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ハワイ オアフ島 ホノルル美術館

更新日:2020年12月30日


こちらは、「ダウンタウン」東側の「ベレタニアストリート」にあるハワイを代表する美術館で、アメリカで最も素晴らしい美術館のひとつと評されている「ホノルル美術館」です!

ハワイ観光ではビーチやショッピングが定番だと思いますが、「ホノルル美術館」でアート鑑賞を楽しむのもおすすめです!

ワールドクラスの収蔵品をはじめ、中庭のカフェでいただくヘルシーランチ、オシャレなギフトショップ、そして趣向を凝らしたスペシャルイベントといった楽しみなどもあります。

ここ「ホノルル美術館」にはなんと5万点以上もの美術品が所蔵されており、ピカソやモネなど有名画家の作品を見ることができます。

今回は「ホノルル美術館」の入場料や時間、ザ・バスでの行き方、美術館の見どころなどを詳しくご紹介させていただきます。

【歴史・世界有数のコレクションを鑑賞しよう!】

「ホノルル美術館」は1927年、「アナ・ルイス・クック」によって設立されました。

オアフ島の宣教師の家に生まれ育った「アナ・ルイス」は幼い頃から芸術に親しみ、「チャールズ・クック」と結婚した後、夫妻で美術品のコレクションを始めました。

コレクションが増えてくると「クック夫人」は、ハワイの社会が世界各地からの移民で構成されており、それぞれの文化や芸術がハワイで融合されていることから、ハワイの子供たちにその芸術を伝えたいと考えるようになりました。

「クック夫妻」の住まいがあったのは現在の「ホノルル美術館」の場所ですが、美術館を開く構想を温めた「クック夫人」は家の敷地を寄贈し、ニューヨークの建築家に美術館の設計を依頼し、「ホノルル美術館」の原型が完成しました。

いくつかのギャラリーを回廊でつないだ明るくて開放的な館内は、まさにハワイの美術館です。

「ホノルル美術館」はその後、順調にコレクションを増やし現在では50,000点を超える収蔵品があります。

その内訳は、西洋の絵画や彫刻からアジア各国の絵画、仏像、日本の浮世絵、太平洋地域の伝統アート、アフリカの工芸品、近代アメリカの美術品にまで及んでいます。

そしてハワイの絵画や彫刻、工芸などの作品がどこよりも充実しているのは言うまでもありません。

創始者の「アナ・ルイス・クック」が後に暮らしていたマキキの邸宅は、「コンテンポラリー美術館」として運営されていましたが、2011年に「コンテンポラリー美術館」がその資産とコレクションを「ホノルル美術館」に寄贈、「コンテンポラリー美術館」は「ホノルル美術館」の「別館・スポルディングハウス」となりました。

それを機に「ホノルル美術館」の正式名称も「Honolulu Academy of Arts」から「Honolulu Museum of Art」に変更されています。

別館には、2012年3月に合併した「マキキ」の「スポルディング・ハウス(旧コンテンポラリー・ミュージアム)」、現代美術作品を展示したダウンタウンの「ファースト・ハワイアン銀行内ギャラリー(入館無料)」があります。

「ホノルル美術館」を訪れた同日中であれば、「スポルデイング・ハウス」の入館が無料になり、アート巡りも楽しめます!

また、「イスラム美術品」が収蔵された超豪邸「シャングリラ」の見学ツアーもホノルル美術館主催で行っています。

【魅力・見どころ!】

「ハワイ美術」のギャラリーでは、何十年もかけて集めた鳥の羽で王族のために作られた「フェザーレイ」などの工芸品のほか、ハワイの風景や人々の絵画が多数展示されています。

ハワイアンの少女が「レイ」を作っている姿を描いた「レイ・メイカー」は、「ホノルル美術館」を代表する作品で、ポスターや絵葉書にもなっています。

「仏教美術」のギャラリーに展示されている11世紀の中国の「観音菩薩像」は、木像としては保存状態がとても良く、「ホノルル美術館」の所蔵品の中でも最も価値のあるコレクションの一つです。

〖ボストン〗・〖シカゴ〗に続き全米で3番目の所蔵数を誇る「ホノルル美術館」の浮世絵コレクションが定期的に展示され、「写楽」・「北斎」・「広重」・「歌麿」など名匠の作品のほか、明治以降の木版画作品も多数見られます。

〖インドネシア・インド・イスラム美術〗

「インドネシア美術」の展示室では、死者をかたどった「タウタウ人形」など独特の文化に触れられます。

隣の「東南アジア美術」の展示室には、5つのヘビ頭を持つ「ナーガ像」があり、「インド美術」の展示室では「ヒンドゥー教」にまつわる美術品が多く見られます。

「シヴァ神」の乗り物とされている、白い牡牛「ナンディ」の頭やお馴染みの「ヒンドゥー教」の神様「ガネーシャ」なども。

これらのギャラリーに取り囲まれるように「パームコートヤード」があり、「イスラム圏美術」の展示室には、美しいイスラム陶器やインドのムガール朝の宝石など、煌びやかな美術品が多く並びます。

