような日陰のスペースやベンチで休みながら廻るのがおすすめです!
「ケイキ・ズー」のすぐ横にはドリンクや軽食を販売しているコーナーもあります。
ちなみに、「ケイキ・ズー」が終わったら後は「トラ(Tiger)」や「コモドオオトカゲ(Komodo Dragon)」などをまわって、出口に進んで終了です。

また最後には、ハワイ州の州鳥である「ネネ(Nene)」に関するコーナーも設けられています。
「ネネ」は雁の仲間で、現在2,000羽ほどしかいないとされ、国際保護鳥に指定されている鳥です。
出口(入口と同じ場所)に戻ったら、ぜひお土産ショップで記念品を見てから帰りましょう!
「Honolulu Zoo」と描かれた、キュートな限定グッズが揃っており、このお土産ショップのすぐ外には、ペニー(10セントコイン)に「ホノルル動物園」オリジナルの刻印を入れられる機械も置いてあるので、記念に作ってみるのも良いですね。

子供も喜ぶさまざまな動物園関連のグッズが取り揃えられていて、ハワイ旅行のお土産選びにも最適のお店です。
また、お土産ショップの周囲にもドリンクやフードを販売しているお店がありますので、入園の際にに購入しておくと便利です!
ちなみに園内にはいくつかトイレがり、オムツ交換台も設置されているので赤ちゃん連れにも便利ですよ!
【トワイライトツアー】

子供はもちろんのこと、大人の方にもおすすめなのが、毎週金曜日・土曜日の17:30~から開催される「トワイライトツアー」です!
それぞれの動物にまつわるエピソードを聞きながら、閉園後から約2時間動物園を周るプログラムです。
ツアーの参加には、電話やファックス、メールによる事前予約が必要になります。(人数に空きがある場合には、当日での参加も可能となります。)
ツアー参加料は、13歳以上の大人は1人20ドル・3歳から12歳の子供は1人15ドル・2歳以下の子供は無料です。
ちなみに、支払いは現金を用意しておいたほうが良いでしょう。

動物園の前に集合してから園内を周る、説明員について歩くツアーとなっており、日本語のガイドさんもいますので、日本語で説明を聞くことができます。
夜暗くなると見えなくなる動物もいますので、動物を必ず見られるとは限りません。
ですので、どちらかと言うと、子供向けと言うより大人向けのツアーです。
日中目にする動物とは違った一面を見ることができるこのツアーは、歩きやすい服装や靴で参加するのはもちろんのこと、小さいお子様連れの場合には、ベビーカーでの参加をおすすめします。
ハワイの夜は少し肌寒くなりますので、上から1枚羽織る物があるととても安心です。
【基本情報】
「ホノルル動物園」トワイライトツアー
開催時間:毎週金・土曜17:30~19:30 ※クリスマス除く
集合場所:動物園入口に17:15集合
料金:大人20ドル、3~12歳15ドル、2歳以下無料
予約:TEL808-971-7195・FAX808-926-2622・Eメール: education@honzoosoc.org (メールの件名は Twilight Tourで)(英語のみ)もしくは、公式サイトから➡http://honoluluzoo.org/zoo-events/
※サイト内で参加登録用紙のダウンロード可能
【アクセス】
〖徒歩〗
「ホノルル動物園」は「カピオラ二公園」の中にあり、「ワイキキビーチ」からすぐの場所にあり、「ワイキキ」のホテルから歩いて行けます。
「ワイキキ」の「Tギャラリア・ハワイ by DFC」 から「ホノルル動物園」まで歩いた場合、所要時間は約20分・距離は約1キロメリットです。
「ワイキキ」の有名なホテルやお店が並ぶメイン道路の「カラカウア通り」を歩いて行きますので、景色を楽しみながら歩いているとあっという間に着いてしまいます。
ただ、お子さん連れの場合は歩くのが大変ですので、バスを利用すると負担が少なくなります。
〖ザ・バス〗
徒歩でも十分アクセス可能な位置ですが、「ワイキキ」の西側「ヒルトンハワイアンビレッジ」辺りから「ホノルル動物園」へ行く場合は、バスを利用することをお薦めします。
バスは概ね10分前後の間隔で運行していますので、歩くのと時間的にそれほど変わらないで着けるでしょう。
バスを利用する場合はクヒオ通りの山側のバス停で、ザ・バスの「8番」・「 19番」・「20番」・「23番」・「24番」・「42番」に乗ります。
「カパフル通り」の「ホノルル動物園」前のバス停「Kapahulu Ave + Kalakaua Ave」で下車します。
〖ワイキキトロリー〗

「ワイキキトロリー」のレッドライン、グリーンラインには「ホノルル動物園」の近くに止まる停留場があります。
1日から7日まで乗り放題のパスもありますので、パスを買われた方は手軽に行くことができます。
「ワイキキトロリー」の各路線と料金、チケットの買い方については、公式サイト:「ワイキキトロリーの路線とチケット料金」をご覧ください。
〖ワイキキトロリー:レッドライン〗:
「ワイキキトロリー」の「レッドライン」には、「ホノルル動物園」ほどに近い「アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル」の停留場があります。
「ホノルル動物園」には、こちらの停留所で下車して歩いて行きます。
「レッドライン」の路線と停留場については公式サイト:「ワイキキトロリー:レッドライン」をご覧ください。
〖ワイキキトロリー:ピンクライン〗:
「ワイキキトロリー」の「ピンクライン」には、「レッドライン」と同じ、ホノルル動物園にほど近い「アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル」の停留場があります。
「ホノルル動物園」には、こちらの停留所で下車して歩いて行きます。
「ピンクライン」の路線と停留場については公式サイト:「ワイキキトロリー:ピンクライン」をご覧ください。
〖ワイキキトロリー:グリーンライン〗:
「ワイキキトロリー」の「グリーンライン」には、「ホノルル動物園」にほど近い「ホノルル動物園/カピオラニ公園」の停留場があります。
「ワイキキ」からは「ホノルル動物園」を少し通り過ぎた、「ワイキキ水族館」との中間地点に止まります。
「グリーンライン」のパスを購入された方は、こちらから歩いて「ホノルル動物園」に行くことができます。
「グリーンライン」の路線と停留場については公式サイト:「ワイキキトロリー:グリーンライン」をご覧ください。
〖オリオリ - ‘OLI‘OLI(JTB)〗:ダイヤモンドヘッドルート
〖レアレア - LeaLea(H.I.S.)〗:
ダイヤモンドヘッド・エクスプレス
ダイアモンドヘッドルート
〖レンタカー〗

「レンタカー」でアクセスする場合も、徒歩同様「ワイキキ」の有名なホテルやお店が並ぶメイン道路の「カラカウア通り」を通ります。
駐車場は、「カパフル通り」沿いと「カピオラニパークのメーターパーキング」か、「ワイキキ・シェル」を利用してください。
【注意事項】
〖日差しの強い時間帯は避けた方が良い〗

日差しの強い時間帯に「ホノルル動物園」を訪れると、次の2つのデメリットがあります。
・強い日差しを受けながら園内を歩くと疲れやすい。
・動物が強い日差しを避けて隠れていることがある。
「ホノルル動物園」は、広さ0.17 km²となり、東京の上野動物園よりも広い規模のため、全ての動物を隈なく見るようにして歩くと、2時間以上はかかり、歩くだけでも疲れてしまいます。
加えて、日差しの強い時間帯は、強い日差しを受け続けることになりますので、より疲れやすくなり、肌もあっという間に焼けてしまいます。
また、動物も日差しを避けて隠れるようになってしまい、「動物が全く見れない。」という状況になってしまいます。
このように、「ホノルル動物園」を訪れる時間帯の日差しの強さ次第で、「ホノルル動物園」の印象が結構変わってしまいます。
ただ、季節によって「日差しを避けられるベストな時間帯は、この時間帯だ!」と言うのは難しいため、訪れる日の天気予報などをしっかりとチェックして行くことをおすすめします。

いかがでしたでしょうか。
「ホノルル動物園」は、早い人で1周まわって1時間~1時間30分、ゆっくりなら2時間~半日程度です。
また、日差しが強くなる日中は暑い上に動物もあまり動いていないため、午前中か夕方が狙い目になります。
飲み水と帽子などの日よけアイテムを持って行くことをおすすめします。
また、季節などによって展示がお休みになる動物もあります。ご家族で是非お楽しみください!
【基本情報】
ホノルル動物園
住所:151 Kapahulu Ave, Honolulu, Hawai‘i 96815
電話番号:(808) 971-7171
営業日:年中無休 休園日:クリスマス
営業時間:大人(13才以上)$19、子ども(3-12才)$11、幼児(2才以下)無料 一年間有効な「会員証」もあります。
駐車場:カパフル通りから入る駐車場は$1/時間。 モンサラット通りの反対のワイキキシェルの無料駐車場あり。
イベント:「ホノルル動物園」の「イベントカレンダー」で毎月のイベントの予定が分かります。 動物園に行く前に見ておくと、楽しいイベントを見ることができるかもしれません。
※記事内容は執筆時点のものですので、最新の内容をご確認ください。
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