〖ヨーロッパ美術〗

「古美術」・「人物像」の展示室は「ボディ」がテーマとなっています。

約4500年前の像やエジプトのファラオの壁画など、貴重なコレクションがずらりと並びます。

「トルコ」~「シリア」のモザイクタイル画もあり、6世紀頃のものとは思えないほど、動物の絵柄がはっきり残っています。

「中世」・「ルネッサンス」の展示室には、主に14~16世紀頃の宗教画がコレクションされています。

「プラド美術館」の「快楽の園」で有名な画家「ヒエロニムス・ボス」の作品もあり、「17世紀ヨーロッパ美術」の展示室には、主に「オランダ美術」がコレクションされています。

こちらはデルフト出身の「ピーテル・デ・ホーホ」の作品で、「フェルメール」にも影響を与えた人物で、彼の代表作は前回訪れた「アムステルダム国立美術館」に展示されていました。

「肖像画」の展示室には、「ホノルル美術館」で一番貸し出し数が多い「社交界の華と呼ばれた女性」という作品があります。

11歳で即位した「カメハメハ大王」の肖像画や日本でも有名な芸術家「イサム・ノグチ」の彫刻もあります。

「18世紀ヨーロッパ美術」の展示室では、色鮮やかな陶器が印象的で、「ホノルル美術館」で一番人気なのが「印象派」・「ポスト印象派」の展示室です。

日本でも人気が根強い「モネ」の「睡蓮」があり、印象派では珍しい女性画家「メアリー・カサット」の作品もあります。

「ルノワール」の彫像「洗濯する女」もあり、美術好きにはたまらない作品がたくさん!

「モダニズム」の展示室には、「ピカソ」の「スケッチとキュビズムの絵」が展示されています。

「キュビズム」とは、「ピカソ」が生み出した表現技法のことで、「ピカソ」の代表作「ゲルニカ」とともに「マドリード」の「ソフィア王妃芸術センター」にも「キュビズム作品」が展示されています。

また、「モダニズム展示室」の隣には「美術ライブラリー(図書館)」が併設されており、営業時間は水曜日・木曜日10:00~15:30、金曜日10:00~15:00、土曜日10:00~14:00です。

〖日本・韓国・中国の美術〗

「日本美術」の展示室には、日本刀や埴輪、版画などがコレクションされています。

「韓国美術」の展示室は、主に青磁がコレクションされており、「中国美術」の展示室では、約6000年前の水差しや大きな翡翠が見どころになっています。

「アジア圏仏教」の展示室には、「ホノルル美術館」のシンボルとなっている「観音如来像」があります。

これらの展示室に取り囲まれるように、「チャイニーズコートヤード」があります。

【美術館初心者でも安心の日本語ガイドツアー 】

美術館初心者には、入館料だけで参加できる日本語ガイドツアーがおすすめです!

「ホノルル美術館」の「エントランス」をくぐると、目の前に現れるのは「セントラルコート」です!

この中庭を囲むように左側には「日本」・「韓国」・「中国」・「東南アジア」などの東洋の美術ギャラリー、右側には「イタリア」・「エジプト」・「ギリシャ」・「アメリカ」など西洋の美術ギャラリーが回廊式に並んでいます。

「ホノルル美術館」の敷地は非常に広く入り組んだ構造のため、各ドーセントによってツアー内容も異なります。

「セントラルコートヤード」・「地中海コートヤード」・「チャイニーズコートヤード」・「キナウコートヤード」・「パームコートヤード」など、複数しつらえられたそれぞれの中庭を取り巻くようにギャラリーが並び、中庭で記念撮影しながら人々は開放的なギャラリー見学を楽しんでいます。

2階にあるハワイのギャラリーを含めて30もの展示室があり、特別展も開催しています。

このような貴重な美術品を見逃してしまわないよう、「エントランス」で日本語の解説、館内案内図を入手しましょう!

「ホノルル美術館」で人気の「ドーセントツアー」が行われているのは朝10時から昼12時までの2時間です。

「ドーセントツアー」が行われている朝の2時間で回れるギャラリーは限られているので、見ることができなかった展示を見学したい場合は、「ドーセント」におすすめのギャラリーを教えてもらって、パンフレットや案内図を頼りに自由に散策してみてください!

※毎週火曜日~土曜日の10時に開催。予約は不要、集合場所は1階「セントラルコート」です。

〖美術館主催のカハラの豪邸「シャングリラ」散策ツアーもおすすめ!〗

「ホノルル美術館」が行っている「シャングリラ邸見学ツアー」への参加もおすすめです!

「シャングリラ邸」とは、「カハラ」のブラックポイントという超高級地区にある邸宅で、タバコと電気会社で巨万の富を気付いた「デューク家」の令嬢「ドリス・デューク」が作った家になります。

彼女と夫が世界一周の新婚旅行で最後に訪れたハワイの地に魅了され、自身の好きなイスラム建築を取り入れてた建物で、ただの豪華な家というレベルではなく、美術品に精通したドリスがこだわり抜いてつくった邸宅は、まるでお城のよう。

内部に入った瞬間に、想像以上の豪華さに思わず息をのんでしまいます!

1993年、80歳で生涯を閉じた時「シャングリラ邸」は「ドリス・デューク・イスラムアート財団」に寄付され、「ホノルル・アカデミーオブアーツ」が行うガイドツアーでのみ一般公開されています。

「シャングリラツアー」は水曜日~土曜日まで行われ、各ツアーには建物について詳しく説明してくれるガイドが付きます。

毎週水曜日・金曜日の正午に出発するツアーは日本語ガイドツアーとなっているので、英語に自身のない方でも安心して参加できます!

【シャングリラ邸ツアー参加方法】